テキーラソムリエ・輸入商社起業家が紹介!厳選おすすめプレミアムテキーラ

欧米ではセレブのお酒としての地位を確立しているテキーラ。

日本でも雑誌やテレビで紹介される機会が増えており、気になっている方も多いのでは?

私は2012年にテキーラソムリエ(現在の呼称はテキーラ・マエストロ)資格を取得し、縁あってMBA在学中にプレミアムテキーラの輸入商社を起業。

ソムリエ試験時には当時4人しかいなかったというテイスティングでの銘柄当て含む全問正解で合格し、起業した会社ではメキシコの蒸留所と直接交渉、日本初上陸となる銘柄の輸入も手掛けています。

とはいえ、実は当時も今も飲食関連を本業とはしておらず。

決してその道の専門家ではないのですが、テキーラ好きの1人として、本記事ではテキーラに関する様々な情報からおすすめテキーラまで、幅広く紹介したいと思います。

知れば知るほど奥深く面白い、そんなテキーラの世界により一層興味を持つきっかけになりましたら幸いです。

 

テキーラの魅力とは?

世界中で愛されているテキーラですが、多くの人々を惹きつけるその魅力とは一体何なのでしょうか?

そのひとつとしては、個性的なテキーラが多く、銘柄や熟成度などによって、その味わいが実に多様であることが挙げられるかと思います。

好みに合わせ、気分に合わせ、お料理に合わせ…自分のお気に入りの1本を幅広く選択できることは、テキーラの大きな魅力ではないでしょうか。

飲み方も様々あり、ストレートでそのまま味わうことはもちろん、ジン、ウォッカ、ラムと並ぶ世界4大スピリッツのひとつとして数えられるテキーラは、様々なカクテルベースとしても優秀。

個性的でありながらも、活躍シーンを選ばないという万能性も魅力のひとつかと思います。

味もボトルも多様なテキーラ

 

また、味だけではなく、ボトルデザインもオリジナリティあふれる素敵なものが多く、プレゼントやインテリアに良いという魅力もあり。

ハリウッドスターやミュージシャンが手掛ける銘柄も多数、それぞれにこだわりやストーリーが詰まっており、味の幅広さに加え、話題に困らない奥深さもテキーラの魅力のひとつかもしれません。

なお、真偽のご確認は各自にお任せしますが、テキーラは二日酔いになりづらいことが魅力と言われることもあり。

個人的には、ホームパーティの手土産などにすると、他の人とかぶることがほとんどなく、興味深く楽しんでもらえることも、テキーラの大きな魅力のひとつかと思っています。

私もテキーラソムリエ資格を取得するまでは、これほど広く深いテキーラの世界があることを全く知らなかったのですが、知れば知るほど新たな発見や楽しみがあるお酒。

アルコール度数が高いなどのイメージもあるかと思いますが、実はとても間口が広く、魅力的なお酒ではないでしょうか?

 

テキーラの基礎情報 ~ プレミアムテキーラとは何か?

幅広く奥深い世界を持つテキーラですが、そもそもテキーラとは何か?また、巷で耳にする機会も増えてきたと感じる「プレミアムテキーラ」とは一体何なのでしょうか?

ここではテキーラの基礎的な情報とプレミアムテキーラとは何かを簡単に紹介します。

そもそもテキーラとは何か。

意外と知られていない印象がありますが、シャンパーニュ地方のシャンパン、コニャック地方のコニャックなどと同様に、原産地呼称を認められているお酒であり、メキシコのテキーラ地区のお酒を指します。

実際にテキーラと名乗るためには、メキシコのハリスコ州政府の機関であるCRT (Consejo Regulador del Tequila) の厳密な規定をクリアする必要があり、下記はCRTの代表的な規定です。

■テキーラ5州(ハリスコ州、グアナファト州、タマウリパス州、ミチョアカン州、ナヤリ州)で生育されたアガベ・アスールを使用
■原料にアガベ・アスールを51%以上使用
■最低2回蒸留
■最終アルコール度数は35%から55%の間
■メチルアルコールは3mg / 1ml 以下
■水以外に加えるメローイング(規定リストにある添加成分)は1%以下

