チリワインおすすめ人気ランキングTOP16！コスパ最強で美味しいのはどれ？

ワインと言えばフランスやイタリアのヨーロッパ圏を思い浮かべる方が多いと思いますが、ワインを生産しているのはヨーロッパの国ばかりではありません。

カリフォルニアやチリでもワインの生産量が多いです。その中でも最近スーパーでよく見かけるようになったのがチリワイン。スーパーなどの小売店だけでなくレストランでもワインリストにチリワインを見かけます。

この記事ではチリワインについてご紹介します。

 

家飲みワインはほとんどチリ産？！

スーパーやコンビニでは数多くのワインが販売されています。その販売されているワインの種類をみてみると半分以上がチリワインということが多々あります。

日本はフランスワインやイタリアワインが主流でしたが、今やチリワインが主流と言っても過言ではありません。

チリは、ワイン用のブドウを生産するのに恵まれた環境なので、年代による味のバラつきが少なく1種類のブドウから醸造されているワインが多いので味が分かりやすいです。それなのでワイン初心者から楽しむ事ができます。

また、購入しやすい価格なので、家飲みワインとして好まれています。

 

日本でチリワインが人気の理由は「コスパ」にあった！

チリワインを色々なところで多く見かけるというお話しを先ほどしましたが、それもそのはず2015年からずっとボトルワインの日本の輸入先TOPがチリなんです。

なぜそれほどまでチリワインが人気なのかと言えばそれは低価格で美味しいからです。

 

チリワインが低価格のわけ

チリは土地代と人件費が安いのというのもありますが、日本との間に経済連携協定（EPA）を結んでいるので通常15％かかる関税が5.8％しかかかりません。これらの理由から、もしフランスワインと同レベルのワインであっても価格が安くなるんです。

 

チリワインが美味しいわけ

19世紀に世界中でブドウの樹を腐らせてしまう害虫フィロキラセが大流行しましたが、チリは恵まれた地形から唯一被害を受けない国でした。

それなので、被害を受けたフランスの醸造家達がチリへ移住しワイン作りをはじめ、ワイン作りの本場であるフランスの技術を引き継いで醸造しました。

また、チリの気候（少ない雨量・昼夜の寒暖差）はぶどう作りには好条件の環境となっているので美味しいワインが醸造できます。

 

チリワインで人気のブドウの品種

チリワインに使われるブドウの品種は、フランスワインにもよく使われるカベルネ・ソーヴィニョン・メルロー・ピノノワール、ソーヴィニョンブラン・シャルドネなどがあり、チリワインならではの品種はカルメネールとパイスがあります。

 

赤ワインで人気のブドウ品種なら「カベルネ・ソーヴィニヨン」

チリ産カベルネ・ソーヴィニョンは、チリで醸造される赤ワイン用品種の45％強を占め、通称「チリカベ」と呼ばれ人気があります。

一番の魅力はコスパの良さですが、渋みに奥行があり、ふくよかな果実味など個性が強くハッキリとした味わいです。長期熟成型ワインにも向いている品種です。

 

白ワインで人気のブドウ品種なら「シャルドネ」

フランスワインでよく使われるシャルドネ。育つ土地の違いが大きくワインの味に影響する品種です。

チリで栽培されているシャルドネは、青リンゴや洋ナシの香りがし、フルーティーな中にもしっかりとしたコクがあります。樽熟成させたシャルドネは白ワインの美味しさを存分に味わえます。

 

しっかりとしたコクの「カルメネール」

フランスのボルドー地方が原産のカルメネールですが、ボルドー地方では絶滅した品種です。

チリで栽培が成功し、今では主な産地はチリになり、チリの代表的なブドウ品種のひとつになっています。

濃い深紅の綺麗な色合いに、豊かな果実味としっかりとしたコクがありながら、まろやかな渋みと酸味が特徴で、樽熟成によりビターチョコレートのような香りになり、お料理にだけでなくデザートとの相性も良いです。

 

まろやかな味わいの「メルロ」

フランスのボルドー地方が原産で、カベルネ・ソーヴィニヨンと並び、世界で栽培量が多い赤ワイン用のブドウ品種です。

深みのある色合いに、まろやかでやわらかく丸みを帯びたようなふくよかな味わいで、きめ細やかなタンニンが特徴の味わいになります。

メルロは酸味や渋みが強くないので飲みやすいワインが多く、プラムやチョコレートのような香りがします。

 

なめらかな味わいの「ピノ・ノワール」

フランスのブルゴーニュ地方を代表する赤ワイン用のブドウ品種です。

色合いは透明感のあるルビー色。比較的タンニンが少ないので、渋みが少なく酸味はやや強めになり、なめらかで軽くエレガントな味わいのワインになります。

イチゴやラズベリーのようなベリー系の香りとやさしい酸味が広がる華やかな印象があります。

 

