iPhoneを購入したあとにまずすることといえば、液晶保護フィルムを貼り、外側に保護ケースを装着する人が多いと思います。
これら保護フィルムや保護ケースは、iPhoneを日常的に使用していく上で、画面を傷や衝撃から守ってくれ、キレイに使い続けることができます。特に、機種の下取りを考えているようであれば、下取り時に状態が良いようであれば高額で買い取りも可能。
今回は、iPhone用スマホ液晶保護フィルムの特徴やおすすめ品について紹介します。
スマホ用液晶保護フィルムの特徴
スマホの画面上に貼り付けるタイプの保護フィルムには、安価な商品から高級モデルまでさまざまなアクセサリーが展開されています。
フィルムの素材から大別すると、PET(ポリエチレンテレフタレート)製素材の商品とガラス製素材の商品に分けられます。
PET製素材のフィルムの特徴
PET(ポリエチレンテレフタレート)素材を使った液晶保護フィルムは、ガラス製フィルムに比べて安価。また、光沢、ブルーライトカット、覗き見防止機能といった付加機能がある製品です。ガラスフィルムと大別して、通常の液晶保護フィルムとして多様に製品化されています。
主なPET製素材フィルムの果たす役割
ブルーライトカット機能があるフィルムでは、スマホ液晶画面から発されるブルーライトの波長
をある程度カットしてくれます。目の疲れや生活のリズムに影響が出るとされているブルーライトの影響を受けないように、軽減してくれます。
光沢機能を採用したフィルムは、液晶画面を透き通るように見ることができ、スマホの画質そのままを体験できます。液晶画面の傷を軽減・防止するほか、スマホ画面の画質を落とさずに楽しみたい人にはこれがおすすめ。
覗き見防止機能付きのフィルムでは、視野角が広くとらているスマートフォンの画面を一定の視野角に制限します。それにより、スマホを利用しているユーザーのみからは画面を見ることができる代わりに、周囲から画面を見ても暗く写り、周囲からの視界を遮ることができます。光沢タイプと比べると、ユーザー自身も液晶画面の表示を暗く感じることがあるかもしれません。
反射防止タイプのフィルムでは、フィルム貼り付け後、液晶画面上に入る込む光りによる反射を抑えてくれます。
太陽光をよく浴びるような外出環境で使用する場合や、蛍光灯が多く光るような明るい環境下で画面を見る際には、通常の状態に比べ反射防止機能により画面が見やすくなります。
この他にも指触りにこだわった機能や、これまで紹介した機能をいくつか組み合わせた様な製品もあります。
ガラスフィルムの特徴
続いては、ガラスフィルムの特徴です。
まず、第一にコスト面で大きな違いがでます。PET製フィルムは1,000円以下で買える商品も多く存在しますが、ガラスフィルムはPET製フィルムに比べて高い製品ラインナップが多いです。
平均的な価格帯としては1,000円〜2,000円前後、高機能を搭載した製品やプレムアムモデルになると3,000円を超えるような製品もあります。
ガラスフィルムは、PET製フィルムに比べて硬度が高いです。ガラスフィルム製品の説明の中に「9H」という硬度表示をよく見かけると思います。これは鉛筆硬度でいうところの9Hで傷が付くというレベルです。8Hまでの鉛筆なら傷が付きません。つまり、日常的な使用をしていく上では9Hを超えるような硬さの傷は、なかなか付かないと思うので、液晶フィルム上を頑丈に守ってくれます。
表面上の硬さだけでなく、衝撃からも守ってくれる耐衝撃性能の高い製品であることも特徴です。
ガラスフィルムの厚さよって耐衝撃性が大きく変わりますが、最近のガラスフィルム製品では薄い商品であっても十分な衝撃性を持ち合わせている商品も増えてきています。
実際に、ガラスフィルムを貼ったスマホを落下させてしまった場合は、画面上に受けた衝撃をガラスフィルムに逃がして吸収し、ガラスフィルム自体が破損します。このようにスマホ画面を保護しています。
また、最近展開されている多くのガラスフィルム製品では、表面上に撥油コーティングが施されてる商品が多く、指触りが滑らかで、指紋などの汚れも簡単にキレイにできます。
さらに、通常の液晶保護フィルムと同じような覗き見防止タイプやブルーライトカットといった多機能性の商品も豊富になってきています。
iPhone用スマホ液晶保護フィルムの選び方
2つのフィルムの違いについて分かったところで、これらフィルムの選び方を簡単に解説します。
利用しているiPhoneの機種に対応した製品を把握
これまでは触れていませんが、一番重要な大前提として、今使っているiPhoneに対応したフィルムでなければいけません。iPhoneは機種によって画面・横幅・縦長さといったあらゆるサイズが異なります。
また、ボタンの位置やフロントカメラ、フロントスピーカーの位置を考慮し、切り欠きや穴が細かく設置されているので、必ず利用しているiPhoneに対応したスマホ用液晶保護フィルムを選ぶ必要があります。
機能性の高い通常のフィルムを選ぶ
フィルムには多機能製を持たせたいと考えているのであれば、通常のPET製フィルムを選択すると良いでしょう。
光沢機能・ブルーライトカット・覗き見防止といった日常生活でも役立つ機能が満載です。また、フィルム自体の価格も安いので入手しやすいです。
衝撃性が高く透明度も高いガラスフィルムを選ぶ
落下等による耐衝撃性能や、画面を見たときの透明度を求めるのであれば、断然ガラスフィルムがおすすめ。価格こそ通常のフィルムより高くなりますが、スマホの高画質画面をそのままみることができ、画質も抜群。
ゲームプレイ、写真、動画といったデジタルコンテンツもスマホ性能そのままにキレイに楽しめます。
筆者が愛用するiPhone用スマホ保護フィルムはコレだ!
