シアバターを使うようになったのは、冬にボディの乾燥が極限に陥ったのがきっかけでした。
元々乾燥肌なのですが、肘や膝・踵などが特に…。
真冬以外は、ボディオイルやボディクリームなどで乾燥は防げるものの、真冬は粉が吹いてしまうほど…。
そこから、シアバターは欠かせないアイテムになりました。
肘や膝・踵につけて寝ることで、ひび割れせず、しっとりしたお肌をキープしてくれ、ここ最近はひび割れ知らずで過ごせています。
見えない部分もしっかりケアしておきたいですよね。
また、ハンドケアにも使い、夜寝る前にたっぷり塗り込み、綿の手袋をして寝ています。
そうすることで、翌朝しっとりとした手元にしてくれます。
職業柄、手荒れしやすく、さらに合わないハンドクリームを使うと、湿疹ができたり痒くなってしまったりするのですが、シアバターはそんなこともなく使え、頼もしいアイテムです。
シアバターとは?
シアーバターノキの種子から作らています。
天然由来の植物性油脂。
主成分は、ステアリン酸やオレイン酸、パルミチン酸、リノール酸、リノレン酸です。
ステアリン酸:抗酸化作用や保湿効果があり、ステアリン酸が不足するとシワができやすくなると言われています。
オレイン酸:角質を柔らかくする作用があり、シワなどのエイジングケアにも効果的。
パルミチン酸:抗酸化作用があり、ビタミンAを安定させる効果があります。
シワを抑えたり、ニキビを減らす効果あり。
リノール酸:エイジングケアに優れており、美白効果、メラニン抑制、抗酸化作用、保湿効果などがあります。
リノレン酸:水分が蒸発するのを防ぎ、お肌を柔らかくする、皮膚のターンオーバーを促進する効果あり。
日常使いしやすく、保湿力が高いのが特徴。
主に、石けんやボディクリーム、リップクリームなどに配合されています。
人の皮脂に似た脂肪酸を多く含んでいるので、保湿効果はもちろん皮膚や粘膜の再生をサポートすることで、傷跡のケアに使われたり、美肌づくり、肌を守る効果などがあります。
肌荒れしている時は、化粧水をたっぷりつけてシアバターでフタをする!!
この2ステップでしっかり保湿をしてくれ、肌荒れも落ち着き、とても気に入っている使い方です。
シアバターの種類
未精製と精製のものがあります。
未精製
グレードとしては、未精製の方が高くなります。
天然保湿の成分や微量成分を余すところなく、使えます。
不純物が取り除かれず残っているので、効果が高い反面、アレルギーを引き起こす成分が残っていることもあります。
人肌に溶けて、馴染みやすいのも特徴です。
精製
化学製剤を使用して精製しているので、シアバターの特製が大幅に落ちるだけでなく、害を及ぼす危険性もあります。
しかし、アレルギーがある場合は、精製された方が良いこともあります。
シアバターを配合しているものにはどんなものがあるの??ってところですが、ハンドクリームやボディクリームはもちろん、ヘアワックスにも使われています。
最近では、ヘアワックスをつけた後、ハンドケアにもなる万能タイプのものも多いです。
他に、石けんやリップケア、目元ケア、頭皮ケア、赤ちゃんのスキンケアにも使われています。
シアバター100%の石けんがあり、洗った後のつっぱり感も少なく、しっとりお肌にしてくれます。
アトピーや乾燥肌に悩む方にオススメです。
シアバターの選び方
先ほどに書いた通り、精製の仕方で選ぶのはもちろん、お値段やブランド、香りなどで選ぶことが多いと思います。
未精製のシアバターは、栄養価が高く有効成分も多いのですが、アレルギーが出やすい方もいます。
ナッツの甘い香りがするのも特徴。
一方、精製されたシアバターは、不純物を取り除いているので、アレルギーの面では安心できることが多いです。
添加物や保存料が配合されていることがあるので、長期保存が可能。
個人的には、すぐに使い切れないことも多いので、精製の方を購入することが多いです。
また、開封後1年で使い切ることを推奨していることが多いので、あまり大きなものを購入せず、使い切れるサイズを購入した方がいいと思います。
オーガニック認証を受けているかどうかも購入する際のポイントになるかと思います。
厳しい基準をクリアしているECOCERT(エコサート)認証を受けているものは、さらに安心できます。
ECOCERTとは、フランスの国際有機認定機関。
ヨーロッパで規定されているオーガニックの基準を満たしているか厳しく検査し、認定を行う第三者機関です。
フランスのブランドにつけられていることも多いですが、世界スタンダートとなり、オーガニック認証団体の世界基準です。
国際的な第一級の有機認定マークの一つとして、高い評判と信頼を得ています。
さらに、ECOCERTの化粧品に関する認証には、COSMEECOとCOSMEBIOがあります。
・COSMEECO(コスメエコ):完成品の95%が自然原料であること。
完成品の5%はオーガニックでなければならない。
植物原料の50%はオーガニックでなければならない。
化学香料は使用不可。
・COSMEBIO(コスメビオ):完成品の95%が自然原料であること。
完成品の10%はオーガニックでなければならない。
植物原料の95%はオーガニックでなければならない。
化学香料は使用不可。
シアバター 効果的な使い方♪
今の時期はそこまで温度が低くないのでカチカチに固まならないですが、真冬はカチカチに固まっていました。
そんな時は、容器ごと湯煎で温めてから使っていました。
固いまま使うとお肌に負担がかかってしまうので、手の平に出し温めてから、使っています。
お風呂上がりのボディケアの時、踵や肘、膝に使うことが多いです。
後は、ハンドケア。
ハンドケアしながら、ネイルケアするものいいですよね。
ただ、注意したい点が1点。
かなりしっとりするので、ベタつきが気になる方もいると思います。
手は綿の手袋をしたり、踵ならシルクの靴下を履いたりすることをオススメします。
フェイスケアに使う時は、化粧水を使ってから使うことをオススメします。
シアバターだけでは、水分補給にならないので…。
手の平に伸ばしてから、スタンプを押すようなイメージでつけています。
乾燥知らずのしっとりとしたお肌にしてくれます。
フェイスケアに使う際、お肌質によって、どうなの?と思う方もいるかと思いますが、安全性が高いので、どんな肌質でも使えます。
パーツによって使ったり使わなかったりすればOK。
脂性肌や混合肌の方は、皮脂が出やすいテカリやすい部分を避けて使うと良いかと思います。
シアバターおすすめランキング!