爽やかな香りの「ソーヴィニヨン・ブラン」

主にフランスのボルドー地方やロワール地方で栽培されている白ワイン用のブドウ品種です。

グレープフルーツのようなほろ苦い味わいのなかに、爽やかな酸味と繊細で上品ながら軽やかな味わいが特徴のワインになります。

ハーブと柑橘系のような香りが、心地よく広がるので気分をリフレッシュしたい時などにぴったりです。

 

人気のチリワインおすすめブランドをご紹介！

チリワインは数多くの商品が販売されています。

色々な種類を飲み比べて好みのものを見つけたいですが、人気の商品も気になりますよね。人気のチリワインブランドについて、どんなブランドなのか、シリーズはどんなものがあるのか、人気の理由などをご紹介いたします。

 

アルパカ

チリワインでよく見かけるものと言ったらアルパカを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

アルパカは、1942年創業のチリのワイナリー「サンタ・ヘレナ」のブランドで、ラベルに描かれているアルパカがが印象的なワインです。

ラインナップが豊富で、どのシリーズもクセがなく飲みやすいワインが揃っているのが特徴でワインに慣れてない方にもおすすめのブランドです。

そして何よりもコストパフォーマンスに優れているのが魅力。フルボトルで500円前後で購入できお財布に優しいので日常的に家で飲む方に好まれているブランドです。

 

サンタ

アルパカに次いでよく見かけるチリワインと言えばサンタです。

サンタの正式名称は「サンタ　バイ　サンタ　カロリーナ」。サントリーとチリのサンタカロリーナ社との共同開発の商品になります。

チリのサンティアゴに本社を置くサンタカロリーナ社は、140年の歴史を誇るチリの名門ワイナリーです。充実した醸造設備に高い技術。サンタカロリーナから生まれるワインは、高品質で世界的にも高い評価を得ています。

その名門とも言えるワイナリーが日本限定で日本人の味覚に合わせ作ったワインがサンタです。日常的な食事にも合う飽きない味わいで、クセが少なく程よい香りで飲みやすいワインです。

ロゼワインやスパークリングワインまでもありラインナップ豊富で、1000円以下で購入できるお手頃なテーブルワインです。

 

コノスル

コノスルは、1993年にチリで設立されたワイナリー「ヴィーニャ・コノスル」のブランドになり、ブドウ畑に作業に行くための自転車が描かれたラベルが印象的なワインです。

ブドウ畑には有機栽培を導入したり、ワインのコルクにスクリューキャップを採用したり、新しい取り組みを多く行っているワイナリーで、英国業界紙主催の「最も称賛されるワインブランド」では、世界トップ20に選出されていて、コストパフォーマンスに優れ高品質なチリを代表するワイナリーと言えます。

コノスルのワインはバランスがよく安定した品質になります。ラインナップも豊富で、スタンダードな「ヴァラエタル」から最上位クラスの「20バレル」「オシオ」まで、多彩な銘柄が揃っているのでワイン初心者の方はもちろんプロの方からの評価も高いワインが揃っています。

 

モンテスS.A

モンテスS.A.は、1988年にチリの醸造家アウレリオ・モンテスが設立したチリのワイナリーで、プレミアムチリワインを先駆けて開発したことで知られています。

品質の高さは世界的にも認められており、有名なレストランやホテルだけでなく、航空会社の機内ワインなどでも採用されていて、あるワイン評論家は、モンテスS.A.が手がけるワインを「チリワインが到達できる最も高いレベル」と称賛しています。

モンテスS.Aと言えばアルファシリーズになりますが、そのほかにもリーズナブルなクラシックシリーズもラインナップされているので、日常的に家庭で飲むデイリーワインとしてもチェックしておきたいブランドです。

 

チリワインおすすめランキングTOP16

モンテス・クラシック・シリーズ・カベルネソーヴィニョン

種類	赤ワイン
産地	セントラル・ヴァレー地方
品種	カベルネ・ソーヴィニヨン85%、メルロ15%
度数	14％

産地はヴァッレセントラル地方、ブドウ品種はカベルネソーヴィニヨン、ミディアムフルボディの赤ワイン。

カベルネソーヴィニョンの果実感と渋みがほどよく味わえる赤ワインです。クセがないので飲みやすく、1500円ほどで購入することができます。

 

