無添加シャンプーを知っていますか。髪や地肌にダメージを与える可能性がある添加物を使用していないシャンプーのことです。健康志向の高い方や小さな子供を持つママさんに人気があります。
敏感肌や子供にも使用できるなど、いろんな良さがある無添加シャンプー。私も愛用しています。低刺激なだけでなく、肌に優しい成分がたっぷり入っているので、自分だけでなく家族全員で安心して使えることが私のお気に入りのポイントです。
今回は、無添加シャンプーについて詳しくご紹介していきます。選び方のポイントや今人気の商品などをご紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
目次
無添加シャンプーって何?
無添加シャンプーとは、どんなシャンプーを示すのでしょうか。ここでは、無添加シャンプーについて解説していきます。
添加物フリー?
一般に無添加シャンプーは、添加物と呼ばれる肌や髪の毛の刺激になりやすい成分が入っていないシャンプーのことを示します。具体的には、無着色・無香料で厚生労働省が指定しているアレルギーを起こす可能性がある103種類の成分を含んでいないシャンプーのことをいいます。
無添加シャンプーは刺激になりやすい添加物が除去されているため、頭皮トラブルや髪トラブルを改善できる可能性があります。そのため、低刺激なので敏感肌・乾燥肌また肌がデリケートなお子さんなどにおすすめです。
ただし、無添加という表示に厳密な決まりはありません。そのため、メーカー独自の判断で製造し、無添加という表示を付けて販売することも可能です。実際に、添加物が多少入っていても無添加シャンプーとして販売されている商品もあります。アレルギーを持っている人は、原材料表示をしっかりとチェックし、商品ごとに何が無添加なのかをしっかり確認する必要があります。
天然由来成分が中心
多くの無添加シャンプーは、添加物をほとんど使わずに作られています。添加物に頼らずに製品の機能を上げるため、添加物の代わりに美容面の高い天然由来成分を多く配合している商品が多いです。
こういった天然由来成分をたっぷり配合した商品は、添加物が使われている一般的なシャンプーに比べると高価格です。
無添加シャンプーの選び方のポイント&注意点
ここでは、無添加シャンプーの成分などに注目して選び方のポイントと注意点をご説明します。シャンプー選びは、「無添加」というキャッチコピーよりも配合成分で確認するのがポイントです。成分表を見て、なるべく刺激やアレルギーの心配が少なく、髪や頭皮に優しい成分で作られたシャンプーを選びましょう。
主成分から選ぶ
シャンプーに使われている洗浄成分は、アミノ酸系・高級アルコール系・石鹸系の3種類に大きく分けられます。ここでは、それぞれの特徴について簡単にまとめます。
低刺激で洗浄力もマイルドなアミノ酸系
アミノ酸系のシャンプーは、適度な洗浄力で皮脂を落としすぎず、刺激が少ない優しさが特徴です。含まれているアミノ酸により、髪の毛のダメージケア対策が期待できます。
デメリットは、泡立ちが悪いことと、洗浄力がマイルドなので強い洗浄力を期待する人には不向きであることがあげられます。
アミノ酸系洗浄成分は、6種類に分けることが出来ます。一般的には以下の成分名の表示があれば、アミノ酸シャンプーと言えます。複数の成分が同時に使われていることもあります。
- 〇〇タウリン
- 〇〇グルタミン酸
- 〇〇アラニン
- 〇〇グリシン
- 〇〇サルコシン
- 〇〇アスパラギン酸
しっかり洗えて、安価な高級アルコール系
ドラッグストアなどで市販されている一般的なシャンプーの多くは、高級アルコール系シャンプーです。石油由来の界面活性剤が使用されています。アミノ酸系シャンプーや石けん系シャンプーに比べて価格が安く、泡立ちや洗浄力も優れています。
デメリットは、刺激が強いことと、洗浄力が強く必要な皮脂まで洗い流されてしまうことです。肌が弱い人は刺激を感じることがあるかもしれません。また、皮脂の分泌が少ない人は必要な皮脂まで洗い流されてしまい、乾燥が悪化してしまう可能性があります。
成分表に下記のような成分名があれば、それは高級アルコール系のシャンプーです。
- ラウリル硫酸ナトリウム
- ラウレス硫酸ナトリウム
- ラウレス硫酸アンモニウム
低刺激だがヘアケアには向かない石鹸系
石鹸系のシャンプーは、その名の通り石鹸が主成分です。添加物が少ない商品が多く、配合成分がシンプルな商品が多いです。
石鹸系のシャンプーは、洗浄力が強く、皮脂やスタイリング剤などの汚れをしっかり落としてくれます。皮脂を綺麗に洗浄してくれるため、フケや頭皮のにおいの予防になります。また、余分な皮脂を落としてくれるため、髪がふんわり軽く仕上がり自然なボリュームが生まれます。
