春になり、段々日差しが強くなってきましたね!みなさんは日焼け止め使われていますか?
私は、ここ最近、365日毎日必ず日焼け止めを忘れずに使用しています。きっかけは、髪を切ったこと。
ロングヘアの時は首周りが焼けることもあまりなく、少しくらい塗り忘れても問題なかったのですが、ショートヘアにした途端、首が後ろから焼け始めてしまったんです!
そのせいで、コスメカウンターにフェンデーションを選びに行くと、「首とお顔でお色が違いますね…?」と言われてしまうように、、、。これではいけない!と思い、着替える時に必ず日焼け止めを塗るようになりました。
ですが、焼けてしまって顔の色と違う首周りは、普通の日焼け止めでは隠せません。そんな時に出会ったのが、カラー系日焼け止めです!
今回は、カラー系日焼け止めの特徴やおすすめポイントも合わせてご紹介します!
目次
カラー系日焼け止めって?
みなさんは日焼け止めと聞いて、どんなものを思い浮かべますか?おそらく、無色透明か白いものを思い浮かべる方が多くいらっしゃるのではないでしょうか。
ここでいうカラー系日焼け止めとは、名前の通り、「色のついた日焼け止め」を指します。昨年あたりから出始め、今年はSNSでも話題になっているので、見たことがある方も多いのではないでしょうか?
通常の無色透明・白色の日焼け止めとの一番の違いは、肌の補正効果(色むらの解消や、トーンの調整など)が簡単にできることです。
主なカラーバリエーションは、大きく分けて4種類あり、【ピンク】【グリーン】【ブルー】【ラベンダー】に分かれます。それぞれの色の効果は、
ピンク
血色の良い肌色を素早く再現してくれます。色白肌さんほど、効果を発揮します。やわらかそうな肌感に仕上がるのが特徴です。
グリーン
赤みを相殺し、消してくれるのが特徴です。ニキビ跡や、引っかき傷など、赤みの気になる部分をカバーしてくれます。
ブルー
肌に澄んだ透明感を出してくれるカラーです。明るい肌感を出してくれるのが特徴です。
ラベンダー
ラベンダーは、ピンクとブルーを掛け合わせてできるカラーです。ピンクの血色感とブルーの透明感、両方の特徴を活かしたナチュラルな素肌感を出すことができるのが特徴です。また、黄ぐすみしがちな肌の黄味を抑えてくれる効果も期待できます。
自分の肌悩みに合わせて色味を使い分けるのもおすすめです!
室内でも?紫外線が肌へ与える影響について
そもそも、紫外線はなぜ対策しなければならないかをご存知でしょうか?紫外線には、【紫外線-A波】【紫外線-B波】【紫外線-C波】の3種類があります。
このなかで、【紫外線-C波】だけはまだ地球の表面まで届いていないので気にしなくて良いのですが、【紫外線-A波】【紫外線-B波】はそれぞれお肌に与えるダメージの種類が異なります。
肌に紫外線【紫外線-B波】を浴びると、表皮と呼ばれる肌の表面に近い部分で、メラノサイトというメラニンを作る細胞に「メラニンを作れ!」という情報伝達物質が放出されます。
そして、過剰に量産されたメラニンは、やがてしみ・そばかすとしてお肌に出現してしまうのです。そして、この紫外線によるダメージは、すぐに現れるものだけではなく、過去のダメージも時間をかけて少しづつ浮き上がってくるのだとか、、、!
さらに、蓄積した紫外線ダメージは、肌のを衰えさせ、年齢とともに正常な機能を果たせなくさせてしまいます。そうすると、先ほど述べたメラニンの過剰生成と同時に、真皮と呼ばれる肌の奥深くでも、コラーゲンが分解・変性してしまうのだとか!
コラーゲンが分解・変性してしまうと、たるみやしわなどのリスクにつながってしまいます。これらは主に【紫外線-A波】が引き起こすとされ、【光老化】と呼ばれて近年問題視されています。
しみ・そばかすだけでなく、たるみやしわまで引き起こすなんてこわいですよね。しかも、紫外線-A波は窓ガラスも雲も突き抜けるため、曇りの日でも室内でも油断できません。
また、紫外線といえば夏の暑い時期を連想させますが、実は初夏の5月から7月にかけてピークを迎えます。そして、春、つまり今くらいの時期も、冬に比べてずっと紫外線が強くなっています。
しかもこの時期は花粉や気候の不安定さも相まって、肌が揺らぎがちになり、バリア機能が落ちやすくなるので結果として紫外線ダメージを受けやすい状態になってしまうんです。
先ほど述べたように、紫外線ダメージは蓄積され、時間差でしみになって現れることもありますから、日差しが強くなる前に、紫外線対策をしっかり行うのが効果的です!
