毎日の調理では、フライパンを使っている方も多いと思います。私もそうですが、鍋に比べて作れるメニューも多く、とりあえずフライパンさえ持っておけば安心のイメージがありますね。
ただ一方で、油をたくさん使っても料理がこびりついたり、裏側が焦げやすかったりと悩みも多いもの。もし心当たりがあるなら、フッ素加工フライパンを使ってみると良いです。
今回はフッ素加工フライパンをおすすめ順にランキングでご紹介。ほかのフライパンとの違いについても触れています。
目次
フッ素加工フライパンとは?
まずはフッ素加工フライパンはどんなタイプを指すのか見てみましょう。
フッ素加工とテフロン加工の違い
結論から言ってしまうと、フッ素加工とテフロン加工は同じです。厳密には、テフロンがフッ素加工に使われる成分の1つで、フッ素加工の一部にテフロン加工があるという関係。
なのでフッ素加工フライパンを探していてテフロン加工を選ぶのは正しいですが、反対にテフロン加工にこだわっている場合、ほかの成分を使ったフッ素加工フライパンを選んでしまわないよう注意しましょう。
フッ素加工フライパンはここがすごい!
フッ素加工があると、ほかのフライパンに比べてメンテナンスが楽です。特に本体の焦げを防ぎやすいので、うっかり料理を放置して焦がしてしまったなんて時も、本体へのダメージが抑えられます。焦げに限らず料理がフライパンにくっつくこともないため、卵や衣つき料理もきれいに取れます。
無論ノーダメージとは限らないので、調理中はフライパンの前から離れないように。
フッ素加工フライパンの寿命
実はフッ素加工フライパンの寿命は意外と短く、1年ほどと言われます。フライパン本体は問題なくても、フッ素加工がはがれてしまうので、焦げつきも増え、使いづらくなるんですね。
もし少しでもフッ素加工フライパンの寿命を延ばしたいと思ったら、一手間かけた商品を選ぶのも手。何層にもフッ素加工が施されているタイプや、濃密なコーティングのタイプ、またダイヤモンド粒子を始め、ほかの成分も加わったタイプなどがあります。その分値段は高めですが、安物を何度も買い換えるより、長期的なコスパがよくなるかもしれません。
フッ素加工フライパンの魅力と注意点
フッ素加工フライパンの魅力は焦げにくさ・こびりつきにくさとしましたが、毎回きちんと洗うことが条件。見た目がそれほど汚れていないとか、自分しか使わないからという理由でサボってしまうと、フライパンの表面に残った油や汁が接着剤となり、次の調理でくっつきやすくさせてしまいます。
またフッ素加工フライパンは高温が弱点です。厳密には400度近い温度が必要なので、普通に料理する範囲では問題ありませんが、放置しすぎて空焚き状態にすると高温に達するかもしれません。加えてフッ素加工は高温で有毒ガスとなるデメリットも持っています。加工が取れてしまうだけではなく、私たちにもダメージがくるので、くれぐれも放置はしないように。
フッ素加工フライパンの洗い方
フッ素加工フライパンは、ほかのフライパンや調理器具と基本的には同じ洗い方。しかしフッ素加工が剥がれるのを少しでも遅らせるため、スポンジは強くこすらないなど丁寧さを心がけましょう。
もしフライパン内にソースや油が残っている場合は、先にキッチンペーパーなどで落とすのが吉。冷めて固まってしまった場合は再度加熱すると、力を入れずとも落としやすくなります。
洗い終えたら乾燥です。清潔なふきんで軽く水気を拭き取っておくと、早く乾きます。ふきんを使うときも、ゴシゴシと強くこすらないよう気をつけましょう。
フッ素加工フライパンの使い方
力を加えないようにするのは調理中も同じ。特にフッ素加工よりも硬い金属の箸やフライ返しなどで、フライパンの底をガリガリこするのはNG。フッ素加工がどんどん剥がれていきます。
また高温注意としましたが、フッ素加工フライパンはそもそも強火厳禁です。商品パッケージや説明書などにも記載されていることなので、早く料理を完成させたいときも中火以下に留めてください。強火で行いたい場合は、鉄製のフライパンなど対応している調理器具を購入しましょう。
筆者の一押しのフッ素加工フライパンはこれ!
