コロナ禍で自粛が求められる中、しかし家に籠ってばかりではなく、健康のためには定期的な運動もしなくてはならない。その際役立つのがスポーツマスクです。今回は通常のマスクとの違いや、利用する際の自分にあう商品の選び方、人気のスポーツマスクなどをご紹介します。
目次
スポーツマスクとは?
スポーツマスクは、名前の通り運動時に使用するマスクです。アウトドアなど、体力を消耗しやすいシーンで使うのにも向いています。詳しくは以下の選び方でもご紹介していますが、通常のマスクに比べて通気性が高く呼吸をしやすい、顔にフィットするのでズレにくいなどのメリットを持っています。
日常においても、通常のマスクでは息苦しく感じてしまう方、1日に何度も位置を直している方ならおすすめです。
運動中もマスクは必須!
スポーツマスクは通気性が良いとしましたが、欲を言えば運動中はマスクをせず行いたいという方も多いかもしれません。しかし運動中は通常よりも呼吸が深くなり、周囲からウィルスを吸収しやすくなります。反対に、自分からウィルスなどが周囲へ拡散される可能性も高まるため、周囲からコロナを受け取らないだけでなく、自分がコロナを広めない意味でも、運動中のマスクは必須なんです。
有害物質を防ぎたいなら細かいフィルターのマスクもおすすめ!
マスクの通気性で気になるのが、ウィルスの対処がしにくくなる可能性でしょう。空気が通りやすいということは、その分ウィルスも通ってしまうのでは?と不安になりますよね。コロナ対策を徹底するのであれば、フィルター付きマスクの利用もおすすめします。フィルターが入る分通気性はやや下がるかもしれませんが、分厚いマスクで空気ごとカットするよりは、機能も使いやすさも上です。
フィルターは目がより細かいものだと、ウィルスはもちろん花粉やハウスダストなど、様々な物質をカットできます。気になる方はフィルターの詳細もチェックしてみましょう。
スポーツマスクの選び方
改めて、スポーツマスクの選び方についてご紹介します。
通気性が高いと呼吸がしやすい!
スポーツマスクはそれ自体が通気性の高い商品としましたが、製品ごとにもやはりピンキリはあるようです。ジムトレーニングやエクササイズなどの激しい運動をする方は、その分呼吸も激しくなりますから、通気性の高いスポーツマスクを優先しましょう。ウォーキングなど軽い運動を短時間するなら、通常のマスクからスポーツマスクに変える程度でも十分です。
ただ呼吸のしやすさは個人差もあるので、購入者の口コミなど詳しくチェックしておくことも大切。特に普段使い、日常生活の範囲内でもマスクを息苦しいと感じる方は、軽い運動用に買う場合でも、通気性が高いスポーツマスクの方が向いています。
ずれにくいと運動しやすい!
マスクは喋っている途中でズレることがありますね。運動時はそれぞれの動きでズレる可能性もあるため、フィット感の高いスポーツマスクがおすすめです。何度もマスクの位置を直していると、気が散って運動に集中できません。エクササイズなどでは、先生や周囲の動作に置いていかれることもあるでしょう。
こちらも形状や口コミをチェック。目安としては、鼻の凹凸に見合う立体的な形のマスクや、生地が伸縮するタイプで利用者それぞれの顔にピッタリ合わせられるマスクがおすすめです。
洗えると繰り返し使えて便利!
繰り返し使えるタイプのマスクも、スポーツ利用にはおすすめ。1回きりならともかく、定期的な運動のために購入するのであれば、使い捨てより使い回しタイプの方がコスパもよいです。
洗濯可能など、その都度洗えるものなら運動で流れた汗にも対処できるほか衛生面もキープでき、コロナ対策としても効率よく使えます。毎日運動する方は1枚きりでなく2枚以上購入して交互に使うと乾かなかった場合も安心。マスク自体に速乾性があれば、洗浄したばかりでも時間を空けずに使えるほか、汗や蒸れによる運動時の不快感も解消しやすいメリットがあります。
素材もチェック!
