個人用の傘ではなく、大人数の雨除け・日除けとして知られるパラソル。今回は重量がある分安定して使えるガーデンパラソルや風に強いガーデンパラソルについて、選び方やおすすめランキングをご紹介します。
目次
ガーデンパラソルの選び方のポイント
ガーデンパラソルはビーチパラソルに比べると重さがあり安定すること、おしゃれなタイプも多く人気ですが、構造や機能は様々です。
タイプで選ぶ
ガーデンパラソルのタイプ①スタンダードタイプ
まずはパラソルのタイプ。スタンダードはマーケットパラソルとも呼ばれるタイプで、穴の開いたガーデン用のテーブルに挿して使います。次の自立式のように、何もない場所に立てることはできません。テーブルの中央を覆ってくれるので日除けは均等ですが、テーブル上にものが置きにくくなる点にも注意。反面デザインや価格帯などは豊富で、予算や好みに合わせやすいです。
ガーデンパラソルのタイプ②自立式タイプ
パラソル自体にスタンドがあり、支えを不要とするのがこちらの自立式です。スタンドから伸びる支柱の先端にパラソルがぶら下がっている形が多く、パラソルの真下にテーブルを置いても邪魔になりません。テーブルに限った話ではなくレジャーシートなどを敷いてもOKです。ただあくまで自分自身で支えなくてはいけないため、強風など悪天候の際は倒れないよう気を付けましょう。
ガーデンパラソルのタイプ③三層式タイプ
最後はちょっと変わった三層式タイプ。全体の形状はスタンダードが多いですが、傘の部分が名前の通り3枚重なったデザインをしています。1枚1枚の間には隙間があるため風を通しやすく、夏場など傘部分が熱くなりすぎず快適になるほか、強風への耐性があるタイプです。
猛暑には嬉しいパラソルですが、数が少なくデザインや価格、ほかの機能など限定されてしまうため、ほかにも欲しい特徴がある場合は優先順位を考えましょう。
パラソルの開閉方法で選ぶ
ガーデンパラソルの開閉方法①クランク式
ガーデンパラソルをハンドルで開閉するのがクランク式です。ハンドルを回せばその分傘の部分が広がり、あるいは畳まれていきます。人を選ばず開閉ができるため、初めてガーデンパラソルを使う方にもおすすめ。強いて言えば収納時、ハンドルの大きさや向きで凹凸ができる可能性があるのがデメリットでしょうか。
ガーデンパラソルの開閉方法②プッシュアップ式
いわゆるジャンプ式の傘に近いタイプがこのプッシュアップ式。ジャンプ式の傘はボタンを押せば一気に開きますが、プッシュアップ式のガーデンパラソルの場合は、ボタンを押している間、徐々に開いていくイメージです。ただクランク式に比べて、直径の大きいパラソルは開閉に手間がかかるデメリットあり。ハンドルがない分コンパクトですが、手早く開閉したい時は注意しましょう。
紫外線対策にUVカットできる素材
日除けで気になるのが、紫外線も遮断できるのかでしょう。お肌を気にする方にとっては、日陰は作れても紫外線は素通しだとあまり意味がないはず。ガーデンパラソルには紫外線をカットできるタイプもあります。特におすすめなのが、UVカット率を表示しているもの。%で示しているので、徹底するなら99%以上が望ましいです。
そこまでこだわらないけどあったら嬉しいという方も、傘部分の色が濃いガーデンパラソルにするとUVカット率が高まリますよ。
支柱の素材で選ぶ
アルミ
支柱の素材はアルミがメジャー。重いと言われるガーデンパラソルでも、比較的持ち運びしやすいです。ただ軽さの分傷などダメージを受けやすいので、粉末塗装などのコーティングが施された支柱をおすすめします。
天然木
もう1つ代表的な支柱の素材が天然木。木材ならではのおしゃれなデザインが魅力で、カフェのオープンテラスのような気分が楽しめます。ただ一口に木材と言っても、どんな木が使われているのかはパラソル毎に違います。好みのデザインを優先するか、耐久面を重視するか、用途や使用頻度に応じて決めましょう。
広げたとき・収納時のパラソルのサイズをチェック
ガーデンパラソルは日除け目的と考えると、大きいに越したことはありません。ですが大きすぎると畳んだ状態でもかさばるので、収納時に困ってしまうことも。使用状況に合わせたサイズ選びも大切です。例えばスタンダードタイプなら挿すテーブルをきちんと覆えるか、あるいは目安とされる人数で選ぶのもおすすめ。テーブルに着席できる人数や、家族の人数など、利用シーンを想定して選びましょう。
機能に注目
角度調節機能
その他の機能では、角度調整機能が便利。チルト機能とも呼ばれ、ガーデンパラソルの傘部分の傾きを変えられます。1日中パラソルの下で過ごす時など、日の傾きに合わせて使えば、日差しや紫外線もより防ぎやすいです。パラソルによって調整段階数や調整方法(ハンドル付きなど)が異なるので、使いやすいものを探しましょう。
撥水加工されているものなら雨でも安心
傘部分に撥水加工が施されているガーデンパラソルもおすすめです。雨除けとしてガーデンパラソルを求めている方はもちろん、通り雨など突然の天候変化でも、パラソルがダメージを受けにくくなります。あくまで撥水加工は付加機能の1つであり、全てのガーデンパラソルに備わっているわけではない点、お忘れなく。
【風に強い】ガーデンパラソルおすすめ人気ランキング8選
ではここから、おすすめのガーデンパラソルランキングです。
第8位 あづまや ガーデンパラソル RKC-529NA
出典: Amazon.co.jp
サイズ | 294×300×262cm |
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素材 | アルミ(粉体塗装)、ポリプロピレン |
