毎日お米を炊いておられると思いますが、無洗米を使っていますか?
無洗米は、お米に水を加えるだけで、すぐに炊飯出来るという手軽さから、非常に人気となっています。出来るだけ料理の支度に時間をかけたくない、という方に、無洗米はぴったりです。特に、真冬の水が冷たく感じる季節に、無洗米があると助かりますよね。
無洗米が誕生したのは1991年で、当時は今ほど利用している人も多く無かったようですが、現在ではしっかりと市民権を得ています。
ここでは、「無洗米の魅力」「無洗米のおすすめ銘柄3選」について説明いたします。そして、ランキング形式で「おすすめしたい無洗米TOP8」を御紹介します。
無洗米に興味をお持ちの方は、是非読んでいって下さいね。
目次
無洗米の魅力
無洗米には精白米には無い魅力が沢山あります。
ここでは、無洗米の魅力について見ていきましょう。
時短調理に役立つ
無洗米は、あらかじめ「ヌカ」を取り除いてあるため、とぎ洗いをしなくとも済むようになっています。
炊飯器にお米を入れ、水を加えるだけで簡単に炊くことが出来るので、時間が無い方には嬉しい味方になってくれますね。
お米が長持ちする
無洗米は、ヌカが取り除いた状態であるため、ヌカが酸化することがありません。
その分、精白米に比べて長持ちするという特徴があります。
長期保存するためのお米に無洗米を選ぶと良いでしょう。
栄養価を流出させない
無洗米は、とぎ洗いをする必要が無いため、洗いすぎにより栄養価が流出してしまう心配がありません。
精白米の場合には、水で複数回お米を研ぐ必要があるので、場合によっては栄養が流れてしまうことがあります。
必要以上に何度もお米を研いだり、洗い方が雑だったり、お湯を使ってしまったりすると大切な栄養が流れてしまいます。
無洗米であれば、栄養価が失われることも無いので安心出来ますね。
節水になる
とぎ洗いをする必要が無いので、無洗米を使うと節水になります。
非常時にはもちろんのこと、なるべく水を使わずに節水したい、という方にも無洗米はおすすめです。
無洗米のおすすめブランド銘柄3選
無洗米は、どのようなブランド米であっても、銘柄に関係なく無洗米にすることが可能です。
ここでは、人気のある無洗米のおすすめブランドについて御紹介いたします。
あきたこまち
「あきたこまち」と言えば、秋田県での栽培と思う方もおられると思いますが、実は秋田県をはじめとする東北地方中心に日本内各地で栽培されている人気ブランドです。
「あきたこまち」の名称は、平安時代の歌人、秋田県生まれの小野小町にちなんで名付けられたということです。
1984年に秋田県で開発されていて、コシヒカリを親に持つ生粋のブランド米です。
食味ランキング最上位を示す「特A」ランクにも何度も選定されており、平成30年度の「特A」にも秋田県と愛媛県のあきたこまちが選ばれています。
特徴としては、ツヤツヤとした透明感と特有の香りとが挙げられます。
また、米の旨味と味のコクが感じられ、甘みもバランスよく味わえるということです。
炊き立てが美味しいのはもちろんですが、冷めても美味しいという特徴があるので、お弁当等におすすめのブランドです。
コシヒカリ
お米のブランドと言えば、「コシヒカリ」の名前が真っ先に挙がる程、昔から抜群の知名度のある銘柄です。
高い人気のある、日本が誇るブランドの1つで、最近では海外でも作付けが行われています。
コシヒカリは日本全国で栽培されている銘柄で生産量としては日本一のブランドです。中でも有名な産地は新潟県内陸部です。
でも、意外なことにコシヒカリが誕生した栽培地は福井県なんですよ。
1956年に「コシヒカリ」と命名され、作付け面積が徐々に広がりました。食味ランキングの「特A」を長期間維持していたことでも定評があります。
平成30年度の「特A」には、福島県、福井県、新潟県(魚沼など)14 地区のコシヒカリが選ば絵れていることから、安定した品質を保っていると言えましょう。
コシヒカリは美味しいと高評価を受けていますが、それは粘りと弾力のある、ふっくらとした食感にあるように思います。
お米のツヤ感も香りも楽しめるブランドで、冷めても美味しく食べられるという点も嬉しいですね。
コシヒカリを親に持つブランド米も数多く、「あきたこまち」をはじめ、「ユメヒカリ」「ひとめぼれ」「森のくまさん」等の人気ブランドが誕生しています。
ゆめぴりか
ゆめぴりかは、2008年に北海道の優良品種として採用されたブランドで、比較的新しい品種です。
現在では、北海道を代表する優れたブランドで、TVCMで一気に知名度を上げたこともあり、全国で高い人気のある銘柄となりました。
食味ランキングの「特A」を連続受賞しており、平成30年度の「特A」にも選ばれています。炊き上がった時には、つややかで、もちろんお味が美味しいのも特徴的です。甘みが強く、豊かな味わいが楽しめて、粘りが強いところも良いと思います。
ふっくらとした食感も魅力で、年齢を問わず人気があるブランドの1つとなっています。
【人気】無洗米おすすめランキングTOP8!
