留学・ワーホリでフランスに滞在していたので、フランスのスーパーで買えるお菓子や食材は色々試してきました。
どちらも長期滞在だったので、経済的な面で考えると節約はしたかったのですが、せっかくフランスに居るのに美味しいものを知らずに帰国するのはもったいない!と考えていたので、『食費はできるだけ抑えるけどケチらない』を目標に色々なものを試してきました。
帰国してもやっぱり魅力的なフランス。何度も行きたくなって、最近は1年か2年に1度はフランスに行っています。行くたびに新しくどんなお土産を探そうかという楽しみもありますが、毎回購入する定番商品もあります。
フランスの食材の魅力は、なんといってもその美味しさ。お菓子にパンにジャムにワインにチーズにチョコに。『フランス』と言えば思いつく食べ物はやっぱり全て美味しいです。
フランス人は食にうるさいので、毎日食べるものは特に美味しいものでないと食べません。
食に対して妥協はしない方が本当に多く、健康志向が高い方も多いのでビオ(有機農産物・有機加工食品)製品、ABマークの付いたものがとっても人気。
ABマークは『Agriculture Biologique』の略で、フランス政府に制定された有機農産物の証です。スーパーで購入できるものだけでなく、マルシェでもABマークを見つけられます。
フランス土産の食べ物の定番
コンフィチュール(ジャム)
日本でも人気のボンヌママンはどこのスーパーでも売っています。日本で見るよりも味の種類が豊富なので見たことのないものは試したくなります。
『コンフィチュールの妖精』と呼ばれるクリスティーヌ・フェルベールさんのコンフィチュールはアルザス地方のニーデルモルシュヴィルという小さな村にお店があります。
旬の果物を使ったコンフィチュールは全部で300種類以上もあるそうです。
スパイスを使った個性的な組み合わせに見えるものが、みごとに調和していて全て買い占めたくなるほどの美味しさです。
パリでは百貨店のボン・マルシェで購入できます。
バター
フランスのバターは日本でも輸入食材店や百貨店で購入できますが、現地とのあまりの値段の違いに驚くと思います。
日本で人気のエシレバターはフランスで買うと2ユーロほど!スーパーで購入できるバターで、とってもお手頃で普段使いできる値段です。
ここ数年で人気が出てきているのがベイユヴェール、ボルディエのバター。
味が濃厚なので料理に使っても風味がしっかりと感じられます。柚子や海藻など、日本の味のバターが有名ですが、季節限定のフレーバーが発売されることがあるのでその時に買いに行けるとすごくラッキーです。
どちらもボン・マルシェの食品館、ラファイエットグルメで購入できます。
キャラメル
ブルターニュ地方の塩バターキャラメルはスーパーでも手に入ります。
先ほどバターでご紹介したボルディエでも販売されていて、定番の塩バターキャラメル以外には柚子の味が人気です。
フランスのお土産新定番はジャック・ジュナンのキャラメル。
マンゴーパッション味が人気です。他にもフランボワーズ・カシス・ルバーブ・ピスタチオ・カシューナッツ・アーモンド・マカダミア・ヘーゼルナッツ・カフェ・バニラなどたくさんのフレーバーあり、どれも美味しそうで迷ってしまいます。
常時すべての種類が置いているわけではないので、どの味が購入できるかは行ってからのお楽しみです。
旅行客が多い時期はばら売りはしておらずセットのみの販売なので、好きなフレーバーをゆっくり選びたい時は平日に行くことをおすすめします。
塩
『カマルグ』、『ゲランド』の塩が有名です。
スーパーでも手に入る上にケースも可愛くお土産にぴったりです。
フルール・ド・セル(塩の花)と呼ばれる塩田の表面にできる大きな結晶の塩はミネラル成分が豊富でサラダにぴったりです。もちろん料理にも使えます。
ハーブ入りやスパイス入りの塩はサラダにかけるだけで簡単にお店の味を再現できるのでお土産に喜ばれます。スーパーで簡単に手に入るのもうれしいところ。
クッキー
サン・ミッシェル、ラ・メール・プラールのクッキーはお土産の大定番。
フランスのスーパーでも簡単に入手できますが、最近では日本国内の輸入食料品店だけでなく、スーパーでも見かけられるようになりました。
そのため、フランスでしか買えないという貴重さは少なくなっていますがパッケージがフランス語で書かれていることとやはり誰にでも好まれる味なのでお土産として使いやすいです。
ポワラーヌのクッキーもフランスのお土産の定番人気商品です。
初めて食べるとあまりの素朴さになぜこのクッキーがそんなに人気なのかと思うかと思いますが、なぜだか手が止まらなくなってしまうクッキーです。
素朴ですが、まじりっけの無いまっさらな味で素材のおいしさがダイレクトに伝わってきます。
形が壊れやすいのできれいに持って帰るのは少し難しいかもしれません。
何度かお土産に持って帰ろうと挑戦しましたが、割れてしまっていたのでお土産にするなら割高にはなりますがケースも一緒に購入することをおすすめします。
チョコレート
スーパーではリンツやフェレロ、ミルカなど、フランスの商品ではありませんがヨーロッパでよく見るチョコレートが手に入ります。
スーパーのチョコレートコーナーの広さは何度見ても圧巻。日本ではあまり見かけない塩入・唐辛子入りのものや、デザートのようなフレーバーも多くて試してみたいチョコがきっと見つかります。
板チョコ1枚が3ユーロ前後と意外と値段は少しお高めですが、スーパーで買えるチョコレートでも、クオリティがとても高いです。
フランス土産の食べ物の選び方のポイント
バターやチーズ、チョコレートなどは冬に購入を!