細かな条件は上記以外にもありますが、これら規定をクリアしたもののみが、晴れて「テキーラ」と名乗ることを認められます。

CRTにより厳しい品質管理が行われていることで、流通するテキーラの品質やブランドが維持され、現在の世界中での高い評価の確立を後押ししています。

なお、原料のアガベ・アスールとは、サボテンではなく、リュウゼツランの一種。正式な学名は”agave tequilana weber variedad azul” であり、英語名ではブルーアガベ、スペイン語ではマゲイと呼ばれることもあるようです。

そして、プレミアムテキーラとは何かを語る上では、この原料のアガベ・アスールの使用割合が大きなポイントとなります。

テキーラと呼ぶためにはアガベ・アスール51%以上の使用が必要となりますが、プレミアムテキーラはこれが100%、つまり混ぜ物がないテキーラとなります。

プレミアムテキーラ、100%アガベテキーラには規定があり、サトウキビなどの混ぜものをせずに醸造することのほか、ハリスコ州または生産現地での瓶詰めや、ラベルに”100% de Agave” の表示をすることなどが義務付けられています。

テキーラのラベル例(PATRON)

写真はラベル表記の例ですが、CRTの規定をクリアしたものが”Tequila”と表示することができ、プレミアムテキーラでは、”100% de Agave”と表示があります(写真では中段に”100% PURE DE AGAVE”の記載あり)。

 

テキーラの種類と選び方

次に主なテキーラの種類と選び方を紹介します。

テキーラには原料、製法などで様々な種類がありますが、大きな分類では、まず原料のアガベ・アスールの割合、そして、味への影響が大きいもので、熟成度による分類があります。

原料のアガベ・アスールの割合では2種類に分類され、アガベ・アスール100%のものがプレミアムテキーラ、100%アガベテキーラと呼ばれ、それ以外はミックス / ミクストテキーラと呼ばれます。

日本ではメニューに「テキーラ」とだけ記載がある場合やカクテルベースのテキーラには、ミックスが使われることが多い印象ですが、プレミアムテキーラが飲みたい方は、ぜひ店員さんにテキーラの銘柄を聞いてみたり、ラベルに”100% de Agave” の表示があるか確認してみては?

なお、”100% de Agave” のラベル表示はありますが、”Mixto”の表示などは特にされません。

ミックスでも美味しいテキーラはたくさんありますが、選ぶ際にはぜひラベルの確認を。

次に、熟成度では主に4種類に分類され、樽熟成の期間によりブランコ、レポサド、アニェホ、エキストラ・アニェホと呼ばれます。

それぞれの簡単な特徴は下記で、味への影響も大きく、好みのテキーラを選ぶ際には、まず熟成度から選んでみるのもよいかと思います。

 

ブランコ

樽熟成をしない、もしくは熟成が60日以内のもの。

フレッシュなアガベの味わいですっきりとして辛みが強く、カクテルベースとしても使いやすい。

シルバー、クリスタル、プラタなどの呼び名もあり。

 

レポサド

最低2カ月間のオーク樽熟成(樽のサイズの規定なし)。

樽のバニラの香りや甘みが加わり、ブランドの特徴がよく出るバランスのよいテキーラも多い。

レポサドは「休ませた」の意味。

 

ア二ェホ

最低1年間のオーク樽熟成(樽は600L以下)。樽の豊かな香りが加わり、ブランデーやウイスキーにも似た奥深い味わいへ。

アニェホは「熟成させた」の意味。

 

エキストラ・アニェホ

最低3年間の樽熟成(樽は600L以下)。

アガベの香りやテキーラらしいすっきりとした辛みは減り、円熟した樽の豊かな香りと甘みのある味わいへ。

 

熟成度により味の特徴は大きく異なりますが、熟成度の呼び名もラベルに表示あり、選ぶ際には簡単に確認が可能です。

なお、味は好みがありますが、価格は基本的に熟成期間が長い方が、より高くなる傾向があります。

味については、銘柄・ブランド、バジェス地区やロスアルトス地区などのテロワールによっても特徴が異なり、また、アガベ・アスールの種類やその処理方法、搾汁や発酵、蒸留の方法や回数、使用する樽の種類などにも多くのバリエーションがあります。