無洗米にも様々なブランド、数多くの産地が見られるので、どれを選んだら良いのかわからなくなってしまいますね。
ランキング形式で、無洗米のおすすめランキングTOP8を御紹介させていただきたいと思います。
8位 岩手県産 無洗米 ひとめぼれ
岩手県を代表する「ひとめぼれ」!
岩手県産の「ひとめぼれ」で平成30年度産の商品で5㎏入りです。
岩手県では「ひとめぼれ」の生産量がもっとも多く、岩手を代表するブランドとして知られています。
「ひとめぼれ」は、見た目の美しさにひとめぼれ、食べて美味しさにひとめぼれ、という事からその名が付いたという由来を持つブランドです。
平成30年度の食味ランキング「特A」受賞品種にも、岩手県の「ひとめぼれ」が選ばれているので、まず間違いは無いでしょう。
冷めても美味しいお米の味が楽しめるという点も良いと思います。
お弁当や作り置きのチャーハン等に使うと実力を発揮してくれるブランドではないでしょうか。
価格帯も「特A」ブランドの商品としては非常にリーズナブルなのも買いやすくて嬉しいですね。
一気に10kg 、20kg を購入するよりも、お試としてこちらの5kgで様子を見るのも良いと思います。
ブランド、産地、生産年、価格を考えて、良いと思うのですがAmazonでの口コミに賛否両論あるため、ランキング8位とさせていただきました。
7位 宮城県産 無洗米 つや姫
美味しいブランド無洗米でこの価格!
宮城県産の「つや姫」の無洗米です。平成30年度産の商品で、5㎏入りです。
宮城県産「つや姫」は、平成30年度の食味ランキング「特A」受賞品種に選ばれていることから、品質にも味にも信頼感が持てるところが良いですね。
「つや姫」の食感は、粘りが少なくて、あっさりとしたところが魅力です。炊き立ては、光沢が際立ち、白さが輝くように美しいお米です。
甘みもあるので、小さなお子様からお年寄りまで楽しんで食べられる銘柄だと思います。
香りも良く、時間が経っても美味しさはそのままなので、お弁当にもおにぎりにも向いています。
価格も、有名ブランドのお米としては非常にリーズナブルなのも嬉しいですね。
こちらは5kg 入りなので、「つや姫」の無洗米をお試してみたいという方におすすめです。
ブランド、産地、生産年、価格等をトータルで考え、非常に魅力的ですが、精米日に当たりハズレがあるようなのでランキング7位とさせていただきました。
6位 北海道産 無洗米 ななつぼし
チャック機能付パケで保存が楽♪
北海道の有名ブランド、「ななつぼし」の無洗米です。平成30年度産の商品で、内容量5kgです。
北海道産の「ななつぼし」は、平成30年度の食味ランキング「特A」受賞品種の1つに選ばれているので、こちらを選んでも安心感がありますね。
Amazon限定商品で、チャック機能が付いている特別パッケージで便利に使えそうです。チャック機能が付いていると保存時に便利なので良いですね。
「ななつぼし」は、ツヤ、粘り、甘みのバランスに定評があり、どのような料理にも合うお米として知られています。
また、冷めても美味しいので、お弁当やお寿司、パエリア等の料理に最適です。
甘みも感じられるお米なので、食べやすいお味だと思います。
価格も有名ブランド米の割には、リーズナブルなのが嬉しいお米です。
ただ、Amazonの口コミを見ると賛否両論に分かれているので、お試としてこの5㎏を購入してみると良いのではないかと思います。
ブランド、産地、生産年、価格をトータルで考え、ランキング6位とさせていただきました。
