デリケートゾーンや下着について、悩みはありませんか?からだの中で、なかなか人には相談しにくい部分が、デリケートゾーンだと思います。
女性のからだは特に敏感で繊細です。ホルモンバランスの影響や生理前後の体調の変化等で、おりものが下着に付着したり、ニオイやムレ、かゆみ等が気になった経験、女性ならばあると思います。
対処方法として、当たり前な事ですが、デリケートゾーンはいつでも清潔な状態でいる事が大切です。
バスタイム時に、デリケートゾーンを洗っていると思いますが、何で洗っていますか?
ボディソープという答えが当たり前のように返ってきそうですが、デリケートゾーンがしみたり肌負担を感じたりしていませんか?
私も多くの方と同様に今まで、デリケートゾーンもボディソープで洗っていました。
しかし、生理中・生理前後や体調によって、ボディソープでデリケートゾーンを洗うとピリッとしみたり刺激を感じる事がありました。
そこで調べてみると、肌に優しい処方の《デリケートゾーン専用の洗浄料》がある事を知り、実際に使ってみると、弱酸性で肌あたりが優しく、全くしみる事なく使え、今ではなくてはならない存在になっています。
「デリケートゾーン洗浄料」について、初めて聞いた方、名前は知っていても未使用の方もまだ多いかもしれません。ということで、今回「デリケートゾーン洗浄料」についてスポットをあて、詳しく見ていきたいと思います。
デリケートゾーン洗浄料とは
その名の通り、体のデリケートな部位(陰部)専用の洗浄料のことです。
デリケートゾーンの気になるニオイ、べたつき、かゆみ、おりものなどの不快感を洗い流す、女性特有の悩みに適した肌に優しい処方の洗浄料です。
デリケートゾーン洗浄料の必要性
敏感部分・角質が薄い
デリケートゾーンは他の皮膚に比べ敏感で、角質も薄くなっています。
デリケートゾーンと言えども体の一部という事で、ボディソープで洗う方が多いと思われますが、一般的なボディソープは弱酸性の物を除くと、洗浄力が強い分スッキリと洗えますが、デリケートゾーンに使用すると刺激を感じたり乾燥したり皮膚トラブルを起こす場合があります。
女性特有のからだの仕組み
汗や皮脂汚れだけでなく、女性にはおりものや生理による経血などがあるので、敏感な肌でニオイやかゆみの予防にも、専用の洗浄料を使う事が肌にも良いと思われます。
つまり『頭はシャンプー、顔は洗顔料、体はボディ洗浄料』で洗うのと同様に、『デリケートゾーンはデリケートゾーン専用の洗浄料』で洗う事が、肌の事を考えると望ましという事になります。
デリケートゾーン洗浄料の種類
「デリケートゾーン洗浄料」は分類すると6種類あります。
それでは、それぞれの特長を詳しくみていきましょう。
ウエットシートタイプ
手肌の汚れ除去で使う、一般的なウエットシートと同様の形状です。
シートタイプなのでさっと取り出せる事ができ、家でも出先でも、デリケートゾーンの不快感をシートで拭きとるだけでスッキリします。
家ですぐにシャワーを浴びれない時や、出先でウオッシュレット使用は衛生面で気になる時などに、とても重宝します。
薄型なのでポーチに入れて持ち運びにも便利で、トイレに流せるタイプが多く画期的でおすすめです。
石鹸タイプ
一般的な洗顔やボディ石鹸と同じような形状です。
泡立てネットでよく泡立てて、デリケートゾーンにつけて洗い流します。泡をつけた後、時間を少し置く泡パックを推奨するものも多く、ニオイ軽減も期待できます。
洗顔やボディ石鹸のような箱や袋に入っているので、購入の際やバスルームに置いてもデリケートゾーン専用商品と見えない所が使いやすいです。
液体タイプ
一般的なボディソープと同様の、ボトルに入った液体のソープです。
適量を手に取ったり、バス桶に入れお湯又はぬるま湯を加え泡立て使います。泡をデリケートゾーンにつけて洗い流すとスッキリします。
ボトルの見た目は一般的なボディソープ同様なので、購入の際やバスルームに置いてもデリケートゾーン専用商品と見えない所が使いやすいです。
泡タイプ
一般的なボディソープや洗顔料と同様のボトル容器に入っており、ワンプッシュすると泡で出てきます。泡立てる必要がなく、そのままデリケートゾーンにつけて使えるのが便利です。
ボトルの見た目は一般的なボディソープ同様なので、購入の際やバスルームに置いてもデリケートゾーン専用商品と見えない所が使いやすいです。
ジェルタイプ
メイク落としのジェルタイプのような形状です。ジェルを適量手に取り、お湯又はぬるま湯を加え泡立てて使います。
