キャンプと言えば友達や家族と一緒にわいわい楽しむイメージでしたが、コロナ禍による密の回避などもあり、1人で楽しむソロキャンプが増えてきています。それぞれが独自にテントを建て、食事から就寝まで自分のみで賄うため、他者と接触する機会を避けられるのがメリット。複数人で出かける場合でも、キャンプの準備は個別に行うケースもあるほどです。
今回は、そんなソロキャンプに注目。キャンプをするにはどんな道具があればよいのか、基本的なものと、あればより便利になる応用編とに分けてご紹介します。これから初めてソロキャンプに挑戦する方はもちろん、複数人でのキャンプで準備を分担していた方も、改めて道具全般を確認してみましょう。
目次
ソロキャンプに最低限必要な道具一式はこれ!
まずは基本編。ソロキャンプにおいて、最低限必要な道具をご紹介します。自分だけで準備するソロキャンプは運搬も基本的に自分のみ。必要なものがなければキャンプ自体ができません。まずは、これだけは必須の商品を覚えましょう。
テント
何といっても大事なのはテントです。キャンピングカーを利用するのでもなければ、キャンプ中の拠点となるのがテント。ちょっとした休憩はもちろん、雨宿りなどにも役立ちます。
テントは利用人数によって大きさが異なるので、コンパクトさを求めるなら1人用、建てた時に快適さを求めるなら2人用程度がおすすめです。また雨風をしのぐのであれば、防水機能のついたテントだとより安心です。防水の仕組みはテントの素材自体が耐水のものや、2重構造になっているタイプなどいくつかあるので、より使いやすい方を選びましょう。
Sutekus テント
出典: Amazon.co.jp
例えばSutekusの1人用テント 。重さは1kg未満で収納バッグ付きとコンパクトにまとめられるのが魅力。本体にはUVコーティングが施されているので、日よけとしても重宝します。反対に天辺はメッシュ素材にカバーをかけた状態で、カバーを外すことでテントに居ながら青空を見ることも可能。
ソロキャンプはもちろん、災害時などいざという時の備えとして持っておくにもおすすめです。Sutekusは2人用も選べるので、快適さ重視の方は2人用もチェックしてみてください。
シュラフ(寝袋)
続いてはシュラフ。テントは素材が薄手ということもあり、少しの休憩はともかく、長時間の就寝には向かないことも。別にシュラフを持っておくと、寝心地もアップしますよ。また天体観測など夜に外へ出ている時も、シュラフを敷くことで防寒になり便利です。
またシュラフ自体もいくつか素材が存在するので、ソロキャンプを行う時期に適したものを探しましょう。頻繁にキャンプに行くことを考えているなら、季節ごとに複数のシュラフを使い分けるのもおすすめです。
LEEPWEI 210T防水シュラフ
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LEEPWEIのシュラフは、防寒と耐水性に優れた商品。中綿たっぷりで、冬のキャンプにも向いています。春から秋にかけては屋外用としてつかうとちょうどよい暖かさです。使用時は大きく開くことができ、初心者でも入りやすい作りになっています。一方使用前はコンパクトに丸めることも可能で、40cm程度まで小さくでき、ソロキャンプでもかさばりにくいです。
耐水性においては丸洗いも可能なので、キャンプから帰ったら洗って干し、衛生面もキープしましょう。
マット
マットはレジャーシートではなく、シュラフの下に敷く道具です(レジャーシートを兼ねる場合もある)。シュラフだけでは姿勢が安定しない、地面の硬さが気になるなどの不具合を、マットがクッション材になることで解消してくれます。
マットのクッション性は空気を入れることで作るタイプや、ウレタンフォームなど弾力ある素材を使ったものなどバリエーション豊富。空気タイプは現地で入れればよいのでよりコンパクトにできますが、空気入れを使う手間や労力が発生するので、どちらを重視するかで素材ありきのタイプと使い分けましょう。
キャプテンスタッグ キャンプマット 1人用 M-3318
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キャプテンスタッグのマットはEVAフォームを用いた折りたたみタイプ。厚みは2cmほどもあるので、レジャーシート代わりに直接座ってもOKです。折りたたみ時はおよそ14分の1になり、運搬もコンパクト。また一部だけを折り畳むことで枕代わりにすることもできます。頭の部分が高くないと眠れないという方にもおすすめです。
テーブル