5位 秋田県産 無洗米 あきたこまち
人気の秋田県産あきたこまちの無洗米♪
秋田県を代表するお米、「あきたこまち」の無洗米で人気が高い商品です。こちらも平成30年産で、内容量は5kgとなっています。
秋田県産あきたこまちは、平成30年度の食味ランキング「特A」受賞品種の1つなので、信頼も持てる商品ではないかと思います。炊飯米は、透明感があり、光沢や香りとともに秀でているという特徴があります。
粘りが強いので、モチモチ感のある食感が好きな方におすすめです。弾力性に富んでいるので、美味しく食べられるお米です。
冷めた時にもご飯が硬くなり難く、美味しさはそのまま楽しめるので、お弁当やおにぎりに使うのにもぴったりです。
粘り気はありますが、あっさりとした味わいなので、和食との相性が抜群です。
価格もリーズナブルなので、買いやすい点も良いではないでしょうか。
ブランド、産地、生産年、価格を合わせて考え、6位と4位と甲乙つけがたかったのですが、最近での購入者の口コミがみられないため、ランキング5位とさせていただきました。
4位 低温製法米 無洗米 宮城県産 ササニシキ
「一等米」だけを使用したササニシキ
宮城県産の「ササニシキ」で、米穀検査で最も優秀な等級と認められた「一等米」だけを使用した商品です。平成30年産で内容量は5kgとなっています。
かつてはコシヒカリと人気を二分したブランドのササニシキですが、近年では作付け面積も減っていることから一般スーパーでは入手が難しいブランドとなっています。
ササニシキが食べたいという方は、ネットでの購入がおすすめです。
こちらは、アイリスオーヤマ独自のコールド製法で、お米の保管に適した低温工場で保管・精米・包装を行っているのでお米の鮮度と美味しさが保てるようになっています。
宮城県産ササニシキも、平成30年度の食味ランキング「特A」受賞品種に選ばれているので信頼感が持てるところも良いですね。
あっさりとした食べやすい食感が魅力のブランドなので、お寿司作りには最適のお米だと思います。価格もリーズナブルで、とても助かりますね。
ブランド、産地、生産年、販売メーカー、価格を合わせて考え、非常にお得感があるのでランキング4位とさせていただきました。
3位 青森県産 葛西拓美さんのお米 青天の霹靂
話題の「青天の霹靂」で特別栽培米♪
青森県の「青天の霹靂」というブランド米の無洗米です。
「青天の霹靂」は2015年より販売されているブランド米で、名前は一般公募から選ばれたという銘柄です。
作られてから年月が経っていないにも関わらず、食味ランキング「特A」受賞品種の常連になっており、平成30年度も受賞しているブランドです。こちらは、平成30年産で内容量は5kgとなっています。
「青天の霹靂」は粒が大き目のしっかりとした食べ応えのあるお米で、炊いた時にはツヤとやわらかさ、香りが楽しめる美味しいお米です。お米の白さも輝くようで、甘みもある味わいです。
こちらの商品は、生産者特定で、農薬化学肥料を抑えて栽培している「特別栽培米」なので安心感があります。
そのまま米びつとして使えるクラフト袋仕様なのも、保管がしやすくて便利ですね。
価格は若干高めになりますが、好き嫌いの無い万人受けするお味が魅力なブランドなので、妥当ではないかと思います。
ブランド、産地、生産年、価格等をトータルで考え、Amazonでの評価もとても高いことからランキング3位とさせていただきました。
2位 北海道 ゆめぴりか
大人気の「ゆめぴりか」の無洗米!