サンタ・ヘレナ・アルパカ・カベルネ・メルロー

種類	赤ワイン
産地	チリ
品種	カベルネソーヴィニヨン、メルロ
度数	13％

産地はセントラル・ヴァレー地方、ブドウ品種はカベルネソーヴィニヨンとメルローを使用、ミディアムボディの赤ワイン。

果実感がよくスッキリとした味わいの赤ワイン。500円ほどで購入できるのが驚きの味わいです。

 

ロス ヴァスコス シャルドネ

種類	白ワイン
産地	カサブランカ地方、レイダ地方
品種	シャルドネ
度数	14％

産地はカサブランカ地方、レイダ地方など。ブドウ品種はシャルドネを使用、中辛口の白ワイン。

柑橘っぽいフルーティーな香りで、クセがあまりなくスッキリとした飲み口の白ワイン。アルコール度数が14%と少々高めなのでスッキリした中にもパンチのある味わいになっています。1300円ほどで販売されています。

 

コノスル シャルドネ レゼルバ

種類	白ワイン
産地	カサブランカ・ヴァレー地方
品種	シャルドネ
度数	14％

産地はカサブランカヴァレー地方、ブドウ品種はシャルドネを使用、辛口の白ワインです。

柔らかな口当たりながら柑橘系やパインなどの香り豊かな白ワイン。果実感とコクが美味しく1200円ほどで購入できます。

 

サンタ・ヘレナ・アルパカ・スパークリング・ブリュット

種類	スパークリングワイン
産地	チリ
品種	シャルドネ、セミヨン
度数	12％

ブドウ品種はシャルドネとセミヨンを使用、辛口のスパークリングワインです。

フルーティーで爽やかさ口の中に広がるスパークリングワイン。辛口ながらほのかに甘さを感じることができ、飲みやすく美味しいです。

 

ロス ヴァスコス カルメネール グランド レゼルブ

種類	赤ワイン
産地	コルチャグア地区
品種	カルメネール
度数	14％

産地はコルチャグア地区、ブドウ品種はカルメネールを使用、フルボディの赤ワインです。

黒みを帯びた濃い赤で、ブルーベリーややスパイスなどの香りが感じる豊かな味わい赤ワイン。カルメネールを使用したワインの中でもこちらは風味豊かで断然美味しいと思います。チリワインにしては少々高めですが、特別な日に飲みたいワインです。

 

コノスル メルロー レゼルバ

種類	赤ワイン
産地	コルチャグア・ヴァレー地区
品種	メルロー
度数	14％

産地はコルチャグアヴァレー地区、ブドウ品種はメルローを使用、フルボディの赤ワイン。

果実感だけでなくチョコレートの香りも感じることができるワインで、複雑な深みのある味わいが楽しめます。

 

サンタ バイ サンタカロリーナ カルメネール

種類	赤ワイン
産地	チリ
品種	カルメネール、プティ・ヴェルド
度数	13％

ブドウ品種はカルメネールとプティ・ヴェルドを使用。日本限定発売のフルボディの赤ワイン。

サントリーが日本人の味覚に合わせてチリ・サンタ カロリーナ社と共同開発した日本限定発売のチリワインです。果実感だけでなくチョコレートのような香りも感じることができ、ほどよい渋み、スッキリとした後味が美味しいワインです。

 

ミゲル・トーレス・チリ コルディエラ カリニャン

種類	赤ワイン
産地	マウレ・ヴァレー地方
品種	カリニャン100%
度数	14％

産地はマウレ・ヴァレー地区、ブドウ品種はカリニャンを使用したフルボディの赤ワインです。

ミゲル・トーレス・チリは、スペインで140年の歴史を誇るトーレスがチリに設立したワイナリー、ヨーロッパのワインメーカーの中で初のチリ進出を果たした有名なメーカーです。

使用されているブドウ品種のカリニャンはスペイン原産のブドウ品種。

黒みがかった濃いルビー色で、ベリー系の果実感とアロマの豊かな香りを感じることができるワインになり、深みのある味の中に酸味と渋みを強めに感じます。それなので、お肉料理との相性が良いワインになります。

 

ヴィニャ・マーティ クロ・デ・ファ

種類	赤ワイン
産地	マイポ・ヴァレー地方
品種	カベルネソーヴィニョン50％、メルロ37％、シラー13％
度数	ー

産地はチリの中央渓谷地方に位置するマイポ・ヴァレー、ブドウ品種はカベルネソーヴィニヨンとメルロー、シラーを使用したミディアムボディの赤ワインです。

カベルネソーヴィニヨンをベースにメルロのまろやかさ味わい、そしてシラーの豊かさな果実感とスパイシーさが上品な奥深さとなっています。

クロ・デ・ファは2万円近くする高級ワインです。プレミアムワインとしてプロも認める品質と味わい・香りで、最高級のチリワインと言えると思います。

 