液体タイプよりも、みずみずしい分、すぐに泡立つ感じがします。
メイク落としやボディ製品の様なデザインが多いので、購入の際やバスルームに置いてもデリケートゾーン専用商品と見えない所が使いやすいです。
ミストタイプ
スプレータイプで、ティッシュやコットンに適量スプレーして使います。
ミストをスプレーしたもので拭き取るだけで、瞬時におりものや生理時の不快感などスッキリします。家ですぐにシャワーを浴びれない時にも最適です。
家のトイレに常備しておいたり、出先でもウオッシュレット代わりに衛生的に使え、便利で使い勝手が良いです。
デリケートゾーン洗浄料の選び方
私が「デリケートゾーン洗浄料」を選ぶポイントは3つあります。
肌への優しさ(弱酸性・ph値)
肌への優しさと一概にいっても保湿成分や天然成分配合等、色々ありますが、特に私が注目しているのが《ph値》です。
初めて聞いた方も多いかもしれませんが、弱酸性が肌に優しいとうのは聞いた事があるはずです。
酸性・中性・アルカリ性の度合いを表す数値の事をph値と言います。
phは酸性からアルカリ性までを0~14と目盛りをつけて強度を表し、数値が低いほど弱酸性になります。
ph値が高くなるほど洗浄力は高まりますが、反して皮膚を保護する役割の善玉菌が洗い流され肌負担を感じる場合が高くなります。
女性のデリケートゾーンに適したph値は4~5あたりだと言われているので、「デリケートゾーン洗浄料」を選ぶ際も、この数値にこだわりを持った商品、それに適した数値の商品を選んでいます。
洗浄タイプ
先に述べた通り「デリケートゾーン洗浄料」の種類は色々あるので、用途に応じた物を選んでいます。
家のお風呂場で使う場合は液体ソープ・泡タイプ・石鹸タイプ・ジェルタイプ、家のトイレで使う場合はミストタイプ、出先で使う場合はウエットタイプと使い分けたいので、一通りの種類を常備しています。
コストパフォーマンス
容量、価格が納得のいくものであるか、手に入れやすい商品であるかを総合的に判断しています。
以上を念頭に、商品ブランドサイトやショッピングサイトにて商品情報や効果効能を調べたり、美容サイトにてクチコミを参考にして納得した上で購入しています。
「デリケートゾーン洗浄料」おすすめ8選!
私が実際に使用して良かった・現在も使っている
おすすめの「デリケートゾーン洗浄料」をいくつか紹介します。
サノフィ ラクタシード オールデイ
出典: Amazon.co.jp
液体タイプで「ケア(ピンク)」・「フレッシュ(グリーン)」2種類です。
ラクタシードは、フランスの製薬株式が研究開発して生まれたフェミニンウオッシュで、世界29ヶ国の多くの女性に使われており人気です。ラクタとは牛乳の事で、天然ミルク由来成分の乳清(ホエイ)と乳酸を配合しています。
ケアタイプ(ピンクボトル)はフローラルの香りで、ph値は3.8でかなりの弱酸性です。フレッシュタイプ(グリーンボトル)はハーブの香りで、ケアタイプよりスッキリ感を得られ、ph値は5.2です。
どちらも液体タイプなので適量を手に取り、泡立てて優しく洗い、その後流して使いますが、デリケートゾーンにしみたりせずに優しく使え、香りもよく気に入っています。
サノフィ ラクタシード フェミニンシート
出典: Amazon.co.jp
ウエットシートタイプで、1袋に10枚入りです。
見た目は一般的なウエットティッシュのようで、ポーチに入れていてもデリケートゾーン専用商品とは思えないのが使いやすいです。
アルコールフリー・パラベンフリーで、更に天然ミルク由来保湿成分配合でしみたりせずに肌に優しく使えています。
出先でのウオッシュレット使用は衛生的に気になるので、こちらを持っていると安心です。使用後は、そのままトイレに流せるのが便利です。
ジャムウ ロンタル ハーバル ジェルソープ
出典: Amazon.co.jp
ジェルタイプで、チューブ式容器に入っています。インドネシアのジャムウ成分をもとに日本女性の為に作られたハーブの「デリケートゾーン洗浄料」で、ph値は5です。
肌が弱い方・敏感肌でも使える様に、防腐剤・合成香料・タール系色素・パラベン・硫酸系界面活性剤オールフリーにこだわった商品で安心して使えます。
ジェルタイプなので、適量を手に取り、たっぷりと泡立てその泡で包み込むように洗うと気持ち良いです。何より、多くのハーブが配合されているので、香りがとても癒されます。洗い上がりもスッキリし、おすすめです。
インティマ フォーム デイジー
泡タイプで、一般的なボディソープの様なプッシュ式の容器に入っています。他人の目に触れても「デリケートゾーン洗浄料」と解り難いのが良いです。