デメリットは、石鹸系シャンプーがアルカリ性のため、使用すると髪もアルカリ性になりダメージを受けやすい状態になってしまうことです。髪のきしみや絡みなどが起きてしまうかもしれません。
下記が成分表に書かれていれば、石鹸系シャンプーです。
- 石けん素地
- 石けん分
- 脂肪酸ナトリウム
- 脂肪酸カリウム
洗浄力の強さ
しっかり汚れを落としたいなら、汚れや皮脂を落としてくれる石鹸系シャンプーがおすすめです。逆に頭皮や髪の毛のうるおいを守りたいなら、洗浄力の弱いアミノ酸系シャンプーがおすすめです。
刺激の強さ
無添加シャンプーは低刺激の商品が多く、どれを購入しても一般的なシャンプーよりも刺激が少なめです。洗浄成分や添加物にこだわって作られているので、刺激を抑え乾燥を防いでくれます。敏感肌・アトピー肌の方はもちろん、乾燥肌の方にもおすすめです。
無添加シャンプーの中でも、一番刺激が少ないのはアミノ酸シャンプーです。石鹸系シャンプーも刺激は少なめですが、脱脂力が強いです。敏感肌でも特に脂性肌の方には向いています。
男性用シャンプーは女性用に比べて、比較的刺激が強めに作られているので、注意が必要です。
無添加シャンプーの使い方
せっかく良い無添加シャンプーを選んでも間違った使い方を続けていると、髪や頭皮はどんどん傷んできます。ここでは、無添加シャンプーの効果的な使用方法をご説明します。
ブラッシング
髪を洗う前の準備として、髪をブラッシングすることが重要です。ブラッシングすると、頭皮や髪の毛についている汚れやほこりなどを取り除くことができます。また、洗髪中の髪の毛のほつれや絡みを防ぐ効果もあります。頭皮の皮脂汚れを浮き上がらせるためにも有効です。
シャンプー前のブラッシングを、ぜひ習慣にしてください。
すすぎ
シャンプーをつける前に、必ずぬるま湯ですすぎ、頭皮についた汚れや髪についたスタイリング剤などを良く落としましょう。髪と頭皮をしっかり濡らすことで、後に使うシャンプーの泡だちが良くなります。
ぬるま湯(36~38度)ですすぐことが重要です。お湯が熱すぎると、頭皮や髪へのダメージを引き起こし、乾燥や過剰な皮脂分泌を促す結果になるかもしれません。逆に冷たすぎると、血液循環をわるくしたり、毛穴が収縮して頭皮の汚れを落としにくくなる可能性があります。
シャンプーを髪になじませる
無添加シャンプーを髪になじませるときには、シャンプーの説明を参考に適量を使いましょう。シャンプーは多すぎると、すすぎ残しが出る可能性があります。少なすぎると、しっかり洗えません。使用料は髪の毛の長さにより異なってきます。多くても少なくてもダメです。適量をしっかり把握して使いましょう。
無添加シャンプーにはいろんな種類があります。髪へのなじませ方は、シャンプーの説明を参考にするのが一番です。特に説明がない場合は、一般的な方法でなじませればOK。まずシャンプーを手に取り軽く泡立てます。そして、指を開いて頭皮全体に優しくシャンプーをなじませていきます。髪はできるだけ摩擦を与えないように気を付けながら泡をなじませていきます。
洗う
洗う際は、爪を立てず指の腹でマッサージするようにして洗います。爪を立ててしまうと、頭皮に傷がついてしまうかもしれません。髪の毛で泡立てるのはやめましょう。髪をゴシゴシこすって洗うと、摩擦により髪にダメージを与えてしまいます。
後頭部や耳の後ろは洗い残しがちな部分です。洗わずに済ませてしまった部分は、汚れが残り頭皮にダメージを与える原因になります。しっかり洗いましょう。
泡パック
高級なシャンプーには美容成分が多く含まれています。洗い終わった後に泡をすぐ洗い流さず、しばらく時間をおき泡パックするのがおすすめです。泡パックをすることで髪に栄養分が浸透します。
ただ、洗浄力の強いシャンプーの場合は注意が必要です。必要以上に皮脂を取り、頭皮の感想を進行させてしまうかもしれません。泡パックしたいなら、おすすめは優しくマイルドな洗浄成分を使用しているアミノ酸系シャンプーです。多くのアミノ酸系シャンプーには、天然の植物エキスエキスなど、髪に良い成分がたっぷり配合されています。シャンプーの保湿成分が髪に残り、トリートメントしたような髪になるかもしれませんよ。
洗い流す
洗い終わったら、すすいで泡を落とします。すすぎ残しがあると、においの原因や頭皮や髪への負担になります。時間をかけてしっかりすすぎましょう。耳の裏や頭頂部などは流し残しが出やすい部分です。必ず確認してください。
to buyインフルエンサーおすすめの無添加シャンプーもご紹介!