休憩時はもちろん、飲食の際に欠かせないのがテーブルです。キャンプは自炊が基本ですから、材料をカットする作業台としてもテーブルは必須。サイズは色々ありますが、ソロキャンプは自分のみであることや、コンパクトさ重視を踏まえてか、テーブルも低いタイプが好まれています。ローテーブルは背の高さや腰の位置と言った使いやすさに左右されにくいので、購入で失敗しにくい点も魅力ですね。
Linkax アウトドアテーブル
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ローテーブルの1つがLinkaxの商品。高さはわずか32cm、約40cm四方の広さがあります。重さも1kgない小さいボディですが、耐荷重は30kgもあり、飲食品や調理器具などをまとめて乗せても安定してくれるのが魅力。脚の先には滑り止めが施されており、屋外の利用を考えて作られています。
またテーブルの天板は防水。また6枚の細長い板を並べた形になっており、板の1枚1枚を分解してコンパクトに収納することも容易です。
チェア
テーブルを用意するならセットで欲しいのがチェア。中にはセット品として販売されている商品もありますが、セット品はある程度サイズなどが決まっているので、より自分に見合ったチェアを探すなら別々に用意するのも手。キャンプチェアではなく、アウトドアチェアで探すとより多くの道具が見つかります。
テーブルがローサイズであるなら、チェアもローサイズ、テント内でも使うなら座椅子タイプもおすすめです。
キャプテンスタッグ アウトドアチェア UC-1700/UC-1810
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マットと同じキャプテンスタッグのチェアです。座面の高さはわずか15cmほどで脚を伸ばして座りやすく、姿勢がリラックスしやすいところもポイント。反対に奥行きと高さは大きく取られているので、深く腰掛けたり背中を預けることも容易です。耐荷重は80kgほどとやや少なめなので、体格の良い方は注意しましょう。
収納時はゴルフバッグのような専用ケースも容易されており、肩に掛けて持ち運べます。
ランタン・ヘッドライト
続いてのランタンは、夜間の灯りとして欠かせないアイテム。本体はもちろん、明かりの点き方がおしゃれなランタンも、ムードがあっておすすめです。ただしテント内は火気厳禁ですから、電気を利用したタイプのランタンや、ヘッドライトなどを代わりにしましょう。
ヘッドライトは頭に装着すれば手ぶらになるので、手に持つ荷物を減らしたい時やランタンの置き場所がない場合にも重宝します。無論どちらか1つではなく、状況次第で2つを使い分けるのも便利。
ジェントス LED ランタン エクスプローラー SOLシリーズ
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ジェントスのランタンはLED電球による発光のため、テント内でも使えます。キャンドルモードと呼ばれる、ろうそくの火のようにゆらめく機能が搭載されており、本物の火を使っているかのような臨場感は魅力的。またビルトインフックを活用すれば、吊り下げて使うこともできます。
最大14時間点灯し、防滴性も備えているので昼でも暗い曇天時などにも最適です。電力は単三電池6本。夜間の利用であれば1、2泊なら交換不要、3泊以上する場合は適宜用意するか、充電池と充電器で荷物を抑えるのも手です。
バーナー・ライター
原始的な火起こしはロマンがあっていいですが、自然を満喫するなら手っ取り早くバーナーで火をつけてしまいましょう。バーナーは携帯ボンベに取り付けるガスバーナーのほか、アルコールランプのようなアルコールバーナーなどがあります。ガスバーナーの方が初心者向け、またミニコンロのような形状の商品もあり、小さなフライパンなどをそのまま調理することも可能です。
またコンパクトさを重視するなら、ライターでも十分。バーナーに比べると火力は弱く、焚火など全体に火が回るまでに時間がかかることもありますが、100円ライターなどコスパがよい商品も多く、荷物を減らしたいなら検討の余地ありです。
トーチバーナー ガスバーナー
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トーチバーナーのガスバーナーは、ガスボンベに取り付けるヘッド部分のみのシンプルなタイプ。ゆえにもしキャンプ地でガスボンベを調達できるのであれば、その分荷物を減らすことも可能です。炎は最大1300度まで出すことができ、900度から調節も行えます。調節は後部にある調節ボタンを回すだけでOK。後はスプレーのように、点火スイッチを押すだけで着火できます。
火をつけるほか、料理に焼き目などを付けたい時にも便利です。
ストーブ