ぜひ色々楽しみつつ試しながら、お気に入りの1本を探してもらえたらと思います。

 

Casa de Luna

 

テキーラ好きにはおなじみ!世界的に有名なテキーラブランド・銘柄

スペースの都合もあるためごく簡単にですが、代表的なテキーラ銘柄・ブランドについても記載します。皆様のテキーラ選びの参考になればと思います。

 

Cuervo クエルボ トラディショナル レポサド

出典: Amazon.co.jp

クエルボ・トラディショナル・レポサド 700ml

テキーラ最古の蒸留所で、世界で年間700万ケース以上を販売しているというトップメーカー。

紹介銘柄はメキシコでクエルボと言えばこれと言われるバランスの良いレポサド。

1800(ミル・オチョ・シエントス)という銘柄も人気。

 

PATRON パトロン アニェホ

出典: Amazon.co.jp

パトロン アニェホ

プレミアムテキーラしか作っておらず、欧米、特にアメリカで知らない人はいないといわれる、セレブテキーラの代名詞となっているトップブランド。

紹介銘柄は12か月超の熟成で、ハチミツのような濃厚でまろやかな甘みが人気。

 

Don Julio ドンフリオ アニェホ

出典: Amazon.co.jp

ドン フリオ アネホ 750ml 正規

プレミアムテキーラの父と呼ばれるフリオ・ゴンザレス氏のブランドで、ロスアルトスの糖度の高いアガベを使用し、そのスムースさに定評あり。

紹介銘柄は1年半以上の熟成で、ほのかな辛みとまろやかな口当たり。

 

Sauza サウザ サウザブルー

出典: Amazon.co.jp

サントリー テキーラ サウザ ブルー 750ml

アメリカに初めてテキーラを輸出したブランドで、加熱工程でアガベを酵素処理し、さっぱりとした味わいが特徴。

日本ではカクテルベースとしての使用が多いものの、紹介銘柄は100%アガベのストレートが合うスムースな味わい。

まだまだ紹介しきれませんが、未経験の方は、ぜひ世界的に代表的なブランド・銘柄をお試ししてみては?

なお、ラベルにはNOMという4桁の番号が記載されており、例えば、ラベルにNOM 1122の記載があるものは、銘柄は違えど同じクエルボ蒸留所のものとわかります。

 

もっとテキーラを楽しみたい!テキーラの飲み方・楽しみ方例

もっとテキーラを楽しみたいという方に、おすすめのテキーラの飲み方や楽しみ方も、簡単ですが紹介します。

熟成度に応じた飲み方としては、ブランコはストレートもしくは、トニックで割ったテキーラトニックやモヒートスタイル、マルガリータなどのカクテルがおすすめ。

レポサドも同様ですがよりストレート中心、アニェホ、エクストラ・アニェホはストレートで味わうのが個人的にはおすすめです。

温度については、日本テキーラ協会の経験則としては、ブランコ10-12度、レポサド15度、アニェホ18度前後が美味しく感じやすく、ブランコはグラスを冷やして常温のテキーラを注ぐと、ちょうどよい温度になるとのお話がありました。

個人的にはカクテルにする場合以外については、プレミアムテキーラは常温でゆっくり楽しむスタイルがおすすめかなと思います。

グラスは、カバジートと呼ばれる細長いショットグラスのほか、飲む香水とも呼ばれるテキーラの香りを楽しむためには、スニフターと呼ばれる口が広がったグラスなど、香りが感じやすいものを使うのもおすすめです。

グラス

自宅には様々なグラスがありますが、海外でショットグラスを販売しているところは意外と多く、海外旅行の際などには、お土産選びを兼ねて探してみるのも楽しいかもしれません。

パーティーなどでテキーラを手土産にする際には、プラスチックのテイスティングカップを持参して、色々少しずつお試しできるようにするのがおすすめです。

先にラベルの例として載せたPATRONのボトルはハワイのお土産で、ミニサイズのボトルも可愛くてよいかと。

テキーラと合わせるものとしては、サングリータというトマトとオレンジジュースなどを使ったチェイサーがあります。

また、サルサ、タコス、ナチョスといった食べ物との相性もよく、ぜひ様々なマリアージュを楽しんでみては?