イソップ シャンプー
おすすめ無添加シャンプーTOP10
ここでは、今人気の無添加シャンプーをランキング形式でご紹介していきます。無添加シャンプーを購入する前には、かならずチェックしてくださいね。
第10位 haru kurokamiスカルプ
出典: Amazon.co.jp
リンスなしでもOK。時短したいならこれ!
髪のエイジングケアのために、その土台である頭皮から元気にすることを目的に開発された100%天然由来のノンシリコンシャンプーです。化学成分は無添加です。
美しい黒髪に欠かせないミネラルを豊富に含む海塩・海藻エキスをたっぷり配合しています。
高品質のためリンスやコンディショナーを使わなくてもよく、時短になるので小さな子供がいるママなど、ヘアケアを時短したい人に人気です。
柑橘系の香りがし、自宅にいながらヘッドスパ気分が味わえますよ。
第9位 ミヨシ石鹸 無添加泡のせっけんシャンプー
出典: 楽天市場
泡状の無添加シャンプー
石鹸の専門メーカーであるミヨシ石鹸の泡で洗う石鹸シャンプーです。石鹸に使われているのは天然の植物性洗浄成分で、地肌から髪までしっかり洗えます。主原料はインドネシア産の「パーム核油」です。サトウキビ由来のバイオマスPETが使用されています。
泡で出てくるので、泡立てずにすぐに頭皮や髪につけて使えます。配合されている植物由来のひまし油が、髪やハリやツヤを与え、しっとりまとまる髪へ導いてくれます。
第8位 ハーバルリーフ オーガニック シャンプー
出典: Amazon.co.jp
オーガニック無添加シャンプーといえばこれ!
アミノ酸系の低刺激な洗浄成分を使った、無添加のオーガニックシャンプーです。100%天然由来成分です。フランスの国際有機認定機関「エコサート」認証のアルガンオイルを配合し、天然アロマの香りのいい香りがします。贅沢な成分をたっぷり配合した、高級無添加シャンプーです。
15の無添加設計(石油系・硫酸系・スルホン酸系界面活性剤・シリコン・合成香料・低純度水・パラベン・タール色素・紫外線吸収剤・動物性原料・鉱物油・光沢剤・アルコール・酸化防止剤・旧表示指定成分)です。
お高い製品だけあって、泡立ちもよく髪のきしみも出にくいです。赤ちゃんも使える優しさで、家族使いにもピッタリです。
第7位 サラヤ アラウ 泡せっけんシャンプー
出典: Amazon.co.jp
無添加せっけんの代表「アラウ」シリーズの泡シャンプー
植物生まれのピュアな無添加せっけん&天然ハーブのアラウシリーズの泡シャンプーです。合成界面活性剤、合成香料、着色料、保存料は無添加で、髪のきしみ感を和らげるコンディショニング成分として、植物性セルロースが配合されています。
無添加製品というと、原料臭が残る商品や香りが全くない商品が多いですが、この商品は天然ハーブのよい香りがします。私の周りだと、つわりで臭いが気になるプレママさんが好んで使っています。
第6位 リアル 無添加時代 ヘアシャンプー
出典: Amazon.co.jp
地肌すっきり。健やかな地肌のためのシャンプー
頭皮と髪にやさしい植物性の無添加シャンプーです。6つの無添加処方(無香料・無着色・無鉱物油・ノンパラベン・ノンアルコール・ノンシリコン)で、天然植物性保湿成分も配合しています。
アミノ酸系洗浄成分を配合していて、うるおい感たっぷりのキメ細かな泡で優しく頭皮と髪を洗うことができます。
第5位 シャボン玉石けん 無添加せっけんシャンプー 泡タイプ
出典: Amazon.co.jp
しっかり洗って素髪にしよう!
