キャニスター掃除機という商品は、古くから慣れ親しまれている従来型の掃除機のことです。
ロボット掃除機やコードレス掃除機の商品が普及してきても、やはり吸引力で商品を選ぶならキャニスター掃除機に限るという声も少なくありません。
キャニスター掃除機の商品には、大きく分けて紙パック式掃除機とサイクロン式掃除機があり、さらに持ち運びに便利な軽量タイプの掃除機などといった商品も増えてきています。
この記事では、用途に合わせてキャニスター掃除機を選ぶときに注意したい商品選びのポイントと、おすすめの10個のキャニスター掃除機の商品をご紹介します。
目次
やぱりキャニスター掃除機は外せない!
掃除機をかける頻度は人によってまちまちで、毎日かける方から、半年以上かけない方など。
住んでいる人数や家への出入りの人数、家にいる時間などによってほこりのたまり方に違いがあります。
コードレスタイプやハンディタイプも人気が高く、ブランドや種類によっては利点が多い商品もあります。
それでもキャニスター掃除機をチョイスするかたが多いことには理由があります。
最近のキャニスター掃除機はヘッドも特殊なものや軽量で小回りが利くもの、吸引力が高いなどがあります。
ハンディタイプやコードレスタイプは手軽なイメージがあるのですが、実際には本体部分にすべてが備わっているため、短時間の簡単な掃除にはもってこいですが、お部屋が広い方などには段々と重く感じてくるでしょう。
キャニスター掃除機は出したり閉まったりが手間なのですが、掃除機をかけること自体には軽くて吸引力が強く、しっかりとお掃除してくれることから根強い人気を保っているのです。
用途別のおすすめキャニスター掃除機
おすすめの商品をご紹介する前に、用途別にみた掃除機の商品選びのポイントをご説明していきたいと思います。
ご自身のご家庭状況と照らし合わせながら、商品選びのポイントを理解していただけたらと思います。
夜に掃除をすることが多い家
まずは夜に掃除機をかけることが多いご家庭の商品選びについてからご説明していきたいと思います。
ひとり暮らしや共働きなどの理由で、掃除機をかける時間帯がどうしても夜になってしまうご家庭がありますよね。
そのような家庭には、ご近所とのトラブルを避けるためにも音が静かな掃除機の商品がおすすめです。
商品の音に関しては、モーター音だけでなく、掃除機のヘッドにも注目してください。
掃除機のヘッドの回転音も意外と音が気になるので、注意が必要ですね。
また、日中に掃除機をかける方でも、賃貸の方などは音の静かな商品を探してもいいかもしれません。
普段は夜に掃除機を使わないけど、うっかりグラスを割ってしまって掃除機をかけたい!といった時にも隣を気にすることなく掃除機をかけることができると思いますよ。
小さな子どもがいる家
そして小さなお子さんや赤ちゃんがいるご家庭の商品選びについて。
赤ちゃんや幼児は、大人よりも低い場所で生活をしています。
ですから、掃除機の排気口から臭いや細かいほこりが出にくいサイクロン式の掃除機の商品を選ぶことがおすすめです。
ただし、サイクロン式の商品で十分な吸引力を保つためには、こまめなゴミ捨てと定期的なフィルター掃除が欠かせません。
商品のこまめな手入れが必要、ということを商品を購入する前にあらかじめ頭に入れておくようにしていただきたいと思います。
ペットがいる家
ペットを飼っていると、抜け毛やえさの食べかすなどの汚れが床に落ちやすく、日頃もまめに掃除しなければなりません。
吸引力も大事ですが、掃除機のヘッドに注目して選びましょう。モーター式掃除機のヘッドが付いていると、絨毯のすき間に入り込んだゴミも掃除機のヘッドによってかき出してくれます。
集めたダニや抜け毛をパックごと捨てられる紙パック式が便利ですが、掃除の頻度が多い場合は、サイクロン式を選んだほうが経済的です。