タイプ | 自立式 |
開閉方式 | クランク式 |
UVカット | × |
撥水加工 | × |
角度調節機能 | × |
テーブルを邪魔しないスタンド付きタイプ
まずはあづまやの自立式ガーデンパラソルから。30cm四方の大きなパラソルで、サイドから吊り下げるタイプなので、大きなガーデンテーブルにももってこいです。1人で涼む方はもちろん、家族や友達など大人数で利用したい方におすすめです。
ただ防水性能は支柱部分のみのようで、傘の部分にはついていない点に注意しましょう。機能はシンプルですがカラーはナチュラルの他、ブルー系が2色にグリーンと4パターンから選べます。
第7位 不二貿易 ハンギングパラソル 38163
サイズ | 244×306×243cm |
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素材 | アルミ、ポリエステル、鉄 |
タイプ | 自立式 |
開閉方式 | クランク式 |
UVカット | × |
撥水加工 | × |
角度調節機能 | 〇(90段階) |
1日中パラソルの下で過ごしたい時に
7位に選んだハンギングパラソルは、90段階と細かい角度調整ができる自立式。スタンドごとパラソルを移動させる手間が省けるので、長時間パラソルの下で過ごしても、きちんと日除けができます。ただUVカット効果は高くないので、日焼け止めなどの対応は必須。傘はグリーンやネイビー、ブラウンなどの濃いカラーもあるので、好みや庭のデザインにあいそうなら、優先するのも手です。
8位に比べるとやや横長の傘なのも特徴。価格も少し低いのでコスパを抑えたい方もチェックしてみてください。
第6位 タカショー ハンギングパラソル SHR-H04
サイズ | 250×300×260cm |
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素材 | アルミニウム、スチール |
タイプ | 自立式 |
開閉方式 | クランク式 |
UVカット | 〇(85%) |
撥水加工 | 〇 |
角度調節機能 | × |
日差しもUVもしっかりカット
ある程度の雨風に強いのが、タカショーのハンギングパラソルです。撥水加工がついた傘は、突然の通り雨にも安心。自立式ですが、スタンドがしっかりしているため風にも耐えやすいです。スタンドには重しとして水を入れる必要があるのですが、安定感重視なら砂にするのもおすすめ。
またUVカット及び遮光率が提示されており、UVカットは85%、遮光率は約85~90%まで期待できます。日除けとしてはもちろん、肌への影響が気になる方におすすめです。カラーはアーバングレー、モカ、ブラウン、ホワイト、グリーンと5色から選べます。
第5位 イケア セグラロー
サイズ | 330×240×260cm |
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素材 | アルミニウム(ポリエステル粉体塗装) |
タイプ | 自立式 |
開閉方式 | クランク式 |
UVカット | 〇(紫外線保護指数50+) |
撥水加工 | × |
角度調節機能 | 〇 |
角度も回転も自在
5位はイケアのハンギングパラソル。自立式の中ではコスパもよく、機能も充実しています。例えば角度だけでなく回転も可能なパラソルの調整機能。後からテーブルなどの位置を変えたい時や、そもそも設置向きを間違えてしまった時にも安心です。
またUVカット効果も高く、紫外線保護指数50+が提示されています。オーストラリアなどで使われるUPF値を採用したもので、衣類がどれだけ紫外線をカットできるか示しています。最高値である50+は、カット率に置き換えると99%と同等。お肌が気になる方にもおすすめです。
第4位 キャプテンスタッグ パラソル エクスギア UD-1
出典: Amazon.co.jp
サイズ | 200×200×210cm |
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素材 | 鉄、樹脂 |
タイプ | スタンダード |
開閉方式 | プッシュアップ式 |
UVカット | 〇 |
撥水加工 | × |
角度調節機能 | × |
コスパ重視のビーチパラソル
4位はキャプランスタッグの、いわゆるビーチパラソルタイプ。スタンダード型なので、テーブルあるいは別途スタンドが必要ですが、支えの分を加味してもコスパを抑えやすく、手っ取り早くガーデンパラソルが欲しい方におすすめです。
ビーチパラソルだけあって、具体的な数値こそありませんが、傘の生地はUVプロテクション加工が施されており、紫外線を和らげてくれます。撥水性は明記されていませんが、ポリエステル素材ゆえ、少しの雨に降られる程度なら使えますよ。
第3位 キャプテンスタッグ パラソル ガーデン パラソル UD-50
出典: Amazon.co.jp
サイズ | 200×200×210cm |
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素材 | 鉄(エポキシ樹脂塗装) |
タイプ | スタンダード |
開閉方式 | クランク式 |
UVカット | 〇 |
撥水加工 | × |
角度調節機能 | × |
商品を一言で
3位も4位同様、キャプテンスタッグのガーデンパラソルです。こちらはよりガーデン向きのデザインで、傘が2層構造になっているなど重厚な作りも特徴。4位と同じく、UVカットがされており、こちらは傘部分にシルバーコーティングを施すことで対処しています。カラーは赤みがかったブラウンと、ホワイトの2色です。
