最近、ドラッグストアでよく見かける歯磨きシート。
といっても、歯磨きをシートでしなくてはいけない状況はあまりないので、特に購入することもなく過ごしていました。
しかし、子どもが生まれて育児を経験する中で、ある日この「歯磨きシート」が大活躍する日がやってきました。
目次
歯磨きシートは”やさしい歯ブラシ”のようなもの!
赤ちゃんに歯が生えてきたら、気になるのがお口のケアですね。まだ歯が生えていなくても、ミルクだけでなく、少しずつご飯やおやつを食べるようになってきたら、「虫歯にならないように歯を磨いてあげたほうがいいのかな?」と、心配になるママも多いことでしょう。
我が家も、生後半年ごろからニョキニョキと歯が生え始め、生後10ヶ月ごろには上下ともしっかりと歯が生えそろっていました。歯が生えて噛みやすくなったせいか、その頃から食欲もぐんぐんと高まっていった記憶があります。
何でもパクパク食べるようになってきたので、さあ歯磨きもはじめてみよう、と歯ブラシを口に持っていくと、猛烈に嫌がられ…。結局最初のうちは、歯ブラシを口に入れることの練習に終始しました。
その時に出会った、赤ちゃんのお口ケアアイテムが、歯磨きシートでした。
歯磨きはおろか、お口を見せることさえ嫌がる我が子。まずは歯磨きシートを使って、お口をあけて歯を触られることに抵抗を無くしてから、歯磨きに慣らしていこう、と考えて、歯磨きシートを購入しました。
結果として、生えたての赤ちゃんの小さな歯であれば、無理に歯ブラシでみがくよりも、歯磨きシートでやさしくマッサージしながら拭いてあげるだけでじゅうぶんきれいになる、ということがわかりました。
お口のケアを一番優しくできるもの、実はそれが、歯磨きシートだったのです。
ここでは、大人用のものも含めて、歯磨きシートの使い方や選び方をご紹介したいと思います。
歯磨きシートって、何?
大人のデンタルケアにはあまり登場しないため、あまり耳慣れない「歯磨きシート」。
しかし最近では、赤ちゃんの衛生用品コーナーに行くと、必ず並べられている、育児の定番アイテムにもなってきている商品です。その名の通り、歯磨きができるシートなのですが、使い方や特徴にはまだまだわからないところが多い商品ですよね。
歯磨きシートの使い方
歯ブラシと違って、あまり馴染みのない歯磨きシート。一体どのように使うものなのでしょうか?
歯磨きシートは、取り出したシートを、自分の指先に巻きつけて使用します。巻きつけたシートで、歯の表面や裏側、そしてほっぺたの内側の粘膜など、お口の中で汚れがつきそうな部分を優しく拭き取っていきます。
この時、こすってしまうと粘膜に傷がついたりしてしまうので、優しくふき取るようにしていきましょう。
歯磨きシートはいつ使う?
歯磨きシートは、シートタイプなので水を使わず歯をきれいにすることができるという特徴をもっています。ですので、水が使えない災害時や、うがいのできない赤ちゃんの歯のケアに役立ちます。また、歯磨きセットを常備しづらいオフィスや出先でも、さっと歯をきれいにすることができるので、念のためにエチケットケアグッズとして持ち歩く人もいるようです。
歯磨きシート、ここが便利!
歯磨きシートはウェットティッシュのように、小包装されたりシールパッケージに詰められているので、携帯に便利です。
おうちでの歯のケアだけでなく、災害時など水を使った歯磨きができない場面でも役立ちます。また、旅行時や外食時など、もしかしたら歯磨きが必要になるかもしれない、という場面に、持ち歩いておくと安心なアイテムでもあります。
薄くてかさばらず、歯ブラシのように使用後水で洗い流す必要もないので、ポーチに1つ忍ばせておくと便利な商品です。
歯磨きシートにはこんな効果がある!