1枚を洗っている時用にもう1枚以上あると便利としましたが、季節によって複数のマスクを使い分けるのもおすすめです。
夏はクール素材がおすすめ
まず夏は、通気性が高くても汗やムレがより感じやすく、暑さもあってより閉塞的な感覚を得やすいので、接触冷感などのクール素材を使っているスポーツマスクが便利。熱中症対策にも役立ちます。
またウィルス遮断などの効果は落ちますが、フェイスガードのような形になったスポーツマスクもあります。周囲の人がいない場所でのウォーキングなど、状況に応じて活用するのもおすすめです。
冬は保温効果のある素材がおすすめ
冬は反対に、気密性の高いスポーツマスクで、鼻や口周りの暖かさを逃がさないように工夫したいところ。通常のマスク型だけでなく、ネックウォーマーやフェイスガードが一体化し、顔から首、デコルテまで大きく覆えるタイプがおすすめ。耳当て付きなど、耳もカバーできるマスクも便利です。
スポーツマスクおすすめ人気ランキングTOP10
ではここから、おすすめしたいスポーツマスクをランキング形式でご紹介しましょう。選び方のポイントがイマイチ分からないという方も、該当する商品がどんなものか、イメージを掴んでみてください。
第10位 フィリップス ブリーズマスク acm066/03
出典: Amazon.co.jp
素材 | メッシュ |
---|---|
通気性 | ◯ |
保温性 | ◯ |
洗濯 | 不可 |
サイズ展開 | – |
フィルターと電動ファンで徹底除去
まず10位は、主に花粉やPM2.5などの対策を考慮して作られたマスク。なんと中にファンを内蔵しており、電動で花粉などを追い払うほか、呼吸をサポートしてくれます。内部にはフィルターも備わっており、PM2.5と花粉なら95%、細菌は99%、ウィルスは98.87%除去可能。
電動なので洗濯不可・フィルターの買い替え含めて高額というデメリットはありますが、その分機能面が充実したマスクです。またUPF50+の紫外線対策機能も備わっており、夏や肌荒れが気になる方の利用もおすすめします。
第9位 エクシオ 防寒 ネックウォーマー フェイスマスク
素材 | メッシュ |
---|---|
通気性 | ◯ |
保温性 | × |
洗濯 | 可能 |
サイズ展開 | フリー |
耳まですっぽり覆いたい時に
9位はネックウォーマーと一体になったスポーツマスクです。上は耳、下は首元まで覆えるので、冷え対策に便利。ただ通気性にこだわっており、メッシュ部分もあるためか保温効果はさほど高くないようです。直接冷気に触れたくない、ウィルスなどが首元へ付着するのを防ぎたいという目的の方に向いています。
一方カラーバリエーションは豊富で、好みを反映させやすいのは魅力。スポーツウェアと合わせたカラーにすることもできますから、スポーツマスクが悪目立ちするのを防ぎやすいです。
第8位 アディダス フェイスカバー KOH81 (H34578) NS
出典: Amazon.co.jp
素材 | ポリエステル |
---|---|
通気性 | ◯ |
保温性 | × |
洗濯 | 可能 |
サイズ展開 | メンズM/L |
スポーツブランド製のマスク
8位にはアディダスブランドのマスクを選びました。通気性に特化しており、夏場の利用もおすすめ。耳掛け部分がゴムになっており、耳が痛くなりがちな方にも使いやすいです。本体部分も顔にフィットしやすく、マスクのズレも気になりません。
ウィルスなどの除去性能は高くないものの、ファブリックの2層構造で飛沫の拡散防止は徹底してくれます。2枚重ねの部分は完全に密着しておらず、フィルターポケットのようになっているので、フィルターがあれば入れて使うのもよいかもしれません。
第7位 PIRADA スポーツマスク
素材 | ポリエステル、ナイロン |
---|---|
通気性 | ◯ |
保温性 | × |
洗濯 | 可能 |
サイズ展開 | ふつう |
吸収速乾タイプで夏や洗濯直後も使いやすい