少々の風なら倒れにくく、また強風にあおられても故障しにくいなど、支柱及び骨組みの頑丈さも魅力。傘の開閉や収納も行いやすいです。高額なガーデンパラソルに比べると、サイズや機能性の豊富さは劣るかもしれませんが、初心者には扱いやすいタイプと言えます。
第2位 WEIMALL ガーデンパラソル
サイズ | 270×270×237cm |
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素材 | アルミ |
タイプ | スタンダード |
開閉方式 | クランク式 |
UVカット | × |
撥水加工 | 〇 |
角度調節機能 | × |
ベース付きのセットで組み立てもスムーズ
2位はWEIMALLのガーデンパラソル。本体のみのほか、2種類のベースが同梱されたガーデンパラソルセットも扱っており、ガーデンテーブルやほかの支えがない方にもおすすめです。本体は直系270cmの広さの割に価格が安いので、既にテーブルやスタンドなどがある方なら、本体のみを選ぶことで費用が抑えられます。
完全防水というほどではないものの撥水加工はしっかりしており、多少の雨ならしみ込んでくることなく弾いてくれます。汚れた際のお手入れも楽です。
第1位 タカショー ウッドパラソル PAL-21
サイズ | 210×210×223cm |
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素材 | 天然木 |
タイプ | スタンダード |
開閉方式 | プッシュアップ式 |
UVカット | 〇(約99%) |
撥水加工 | × |
角度調節機能 | × |
おしゃれさと感触も〇の木製支柱
おすすめガーデンパラソル1位は、タカショーのウッドパラソルです。名前の通り支柱は天然木を採用しているので、見た目の高級感やおしゃれさがポイント。また金属に比べると柔らかみや握りやすさもあり、使い心地はとても良いです。
機能面ではUVカットのみですが、こちらも99%と最高レベル。長時間庭に出ている時でも安心です。カラーはエンジ、グリーン、ネイビー、ベージュ(アイボリー寄り)と異なる4色ゆえ、庭のイメージに合うパラソルが選べます。
【風に強い】おすす人気ガーデンパラソルの比較表はこちら!
商品画像 |
No.1
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No.2
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No.3
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No.4
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No.5
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No.6
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No.7
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No.8
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商品名 | タカショー ウッドパラソル PAL-21 | WEIMALL ガーデンパラソル | キャプテンスタッグ パラソル ガーデン パラソル UD-50 | キャプテンスタッグ パラソル エクスギア UD-1 | イケア セグラロー | タカショー ハンギングパラソル SHR-H04 | 不二貿易 ハンギングパラソル 38163 | あづまや(東谷) ガーデンパラソル RKC-529NA |
サイズ | 210×210×223cm | 270×270×237cm | 200×200×210cm | 200×200×210cm | 330×240×260cm | 250×300×260cm | 244×306×243cm | 294×300×262cm |
素材 | 天然木 | アルミ | 鉄(エポキシ樹脂塗装) | 鉄、樹脂 | アルミニウム(ポリエステル粉体塗装) | アルミニウム、スチール | アルミ、ポリエステル、鉄 | アルミ(粉体塗装)、ポリプロピレン |
タイプ | スタンダード | スタンダード | スタンダード | スタンダード | 自立式 | 自立式 | 自立式 | 自立式 |
開閉方式 | プッシュアップ式 | クランク式 | クランク式 | プッシュアップ式 | クランク式 | クランク式 | クランク式 | クランク式 |
UVカット | 〇(約99%) | × | 〇 | 〇 | 〇(紫外線保護指数50+) | 〇(85%) | × | × |
撥水加工 | × | 〇 | × | × | × | 〇 | × | × |
角度調節機能 | × | × | × | × | 〇 | × | 〇(90段階) | × |
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ガーデンパラソルで夏も涼しく
ガーデンパラソルを設置すれば、暑い日も風の涼しい屋外でのんびり過ごせます。状況が整うならリモートワークをガーデンパラソルの下で行うのもよいかもしれません。特徴を踏まえて、ぜひぴったりのガーデンパラソルを見つけてくださいね。