 

テキーラ好きライターが教える!厳選おすすめプレミアムテキーラ

テキーラの世界は非常に幅広く、好みもあるのですが、最後に独断と偏見にて、私がおすすめするプレミアムテキーラを少しだけ紹介します。

順不同ですが、気になるものがあれば、ぜひお試しください。

 

Don Julio 1942 ドンフリオ 1942

出典: Amazon.co.jp

ドン・フリオ 1942 箱入り 750ml

映画『ソーシャル・ネットワーク』でFacebookのザッカーバーグCEOが成功を祝した際に用いた銘柄。

非常にスムースでバランスが良い、どなたにもおすすめできる1本。

 

Casa de Luna カサデルナ

出典: Amazon.co.jp

カサ・デ・ルナ アネホ 750ml

ポートワイン樽とバーボン樽で2年11カ月熟成し、豊かな香りを注ぐときの心地の良い音とともに楽しめるアニェホ。

リッツカールトンのスイートに常備されているという、ボトルも美しい高級テキーラ。

 

Gran Corralejo グランコラレホ

24カ月以上熟成されたアニェホで、王冠型のボトルデザインが美しい1本。

K-1チャンピオンを目指すキックボクサーの日菜太選手にプレゼントした際にも、とても喜んでもらえたようでした。

チャンピオンを目指す方へのプレゼントやお祝いにもよいのでは?

K-1日菜太選手とグランコラレホ

 

Casa Nobre Crystal カサノブレ

出典: Amazon.co.jp

カサ ノブレ クリスタル

あのギタリストのサンタナがオーナーの1人であり、有機栽培認証を受け、12年物のアガベのみを使用するというこだわりを持った1本。

雑味のないクリアで非常に洗練された印象を感じる1本。

 

MUCHA LIGA ムチャリガ

出典: Amazon.co.jp

ムチャリガ ブランコ 750ml

ルチャドール(メキシコのプロレスのレスラー)をモチーフにしたボトルが目を引く1本。

熟成度に応じて色違いあり、空き瓶も並べると面白いインテリアになるのではと思います。

Mucha Liga

 

GRAN PATRON Platinum グランパトロン

熟成なしのブランコが最高級ラインというのは珍しく、3回蒸留でブラインドテイスティングが当てづらいとテキーラ協会の会長がお話されていた記憶があり。

ブランコながら若干の樽熟成をしていて、高級ブランドの最高級ラインにふさわしい、シンプルながら味わい深い1本。

 

PATRON XO Cafe パトロン XO カフェ

最後にパトロンつながりで、番外編。プレミアムテキーラではないですが、パトロンが出しているテキーラベースのコーヒーリキュール。

甘さを控えたカルーアミルクなどのコーヒーカクテルのほか、黒ビールとの相性もよいという噂。

以上、日本未輸入のトレスアミーゴスなど、おすすめはまだまだたくさんあるものの、日本で手に入る個人的なおすすめを少しだけ紹介しました。

皆様のお気に入り探しの参考になれば、そして、ぜひ皆様のおすすめも教えていただく機会もあれば、とても嬉しいなと思います。

 

まとめ

テキーラは原産地呼称のお酒で、特に欧米では高級なセレブのお酒という評価を確立。

味もボトルも個性豊かで多くの種類があり、幅広く、奥深いテキーラの世界。

ぜひアガベ・アスール100%使用のお気に入りのプレミアムテキーラを探してみては?

記事内で紹介されている商品

クエルボ・トラディショナル・レポサド 70…

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パトロン アニェホ

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ドン フリオ アネホ 750ml 正規

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サントリー テキーラ サウザ ブルー 750ml

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ドン・フリオ 1942 箱入り 750ml

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カサ・デ・ルナ アネホ 750ml

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