今日はゆったりウチナー気分♪おすすめの泡盛

日本酒、ビール、ワイン、焼酎・・・。国内で作られる自慢のお酒は数々ありますが、もう一つ、長い歴史と誇りあるお酒があります。

それは沖縄県の「泡盛」!

サラッとした飲み口から、ラムやウイスキーの様なもの、カクテルのベースにもなってしまうという様々な表情をみせてくれる泡盛。

泡盛に興味はあるけれど「アルコール強そう」「クセがありそう」と敬遠しがちな方にもきっと、お好みの銘柄、呑み方が見つかるはずです。

今回はお酒好きライターの私が、泡盛の蔵元さんにうかがったオススメの沖縄流の楽しみ方も交えご紹介いたします!

 

泡盛とは?

さて!泡盛はそもそもどのようなお酒なのでしょうか。まずは基本からみてみましょう。

 

原料は?

沖縄なら・・・サトウキビ?と思う方もいらっしゃるかと思います。私も昔はそうでした。泡盛は「お米」を使用しています。しかしそれは私達が普段ごはんとして食べているいわゆる「ジャポニカ米」ではなく、「タイ米(インディカ米)」です。

何故タイ米かというと、酒造さん曰く「造りやすいから!」とのことでした。その「造りやすさ」と詳しく聞くと、

・粘り気がなくさらさらしていて、麹と混ぜる行程がサラサラ~と出来る(=米麹にしやすい)

・水や酵母を加えてアルコール発酵させるときの温度管理がしやすい。

・ジャポニカ米はコスト的に高い・・・

 

質の面でもコストの面でも、タイ米が使われる理由となっていますが、このことによって泡盛の独特の風味が作られているんですね。

 

カロリーは?健康的には?

蒸留酒の泡盛は、糖質ゼロ!プリン体もゼロ。世の中の男性の強い味方!・・・ですがアルコールも強いので、カロリーはなんと100mlあたり210kcalもあります。

ただしこちらはエンプティカロリー(=体に入るとすぐにエネルギー使われるカロリー)なので、身体をカッと熱くさせたりして消費するものなので、さほど心配は要らない部類です。

エンプティカロリー消費のために、沖縄の方は本能で「呑んで、歌って踊って~!」というイメージがあるのでしょうか。ああ沖縄に行きたい!笑

 

泡盛は沖縄産の蒸留酒!○○な味わいが魅力

さあ健康的な蒸留酒・泡盛ということがわかったところで、その味の魅力についてご紹介しましょう。なんとな~く、「呑み難い」という印象の方も多いと思います。しかし泡盛の飲み口は大きく分けて二種類あるのです。

 

・クセが強い! ザ・泡盛な、ずっしりタイプ

・のみやすい! サラリとしたタイプ

 

この二種類、アルコール度数は同じなのです。ではこの差は何かと言うと

蒸留方法の違いなのです。

 

クセが強い・・・常圧蒸留(じょうあつじょうりゅう)

水の沸点は100℃=常圧(1気圧)アルコールの沸点は78℃。理科で習ったあの蒸留です。

泡盛の蒸留前のアルコール溶液(もろみ)は、アルコール度数18度ぐらいです。蒸留をして、最終的に得られる泡盛の度数は約43度になります。昔から行ってきた蒸留方法です。

カライ泡盛や古酒などがこの方法で作られています。

 

のみやすい・・・減圧蒸留(げんあつじょうりゅう)

釜の中の気圧を下げて蒸留を行います。富士山山頂では87℃程で沸騰しますが、45℃程度で沸騰するまで減圧することにより、旨み・コク・香りを保ち、ソフトな仕上がりとなります。

焼酎などでも、最近ののみやすさを謳ったお酒は減圧蒸留で作られているようです。

クセの強い泡盛が好きな方には「物足りない」と感じる方もいるようですが、こうして日々進化しより愛される泡盛造りが進められています。

 

泡盛の度数は〇~〇度

アルコール度数は大体30度ほどです。酒税法では「45度までのものを泡盛とする」とされています。また、呑み易い25度の泡盛もたくさん出ています。

余談ですが「呑みやすいですよ~」というアピールの「マイルド」などの表記は25度までしか使用できないことになっています。

また、古酒などもっとアルコール度数が高いものももちろんあります。そういったものは「スピリッツ類」としてラベルには書かれています。

 

久米仙酒造 沖縄 20年 樽熟成 泡盛

出典: Amazon.co.jp

久米仙酒造 沖縄 20年 樽熟成 泡盛

こちらは樽で20年熟成。なんとアルコール50度もありますが、複雑な芳醇な香りとコク、甘さがラム酒を思わせるような古酒。ウイスキーにも似た味わいから「琉球ウイスキー」と呼ばれているそうです。

 

焼酎との違いは?

