生まれたての赤ちゃんによく使うアイテムの定番に「赤ちゃん用おくるみ」があります。
赤ちゃんを新しく授かった家族で買うことはもちろん、友人や知り合いからのプレゼントとしても人気のあるアイテムです。
おくるみは、生後まもない頃から1歳になるくらいまでの乳児では大変役に立つもので、優しく赤ちゃんの身体をくるんであげたり、防寒対策として身体にまいてあげたりと活用できるシーンが多多くあります。
今回は、赤ちゃん用おくるみを使うメリットや選び方、おすすめ品を紹介したいと思います。
目次
赤ちゃん用おくるみを使うメリット
おくるみは一年を通してさまざまな使い方ができる便利なアイテムです。
まだ身体が柔らかく芯が安定していない赤ちゃんをおくるみでくるむことによって、しっかりと守ってくれるだけでなく抱っこもしやすくなります。
夏場の冷房が効いているような空間で極端に身体を冷やしてしまわないようにくるんだり、冬場の寒い時期の防寒対策としてくるんだり、温度調節にも使えるアイテム。
ちょっとしたお昼寝の際に、かけてあげて使用するのも良し。
さらに、オムツ替えをとっさにするときに、身体の下に敷いて、赤ちゃんの背中が直接ベッド等に接触しないようにすることもできます。
突然の雨に打たれてしまうことや、不意に飲み物をこぼしてしまった時には、水を吸収してくれるバスタオルとしても活躍します。
このように、赤ちゃん用おくるみを使うメリットは多用にあります。また、いろいろなシーンで使うことができるモノだからこそ、プレゼントとしてあげるのも最適ですね。
1歳未満の乳児を子育てしているパパ・ママなら、1枚のみならず2〜3枚は持っておいて絶対に損はないアイテムだと思いますよ!
赤ちゃん用おくるみの選び方
おくるみの素材
おくるみを選ぶ上で一番重要な項目。
赤ちゃんの肌はとてもデリケートなので、肌にあった素材が使われているおくるみを選ぶことが大事です。
ガーゼ生地やパイル生地といったなるべく柔らかな素材でできているおくるみを選ぶと、実際に赤ちゃんを包んで上げた時にも安心感が生まれ、リラックスしてくれると思います。
素材の厚み
おくるみには、ガーゼタイプの薄手のものや、フリース素材を使った厚手のものもあります。
これら、おくるみの素材の厚さは温度変化が伴う季節によって変更することをおすすめします。
湿気も高く暑い夏は、おくるみでくるむことにより、赤ちゃんの体温が上昇しやすく群れやすいので、素材は薄く風通しの良いような素材が良いです。汗もかきやすいので吸水性があるとより一層ベストです。
反対に冬の季節になると気温が低くなり冷え込み湿度も低くなります。フリース素材を使ったような保温性・保湿性に優れているおくるみを使うと、寒い冬でも赤ちゃんが快適に過ごせると思います。
サイズ
おくるみの多くは、赤ちゃんを包むには十分な大きさのあるものが多いですが、中にはほんのくるむだけのサイズしかないようなものもあります。
個人的におくるみは割と大きめのサイズで作られているものを選択することをおすすめします。
おくるみの用途は多用なので、赤ちゃんをくるむだけでなく、外出先であかちゃんのお昼寝用マットやオムツ替え用のマットとして敷いて使うようなこともあります。このような場面では、なるべく大きく敷くとスペース的に楽なので活躍してくれますよ。
デザイン
おくるみはくるんだ後、ダイレクトにおくるみの柄が目に入ります。洋服の上からくるめば、洋服代わりといっても過言でありません。
かわいい赤ちゃんだからこそ、なるべくかわいいおくるみを使っていると何となく毎日の子育ての雰囲気もよくなりますよ。
きっとオシャレでかわいいおくるみに包まれていたら赤ちゃんも嬉しいはず!?
おくるみのデザインを楽しめるのも、おくるみ選びの良さですね。
赤ちゃんが安心するおくるみの巻き方って?
赤ちゃんをおくるみで巻くと、お母さんのお腹の中にいたときのような安心感を得られます。
赤ちゃんをくるむ際、あまりきつすぎても苦しくなるのでダメですが、ゆるすぎてもほどけてしまいます。実際にこのくるみ方で合ってるのか?心配になりますよね。ここではくるみ方と注意点についてご紹介します。
基本巻き
基本巻きは新生児~2カ月頃におすすめです。とても簡単にできますよ!