保冷袋で持って帰れないことはありませんが、溶けてしまうことがありますし、お土産として渡したものが崩れていると申し訳なくなります。
夏に買えないのは残念ですが、溶けるリスクを背負うよりは確実に手元に届けられるよう時期を考えて購入をした方が良いと思います。
箱に入った大きなチョコレートはクリスマス時期になるとたくさんの種類が売り場に出ています。
しかしクリスマス後に安売りされるので、冬に滞在される方はクリスマスが終わってからのお買い物をおすすめします。
お店によって割引率はちがいますが、その時期は1日違うだけで半額になることがあります。
焼き菓子は保存料が入っていなくても日持ちがするので、帰国後お土産として渡すまでに少し時間があいても安心です。
会社用のばらまき土産はスーパーのお菓子をおすすめします。
スーパーのお菓子と言っても、パッケージがおしゃれでコスパも良くて美味しいものが多いです。フランスはお土産文化がありませんので意外と個包装のものが見つけにくいのですが、スーパーのお菓子だと比較的個包装のものが見つけやすいのでおすすめです。
定番だけじゃつまらない!隠れ絶品フランスの食べ物
ビスキュイロゼ
出典: Amazon.co.jp
ピンクの見た目が可愛い、さくっと軽くてほろっと口の中でほどけるビスケットです。
シャンパンに浸して食べる大人のお菓子として食べられることが多いですが、そのままでももちろんとっても美味しいです。
フランス滞在時には知り合いのフランス人家庭でのティータイムによく出していただきました。
カリソン・デクス
出典: Amazon.co.jp
南仏、エクサンプロヴァンスの伝統菓子です。アーモンドプードルでできた生地の上にはアイシングをして焼き上げられたお菓子です。
形が可愛くて紅茶にとても合うので、フランスではよくいただいていました。
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マカロン
出典: Amazon.co.jp
フランスといえばやっぱりマカロン。ティータイムが華やかになるのでフランスでお友達を呼ぶときによく利用していました。
フランスではパン屋さん、お菓子屋さんだけでなく、スーパーの冷凍食品でも販売しているので簡単に手に入ります。
日本でも見た目の可愛らしさで人気が出ていること、フランスのお土産ということが分かりやすいのでプレゼントしやすいです。
リンツの板チョコ
出典: Amazon.co.jp
毎日デザートを食べる習慣があるフランス。ついつい食べ過ぎてしまうことが多いのですが、カカオ多めのチョコで済ませる日も多いです。
ラ・トリニテーヌ クッキー
出典: Amazon.co.jp
フランスに行った最初の頃はサブレとパレブルトンが両方入っているものをよく買っていました。
最近リクエストされるのはパレ・ブルトン(分厚くてほろほろこぼれるクッキー)なので、そちらばかり購入しています。
バターの風味がしっかり感じられるクッキーで、気に入りすぎて有名メーカーのものだけでなく色んなスーパーのプライベートブランドのものを食べ比べました。
値段が手ごろで入手しやすいのでふだんのおやつによく利用されます。
ボンヌ・ママン レモンタルト
出典: Amazon.co.jp
とても食べやすいので自分用としてはもちろん、個包装になっているのでお土産でもよく購入しました。
スーパーで簡単に安くで手に入るので急遽帰国時にお土産が必要になった際にもすぐに買い足せます。
ゲランドの塩
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このまま置いても邪魔にならないデザインで、テーブルソルトとして使えるのでフランス家庭ではよく見かけます。
味がまろやかなのでサラダに使いやすいです。
アニス・ド・フラヴィニー キャンディー
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ローズの香りのキャンディです。色々なフレーバーが出ていますが、ローズの物が人気です。
日本でも値段がお手頃で簡単に手に入るようになったのでフランスで買うことはなくなりましたが、以前お土産に渡して気に入ってくださった方が日本でも継続して購入されていると聞きました。
気に入っていただけているお土産の1つです。
クスミティー
出典: Amazon.co.jp
フランス家庭でよく見かけたのがこのクスミティー。パリでは店舗も多く、モノプリ(スーパー)でも購入できるので見つけやすいです。
自分用には店頭で量り売りタイプのものを購入していますが、お土産として買うならやはり個包装のタイプが便利です。
お菓子とセットにして渡すととても喜んでもらえるので重宝しています。
二ナス マリーアントワネット
出典: Amazon.co.jp
とっても良い香りでこの紅茶だけで優雅な気分になれます。
値段は少し張るのと、フレーバーティーは好みがあるのでお土産にはティーバッグタイプを小分けにして渡しています。
マリアージュフレール マルコポーロ
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マリアージュフレールの代名詞、マルコポーロ。甘い香りのフレーバーティーです。日本にいてもフランスの香りに包まれる幸せな時間。
現地ではフレーバーティー以外の物も種類がとても多くて1つ選ぶのに1時間以上かかることがあります。
フランスに行かれる際は是非お気に入りを探してほしい紅茶です。
まとめ
フランスで生活をしていた際に購入していたもの、旅行の際に購入するものをご紹介しました。
最近では日本でも購入できるものが増えてフランスをとても身近に感じられることが多くなっていますが、やはりフランスでしか購入できないものもまだたくさんあります。
現地に行かれる際は日本では売っていないものにも注目してショッピングを楽しんできてください。