栄養が偏っていると思ったことはありますか?私はスーパーの惣菜、特に揚げ物が大好きで、選ぶのも肉や野菜ばかりということもよく有ります。
野菜嫌いというほどではないのですが、限られた金額で買うとなると、やっぱり好きなものを選びたくなってしまうんです。
そんな時、ご飯に雑穀米をプラスして解決しています。雑穀米にはビタミンやミネラルを含んでいる素材も多く含まれていますし、いつものご飯の容量で炊いて食べるだけと手軽です。
またもちっとした食感で、おこわや赤飯を食べている気分になれるのも魅力と言えます。今回は雑穀米の魅力と、おすすめポイントをご紹介します。
目次
白米と雑穀米の違いは何?
白米と雑穀米の違いは、上で書いたように栄養がアップすること。そもそも雑穀米は、様々な穀物をまとめた製品ですから、その分栄養も増すんですね。
以降でも触れますが、1つ1つの穀物自体にビタミンやミネラル豊富なものが多いのも特徴で、ちょっと偏っているな、もう少しプラスしたい時に役立ちます。
玄米とはどう違う?
最近では白米だけでなく玄米も食べられていますが、玄米も実は雑穀米に含まれる穀物の1つです。製品によっては含まれないこともありますが、健康志向の穀物という意味では妥当なチョイスでしょう。
気になる点としては、玄米は全て玄米で炊くのに対し、雑穀米はブレンド数が多いと1種類あたりの栄養が少なくなること。さらに製品によっては少量を白米に加えて作るものもあるため、栄養の量という意味では玄米の方が良い場合もあるんです。
ダイエットなど、本格的にボディメイクを考えているのなら玄米にするか、雑穀米の分量を注視してみましょう。
雑穀米に含まれるもの
まずは雑穀米にどんな穀物が入っているか、主だった種類をご紹介します。
雑穀米に含まれるもののうち、代表的な3つについて触れておきます。
食感がくせになるもち米
餅の材料となるお米ですが、米そのままの形としておこわや赤飯として食べることもありますね。
もち米の配合が多いと、よりもちもちの食感になるので私は好きです。ちなみに小豆や赤米などが入っていれば、見た目も赤っぽくなるので、雑穀赤飯ができることもありますよ。
麦なのにお餅?のもち麦
大麦の1つなのですが、名前のとおりこちらももちっとした食感が特徴。もち米と両方入っていれば、より美味しいです。実は麦にも米と同じくうるち麦ともち麦とはあるんですよ。
吸収にこだわるなら発芽玄米
玄米との違いは、ちょっとだけ芽が出ていることによって、中の酵素が活発化、栄養が体に取り入れやすくなるところにあります。成分はさほど違いはないのですが、吸収率がアップする点で人気なんですね。
よく噛まずに飲み込んでしまう、玄米であまり健康になった気がしないと思ったら、発芽玄米に切り替えてみましょう。
アントシアニンが特徴の黒米
古代米の1つとして採用されやすいのが黒米。
紫黒米とも呼ばれ、紫がかった黒い色が特徴です。色はアントシアニンと呼ばれる、ブルーベリーなどでお馴染みのポリフェノールのせい。ゆえにアントシアニンが気になる方なら黒米の入った雑穀米を優先しましょう。
雑穀米の保存期間は?冷凍保存はできる?
雑穀米は高温保存に適さず、20度を超えてしまうと虫がわくなど品質に影響がでます。保存の際は20度未満、可能なら15度未満の冷暗所で、密閉して収納しましょう。袋の口を縛る程度ではなく、米びつなど密閉可能な容器を用意しておくとより安心です。
ちなみに冷凍保存は可能。1ヶ月前後保管できるため、毎日ご飯を炊くのが面倒な時におすすめです。ただし冷蔵の場合は、白米のように糊、ベタつきが少ないこともあって、温めてもボロボロと崩れがち。美味しく食べるなら冷凍にしましょう。
雑穀米のおすすめの炊き方
炊き方は雑穀米の製品パッケージなどを参考にするのがおすすめですが、表記がない場合はまず普段の白米を炊く要領で行います。
雑穀米も米ではありますから、下手に変更すると失敗しやすいです。その時の仕上がりによって、次回水の量を減らすか増やすか、白米に対する雑穀米の割合はどうするかを考えましょう。
水が普段の分量のままに対して白米に雑穀米をプラスする分、やや固めになる気もしますね。
雑穀米を選ぶ時のポイント
雑穀米は種類とその数が製品で違いますから、まずは何が入っているのかをチェックします。素材の好き嫌いはもちろん、含んでいる栄養を重視するなら、原材料一覧で最初の方に表記してあるものがおすすめです。先に書いてあるほど多く入っていますよ。
後は炊く際の配分方法。計量カップやスプーンが付いていたり、そもそも個包装されているとベスト。大きめのスプーンなど、曖昧な測り方で指示されているものは、家庭ごとに差も出やすいので、試行錯誤が必要になる可能性もあります。
岩崎 Lustroware メジャーカップ
出典: Amazon.co.jp
米や水はもちろん小麦粉の計量もOK!