歯磨きシートの成分
歯磨きシートには、歯磨き粉と同じように、歯のケアに効果的な成分が記載されています。使う人や目的にあわせて、最適な成分を選んで使ってあげることが重要です。虫歯予防ならキシリトール、口臭防止ならポリフェノールなど、目的に応じて様々な成分を配合した商品が登場しています。
歯磨きシートの利用シーン
子どもの歯のケアであれば、ミルクやご飯を食べたあとや寝る前に。大人であれば、食後や起床時などお口のにおいがきになるシーンでの利用が多いのではないでしょうか。外出先のお手洗いなど、お口をすすぐ水のない場所でも、歯と口をきれいにできるので、家よりは外での利用に適した商品です。
歯磨きシートを選ぶ時に見るべきポイント3つ
市販の歯磨きシートには、成分や効果など、様々な商品が登場しています。たくさんあってどれを選べばいいのかわからない!という気持ちになってしまいますよね。
ここでは、歯磨きシート選びをする際に失敗しない、最低限の3つのポイントをまとめました。
子供用か大人用か
歯磨きシートには大きく分けて、子供用のものと、大人用のものがあります。
特に子どもに使う場合は、必ず子ども用の商品を選んで使用するようにしましょう。というのも、大人用の商品には、香料や味が強く出ているものが多くあり、子どもにとっては刺激が強すぎる可能性があるからです。
パッケージで選ぶ
日常的に使うことがないのであれば、1枚ずつパックされた、個包装タイプのシートをおすすめします。反対に、頻繁に使用するという人は、10枚ほどが1パッケージになったものを選んだほうがお得に使えます。
個包装タイプを、目的や味ごとに使い分けるのも、歯のケアに楽しみが生まれて良いかもしれませんね。
味で選ぶ
歯磨き粉選びと同じように大事なのが、磨くときの味。からすぎてもゆっくり磨けないし、かといってマイルドすぎるとさっぱりした感じがしない。と、人によって感じかたが大きく異なるのが味ですね。
歯磨きシートでも、ものによってはピリッとしすぎたり、マイルドすぎたり、と味が異なります。
辛いミントが苦手な方はマイルドタイプを選ぶなど、成分だけでなく味にもこだわって選ぶと、より使いやすい商品を見つけることができます。
私の愛用歯磨きシートはこれ!
実際に私が選んで使っている歯磨きシートをご紹介します。
生後6ヶ月くらいの、歯が生え始めの赤ちゃんに特におすすめの商品です。
にこピカ 歯みがきシート ベビー
出典: Amazon.co.jp
こちらの商品は配合されている成分も、子どもの歯を虫歯から守る効果のあるキシリトールなど、子どもの歯のケアに特化したものになっています。
シートが1枚ずつ個別包装になっており、衛生的なところがおすすめポイントです。また、子どもむけの商品を多く開発販売している和光堂の商品であるところも、選ぶときの基準となりました。
他にも、ノンアルコール、無香料、無着色など、小さな子どもに使っても安心できそうな表記があったため安心して選ぶことができました。
やわらかなコットンのシートが赤ちゃんの口のケアに優しく使えます。また、アルコールや防腐剤、着色料といった余計なものも含まれていません。アルコールに敏感なお子さんでも安心して使える商品です。
こちらの商品は特に、歯が生え始めた小さな赤ちゃんにおすすめです。
歯ブラシで磨くほどではないけれど、のちのちの歯磨きの練習としても、ママの指にシートを巻きつけて歯をきれいにする習慣をつけておくと、歯ブラシで歯磨きを始める際にも抵抗なく受け入れてくれると思います。
赤ちゃんの歯磨きの場合、赤ちゃんが早く寝てしまった場合など、必ずしも毎日必ず歯が磨けるとは限りません。そんなときでも、個包装タイプのものなら、開封後の使用期限を気にすることなく、使いたいときに使いたい場所で、新しいシートを使えるところが便利です。
毎日使うものではありませんでしたが、家に1箱あると、子どもがぐずってどうしても歯ブラシをくわえさせてくれない時などに、シートでさっと拭き取れるので便利でした。赤ちゃんの歯のケアグッズとして、歯ブラシとあわせて準備しておいて損のない商品だと感じました。
商品選びに悩んでいる方は、ぜひこちらの商品も候補として入れてみてください。
1歳児ママが選ぶ!歯磨きシートおすすめランキングベスト8
第1位 激落ちくん 歯みがきシート
出典: Amazon.co.jp
お掃除グッズで人気の「激落ちくん」シリーズから出ている歯磨きシートです。
激落ちくんのお掃除アイテムは家の大掃除でも大活躍中なので、きっと歯磨きシートもかなり歯をきれいにしてくれるのでは?という期待を持っています。マイクロファイバー配合のシートがしっかりと汚れをからめとってお口をきれいにしてくれるそう。持ち歩きやすそうなかわいいパッケージも魅力的です。
第2位 ピュオーラ 歯みがきシート
出典: Amazon.co.jp
歯磨きアイテムでおなじみの「ピュオーラ」の歯磨きシートです。天然コットンを使ったシートなので、柔らかくマイルドにお口のなかをきれいにできそうです。ピュオーラシリーズの歯磨きアイテムがお気に入りの方は、歯磨きシートもピュオーラのものを選んでみてはいかがでしょうか?