北海道産「ゆめぴりか」の無洗米です。
ゆめぴりかは、数年前に大人気となり品薄状態が続いたこともあるブランド米です。こちらは、平成30年産で、内容量は5kgとなっています。
平成30年度の食味ランキング「特A」受賞品種にも選ばれているので、味には信頼が持てると思います。
「ゆめぴりか」ブランドが美味しいのが当たり前ですが、こちらのお米は某大手航空会社のファーストクラスでも採用されているお米と同じ最新鋭の設備で、特別な方法で精米し、極限までお米の異物を除去してあるそうです。
米の等級は、一等米100%というあたりも信頼感が出てきますね。
お味、香り、粘り等、どれをとっても大満足出来るお米だと思うので、ゆめぴりかの無洗米を食べたい、という方におすすめです。
価格帯も、やや高めかなと思うものの、人気ブランド米なので妥当だと感じます。
ブランド、産地、生産年、価格等を合わせて、ランキング2位とさせていただきました。
1位 新潟県産 無洗米 こしひかり
無洗米の王道のコシヒカリ♬
新潟県産コシヒカリの無洗米です。
コシヒカリは言わずと知れた、お米のナンバーワンブランドで、誰にでも好まれるお味だと思います。こちらは、平成30年産で、内容量は5kgとなっています。
コシヒカリは、新潟(魚沼など)産は平成30年度の食味ランキング「特A」受賞品種に選ばれているので、こちらの商品も安心感が持てます。
コシヒカリは、もっちりとした食感と香り、ツヤのある美しい見た目なので、デイリー使いするだけでなく、来客時に使うお米としても最適です。
価格は、やや高めではありますが、人気ブランドの無洗米なので、価格以上の価値を見出す方も多いのではないでしょうか。新潟県産コシヒカリの無洗米を無難な価格で入手したい、という方にぴったりの商品だと思います。
Amazonのレビューも概ね高評価なのも嬉しいですね。
ブランド、産地、生産年、価格をトータルで考え、ランキング1位とさせていただきました。
【炊き方】無洗米が美味しくなる方法をご紹介!
無洗米は、精白米よりも炊いた時に美味しくないのでは、と思っておられる方も多いと思います。
そんなことはありません。
ちょっとした工夫をすることで、無洗米でも精白米と同等のお味が楽しめる様になりますよ。
1.無洗米の水は多目が◎
無洗米を炊いて食べたら硬かった、という声をよく聞きますが、これは水の量を一般の精白米と一緒にしているからです。
無洗米は、水を多目に使うと美味しく炊けるようになります。
とぎ洗いしてヌカを流さないので、精白米に比べて米そのものの量が多いので、水を多目にする必要がでてきます。
米1カップにつき、大さじ1~2杯分の水を追加して、炊飯器に仕込んでおきましょう。
炊飯器によっては、無洗米に適した水の量が入れられるタイプもありますが、無洗米に適したカップもありますので、活用してみて下さい。
2.お米に水を浸しておきましょう
無洗米でも、あらかじめ炊く前に、お水にお米を浸しておくことで、ぐっとお味が格上げされます。
時間がある時には、お米を水に浸しておいて十分に吸水させるようにしておきましょう。
冬場だと1時間以上浸しておくと良いですね。
夏でも30分前後、水にお米を浸しておくだけでワンランク上のお味に仕上がります。
3.蒸らし時間を忘れずに
炊き上がったら、しっかりと蒸らしておきましょう。
10分~15分、蒸らし時間をとっておくと一層美味しく仕上がります。
食べる前には、ご飯をよくほぐし、余計な水分を飛ばしておくと良いですね。
4.長時間の保温は禁物
無洗米も精白米も、長時間、炊飯器で保温し続けると味が落ちてきます。
特に、無洗米の場合にはそのように感じる方が多いかもしれません。
食べ終わったら炊飯器の電源は切っておき、温かいうちに残りのお米をラップ等に包んで冷凍保存しておくようにすると良いと思います。
急冷出来る機能の付いた冷蔵庫で冷凍保存が出来れば、解凍するだけで美味しい無洗米のお味がいつでも楽しめます。
無洗米の売れ筋ランキングもチェック!
なおご参考までに、無洗米の売れ筋ランキングは、以下のリンクから確認してください。
Amazon売れ筋ランキング 楽天売れ筋ランキング Yahoo!ショッピング売れ筋ランキング
無洗米は便利なだけでなく美味しい。
無洗米のイメージと言えば、「時短」が一番はじめに思い浮かぶと思いますが、美味しさも叶備えている商品が数多く登場しています。
基本的に、どのブランド米でも無洗米にすることが可能なので、気になるブランドがあったらチェックしてみると良いですね。
ブランド無洗米は、とてもお味が美味しく、デイリー使いしている方も多くなっています。
ランキングで挙げた無洗米は、平成30年度の食味ランキングで「特A]受賞銘柄から選んでみました。
人気のあるブランド米の無洗米で、比較的リーズナブルプライスの商品を選りすぐったので、是非チェックしてみて下さいね。
毎日の食生活に無洗米を採り入れて、もっと便利に、もっと美味しく、楽しんじゃいましょう。