泡盛 焼酎
主原料 タイ米使うのが伝統! 米・芋・麦・蕎麦など
製法 全麹仕込み

黒麹で米を米麹にし、水と酵母で発酵。

1次仕込み&2次仕込み

米麹(や麦麹)にし、水と酵母を加えて発酵させ

その途中で芋や麦米そばなどを仕込んでさらに発酵させる

こうして仕込んだものを、泡盛も焼酎も蒸留します。最近はサラッした飲み口が流行していて「減圧蒸留」を採用する酒造が、泡盛も焼酎も増えました。そんな中泡盛は「常圧蒸留」を貫いている酒造が多く、伝統の泡盛を守っているという証でしょうか。

 

泡盛の美味しい飲み方やおつまみを教えて!

 

美味しい呑み方?

泡盛の呑み方のオススメは、もちろんロックやストレートが泡盛の味をしっかり感じられますが、ビギナーの方への酒造さんからオススメは以外にも炭酸割だとか。レシピがコチラ。

・泡盛(25度)+炭酸(お好みで)+オレンジの皮

タンブラーやゾンビグラスなどに氷をタップリ入れ、泡盛をシングル(グラスの底に寝かせた指1本分の量)やダブル、グラス半分などお好みでいれ、炭酸を注ぎます。オレンジの皮をサッとしぼりかけ、グラスの中に入れます。爽やかなゴクゴクのめる泡盛ドリンクの完成♪混ぜずに呑むのが泡盛マイスターさんのオススメだとか。

 

沖縄の郷土料理と合わせるには

コラーゲンたっぷりラフテーや揚げ物など、コテコテした美味しさも魅力のひとつな沖縄料理には是非、水割りやロックでビシッと口の中をリセットするのがオススメです。

 

おつまみは?

沖縄料理はモチロン、沖縄でよく売られているビーフジャーキーや、辛いものとのマリアージュも最高です。

出典: Amazon.co.jp

四川料理 しびれ王 麻辣ピーナッツ 花山椒入り

花山椒の痺れも心地よい、ピーナッツのおつまみ。泡盛が進みます。

 

泡盛の保存方法は?

賞味期限?

泡盛のボトルのラベルを見てみると、賞味期限や消費期限ではなく詰口年月日が書いて有ります。いつ瓶に詰めたかがわかるんですね。アルコール度数の高い泡盛は、保存性に優れているので賞味期限はありません。それどころか、3年寝かせたものは古酒となり、より熟成されまろやかで美味しくなります。

 

開封後?

開封した後もキチンと栓をしていれば、その保存性を保てます。開封後の保存についてのポイントは、4つ。

 

縦に保管・・・ワインのように横に寝かせません。

常温で・・・冷やしすぎるとオリがでてくる事があります。このオリは旨味成分で問題ありませんが、常温がオススメです。

低湿度・・・湿度は低くなくても結構ですが、瓶がカビたりするような場所はNGです。

暗所・・・太陽の当たるところに置くのはお酒のNGポイントの基本。泡盛も一緒です。

 

泡盛はこう選ぶ!商品選びのポイント

最近では居酒屋さんやコンビニにも置かれることの多くなった泡盛。選び方のポイントをご紹介します。

 

有名産地で選ぶ

ラベルに「琉球泡盛」と書いてあるものが本場の泡盛です。昔は他の地域でも泡盛が作られ、「泡盛」と表記されていたのですが、今は沖縄県内で作られたもの以外はこの表記が出来ませんが、念のためラベルはチェック!

 

人気の銘柄で選ぶ

沖縄内外でも気軽に口にすることが出来る瑞泉は、さらっとしていて飲みやすく泡盛ビギナーにおすすめです。ロックや水割りではハードルが高ければ、炭酸割りが良いかも!