①位置を決める
おくるみをひし形に置き、上の角をちょうど真ん中あたりまで折ります。上の折ったラインと赤ちゃんの肩がちょうど合うように寝かせます。
②右側の左に持ってきて、おくるみを体の下に入れる
赤ちゃんの体に巻き付けるように右側(左右どちらからでもOK)のおくるみを赤ちゃんの体の下に入れ込みます。手は胸のところにおきます。
③赤ちゃんの足の部分のおくるみを上に持ってくる
下のおくるみを、②で巻き付けた部分に入れ込むように下から上に持ってきます。赤ちゃんの足がきつすぎないようにします。
④左側のおくるみを右に持ってきて、体の下に入れる
最後に左側のおくるみを右側に持ってきて赤ちゃんの体の下に入れます。
※ポイントは赤ちゃんの手足ぎちぎちと伸ばさないように巻くことです。ほどよく伸ばしてあげて巻いてください。足はかえるのようにしておくとゆとりがあっていいと思います!
お雛巻き
お雛巻きは私もかなり使っていた巻き方。お雛巻きは赤ちゃん自身がモロー反射にびっくりせず、すやすや眠ってくれる安眠効果が高い巻き方です。
①おくるみを四角い状態で置く
おくるみは四角い状態で置きます。正方形でも長方形でもOKですが長方形の場合は横長にして置いてください。
赤ちゃんの顔だけが出るように肩の部分と上のタオルのラインを合わせて真ん中に寝かせます。両手は胸で交差するように置きます。
②左右の角を、赤ちゃんの肩のラインに沿うように斜めに持ってくる
赤ちゃんの手を優しく押さえながら左右の角を、赤ちゃんの肩のラインに沿うように斜めに持ってきます。(左右どちらからでもOK)
おくるみが余るようなら赤ちゃんの肩の下に入れ込みます。反対側も同じようにします。(この状態がお雛様みたいなのでお雛巻きです。)
③下に余ったおくるみを赤ちゃんの肩に持ってくる
赤ちゃんの足はかえるのようにしておくのもいいです。下に余ったおくるみを赤ちゃんの右の肩まで持ってきてくるっと巻き、赤ちゃんの体の下にいれます。また余ったおくるみは今度は左の肩まで持ってきてくるっと巻きます。
※お雛巻きはしっかり目に巻けるので、ポイントはぎちぎち過ぎず、ほどよくしっかり目に巻くこと。赤ちゃんが動こうとしても動けないのでモロー反射予防にとてもいいです!
半ぐるみ
半ぐるみは、腕はだしておき、下半身の半分だけくるむこと。手足が活発になってくる5カ月頃からがおすすめです!基本巻きと同じで、腕だけ出して巻きますよ。
①おくるみをひし形に置き、上の角を真ん中まで折る
基本巻きと同じく、おくるみをひし形に置き、上の角を真ん中まで折ります。赤ちゃんの脇の下に合わせて真ん中に寝かせます。腕がしっかり出るようにします。
②下の角をそのまま上に持ってくる
赤ちゃんの足をかえるのようにし下の角をそのまま上に持ってきます。赤ちゃんの胸の下あたりに合わせて余るようなら折り返します。
③余ったおくるみを身体の下に入れ込む
左右どちらからでも、体の下に入れ込んで完成です。
※5ヶ月頃になるとモロー反射も落ち着いてきているので、びくっ!となって起きてしまうことは少なくなってきます。
クロス巻き
両手が自由になるので、おもちゃを持つようになったらこの巻き方もおすすめです。半ぐるみと似ていますが、赤ちゃんの安心感はクロス巻きの方が上かもしれません。
①おくるみを正方形に置いて、真ん中でクロスする
おくるみを正方形にして置き、真ん中でクロスしてねじれたような形で置きます。
②赤ちゃんを真ん中に置いて、それぞれ対角線上の角の布を結ぶ
赤ちゃんを真ん中に置き、それぞれ対角線上の角の布を結びます。足はかえるのようにしておくのもいいです。
※どの巻き方でも大事なポイントは、巻き終えたあとに少し赤ちゃんの様子を見ること。
呼吸はどうか?苦しくなさそうか?というチェックがマストです!