パール金属 軽わざパン HB-1306
出典: Amazon.co.jp
深型で煮物にも使いやすい
ランキングの前に、まずは個人的なイチオシフッ素加工フライパンをご紹介します。パール金属の軽わざパンから、深めタイプです。ガスコンロのみ対応ではありますが、28cmと大ぶりで、炒め物から煮物までいろんな料理に対応してくれます。
アルミ製であるためか、500gぐらいの軽さも便利。女性やお子さんに料理を手伝ってもらうなんて時でも使いやすいです。ダイヤモンド加工などはないため耐性はそれなり。1つのフライパンを長く使いたい方のみ、注意してください。
フッ素加工フライパンのおすすめ商品ランキングTOP7
ではフッ素加工フライパンのおすすめランキングです。
第7位 i-WANO ホットサンドメーカー
出典: Amazon.co.jp
フライパンにもなるホットサンドメーカー
最初に紹介するのはホットサンドメーカー。直接火にかけるタイプで、蓋を外せばフライパンとしても使えることから選びました。値段や、厳密にはフライパンではないので最下位としていますが、家はもちろんアウトドアでも使いたい方や、四角い形に焼きげたい料理におすすめです。
丸洗いも可能なので、部品を外したり一部を濡らさないようにと気を配る必要もなし。ただフッ素加工が剥がれないよう丁寧さは心がけましょう。
第6位 クックスマーク フライパン 26cm
出典: Amazon.co.jp
IH対応の軽量フライパン
クックスマークのフライパンは、本体がアルミなので軽いのが魅力。またガスコンロのみならずIHクッキングヒーターでも調理することができます。オール家電でフッ素加工フライパンを使いたい場合でも安心。
洗浄も楽ですが、食洗機は使えないようです。フライパンが入るサイズの食洗機でも、丁寧に手で洗いましょう。また本体はフッ素加工ですが、取っ手部分はフェノール樹脂加工であり、耐熱温度が120度ほどと低いことにも注意してください。
第5位 パール金属 軽い フライパン HB-2017
出典: Amazon.co.jp
ダイヤモンド加工つきでより耐性アップ
5位はパール金属のフッ素加工フライパン。ダイヤモンド粒子入りかつ、3層に重ねた強力コーティングが魅力的です。金属の調理器具でもダメージが少ないので、フライ返しやヘラなど金属のものしか持っていないという方にもおすすめ。
本体はアルミ製で300gほどと軽く、使いやすいのもよいですね。機能の割に高額というほどでもないので、コスパも重視したい方はチェックしてみてください。
ただしガス専用フライパンであるため、IHクッキングヒーターには使えないのが弱点です。
第4位 ワコートレーディング フライパン ニューフォア
出典: Amazon.co.jp
1人分に便利な18cmサイズ
20cmを超えるサイズが多いなか、18cmと小ぶりが特徴のフッ素加工フライパンです。ガスはもちろん、IHやハロゲン、シーズなど各種クッキングヒーターに対応しているのもポイント。本体素材はアルミなので、小ささもあってより軽さを感じます。フライパンを動かしながら炒めたり、中身をひっくり返したりの作業が多い方も疲れにくいです。
フライパン本体は真ん中がやや膨らんでいるため、油をしきにくいデメリットも。フッ素加工フライパンは具材がはがれやすく油も少量で済みますが、経年でフッ素加工が剥がれてきたら注意しましょう。
第3位 House Lab ふっ素加工フライパン
出典: Amazon.co.jp
コスパ最強のフライパン
House Labのふっ素加工フライパンはコスパの良さがうり。フッ素加工がいずれ剥がれてしまう消耗品という認識なら、安いにこしたことはありませんね。
その分特別な機能もないので、フッ素加工以外は不要という方に向いています。ただガスコンロ以外にも対応という機能もないため、IHやほかの熱源での調理主体の方は使うことができません。サイズは20cmですが、少し高めでよければ26cmサイズを選ぶことも可能です。
第2位 アイリスプラザ マーブルコートフライパン
出典: Amazon.co.jp
26cmでも片手で楽々
2位はアイリスプラザのフライパンから選びました。IH対応でオール電化のキッチンでも使えます。やはりアルミ製(正確にはアルミ合金)なので700g未満と軽く、26cmという大きさながら片手でも持ちやすいです。ちなみに深底タイプではないものの、広さのため2.5lは入ります。麺類や野菜など茹でる行為が中心でも活躍してくれますよ。
本体はシックなレッドとネイビーの2色から選べるので、見た目も考慮したい人にもおすすめ。
第1位 パール金属 フライパン フォア H-1860
出典: Amazon.co.jp
大きさの割に軽いのがポイント
1位はパール金属の26cmサイズ。2位と比べ、こちらのフッ素加工フライパンは630g程度なので、より軽いのがポイントです。値段もフライパンにしては安いので、短期間での買い替えが必要になるフッ素加工フライパンとしては便利。ただ加工の強化など特別な工夫はされていないので、これだけで何年も持たせようという人のみ注意が必要かもしれません。
グリーンカラーも、キッチンに彩りを添えてくれます。
to buyオフィシャルインフルエンサーおすすめのフッ素加工フライパンもご紹介!
フッ素加工フライパンで毎日の料理も楽しく
]フッ素加工フライパンなら焦げやこびりつきも気にせず使えて便利。
丁寧な利用・洗浄でよりフッ素加工を長持ちさせましょう。購入時は安さで選ぶだけでなく、コーティングの厚みや密度などフッ素加工をよりしっかり行っているかで決めるのもありです。
フッ素加工フライパンでこびりつきの除去という面倒をなくし、料理をより楽しく行いましょう。