Anker KARAPAX GlassGuard
iPhone用のスマホ保護フィルムは他にも豊富!
液晶保護フィルムは機種によってシリーズ展開がある商品とない商品があるので、ここでは、iPhoneの最新機種である「iPhone X」に対応したスマホ用液晶保護フィルムを紹介します。
エレコム 高光沢フィルム PM-A17XFLTG
出典: Amazon.co.jp
アクセサリーブランド大手であるエレコム製品。光沢度の高いフィルムであり、スマホの画面性能そのままに透明度の高い状態で画面を見ることができます。
時間の経過とともに気泡が目立たなくなるエアレスタイプ。表面には指紋防止コーティングが施されているので汚れが付きにくいです。
液晶フィルムの中ではスタンダードタイプの商品といえるでしょう。
エレコム ブルーライトカットフィルム PM-A17XFLBLN
出典: Amazon.co.jp
同じくエレコム製品。
スマホを日常的に見続けるとブルーライトによる体への影響はとても心配です。画面に貼り付けるだけで、ブルーライトを軽減することができ、有害な影響を抑えることができるので、安心して利用できるアイテムです。
さらに、ブルーライトカット以外の機能として、気泡が入りにくいエアーレス構造、光の反射やうつり込みを低減する反射防止機能、指紋が付きにくコーティング加工も施されています。多機能性のある液晶フィルムです。
Spigen ガラスフィルム GLAS.tR SLIM
出典: Amazon.co.jp
iPhone等のモバイル端末アクセサリーブランドとして人気の高いSpigen製品。
表面硬度は9H以上という硬さを誇りながら、薄さが0.4mmという非常に薄い仕上がり。画面貼り付け後もスリムなので全く違和感ありません。エッジ部分は2.5Dラウンド加工が施されているので、指触りもとてもなめらか。
画面貼り付け時には、フィルム両側にウイング部分が付いているので、両手で細かな位置を調節しながらキレイに貼り付け可能。
Patchworks ガラスフィルム ITG 3D Full Cover
出典: Amazon.co.jp
iPhone Xでは内側部分に顔認証に利用するTrueDepthカメラが設置されるノッチと呼ばれる部分が存在するので、各社のフィルムはノッチを避けるように切り欠きのあるタイプが主流です。
このITG 3D Full Coverは、内側カメラ部分はレシーバー部分も含めて全面カバーをしてくれるタイプです。
薄さは0.33mmと非常に薄く、表面硬度は9H以上なのでそうそう傷つきません。
周囲も2.5Dのラウンド加工がされているので、グリップ感や指触りも滑らかです。
画面全部を余すことなく保護したいという人におすすめです。
まとめ
iPhone用のスマホ保護フィルムには、PET製フィルムとガラスフィルムの2種類があります。機能性や販売価格など、各社の製品それぞれに特徴があり、自分の探している商品を探してみましょう。
また、自分の使っているスマホ端末に対応していることは大前提になるので、フィルムを購入するときには必ず対応状況を確認しましょう!
そのなかでも、モバイルバッテリーでもお馴染みの「Anker」が展開するガラスフィルム製品シリーズ「KARAPAX」。
貼り付け後の仕上がりがとてもキレイなことに加え、9Hの表面硬度を誇ることから、日常的に使用するスマホを、毎日の傷や衝撃といったリスクから保護してくれる安心感は大きいです。
表面硬度9Hという耐衝撃性や、撥油コーティングが施されたキレイ透明度はガラスフィルムとしても特徴的な機能。
KARAPAXシリーズの場合、貼り付けるときに、付属の調整フレームを使います。これにより、ガラスフィルムに貼り上がりがキレイで気泡レスに貼れます。
画面上にボタンや、内側カメラがある場合は、フィルムの微妙な位置調整が重要になりますが、付属の調整フレームを利用すると驚くほど簡単に貼れるのです!
高機能なガラスフィルムを探していて貼り付けに自身がない人には、ぜひともオススメしたいアイテムです。