アレルギー体質の人がいる家
できるだけ排気がきれいな掃除機を選ぶようにしましょう。
排気に細かいゴミが含まれにくいサイクロン式がおすすめです。掃除の頻度が多くなっても、吸引力が落ちにくく、コストパフォーマンスも優れています。
キャニスター掃除機を選ぶときのポイント
最も重視するポイントを絞る
キャニスター掃除機には紙パック式とサイクロン式があり、どちらが一概によいとは言い切れない部分があります。
掃除する場所や頻度によって選ぶことも大事ですが、経済性や利便性など人によって重視するポイントが異なります。
たとえば、紙パックの交換が要らないサイクロン式が経済的でよいと感じる人がいる一方で、使うたびにゴミを捨てるのが面倒だと感じる人もいます。
自走モーター式掃除機のヘッドが便利だと感じる人がいる一方で、掃除機のヘッドが重すぎて商品を使いづらいと感じる人もいます。
どのような点を最も重視して選びたいかという点をはっきりさせることが重要です。
吸引力を正しく理解する
キャニスター掃除機のカタログを見ると、吸引仕事率という数値が書かれています。
しかし、この数値は必ずしも実際の吸引力とは一致しません。つまり、吸引仕事率が大きい掃除機ほど吸引力が高いというわけではないということです。
実際の吸引力は、掃除機のヘッドの造りやフィルターの目詰まり、紙パック本体の抵抗、中に詰まっているゴミの量などによって変わります。
一般的に、サイクロン式のほうが紙パック式よりも吸引仕事率は劣りますが、吸引持続力は高いため、実際の吸引力は高いというケースも少なくありません。
単純には吸引力の比較ができないということを知ったうえで選ぶ必要があります。
重視すべきは掃除機のヘッドの構造
私は、商品選びの際に掃除機のヘッドの構造はとても重要だと思っています。
紙パック式かサイクロン式か、吸引仕事率はどれくらいかということに比べて、掃除機のヘッドの構造は軽視されやすい部分です。
しかし、実際に使い始めると使用感や吸引力を最も左右するのが掃除機のヘッドの構造です。
掃除機のヘッドには、種類があります。それが、ブラシ無しヘッド、エアタービンブラシ付きヘッド、モーター式のパワーヘッドの3種類。
上位機種に搭載されているモーター式掃除機のパワーヘッドは、毛足の長い絨毯でもゴミを取り除けるうえに、フローリングなら拭き掃除を同時に行えるヘッドもあります。
価格やデザイン吸引力だけを重視してはいけません。
意外と見落としがちな掃除機のヘッドの特徴も考慮しながら、商品を選ぶようにしてくださいね。
筆者愛用のキャニスター掃除機をご紹介!
dyson キャニスター掃除機 ball DC46THCOM
出典: Amazon.co.jp
やっぱりダイソン!!
ハンディタイプも人気は高く、持っていらっしゃるご家庭が多いのですが、もうダイソンのキャニスタータイプを使うと手放せなくなります!!
出始めたころは高級で手が出せませんでしたが、今となってはハウスダストアレルギーや小さなお子様、ご老人がいらっしゃるご家庭、ペットを飼っていらっしゃるご家庭には絶対あったほうが良いと使ってみてから思いました。
噂に聞いていた吸引力の強さにいまだに爽快感を感じるほどです。
付属でフトンツール、ソフトブラシツール、フレキシブル隙間ノズルがついています。
ツールでよく使用するのはフトンツールで、布団のハウスダストやほこりを掻き出してくれるので取れたほこりを見ると良く取れたなあと、これまた爽快感です。
後は吸い取ったほこりを捨てることもワンタッチで簡単なのでとっても楽です!
キャニスター掃除機のおすすめ10選
ということでここからはおすすめのキャニスター掃除機の商品をご紹介していきたいと思います。
ご自身のご家庭状況を考えながら、商品選びをするようにしてみてくださいね!