モンテス・アルファ メルロ

種類	赤ワイン
産地	コルチャグア・ヴァレー地区
品種	メルロ
度数	14％

産地はコルチャグア・ヴァレー地区、ブドウ品種はメルロを使用したフルボディの赤ワインです。

モンテス・アルファはモンテス社の高級ワインシリーズで、最高の畑で作られているワインです。ブラックチェリーやバニラ、チョコレートの豊かなアロマにオーク樽由来の渋みが、バランスよくまとまっています。

メルロワインらしいまろやかさで、渋みが控えめになります。価格は2,500円ほどになるので、ちょっとしたお祝いにおすすめです。

 

サンタ・リタ 120(シェント・ベインテ) シャルドネ

種類	白ワイン
産地	チリ
品種	シャルドネ
度数	14％

130年以上の歴史を持つチリ国内最大級のワイナリー、サンタ・リタの白ワインです。

120(シェント・ベインテ) シリーズは、サンタ・リタの商品の中での格付けは真ん中に位置し、プレミアムさとカジュアルさを持ち合わせた、高品質ながら購入しやすい価格のワインです。

さっぱりとしたフレッシュな果実味の味わいで、シャルドネらしいトロピカルフルーツや青りんごのようなアロマが爽やかさがあり、女性が選ぶワインコンクール「SAKURAワインアワード」での受賞歴がある女性に人気のワインです。

 

ウィリアム フェーヴル チリ　エスピノ シャルドネ グラン キュヴェ

種類	白ワイン
産地	マイポ・バレー地方
品種	シャルドネ
度数	13.5％

産地はマイポ・バレー地方、ブドウ品種はシャルドネを使用した辛口の白ワインです。

シャルドネを作らせたら世界一と言われている、フランス・シャブリで有名なウィリアム・フェーヴルの高級白ワインで、手摘みで収穫、1番絞りを使用し、フランス産の樽で熟成させた最上の物だけを選別して造られたワインです。

ドライフルーツのようなアロマの香りに豊かな果実味と酸味のあるやわらかな味わいで、しっかりとした骨格が感じられる存在感があり、2,500円ほどで購入することができます。

 

ミゲルトーレスチリ サンタ・ディグナ・エステラード・ブリュット・ロゼ

種類	ロゼスパークリングワイン
産地	チリ
品種	パイス
度数	12％

140年以上の歴史を持つスペインを代表するトレースがチリに設立したワイナリーの、ロゼスパークリングワインです。

チリの古いブドウ品種であるパイスを100%使用、パイスならではの輝くようなバラ色にフランボワーズやクランベリーなどの果実の香りが豊かで、キレのある酸が引き立ったライトボディのワインです。

酸味が控えめなので飲みやすく美味しいです。きらめく泡は華やかさがあるのでホームパーティーなどにおすすめです。

 

サンタ カロリーナ エスト レセルヴァ シャルドネ

種類	白ワイン
産地	チリ
品種	シャルドネ
度数	13.5％

140年の歴史を持つチリの名門サンタ カロリーナ社とサントリーとの共同制作、日本オリジナルの辛口白ワインです。

夜摘みブドウを100％使用することにこだわり、濃厚な果実味とフレッシュな酸味とのバランスが取れた厚みのある味わいが特徴となっています。

熟した果実味と酸味のバランスがとれている辛口ワインなので、魚料理だけでなく油が多い料理との相性もよいです。1,200円ほどで販売されています。

 

サンタアリシア レイト・ハーベスト

種類	白ワイン
産地	マイポ・バレー地方
品種	マスカット・オブ・アレキサンドリア
度数	12.5％

産地はマイポ・バレー地方、甘口の白ワインです。

ブドウ品種にブドウの女王と言われ、マスカット種のキングとも呼ばれるマスカット・オブ・アレキサンドリアを使用し、そのブドウは完熟して貴腐状態になってから収穫する貴腐ワインです。

マスカット、花、はちみつの上品な香りが特徴で、甘味と心地よい酸味との絶妙な味わいに、貴腐ワインならではの素晴らしい香りと風味の美味しいワインです。

 

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チリワインは安く美味しい！

チリワインについてご紹介しました。今やボトルワインで日本で一番見る機会の多いチリワイン。安かろう悪かろうで手に取らない方も多かったと思いますが、チリワインが安いのにはわけがあったんです。それなので、チリワインは安く美味しいワインなんです。

チリワインのラベルに「レゼルバ-Reserva」の文字があるものは熟成されている物を表しているので、ビンテージワインのような深みがお好きな方は「レゼルバ-Reserva」表記のあるものを選ぶとよいかもしれません。

チリワインは購入しやすい価格なので色々なワインを試して飲むのにおすすめです。