スマートフォンやタブレット端末の通信には必ずSIMカードが必要。
普段、ドコモ・au・ソフトバンクといった大手キャリアを利用している人にとっては、さほど触れる機会はないかもしれませんが、通信料金が大手キャリアの半額以下になる格安SIMを利用している人にとっては、その安さから複数枚SIMカードを持っているという人も少なくありません。
現在のスマホ端末やタブレット端末で主流となっているnano SIMカードは、サイズが非常に小さいです。また、複数枚持っていると見た目も同じことから、どのSIMカードがどのものなのか判別も付きにくくなります。
そこで複数枚のSIMカードを利用している人におすすめしたいのが「SIMカードケース」です。
目次
SIMカードが増えてくると管理が大変
大手キャリアではなく、格安SIMというのは大変便利で使い勝手の良いもの。
月々1,000円台でスマートフォンの通信を利用できるというのはとても魅力です。
特にスマートフォン2台持ちやタブレット端末の利用を駆使している場合には、複数台の通信費用をできるだけ抑えるためにすべて格安SIMで運用しているなんてこともあるでしょう。
また、海外旅行や海外滞在をする時に、現地のSIMカードを利用する場合、日本で使っていたSIMカードを一時的に保存しておく必要があります。
このような場面ではSIMカードの所持枚数が増える傾向にあります。
SIMカードは見た目が全く同じものであり、複数枚持っているとどれがどのSIMカードであったかわからない・・・と区別することが難しいです。
一応、SIMカードには個別のIDが刻印されていますが、数字とアルファベットの羅列なので、どれがどれなのか覚えるということは困難。
さらに、ICチップ部分は精密機器に部類するデリケートなものなので、丁寧に取り扱う必要があり、普段の保管方法を整えておく必要があります。
そこで、便利になるのが「SIMカードケース」です。
複数枚のSIMカードを一般的なカードサイズのケースで簡単に持ち運びができるので、外出先にも気軽に持って行ける便利なアイテムです。
SIMカードケースの選び方
SIMカードケースにも色々と特徴があります。SIMカードケースの選び方やポイントを押させておきましょう。
収納できる枚数
SIMカードを収納できる枚数は、SIMカードケースにとっては重要なポイントです。手持ちのSIMカードから現在利用している端末に挿しているSIMカードの枚数を引いたものが、保管に必要なSIMカードの枚数となります。
例えば10枚のSIMカードを持っていて、3台の端末にSIMカードを挿入しているのであれば、実質7枚分のSIMカード収納スペースが必要になるという計算です。
所持しているSIMカードの枚数が多い人は、SIMカードの枚数が増える傾向にあると思うので1枚から2枚程度予備を考慮した収納枚数のSIMカードケースを選択すると良いと思います。
対応しているSIMカードサイズ
SIMカードのサイズには、標準SIM、micro SIM、nano SIMという3つのサイズが存在します。
現在、市場で販売されている端末のほとんどがnano SIMを採用していますが、海外製の端末であったり、昔使っていた旧端末においては、micro SIMや標準SIMを採用しているものもあります。
これから先の将来のことを考えると、nano SIMからSIMカードサイズが大きくなることは考えにくいですが、現在、micro SIMや標準SIMを利用している人は、これらのSIMカードサイズにも対応したケースを選ぶと無難です。
リリースピン収納の有無
利用している端末のSIMカードを変える時にどうしても必要になるが、リリースピンを使った入れ替え作業です。
SIMカードとリリースピンは切っても切れないセットアイテムであり、特に複数枚のSIMカードを持っている人からすると、必ず持ち歩きたいアイテムです。
SIMカードケースの中には、リリースピンを収納できるスペースを備えているものも多いので、1つの選ぶ指標になります。
SDカードが収納できるようなケースも
SIMカードだけでなく、ほかのアイテムを収納できるようなSIMカードケースもあります。
代表的なものであれば、SDカードの収納ケース付きのものです。
一眼レフカメラを使って写真や動画撮影を多くする人にとっては、予備のSDカード持ち出しも欠かせません。
SIMカードと一緒にSDカードも持ち歩ければ、一石二鳥で便利ですね。
筆者おすすめのSIMカードケースはコレ!「BlueCraft SIM microSDカード収納用アルミケース」
他にもまだある!おすすめのSIMカードケース
JAPAEMO SIM変換アダプタ付きSIMカードケース
SIMカードケースの中に、nano SIM1枚とmicro SIM1枚を収納することができます。
収納できるSIMカードの枚数は少ないかもしれませんが、このケース最大の特徴は変換アダプタが付属しているということ。