筆者おすすめのおくるみ「aden+anais おくるみ スワドルプラス」
他にもまだある!おすすめのおくるみ
G.H.HURT&SON レースコットンショール
出典: Amazon.co.jp
英国王室のキャサリン妃とウィリアム王子の退院に際に使われたことでも有名な英国ブランドのおくるみです。
全体にレースパターンをあしらった立体的なデザインで、白を基調としたシンプルなおくるみ。
優れた保湿性や吸湿性の効果で、夏でも冬でも季節を問わず使えるアイテムとなっています。
高級感のあるエンボス加工の専用BOXに入っているので、自宅用としてだけでなくプレゼントとして贈るのも最適かと思います。
ベアフットドリームズ コージーシップ ブランケット
出典: Amazon.co.jp
マイクロファイバーを使ったふわふわな感触を楽しめるベアフットドリームズ製のおくるみ。
サイズは76cm×81cmであり、大判でもなくかといって小さすぎもしない丁度よいサイズなので、外出先で使用する際もかさばらず携帯性に優れています。
ステッチ柄のデザインもオシャレで、可愛い洋服を着せている赤ちゃんにもぴったりな1枚です。
モダンバーラップ おくるみ
出典: Amazon.co.jp
アメリカ発のおくるみブランドで、白と黒の色を使ったデザインが特徴。インスタグラムでも話題になっているおくるみです。
生後間もないころの視力が弱い赤ちゃんに視覚的に刺激を与えるために、白と黒を使った高コントラストのパターンを採用しています。
おくるみは毎日使うものなので、おくるみ自体の機能性だけでなく、このようなデザインへのこだわりも嬉しいポイントですね。
人体への影響が一切ないオーガニックコットンを100%使用しているというのも安心のポイントです。
リトルジラフ おくるみ
出典: Amazon.co.jp
アメリア・ロサンゼルス発のおくるみであるリトルジラフ。
中でもシェニールというシリーズでは、超極細のマイクロファイバーが採用され、とても柔らかくふわふわの触り心地を実現。
デリケートな赤ちゃん肌であっても安心して使える素材です。
tobuyインフルエンサーおすすめのおくるみもご紹介!
メイズナチュラル クーハン
おくるみの売れ筋ランキングもチェック!
なおご参考までに、おくるみの売れ筋ランキングは、以下のリンクから確認してください。
Amazon売れ筋ランキング 楽天売れ筋ランキング Yahoo!ショッピング売れ筋ランキング
まとめ
おくるみは、赤ちゃんを優しくくるんであげて、保温や保湿してあげることはもちろん、シートやタオルとして使用したりと、あらゆる子育てシーンで活躍してくれるアイテムです。
機能性はもちろん、赤ちゃんのファッションに合うようなデザインのおくるみ選ぶのも、楽しめるポイントです。
大切な赤ちゃんにピッタリなおくるみをぜひとも探してみてください!
モスリンコットンとよばれる通気性に優れた織目の細かな素材を使用しているおくるみや、竹繊維が原料のレーヨンを100%使用したシルクのような柔らかい肌触りが特徴的なシルキーソフト、環境にも身体にも優しいオーガニックコットンといった素材を使用したおくるみが取り扱われています。
中でも、モスリンコットンを使用したおくるみのデザインは豊富で、普段着のファッションにあうようなデザインのものや、子どもも大好きなディズニー柄のおくるみもあります。
筆者はディズニー柄のおくるみを使用していて通気性のよいモスリンコットンを使用したスワドルプラスというシリーズのおくるみを使っています。
サイズは大判で赤ちゃんを余裕をもって優しくくるめることはもちろん、外出先でちょっとしたシート代わりに使うことや、水遊びをした際のタオルとして使用することもあります。
春や秋、冬など、肌寒くなるような季節ではベビーカーに乗せた赤ちゃんに膝掛け代わりとして使用しているので、保温効果を発揮させたい場面でも役に立ちます。
折り目の細かさから通気性に優れているので、赤ちゃんにかけたり、くるんだりしても中でむれてしまようなこともなく、いつでもさっぱりとした装着感でいられます。
赤ちゃん用品としてはかなりスタイリッシュでデザイン自体も楽しめるだけでなく、使い方も多用で毎日の子育てには欠かせないアイテムです。
洗濯をすることを考慮すると、1枚だけでなく2〜3枚程度持っておくと大変便利です。