7位に選んだのは、吸収速乾機能を持ったスポーツマスク。洗濯後も乾燥までの時間が短縮されるため、すぐ使わなければいけない場合にも安心です。3枚セットなので1人で使いまわすも良し、フリーサイズで耳掛け調節可能など、家族で分け合うこともできます。
保温性は低く、接触冷感もあって冬場の利用には向かないものの、夏は汗や湿気も吸収でき大活躍。またマスク自体は抗菌ですが、通気性を重視している分、普段使いでウィルス除去をするにはやや不足の印象です。運動中、汗や息苦しさを感じる方に向いています。
第6位 Wild Scene スポーツマスク
素材 | メッシュ |
---|---|
通気性 | ◯ |
保温性 | × |
洗濯 | 可能 |
サイズ展開 | 男女兼用 |
フィット感重視で長時間の装着にも
Wild Sceneのスポーツマスクも、接触冷感機能を持った通気性重視の商品。こちらは耳掛けや本体部分のフィット感が高く、長時間装着していても息苦しさや耳の負担を得にくい点で上位としました。インディゴブルーやディープグリーンなど、シックながらカラーバリエーションが多いマスクでもあり、見た目にこだわりたい方にもおすすめです。
しいて言えば、男女兼用の割に女性よりで、男性によっては小さく感じることも。鼻からあごまですっぽり覆いたい男性の方は注意しましょう。
第5位 AstroAI スポーツマスク
素材 | ナイロン |
---|---|
通気性 | ◯ |
保温性 | × |
洗濯 | 可能 |
サイズ展開 | ワンサイズのみ |
多重フィルターとフィット感が魅力
AstroAIのスポーツマスクが5位。見た目は10位に似ていますが、電動ではなくフィルター搭載の商品です。マスク内はフィルター含めて4重構造になっており、活性炭による除菌などが行えます。フィルターは取り換えでき、通気性をより高めたい時には出してマスクのみという使い方も可能です。
また鼻部分に取り外し可能なストラップが備わっており、ワンサイズながらフィット感も高いです。耳掛けがありつつも、頭の後ろで固定するタイプのため、負担も抑えられます。
第4位 ザムスト スポーツマスク
素材 | ナイロン、ポリプロピレン、ポリエステル |
---|---|
通気性 | ◯ |
保温性 | × |
洗濯 | 可能 |
サイズ展開 | 男性(ふつう)、女性/子供(小さめ) |
運動中の呼吸をサポート
4位に選んだザムスト製スポーツマスクは、ダブルラッセルと呼ばれる素材を使っているのがポイント。不織布マスクに比べて10倍もの通気性があり、運動中の息苦しさを軽減してくれます。立体構造でもあり、特に息を吸う際、マスクが肌に密着しない作りも嬉しいところ。普段からマスクが苦手という方や、激しい運動が多い時におすすめです。
眼鏡装着中でも曇りにくいので、眼鏡ユーザーの方にも向いています。サイズは男女で分かれていますが、好みや顔の実寸で選びましょう。
第3位 ディーアンドエム サポーターメーカーのランナーマスク
出典: Amazon.co.jp
素材 | ポリエステル |
---|---|
通気性 | ◯ |
保温性 | × |
洗濯 | 可能 |
サイズ展開 | S(こども用)、M(大人用小さめ)、L(大人用ふつう) |
光の反射やUVカットなどサポート機能充実
ディーアンドエムのスポーツマスクは、機能の種類が充実した商品です。フィルターによるウィルス対策やメッシュ素材の通気性はもちろん、UVカットや光を反射するリフレクターロゴなど、ほかにはない特徴を持っています。特にリフレクターロゴは、薄暗い中でも光を放つことから、深夜早朝のランニングなど、車の運転者に気づいてもらえやすいです。
またカラーも鮮やかなピンク、ブルーなどが選べるので、モノクロカラーは嫌という方にもおすすめです。
第2位 テンシャル マスク
素材 | スポーツウェア素材 |
---|---|
通気性 | ◯ |
保温性 | × |
洗濯 | 可能 |
サイズ展開 | S、R |
長時間屋外で過ごす際に嬉しいUVカット率