雑穀米に付属のカップやスプーンがない場合は、別途購入しましょう。岩崎の耐熱メジャーカップは米だけでも精米と無洗米の2パターンの計量が可能。
さらに液体用のml表記に加え、小麦粉などに使えるg表記の目盛付き。雑穀米がg単位で目安を示している時にもおすすめです。
マーナ 極 お米計量カップ
出典: Amazon.co.jp
1合が測れる特大スプーン
極お米計量カップは、スプーン状ながら1合が測れる特大サイズ。2分の1合など目盛で細かく測ることも可能です。ふちが平らであり、そのまま米びつの中に入れてすくうことも容易。箸を使えばすりきってぴったりの計量もできます。
【種類別】雑穀のおすすめ5選
雑穀1種類ごとの商品もおすすめです。単体で食べるもよし、好みでほかの雑穀米とブレンドして食べることもできます。
万糧米穀 黒米『朝紫』
出典: Amazon.co.jp
1つ目は黒米。朝紫は日本は山梨県産で、名前の通り真っ黒な古代米です。雑穀の中でもポリフェノールが豊富な種類で、体内の抗酸化など、エイジングケアにこだわりたい方に向いています。
万糧米穀 赤米お徳用
出典: Amazon.co.jp
万糧米穀は赤米もおすすめです。こちらは黒米とは打って変わって、小豆のような赤さ。成分では黒米同様ポリフェノールが多いことと、ビタミンやミネラルも白米より得やすいという特徴があります。
普段偏った食生活をしているなら、取り入れてみてはどうでしょう?
ハンズ 有機JAS認定オーガニックキヌア
出典: Amazon.co.jp
続いてのキヌアは、ミネラルやビタミンのほか、アミノ酸も豊富な穀物です。ミネラルの中では鉄が特に多く、貧血気味、血の巡りが良くないと感じているならおすすめ。
また低GI、タンパク質によってコレステロール増加を防ぐなど、体重・体型に悩んでいる方にもぴったりです。有機栽培にこだわる方もぜひ。
豆・雑穀の専門店すずや 国産(北海道) もちきび
出典: Amazon.co.jp
4つ目のもちきびは、吉備団子のきび。かつ、もち米のような食感が特徴です。白米に比べて黄味がかった色をしていますが、黒米や赤米と同じくポリフェノールによる着色です。
豆・雑穀の専門店すずやでは、北海道産のもちきびを採用しています。国産にこだわる方にも使いやすいです。
豆・雑穀の専門店すずや ひえ
出典: Amazon.co.jp
最後は岩手県産のひえ。きびに比べると、レモンのような薄くも明るい黄色が特徴です。こちらはもちではなくうるち種に属しており、ミネラルバランスを整えたい時に適しています。
【おすすめ】雑穀米おすすめ人気ランキングTOP9
雑穀米にも中身の違いがあるので、それを踏まえて順位付を行いました。五穀米などのように、何種類入っているか、また白米にプラスするタイプかそれだけで炊くのかにも違いが見られます。
9位 はくばく まいにちおいしい雑穀ごはん
穀物重視の方におすすめの豆無し雑穀米!