ポーランド生まれの「デリケートゾーン洗浄料」で、ヨーロッパではインティメイトケアと呼ばれ、デリケートゾーン専用の洗浄も日常的な事みたいです。ph値は4.5~5です。
ヤシ油由来洗浄成分配合で、ボトルをワンプッシュすると、かなりキメが細かいフォワッとした泡が出てきます。優しい泡で肌刺激を感じずに優しく洗えています。ヒナギク花エキス配合でデイジーには抗炎症作用があると言われ、清潔感ある優しい香りが心地よいです。
ステラシード クイックピュアミスト
出典: Amazon.co.jp
ミストタイプの拭き取りローションです。化粧品の様なデザインボトルです。
なんと、こちらの商品は100%食べられる成分で出来た洗浄ミストです。石油系界面活性剤・パラベン・鉱物油・アルコール・着色・合成香料オールフリーで安心して使えるのが良いです。
ミストなので、ティッシュやコットンに適量をスプレーし、気になるデリケートゾーンを優しく拭き取ります。ジャムウブレンド処方で、ハーブや柑橘系の香りが爽やかに香り気持ちが良いです。
トイレに常備しておき、おりものや生理時の不快感の際や、すぐにシャワーを浴びれない時に使うと、肌も気持ちもスッキリするので、おすすめです。
ヴィーナスラボ ジャムウ クリアナノソープ
出典: Amazon.co.jp
石鹸タイプで、モンドセレクションを受賞した事がある商品です。
インドネシアのジャムウ成分12種類をメインに、コラーゲンやエラスチン、高級なツバメの巣やプロテオグリカン美肌成分を配合しています。
更に消臭、黒ずみやメラニンを抑える成分も配合し、汚れやニオイの除去だけでなく、女性の願いが備わった石鹸というのが嬉しいです。
石鹸をよく泡立て肌につけた後、すぐに流さずに泡パックする事がおすすめとの事でやってみると、泡がしっかり肌に付き、ニオイ軽減にも繋がっています。洗い流した後はスッキリし、美肌成分配合なので乾燥の心配もないのが良いです。
サマーズイブ フェミニンウオッシュ
出典: Amazon.co.jp
液体タイプで「ノーマル(パープル)」・「センシティブ(ピンク)」2種類です。
サマーズイブは、米国NO.1のデリケートゾーンケア製品ブランドです。
1972年に最初の商品を発売して以来、低刺激と優しい処方にこだわり、世界30ヶ国以上で販売され多くの層に愛される老舗であり、安心感があります。
ノーマル(パープル)は、その名の通り普通肌用で弱酸性、センシティブ(ピンク)は、デリケート肌用で低刺激で穏やかな洗浄力にこだわった処方です。ph値は5前後の処方です。
どちらもソープフリーで石鹸成分を含まず、石鹸の代わりに肌が乾燥しないココナッツ由来の植物成分のマカデットが配合され、肌に優しい処方が良いです。液体を泡立てると優しい泡が出来上がり、刺激なく洗えるのが良いです。
おすすめした液体ソープの他、ウエットシートや保湿ジェル、スプレーなど取り揃えており、さすがデリケートゾーンケア製品ブランドです。
アビエルタ ペマエンジェル石鹸
出典: Amazon.co.jp
枠練り石鹸タイプで、厳選された成分をそのまま練りこむコールドプレス製法で作られています。
インドネシアのジャムウ成分をベースに、カミツレ・セージ・ローズマリー等の植物由来成分をふんだんに配合しています。サーモンピンクカラーの石鹸が可愛いく、ダマスクローズエキス配合なので、ほのかに香る上品な香りが心地よく癒されます。
低温で製造し熱によるオイルの酸化が少ないので、植物エキスの美容成分もそのまま閉じ込められているのが良いです。
専用の泡立てネット付というのもポイントが高く、泡立てていくとモコモコ泡ではなく粒子が細かくキメが美しい泡が出来上がります。肌あたりがふわっとし優しく洗えるのが良いですね。
まとめ
「デリケートゾーン洗浄料」について考察してきました。
現状デリケートゾーンを当たり前のように、ボディソープで洗っている方はまだ多いと思われます。
ボディソープ使用でデリケートゾーンに刺激を感じている方は、すぐにでも専用の「デリケートゾーン洗浄料」使用をおすすめします。
また肌が丈夫な方も、肌の事を考えると部位に適した専用のものを使う方がベストだと思われます。
そして、ウエットシートタイプやミストタイプもあるので、出先でのニオイケアやエチケット対策に新しい習慣として「デリケート洗浄料」を取り入れるのも、清潔な毎日を送る手助けになると思います。
是非、一度「デリケートゾーン洗浄料」を手に取って見てください!