シャープ サイクロン掃除機 ベージュ EC-CT12-C
出典: Amazon.co.jp
まずは人気のシャープから販売されているこちらの商品から。
こちらの商品は遠心分離サイクロンでゴミと空気をしっかり分けて掃除できます。
掃除機のヘッドは風の力でブラシが回転するタービンブラシです。乾拭き機能が付いていて、フローリングや畳の上を掃除するときに活躍します。HEPAクリーンフィルターで細かいほこりも逃しません。
フィルター掃除は、つまみを回すだけでできるので簡単です。グリップハンドルとコンパクトボディーで使いやすさも抜群です。
日立 掃除機 紙パック式 CV-PC9 N
出典: Amazon.co.jp
そしてこちらも人気の日立から販売されている商品です。
こちらの商品は吸引仕事率650Wという強力パワーが売りの紙パック式掃除機です。
ECOこれっきりボタンを使えば、床質を掃除機が判断して、ブラシの回転数や吸引のパワーを自動調節します。自動的に中と弱の切り替えをすることで、最大60%も消費電力を節約できるというエコな掃除機です。小型で軽量、パイプの長さ調節も簡単です。
アイリスオーヤマ サイクロン掃除機 IC-C100-W
出典: Amazon.co.jp
こちらはヨーグルトメーカーなどの様々な人気商品をお手軽に販売してくれるアイリスオーヤマから販売されている商品です。
こちらの商品は紙パック不要のサイクロン式です。ゴミ捨てはボタンをワンタッチするだけででき、ダストカップは水洗いできます。
コンパクトなボディーで持ち運びが簡単。ホースを建てた状態で収納できるので、広い収納スペースが要りません。取っ手の形状が握りやすく、手元でパワー調節も可能です。
2WAY隙間ノズルを使えば、棚の上や狭いすき間もラクラクお掃除できます。
東芝 サイクロンクリーナー トルネオV 掃除機 VC-SG512(R)
出典: Amazon.co.jp
こちらは人気の東芝から販売されている商品です。
こちらの商品の特徴としては、12気筒のサイクロンが、吸引力を低下させるミクロのゴミまで99.9%遠心分離します。
遠心分離ゾーンと圧縮集塵ゾーンの2つのゾーンに分かれた構造が、99%以上という高い吸引力を持続させます。
マイナスイオンで静電気を抑え、Agブラシで菌の繁殖も抑えるイオンカーボンヘッドは、絨毯の奥に入り込んだゴミも掻き出す自走式です。
東芝 サイクロンクリーナー トルネオミニ 掃除機 VC-C3(R)
出典: Amazon.co.jp
そしてこちらも人気の東芝から販売さ入れている商品。
こちらの商品は高い吸引力の持続力が自慢のトルネオの軽量バージョンです。0.5㎍の微細なゴミも99.9%補塵するクリーン排気設計がされています。
商品本体の重さはわずか2.3kg。スリムで軽量なタイプの商品ので、物がたくさん置かれている狭い場所でも通り抜けやすく、本体を手で持ち上げながらでも掃除できます。ダストカップは丸ごと水洗いが可能です。
三菱電機 Be-Kビケイ 紙パック式クリーナー TC-FXG5J-A
出典: Amazon.co.jp
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こちらはエアコンや冷蔵庫などでも非常人気の高い三菱電機から販売されている商品になります。こちらの商品のボディーはコンパクトなのに容量は大きい、紙パック式の掃除機です。
紙パック式ですが、0.5μg以上のゴミは99%キャッチする排気のきれいさが特徴です。握りやすく手首への負担を軽減したかるスマグリップと、かるスマパイプ&かるスマホースで、普段のお掃除が楽になります。かるスマタービンブラシの回転ブラシは丸洗いが可能です。
日立 掃除機 紙パック式 かるパック CV-PC30 R
出典: Amazon.co.jp
こちらの商品は人気の日立から販売されている商品になります。