最初はまいにちおいしい雑穀ごはん。発芽玄米を中心に、もちあわ、大麦、黒米、アマランサス、はと麦、キヌア、白ごま、もちきび、とうもろこし、赤米、黒ごまと12種類が入っています。
豆類が入っていないという特徴があり、豆が苦手な方、純粋に米類を楽しみたい方におすすめ。少量ですが赤米が入っているので、炊き上がりが赤飯になるのも良いですね。
8位 SUPERFOODSJAPAN もち麦たっぷり16種雑穀米
出典: Amazon.co.jp
ごま好き必見の国産雑穀米
続いては種類が増えて16穀米。中身は国産にこだわったものが多く、丸麦(大麦)に押し麦、発芽玄米、青大豆、小豆、大豆、赤米、黒米が該当します。
そのほかもち麦、キヌア、アマランサス、チアシード白及び黒、白黒金3種類のごまが入っています。
白米に混ぜて炊くタイプで、1合あたり大さじ2杯程度が目安。水量を増やして雑穀粥として使っても美味しいです。
7位 種商 国内産十六穀米
遺伝子組み換え無し!大豆が魅力の雑穀米
7位も16穀米です。こちらは全てが国産。
ラインナップは押麦とはだか麦、黒米、もち玄米、黒大豆、発芽玄米、もち麦、赤米、青肌玄米、もちあわ、もちきび、はと麦、大豆、たかきび、緑米、そしてアマランサとなっています。
大豆と黒大豆は、遺伝子組み換えでないものを使う配慮もされており、より健康志向の方にぴったりですね。
麦類の豊富さか、あるいはもちと名のつく素材が多いためか、炊き上がりがおこわのようなもっちりした食感になっています。
6位 石橋工業 雑穀美人
ランキング内最多!18種類の穀物を楽しもう
6位の雑穀美人は、容量の多さも魅力ですね。
含まれている雑穀は大麦にコーングリッツ、黒米、もち米、もちあわ、もちきび、ホワイトソルガム、発芽玄米、ハトムギ、黒豆、小豆、赤米、ひえ、アマランサス、キヌア、たかきび、白ごま、黒ごま。
なんと18穀枚です。うちコーングリッツと黒豆は遺伝子組み換えではありません。
袋入りではありますが、計量スプーンがセットになっているので、炊くのも容易に行えます。
5位 日本精麦 健康十六穀
大家族やいっぱい食べたい方にぴったりの大容量サイズ
5位はさらに大容量の16穀米。
もちあわと発芽玄米、とうもろこし、黒米、大麦、もちきび、小豆、黒豆、たかきび、キヌア、赤米、黒胡麻、はとむぎ、アマランサス、ひえ、ホワイトソルガムが入っています。
最後のホワイトソルガムというのは小麦と違ってグルテンを含まず、新しい種類の穀物として注目を集めています。成分としてはミネラル、特に鉄分が豊富です。
4位 九州の大自然しらき 雑穀米
くまモンファンにおすすめ?国産かつ九州産の雑穀米
くまモンのパッケージが印象的な雑穀米が3位。中身は黒米に赤米、緑米、発芽玄米、押し麦、ひえ、きび、あわと8種類です。
赤米の配合率が高いので、昔ながらの赤飯といっても良いタイプですね。こちらは白米1合に対して大さじ1杯入れるのが目安。
赤飯だからというわけではないのでしょうが、塩を振り掛けるだけで、おかず不要でおいしく食べられます。
3位 雑穀米本舗 絶品 栄養満点23穀米
穀物は最多レベルの23種類!
名前のとおり23種類も穀物が入った雑穀米です。黒大豆などの豆や、とうもろこし、こんにゃく米などはほかでもなかなか見られません。炊き上がった彩りは赤飯。既に豆入りというところも赤飯好きにはおすすめです。
2位 ハウス 元気な穀物香ばし十五穀
個包装で衛生面や使いやすさバッチリ!
ハウスの15穀米は、1回分が個包装されているので使いやすさがあります。ちなみに1回分は1合ではなく2合から3合向け。なので炊飯器1回と数えることができて便利。
含まれているのはもち米、黒米、とうもろこし、小豆、大麦、そば、はと麦、黒豆、黒ごま、白ごま、発芽玄米、ホワイトソルガム、もちあわ、もちきび、そしてアマランサスです。
こちらは赤米こそ入っていませんが、もち米に小豆など、現在の赤飯の素材が入っているのも特徴。色は薄めですが、味は赤飯やおこわに近くなっています。
1位 はくばく 十六穀ごはんお徳用
コスパも良い個包装の雑穀米
小包装かつお得ということで、はくばくの16穀米を1位に選びました。
内容はもちあわ、黒米、黒豆、アマランサス、発芽玄米、キヌア、たかきび、小豆、黒ごま、白ごま、もちきび、大麦、赤米、ひえ、はと麦、とうもろこしです。
種類の豊富さもあってか、こちらもご飯だけでいけるレベル。おかずに困ってしまった時にも助かっています。
雑穀米の売れ筋ランキングもチェック!
なおご参考までに、雑穀米の売れ筋ランキングは、以下のリンクから確認してください。
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手軽な健康意識♪早速今から試してみて!
雑穀米はメーカー別でも共通する穀物が多いですが、国産や遺伝子組み換えなど、種類の質にこだわっていると高めになるようですね。
また基本的に表記しているのは含有率の高い順ですので、好きな穀物があるのなら、それが前の方に記載されているものを選ぶのも手。
今日のご飯から早速プラスしてみてはいかがですか?