 

 

原材料で選ぶ

出典: Amazon.co.jp

泡盛 久米仙酒造 日本泡盛 熊本県産米使用

泡盛の主原料はタイ米、とご紹介しましたが、実は日本のお米で作った高級泡盛が存在するのです。泡盛を飲み尽くして変わり種はないかな?という方にもおすすめです。レア物ですよ!

 

おすすめ泡盛7選

時代に合わせて様々な飲み口が生まれ、酒造さんそれぞれのストーリーが魅力の泡盛。とてもとても順位はつけられませんので、私が普段楽しんでいる泡盛を順不同で!ご紹介していきます。

 

久米仙酒造 久米仙

そのままはもちろん、カクテルにも!懐深〜い泡盛

ロックでもフルーティで飲みやすい、久米仙酒造さんの泡盛。ラベルの沖縄びんがた模様が美しく沖縄感があるこちら。シークワーサージュースとソーダで割った沖縄満載なトロピカル泡盛にもおすすめです。

柑橘系のフレッシュさとの相性抜群!

 

比嘉酒造 残波

初心者にもおすすめ。サラリと飲める現代の泡盛

本土でも気軽に手に入れることのできる残波のサラリとした飲み口で、アルコールも25%と泡盛の中では低めで飲みやすく、デイリーに楽しめる泡盛です。

 

久米島の久米仙

コスパ◎デイリーに楽しめる泡盛

沖縄本島から100Km、久米島にあるその名も「久米島の久米仙」さんの名を掲げる酒造を代表する泡盛。水割りは食中酒としてもさっぱりしていて美味しいです。

実は那覇にある「久米仙酒造」さんとは血縁関係があるらしいのです。関係者曰く、「プーマとアディダスみたいな感じ」・・・かっこいい!笑

 

宮里 カリー春雨

カリー=沖縄の言葉で「おめでたい」福を舞い込む豊かな旨味!

ラベルにも縁起物が描かれた華やかなカリー春雨は、熟成感のある旨味ふくよかな泡盛で、私を含め周りにもファンが多くいます。カリーは「嘉例」と書きます。そして春雨は戦後間も無く出来た宮里酒造所さんが復興への希望・恵みを込めてつけたのだそうです。ストーリーある名前にも感動ですね。

 

松藤

泡盛の美味しさを知って!

泡盛ならではの香り・クセを楽しめる、崎山酒造廠さんの泡盛。泡盛感が強いので、割って飲んでも美味しく楽しむことが出来ます。私は3年古酒60%、新酒40%のプレミアムブレンドが大好きです。

 

まさひろ酒造 島唄

島唄が聴こえるイトマンの優しい泡盛

ウイスキーのような芳醇な香りですがカドがなくスッと飲めます。伝統と守りつつ、新しい技術を取り入れ、万人に愛されるお酒造りを進めているまさひろ酒造さんの、島唄のように愛される泡盛です。

 

八重泉酒造 八重泉

石垣の大自然に育まれたこれぞ泡盛

自然の恵みに育まれた泡盛。これぞ!な伝統の味を守っている八重泉酒造さん。芳醇な香りとしっかりした味わいは、沖縄・石垣島の旅行の夜を思い出させてくれます。

 

カリーサビラ!乾杯しましょー!

いかがでしたか。泡盛のことばかり考えていたらすっかり気持ちは沖縄に行きたくなってしまいました。

ウチナーグチ(琉球の言葉)では「乾杯!」に使う言葉が複数あるそうです。先ほど登場した「カリー!」もその内の一つ。大人数の飲みの席で「カリーサビラー!(乾杯しますよー)」ときたらグラスをあげて「カリー!」です。他には「ハナハナ!」という乾杯もありました。

そんな乾杯大好きウチナーが愛する泡盛。今夜の晩酌は、波の音・風の音を思い浮かべて幸せを分けてもらいましょう♪

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久米仙酒造 沖縄 20年 樽熟成 泡盛

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四川料理 しびれ王 麻辣ピーナッツ 花山椒…

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泡盛 久米仙酒造 日本泡盛 熊本県産米使用

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久米仙酒造 久米仙

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まさひろ酒造 島唄

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八重泉酒造 八重泉

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