愛用しているシアバターはこちら!
Now Foods ソリューション シアバター
出典: Amazon.co.jp
保湿力が高く、とにかくお肌はしっとり。
ただ、真冬はかなり硬くなってしまうので、少し扱いにくいかな…。
容器ごと湯煎にかけたり、使う量だけ他の容器に小分けにして使っていました。
コスパもいいので、気に入っています。
また、真冬のボディケアにオススメな商品がこちら!
THE BODY SHOP ボディバターシア
出典: Amazon.co.jp
こちらもとても保湿力が高いです。
Now Foodsのシアバターよりテクスチャーが柔らかく、伸びがよく滑らか。
扱いやすいです。
ベタつかないのも使いやすいポイント。
ほんのりシアの優しい甘い香りがするのも好きな点です。
言わずと知れた商品がこちら!
ロクシタン シア ハンドクリーム
出典: Amazon.co.jp
何度かリピートしているハンドクリームです。
しっとりし、ベタつかないので、使いやすいです。
優しい香りに癒され、キツイ香りでないので、場所を選ばず使いやすいと思います。
小さいサイズは、ポーチにも入れやすいサイズなので、持ち運びしやすいです。
自然派化粧品で有名なMARKS&WEBの石けんがこちら。
ハーバルマイルドソープ シアバター/オリーブ
出典: Amazon.co.jp
シアバターの他にオリーブオイルが配合されており、しっとりした洗い上がりです。
クリーミィな泡立ちで、お肌に優しい使い心地でした。
顔だけでなく身体も洗えるので、1つで全身洗うことができます。
気になっているシアバター トップ3!
1つ目☆
シアバターといえばやっぱりこちら!!
ロクシタンのシアバター
出典: Amazon.co.jp
10mlと150mlの2サイズあり、10mlの小さいサイズは、持ち運びにも便利かと思います。
初めて購入するときは、お肌に合うか心配な面もあるので、小さいサイズがあると嬉しいです。
全身に使える万能タイプなので、、フェイスケアやボディケアはもちろん、パサついている髪の毛に使ったり、ハンドケアにも使いやすいと思います。
一度は使ってみたいなぁ~。
2つ目☆
グランドキャッスルのオーガニックシアバター
出典: Amazon.co.jp
こちらは、厳しい基準のエコサートからオーガニック認証を受けているシアバターなので、安心して使えるように感じます。
西アフリカの現地の女性たちの手で作られているようです。
保湿力の高さが売りで、ワセリンよりもつけ心地がしっとりするのにベタつかない!!
精製されたシアバターなので、お肌への刺激も少なく、アトピーや敏感肌の方にリピーターが多いのが特徴です。
顔に使う時は、敏感になっている時なので、これは安心して使えそうです。
3つ目☆
ナプラ N.ナチュラルバーム
出典: Amazon.co.jp
N.は、ヘアオイルなどヘアケアで有名ですよね。
こちらは、柑橘系の香りがし、いい香りというウワサ。
髪の毛に使うことで、キレイなツヤ感を出してくれ、しっとりするよう。
ロングヘアなので、キレイなツヤ感を出してくれるのは魅力的です。
まとめ
シアバターと言っても、精製の仕方でいろいろなものがあります。
人の皮脂に似た脂肪酸が多く含まれているので、保湿だけでなく、エイジングケアもできます。
また、紫外線からもお肌を守ってくれるので、紫外線が強い時期にも頼もしいアイテムです。
赤ちゃんから大人まで幅広い年齢層で使える上に、肌質も問わず使える!!
全身に使える万能なものなので、一家に一つおいておくと便利なのではないでしょうか??
ぜひ、お気に入りのシアバターを見つけてみてください。
皮膚症状が出ている方は、念のため皮膚科の医師に相談してから使うことをオススメします。