冬場のソロキャンプなら、こちらも必需品となるストーブ。キャンプで暖を取るなら焚火のイメージですが、焚火は常に木を足さなければいけませんし、広範囲を温めてくれる反面、ピンポイントでこちらに熱が伝わるかというとそうでもありません。しっかり暖まりたい時は、別途ストーブを持って行きましょう。
CANWAY ウッドストーブ
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CANWAYのウッドストーブは、コンロや焚火台としても役立つ商品です。兼役できる道具を使うことで荷物全体を抑えるのも、ソロキャンプでは便利な手段。折りたたみ式でもありますから、持ち運びはよりコンパクトにできます。2次燃焼と呼ばれる仕組みを利用しており、少量の小枝でもしっかり炎を出してくれます。
コンロとしては五徳付きで、フライパンなどを乗せられるほかバーベキューができる網状のモードも搭載。大きなバーベキューセットが不要ならばこのストーブでも十分です。
マグカップ
これ必要なの?と思うかもしれませんが、マグカップもソロキャンプには欠かせない道具です。一般的なマグカップも保温性能は高めですが、キャンプなどアウトドア用であればより機能はアップ。寒い屋外でも冷めにくい保温性に加え、直火対応や蓋つきなど、調理の手間を省ける要素も多いです。
機能性重視ならステンレスやチタンですが、ホーロー製など見た目にこだわったマグカップもあり、普段使いと兼ねるのもおすすめです。
WAQ チタンマグカップ WAQ-TM1
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蓋つき、直火対応のチタン製マグカップなら、使い勝手も良くソロキャンプでも活躍してくれます。容量は450mgと、ちょっとしたペットボトル並みで、ドリンクはもちろんスープ容器としてもおすすめ。またマグの内部には目盛り付きの凹凸があり、計量カップ代わりとしても役立ちます。
蓋にも一工夫あり。蓋の中央には摘まみがあるのですが、倒れてしまわないようロック機能が備わっています。摘まみが倒れてしまうと、熱々マグの場合蓋に指を触れさせなくてはならず、火傷のリスクがありますよね。摘まみがしっかり立っていれば、熱も気にせず使えます。
クッカー
続いてはクッカー。クッカーとは、いわばミニサイズの鍋やフライパンの総称で、キャンプ中の調理で使います。バーナーなどで触れたミニコンロでも使えるサイズであり、一般の調理器具に比べて小ぶりなので携帯性も高いのが特徴。特に1人分でよいソロキャンプにおいては、小型のクッカーが重宝します。
クッカーによってサイズはもちろん、底の深さや素材などが異なるので、どんな料理を作りたいかで選ぶとよいでしょう。基本的には普段の料理と同じで、炒め物なら浅型、煮込みや茹で料理なら深型が向いています。
スノーピーク コッへル・クッカーセット トレック SCS-008
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スノーピークのクッカーセットは、深型のコッヘルと浅型のクッカーが1度に手に入る商品。両者を重ねてコンパクトに収納できるのも魅力です。コッヘルはマグボトルの代わりとして使うのも◎。コッヘルは容量900mlと多く、パスタなら2人分を同時に茹でられるサイズ。容器サイズも大きく、中に小さめのガスボンベや缶詰などを入れることで、収納時のかさばりを減らすこともできます。
ナイフ・カトラリー・まな板
食材をカットしたり、実際に食べる際に必要なのがカトラリー。使い捨ての割りばしなどを持って行くのもありですが、その都度購入すると意外とコスパがかかります。使いまわせるカトラリーであれば長期的なコスパもよく、自然に優しいというポイントも。洗うのが面倒なのであれば、汚れに強いチタン製のカトラリーがおすすめです。
まな板はカトラリーに含まれにくいので別途購入する必要がありますが、ナイフはカトラリー・まな板どちらともセットになりやすい道具。カトラリーセットとまな板・ナイフセットで、道具が被らないようにするのも、荷物を節約するコツです。
ユージャック 折りたたみ式 シングル ステンレス カトラリー セット
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ユージャックのカトラリーセットは、折りたたみ式のスプーン、フォーク、ナイフに分解された箸の構成。折りたたみゆえコンパクトであり、収納袋つきでまとめやすいのが特徴です。折りたたみの3種は、しっかりロックをかけることで、使用中に戻ってしまうのを防ぎます。
収納袋はメッシュ素材で風通しがよく、洗ったカトラリーは袋に入れた状態で乾燥させれば、どれか1つを無くしたり忘れて帰ってしまうリスクもありません。
これがあればより快適なキャンプが出来るグッズもご紹介!