カラー系日焼け止めの種類について
日焼け止めには、多くの種類がありますが、今市販されているカラー系日焼け止めは主に3タイプに分かれますひとつは、乳化タイプのなかでも、O/W型(Oil in Water)と呼ばれるタイプです。デイリーケア(日常使い)向けの日焼け止めに最も多いタイプで、みずみずしく、白浮きもなく、使用感に優れているものが多いです。
チューブタイプのパッケージや、ウォータリージェル・クリームなどと称される場合は、このタイプに当てはまります。
ふたつめは、同じく乳化タイプのW/O型(Water in Oil)と呼ばれるタイプです。アウトドア向けの高SPF商品に多く、汗に強く耐水性の高いものが多いです。「よく振ってからご使用ください。」と記載のあるものが多いのも特徴です。
さいごは、エアゾールタイプと呼ばれるタイプです。スプレー式で、手の届かないところにも簡単に塗ることができ、手軽に均一に塗ることもできます。塗り直しや重ね塗りもしやすく、髪にも使えるのが良いところです。
カラー系日焼け止めの選び方
日焼け止めを選ぶ際の基準では、SPFとPAが有名です。このふたつはそれぞれ遮る紫外線の種類が異なります。簡単にそれぞれの特徴をまとめると、SPFは【紫外線-B波】を、PAは【紫外線-A波】に対して効果を発揮します。
SPFは、数字が大きいほど効果が高くなります。数字の大きさは、時間ではなく、防御力、つまり【紫外線が当たりだしてから日焼けをし始める時間(15~20分程度)を何倍遅らせることができるか(SPF30なら、30倍)】を表しています。
PAは、++++、+++、++、+の4段階があります。+の数が多くなるほど効果が高くなりるので、++++が最も高い効果がある、ということになります。
最近の日焼け止めは、SPF50 PA++++のものが多いですが、主に室内にいる場合や通勤程度の外出でしたらSPFに関しては30程度でも充分だと思います。私はどちらかというと紫外線-A波の方が気になるので、PA++++のものを選ぶようにしています。
また、日焼け止めは時間とともに効果が弱くなっていきますので、こまめな塗り直しをするよう心がけています。
今夏に大活躍!OLコスメラバーが教える今から使えるカラー系日焼け止めおすすめ商品
スキンアクア トーンアップUVエッセンス
この春、SNSで注目され、大人気となっているカラー系日焼け止めです。スキンアクアシリーズ特有の、すーっとのびてみずみずしい使い心地はそのままに、ラベンダーカラーが肌に透明感をもたらします。
色の補正効果に加えて微細なストロボパール配合で、太陽や光を反射し、立体的も出してくれます。
さらに、スキンケア成分も配合で、せっけんでも落とせる処方で肌にも優しいのが高ポイント。ラベンダー感は薄めで、色がつくというよりはすっとなじんでトーンアップを叶えてくれる印象なので、色白さんや肌の暗さが気になる方におすすめです。
パラゾーラ イルミスキン UVエッセンス 日やけ止めジェル状クリーム
出典: Amazon.co.jp
カラー系日焼け止めの代表とも言えるUVエッセンスです。からだ・顔用なので、全身に使用できます。SPF50+、PA++++の高バリア力ながら、ボディーソープで落とせる設計がお肌に優しいのが◎
汗・水に強いのもレジャーなどにも使えて嬉しいポイントです。ジェル状クリーム、というだけあって、テクスチャーは柔らかめで、伸びもよくするっと広がります。
付け心地も軽いので、日焼け止め特有の「塗ってます」感(肌がちょっと詰まる感じ)もなく、日焼け度目が苦手な方にも普段遣いもしやすいと思います。
無香料・無鉱物オイル・弱酸性とお肌に配慮された設計なのもこの日焼け止めの特徴です。
〈光と色を仕込んで素肌をキレイに!〉というキャッチフレーズが付いている通り、素肌に乗せるとツヤを出しつつ、ラベンダーの補正効果でもとから綺麗な素肌になりすましてくれる日焼け止めです。
伸ばす前はしっかりラベンダー色ですが、首元や腕に伸ばして塗ると白浮きなどの違和感は感じません。
先ほどご紹介した、スキンアクア トーンアップUVエッセンスと、効果はほぼ同じですが、こちらのイルミスキンのほうが、ラベンダーの色味が濃く、個人的には塗った時の透明感をより実感できたように感じたので、よりツヤ感が欲しい方、黄ぐすみの気になる方には、こちらをおすすめ致します!
OLコスメラバーが教える今から使えるカラー系日焼け止め気になる商品
メンソレータム サンプレイ クリアウォーター
出典: Amazon.co.jp
ブルーカラーのミルクタイプの日焼け止め乳液です。
強力UVカットしながら、全身素肌トーンアップ!というキャッチコピーのついた日焼け止めです。
立体感を与えるパール配合で、ブルーカラーのミルクが全身のくすみをカバーしてくれるそう。
80分間にわたる耐水テストを実施し、紫外線カット力が持続をするスーパーウォータープルーフ処方とのことなので、レジャー時の使用におすすめです。
ビオレ 化粧下地UV くすみ補正タイプ
出典: Amazon.co.jp
こちらは全3色展開の顔用日焼け止めです。私が気になっているのは、こちらのくすみ補正タイプ。顔全体を明るく見せるピンク色のジェルで、SPF50+、PA++++の強力カット。
さらに、化粧崩れ防止機能を持たせたことで、上に重ねるファンデーションの”ヨレ・毛穴落ち”を部性でくれる効果が期待できるそう!普段のベースメイクに日焼け止め効果をプラスしたいときにぴったりだと思います。
スキンアクア トーンアップ UVスプレー
出典: Amazon.co.jp
おすすめ商品でもご紹介した、スキンアクア トーンアップシリーズのスプレータイプです。
スプレータイプなので、簡単に塗ることができるので外出先での塗り直しなどにもぴったりです。
逆さでも使えるとのことなので、背中など手の届きにくいところにも塗布できるのも◎
こまめに塗り直すのが苦手なめんどくさがりさんにおすすめしたい日焼け止めです。
まとめ
紫外線が強くなる前に、今年はぜひお気に入りのカラー系日焼け止めを用意して、万全の対策を目指してみませんか?
日差しの強くなる時期を、一緒に乗り切りましょう!