こちらの商品は掃除機のヘッドに特徴がある紙パック式の掃除機です。
掃除機のヘッドの上部から空気を取り入れてブラシを回転させるジェット吸引スマートヘッドが搭載されています。前後だけでなく左右にも吸引口を設けた4方向吸引機構のヘッドです。
拭き掃除専用のブラシが付いており、フローリングは掃除機をかけるだけで拭き掃除も同時に行えます。紙パックが満杯になっても簡単に取り出せる工夫もされています。
日立 掃除機 紙パック式 CV-VP5 W
出典: Amazon.co.jp
こちらは人気の日立から販売されている商品です。
こちらの商品はスタンダードな紙パック式の掃除機です。
小型で軽量な商品のボディーに、エアー駆動式のヘッドを搭載しています。掃除機のヘッドの吸い取り口の位置は前方と左右です。掃除機のヘッドが90度回転するので、家具と家具の間のすき間を掃除するときに重宝します。
商品のヘッドは水洗い可能です。空気がスムーズに流れる工夫がされているので、ゴミが溜まってきても吸引力が落ちにくいという特徴もあります。
パナソニック 紙パック式掃除機 MC-PK18G-N
出典: Amazon.co.jp
人気のパナソニックから販売されているこちらの商品。
商品の重さは2.9kgという軽量でコンパクトな紙パック式の掃除機です。
吸引仕事率は520W、集塵容積は1.3Lと、パワーも容量も兼ね備えています。
エアロノズル搭載のヘッドは、フローリング掃除向きです。エアダストキャッチャー付きで、床上に浮遊しているハウスダストも捉えます。ダイヤモンドカットのデザインがおしゃれです。
シャープ サイクロン掃除機 プラズマクラスター搭載 EC-QX310-P
出典: Amazon.co.jp
最後は人気のシャープから販売されているこちらの商品!
こちらの商品はHEPAクリーンフィルターを搭載した排気のきれいなサイクロン掃除機です。
排気にプラズマクラスターイオン乗せて放出するため、空気清浄作用も期待できます。頻繁にゴミ捨てが必要なサイクロン掃除機ですが、手を汚すことなく簡単にゴミ捨てできる点にも注目です。
コンパクト設計の本体は2.4kgという軽量。手に持って掃除するときもラクラクです。
高コスパのキャニスター掃除機をご紹介!
アイリスオーヤマ 掃除機 サイクロン2WA IC-CTP2-C
出典: Amazon.co.jp
アイリスオーヤマもの家電製品はおすすめ!!
機能性も充実した商品をそろえているアイリスオーヤマの商品は要チェックです!欲しい家電製品でも手が届かない・・・となればコスパ最強のアイリスオーヤマの商品が出番です!
キャニスター掃除機なのに僅か3.2キロの超軽量!ボディ自体はなんと1.9キロ!階段も楽々です。
サイクロン方式でダストボックスは片手でパカっと開いて下からそのまま捨てられるのでほこりが舞いにくくなっています。付属でホース、伸縮パイプ、床用ヘッド、すきまノズルがついているので細かい場所のお掃除も簡単です。
吸引力が強いのに価格は1万程度なので高コスパ商品としてご紹介させていただきました。
生活スタイルに合った掃除機で快適な生活を!
キャニスター掃除機は、紙パック式もサイクロン式も一長一短あります。
用途によって求める機能が違ってくるので、何を最も重視したいかをよく考えてから選ぶようにしましょう。
特に、キャニスター掃除機を選ぶ際には、掃除機の吸引仕事率が実際の吸引力と必ずしも一致しないということを正しく理解しておく必要があります。いくら吸引仕事率の高い掃除機でも、使い方によっては吸引力が大幅に落ちるので、自分の使い方にあった掃除機を選ぶことが大事です。
また、掃除機のヘッドの種類によっても吸引力が左右されます。どのようなヘッドが搭載されているかにも注目が必要です。さらに、取っ手のつかみやすさや軽さも、毎日使ううえでは重要なチェックポイントになります。