続いては、必須ではないけれど、あるとより便利な道具編です。荷物に余裕がある時や、ソロキャンプのスタイル次第で以降の商品も取り入れてみてください。
焚き火台
焚火は大変とはいうものの、やはりムードやロマンを堪能したい方もいることでしょう。そんな方におすすめなのが焚火台です。1から櫓を組んだり手間をかけなくても焚火が楽しめます。木だけを積み上げるのではなく炭を利用したり、コンロやバーベキュー台などの代わりを兼ねられる焚火台もあるので、バーナーやストーブなどの役割も鑑みて、取捨選択すると荷物の節約にもつながります。
APDEX コンパクト一秒で組立 焚き火台
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焚火台はしっかりしたタイプほど組み立てが大変ですが、APDEXのコンパクトタイプなら別。わずか1秒で組み立て・収納ができるほどのスムーズさが魅力です。収納時は天板をメインとした厚めの板のようになっており、脚など下のパーツが折りたたまれています。開閉時、両サイドを握って中身を落下させれば、自然と焚火台として組み立てられる仕組みです。
両サイドにはトングなどを置けるトレー部分もあり、テーブルが荷物でいっぱいという時や、一々テーブルまで移動して置くのが手間でも安心です。
タープ
タープは、テントのさらに上にかける大きな布。雨風や強い日差しを避けられるため、悪天候になってしまってもタープの範囲内であればテントから出て過ごせますし、テントにそれらの耐性がない場合にも安心です。
タープは広げた形で様々なタイプに分かれ、初心者向きな六角形やコンパクト重視の菱形、日よけの範囲を広くしたい四角形などがあります。ソロキャンプの過ごし方次第では、簡易設営タイプなどより手軽なタープも便利です。
Free Soldier ヘキサタープ
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Free Soldierのタープは六角形。ブラウンやカーキなど落ち着きのあるアースカラーが中心ですが、オレンジのような鮮やかな色も選べます。耐水圧3000m、210T防水ポリエステルを採用し雨に強いほか、紫外線対策も可能。出し入れもしやすく、設置は専用のペグとロープによる簡単なもので、1人でも行いやすいです。
キャンプ上級者の方であれば、より自分向きの張り方もできるなどアレンジしやすい点も魅力です。
クーラーボックス
クーラーボックスも、ソロキャンプにあると便利な道具です。特に夏場は、飲料などを冷えた状態でキープできますからより快適に過ごせます。ただいたずらに大きくてもかえって邪魔になってしまうので、必要な分だけ入るサイズのクーラーボックスを優先しましょう。目安量としてはソロキャンプ1泊あたり30Lほどです。
どうしても大きなクーラーボックスになってしまう場合は、取っ手が持ちやすいタイプやキャスター付きなど、運びやすい機能を取り入れた商品が便利です。
キャプテンスタッグ クーラーボックス シエロ
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キャプテンスタッグのクーラーボックスは、11.5度以下の保冷効力がある商品。容量はおよそ22Lで、ペットボトルなら縦に17本ほど入れることができます。耐冷は-10度、耐熱も80度までなら可能です。
また保冷剤の併用でより効率を高めることもできます。長時間中身を出せない場合や、クーラーボックスを日陰におけない場合に活用しましょう。キャプテンスタッグ製品はもちろん、市販の保冷剤でも800g前後のものを1つ使うのがおすすめ。大きなハンドルや、ワンプッシュで開閉できるスイッチも使いやすいです。
ホットサンドメーカー・スキレット
調理のサポートになるのが、ホットサンドメーカーやスキレット。ホットサンドメーカーは電気式のタイプも有名ですが、キャンプでは直火式だと火にかけられて便利です。またスキレットは、簡単に言うと鉄製のフライパンです。クッカーよりも大きな器具で焼きたい場合や、鉄ならではの焼き加減が好みという方に向いています。
キャンプ用と銘打っているホットサンドメーカー・スキレットはあまり見ないので、市販品の中からソロキャンプでも使いやすいサイズを探しましょう。取っ手の大きさや内容量、好みの料理を作れるなど、どれを優先するかも考えておくと購入もスムーズです。
下村企販 ホットサンドメーカー ガス火専用 20415