第3位 ハビナース 歯みがきティシュ
出典: Amazon.co.jp
こちらは大容量タイプの歯磨きシートです。日常的に歯磨きをシートで行う方にとってはとってもお買い得な商品です。介護用として発売されている商品なので、お口をゆすぐのが難しいお年寄りの方や、入れ歯のケアにも使えるのだそう。入院中の歯のケアとしても重宝しそうです。
第4位 和光堂 Oral plus オーラルプラス 口腔ケアウェッティ
出典: Amazon.co.jp
こちらも大容量タイプの歯磨きシートです。車での移動や旅行が多い方は、これをひとつ車内においておくと、歯のケアが手軽にできるので便利そうです。ミントのすっきり感が強い商品とのことなので、食後の気分転換にも役立ちそうな歯磨きシートです。
第5位 ピジョン 親子で乳歯ケア 歯みがきナップ
出典: Amazon.co.jp
赤ちゃんの乳歯ケアに使える、ピジョンの歯磨きシートです。デコボコシートが小さな赤ちゃんの歯についた汚れをさっと絡め取ってくれます。キシリトールの自然な甘さで辛くないタイプなため、赤ちゃんも嫌がることなく歯をきれいにさせてくれそうです。
第6位 歯みがきシート
出典: Amazon.co.jp
こちらは海外の歯磨きシート。指にはめて使うタイプのものです。はめるタイプのものは、歯の隙間など小さなところにも、シートの角をあてて磨きやすそうだと感じました。個包装もブルーのちょっとおしゃれなデザインになっているので、持ち歩くときに歯磨きシートだとバレたくない!という方にもおすすめです。
第7位 なた豆すっきり歯磨きシート
出典: Amazon.co.jp
口臭防止に効果が高いと話題の、なた豆の成分が配合されている歯磨きシートです。日頃から、なた豆の歯磨き粉を愛用している方は、歯磨きシートもなた豆のものを使いたい、と感じるのではないでしょうか。口臭予防として歯磨きシートを持ち歩きしたいと考えている方におすすめの商品です。
第8位 ピジョン 歯みがきナップ
出典: Amazon.co.jp
こちらは赤ちゃん用の歯磨きシートの大容量タイプです。毎日赤ちゃんの歯のケアはシートでしているよ、というママにはこちらの大容量タイプがお得でおすすめです。唾液がたくさん出る赤ちゃんは、無理に歯ブラシで歯を磨かなくても、シートで歯の表面を拭き取るだけで十分汚れがとれますし、虫歯予防にもなります。
歯ブラシが苦手な赤ちゃんをお持ちのママは、こちらのシートで、お口のケアを習慣化してあげてみてはいかがでしょうか。
歯磨きシートは意外と万能!予備として購入してみては?
赤ちゃんの歯のケアや、もしものときの災害準備グッズとして、歯磨きシートは大活躍です。使ったことのない商品でも、一度実際使ってみるとその便利さに驚いてしまうかもしれません。ドラッグストアやコンビニで手軽に手に入る商品ですので、一度お試ししてみてください。こまめなケア習慣を身につければ、お口の中も爽やかで健康な毎日が送れますよ!