SIMカード変換アダプタは、持っているSIMカードのサイズを変えて使用できる便利なアイテムです。
例えばnano SIMを持っている場合、変換アダプタにセットすることにより、micro SIMや標準SIMとして使うことができます。
国内ではnano SIMが主流ですが、海外製のSIMフリー端末では、micro SIMサイズを利用するような端末もあります。このような場合でも変換アダプタを使うことにより、現在のMVNOの契約を変える必要もなく、そのまま通信利用できます。
もちろん、リリースピンの収納スペースもついているので、SIMカードに必要なアイテムが揃っているセットです。
収納ケースの中には、micro SDカードを1枚収納できるスペースもあります。
出典: Amazon.co.jp
MYTK SIMカード収納用アルミケース
SIMカード収納ケースに加えて、SIMカード変換に必要なアダプタやリリースピンがセットになった2段ケースです。
紛失しやすい小さなSIMカードもこのケースに収納しておけば、紛失防止に役立ちます。
収納できるSIMカードは、標準SIMが2枚、micro SIMが2枚、nano SIMが2枚の計6枚。持っているSIMカードサイズを問わず保管できるコンパクトなアイテムです。
アルミ製のカラフルな変換アダプタも付属。通信利用している端末のSIMカードサイズを選ばずに利用できます。
本体もアルミ製で出来たケースなので、軽さはもちろん、日常的な衝撃からもしっかりと保護してくれます。
出典: Amazon.co.jp
BlueCraft nano SIMカード収納用アルミケース
スマホやタブレット端末で主に使用されているnano SIMをたっぷりと収納できる収納ケースです。
保管できるnano SIMの枚数は12枚。さらにリリースピンの収納スペースもあります。
本体はアルミ製のケースで、軽さと頑丈さを兼ね備えた安心なケースです。
国内MVNOの複数SIMや海外プリペイドSIMカードが増え続けるような人にもおすすめなアイテムです。
出典: Amazon.co.jp
KitMall SIMカード収納アルミケース
名刺サイズのSIMカード収納アルミケースです。
収納できるSIMカードは、標準SIMが2枚、micro SIMが2枚、nano SIMが2枚の計6枚です。SIMカード収納スペースにはリリースピン収納スペースも設けられています。
さらに、SIMカード収納スペースだけではなく、仕切りを隔ててSDカード収納スペースも搭載。
こちらには、micro SDカードが4枚、標準SDカードが2枚で計6枚のSDカードを収納可能。
SIMカードだけでなく、SDカードも持ち歩きたい人にはおすすめなアイテムです。
出典: Amazon.co.jp
まとめ
SIMカードの枚数が増えてくるとSIMカード自体の保管が非常に重要です。SIMカードは精密機器なアイテムなので、しっかりとしたケースでの保管がおすすめです。また、その小ささゆえ、紛失がおきてしまうこともあるかもしれません。MVNOによっては解約時にSIMカード返却が必要になる場合もあるので、普段の保管はしっかりしておきたいところ。
MVNOを多く利用している人や、海外でのSIMカード利用が多い人は、ぜひともSIMカード収納ケースを活用してみてください!
さすがにここまでSIMカードを持っているという人はあまりいないかもしれませんが、これだけ枚数が多くなると管理も保管も大変ということで、SIMカードケースを愛用しています。
SIMカードの保管に使用しているのが、BlueCraftというブランドの「SIMカード収納用アルミケース」です。
このケースは何といっても収納枚数の多さが特徴。
両開きのカードケースそれぞれの側に、nano SIM12枚、micro SIM2枚、標準SIM4枚という合計18枚ものSIMカードを収納することが可能な大容量ケースです。
さらにリリースピンの収納スペースもしっかり付属しているので、SIMカードの入れ替えもこのケース1つさえあれば完結します。
個々のSIMカード収納スペースは丁度よい大きさに作られ、SIMカードを少し食い込ませるような構造になっているので、SIMカード収納スペースに入れたあとも簡単には落ちません。nano SIMはサイズが非常に小さいので、紛失が気になるかもしれませんが、この収納スペースの構造なら安心です。
左右両側のSIMカード収納スペースを隔てるように1枚のアルミの仕切り板が採用されています。
SIMカード判別が難しいので、筆者の場合はここにシールで各MVNOの名称を貼り付け、どのSIMカードがどのMVNOのものなのか分かりやすいように使っています。
収納ケース全体のサイズはカードケースサイズなので大きさもコンパクト。本体素材はアルミで出来ているので、素材の耐久製があるだけでなく、重さもほとんど感じません。
MVNOの利用や海外出張で、どんどん枚数が増えてしまうSIMカードも、このケース1台あれば万全に備えられますよ!