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下村企販のホットサンドメーカーは、食パンの耳も一緒に挟めるのが特徴。ホットサンドメーカーによっては、耳を切り落とさないといけないタイプもあるので注意しましょう。また真ん中で半分に分かれる焼き方も特徴。左右それぞれに別の具を入れて挟むこともできますから、2つの味のホットサンドを1回で作れます。少しの量で様々な具材を楽しみたい方にもおすすめです。
カセットコンロ・バーベキューコンロ
普段と同じような調理がしたいという方なら、コンロもあったほうが便利でしょう。ストーブや焚火台など、必須アイテムの中に代替品となるものはいくつかありますが、簡易的な分、初めてだと火加減に迷ってしまうことも。特にカセットコンロは、大きさや使い方が家庭用コンロと似ていますから、いつもの感覚で使いやすいです。
一方バーベキューコンロは、バーベキュー台をメインとしたコンロ。コンロに直接食材を乗せられるので、フライパンなどを持ち込む手間が省けます。
キャプテンスタッグ バーベキューコンロ M-6500
出典: Amazon.co.jp
六角形が特徴のキャプテンスタッグ製バーベキューコンロは、大きさの割にコンパクトに収納できてしまうのが魅力。収納バッグもついており、50cm四方、厚みも6cmほどまで小さくすることができます。コンロは本体とスタンドの2タイプに分かれており、組み立てもそれぞれを作った後、重ねてセットするだけ。初心者にもおすすめです。
また1台3役として、バーベキューコンロのほか、ダッチオーブン(を入れる機材)や焚火台としても活躍。様々な料理やソロキャンプライフに合わせやすい商品です。
コット
続いてのコットとは、簡易式のベッドのこと。シュラフを出すほど長時間は寝ないし、かといってマットだけではなんだか寝心地が良くない。そんな時に便利な道具です。折りたたみ式で持ち運びもしやすいので、ソロキャンプにも向いています。
特徴としては、組み立てた時の寝台の位置によってハイコットとローコットに分かれること。ローコットは万一落ちても高さがないので安心ですし、ハイコットは立った状態でちょうどよい位置にくることから、荷台替わりに使われることもあります。
Moon Lence キャンプコット
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Moon Lenceのキャンプコットは、ロータイプの1つです。グレーとオレンジの2色から選べます。耐荷重が160kgもあるので、体格の良い方や重い荷物を乗せても壊れにくいのがポイント。また防水性能や通気性も備えており、季節・天候を問わず使えます。サイドには小さなポケットがあるので、スマホやカメラなどを入れておくのに便利です。
コット本体は、支柱などのパーツとシーツのような布部分とに分かれており、収納もとてもコンパクト。片手で持てるほどの小ささまで丸めることができ、専用のキャリーバッグもあるので持ち運びも楽です。
ペグ
最後はペグ。テントなどを固定する器具ですから、必需品とも言えますね。ただテントなどには大抵専用のペグが同梱されており、ここでご紹介するのはより快適さを追究するための商品と言えます。
同梱品のペグは既にサイズなどが決められているので、使用者やキャンプ地の状況などによってはかえって使いづらいことも。そんな時に備えて、別途ペグを用意しておくことで、臨機応変に対処できます。ペグも先端の形状など、いくつか種類があり、柔らかい砂地向けから硬い土壌向けまで様々なので、キャンプ予定とテントに備え付けのペグは相性が良いか、チェックしてみましょう。
Boundless Voyage チタニウム合金テントペグ
出典: Amazon.co.jp
Boundless Voyageのテントペグは、地面が硬い場所に向いた商品。また風を受けやすいタープ用のペグとしても使いやすいです。長さは15cmほど、重さは約5gと軽量型でもあり、複数本持参しても負担になりにくい魅力もあります。短さ、細さの割に素材がしっかりしていて、折れや曲がりにも強く、簡単にはへたれません。
よほどの負荷をかけるか、使う場所が柔らかい砂地などでなければ、抜けずにしっかり役割を果たしてくれます。
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必需品を揃えてソロキャンプを楽しく過ごそう
ソロキャンプは全て自分1人で行うため、道具を忘れるとカバーしにくいのがデメリット。ゆえに、初心者の方は十分注意し、キャンプにおいて何が必要なのかを確認しておきましょう。キャンプでの過ごし方次第では、あると便利な道具の方がより必要と感じることもあるので、繰り返す中でその都度追加や入れ替えをしていくと、より自分にぴったりな道具が見つかります。
自分のソロキャンプに必要な道具を見極めて、大自然での充実した1日を過ごしてください。