2位はテンシャルの商品。UVカット率97%の高さが魅力で、屋外での運動が多い方に役立ちます。素材はスポーツウェアと同等のものを採用しており、スポーツウェアに見られる吸水速乾や通気性なども維持。激しい運動でもムレ対策が期待できます。
カラーはグレーやピンク、ベージュなどホワイト系がメイン。スポーツマスクはシックなカラーが多いですが、こちらの商品なら、明るい印象を保ちたい方にもおすすめです。縦がやや浅めの作りなので、気になる方はSが適正サイズでもRにするとよいかもしれません。
第1位 アンダーアーマー UA Sports Mask
出典: Amazon.co.jp
素材 | ポリエステル、ナイロン、ポリウレタン |
---|---|
通気性 | ◯ |
保温性 | × |
洗濯 | 可能 |
サイズ展開 | XSSM、SMMD、MDLG、LGXL、XLXXL |
サイズ展開も多くフィットさせやすい
おすすめスポーツマスク1位は、アンダーアーマーの商品を選びました。最大の特徴はサイズ展開の豊富さで、下はXSの方から、上はXXLの方まで選ぶことが可能です。しっかり覆いたい方は大きめサイズを選ぶといった決め方ができるのも嬉しいポイント。ちなみにサイズ目安としては、SMMDまでが女性や子ども向けとされています。
そのほか抗菌剤を含んでおり、花粉の99%カットに加えハウスダストなども防ぎ、UV対策も可能(UPF50+)。また専用のケースが付属しており、こちらも抗菌成分があるため、マスクを使わず保管する際も、清潔さをキープできます。
スポーツマスクおすすめ人気商品の比較表はこちら!
商品画像 |
No.1
|
No.2
|
No.3
|
No.4
|
No.5
|
No.6
|
No.7
|
No.8
|
No.9
|
No.10
|
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商品名 | アンダーアーマー UA Sports Mask | テンシャル マスク | ディーアンドエム サポーターメーカーのランナーマスク | ザムスト スポーツマスク | AstroAI スポーツマスク | Wild Scene スポーツマスク | PIRADA スポーツマスク | アディダス フェイスカバー KOH81 (H34578) NS | エクシオ 防寒 ネックウォーマー フェイスマスク | フィリップス ブリーズマスク acm066/03 |
素材 | ポリエステル、ナイロン、ポリウレタン | スポーツウェア素材 | ポリエステル | ナイロン、ポリプロピレン、ポリエステル | ナイロン | メッシュ | ポリエステル、ナイロン | ポリエステル | メッシュ | メッシュ |
通気性 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
保温性 | × | × | × | × | × | × | × | × | × | ◯ |
洗濯 | 可能 | 可能 | 可能 | 可能 | 可能 | 可能 | 可能 | 可能 | 可能 | 不可 |
サイズ展開 | XSSM、SMMD、MDLG、LGXL、XLXXL | S、R | S(こども用)、M(大人用小さめ)、L(大人用ふつう) | 男性(ふつう)、女性/子供(小さめ) | ワンサイズのみ | 男女兼用 | ふつう | メンズM/L | フリー | – |
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マスクは装着するだけでも、違和感や息苦しさを感じることがあり、呼吸が激しくなる運動中はより大変です。とはいえマスク無しではコロナを始め、ウィルスや花粉などの影響も気になるところ。スポーツマスクで呼吸しやすさを維持しつつ、対策も行いましょう。
とはいえ、スポーツマスクをしていれば100%安心とは言えません。帰宅時は手洗いうがいや消毒などを徹底し、マスクや運動着などはきちんと洗浄するなど、万全の備えで過ごしてくださいね。