シリコン、合成ポリマー、香料、着色料、酸化防止剤、合成界面活性剤を一切使っていない無添加の石鹸シャンプーです。
1プッシュでたっぷり泡が出てくる泡タイプのシャンプーです。手で泡立てる必要がないため、髪が洗うのが楽になります。また、洗髪中の髪への負担も軽減できます。
さっぱりとした使い心地で、しっかり洗えます。
第4位 石澤研究所 植物生まれのオレンジ地肌シャンプーN
出典: Amazon.co.jp
柑橘系の香りが大人気
自然の力でしっかり汚れを落とす、髪と地肌のための弱酸性シャンプーです。オレンジ色のボトルが特徴的ですよね。オレンジオイル、オレンジ果汁(保湿)と11種類の髪と地肌のための植物成分が入っています。洗浄成分は100%植物由来です。無香料、無色素、無鉱物油、ノンパラベン、ノンアルコール、ノンシリコンです。
コスメで有名な石澤研究所の商品だけあって使用感が良く、さっぱりした洗い心地が多い無添加シャンプーの中では特徴的な、しっとりした洗い心地です。柑橘系の香りも人気があります。
第3位 オルナ オーガニック シャンプー
出典: Amazon.co.jp
美容室専売品の実力!
美容室専売品の天然由来のアミノ酸系シャンプーです。オーガニック認証取得成分が使用されています。ヒアルロン酸、コラーゲン、セラミド、ビタミンC誘導体など、サロン品質の美容成分が贅沢に配合されています。
弱すぎず強すぎない適切な洗浄力で、汚れをしっかり落とし美容成分をしっかり髪に届けます。合成香料、合成着色料、鉱物油、パラベン、紫外線吸収剤、アルコールは不使用で、ノンシリコンです。
同じシリーズのトリートメントと一緒に使うのがおすすめです。
第2位 ミヨシ石鹸 無添加せっけんシャンプー
出典: 楽天市場
優しく頭皮をケアしたい人に
香料、着色料、防腐剤等は全て無添加の植物性石鹸シャンプーです。余計なものを入れずに作られています。昔から人気の商品で、詰め替え用パックもあります。
石鹸シャンプーはどうしても髪がアルカリ性に傾きます。クエン酸を配合している専用リンスを一緒に使うことで、髪を中和しきしみ感が減るのでおすすめです。
第1位 牛乳石鹸 カウブランド 無添加シャンプー さらさら
出典: Amazon.co.jp
無添加ヘアケア市場売り上げ1位
デリケートな肌や髪の方でも安心して使える地肌にやさしい天然由来アミノ酸系洗浄成分配合の弱酸性シャンプーです。全髪質対応で、すっきりと洗い上がり、根元から軽やかで指通りさらさらの髪に仕上がります。天然由来コンディショニング成分配合で、ノンシリコン処方です。
創業110年を迎えた牛乳石鹸の商品です。牛乳石鹸の商品の中でも人気のある商品で、多くのドラッグストアの店頭に置いてあります。買いやすい商品です。
さらさらタイプだけでなく、しっとりタイプもあり、好みの仕上がりで商品を選ぶことができます。シャンプーだけでなくトリートメントもあります。
無添加だから、みんなで安心して使える!
今回は無添加シャンプーの人気ランキングをご紹介しましたが、いかがでしたか?
無添加シャンプーは高価だと思っている人も多いかもしれませんが、こうやってランキングで見ていくと意外に安価な商品も多いことに気が付きます。肌トラブルにつながるような刺激の強い成分が入っていないだけでなく、安価であるなんて嬉しいですよね。
髪や頭皮がデリケートな方だけでなく、特にトラブルがない元気な髪質・肌質の方にも低刺激シャンプーはおすすめですよ。家族みんなで一緒に使うシャンプーをお探しの方も、ぜひ一度使ってみてください。
今回の記事を参考にして、ぜひ無添加シャンプーを使ってみてください。
洗い上がりはさっぱりとして、髪の毛もさらさらになります。
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