自宅やカフェ、レストランで好んで飲むドリンクはありますか?
私はコーヒーが大好きで、自宅や出先でも、コーヒー・カプチーノ・カフェラテ・カフェオレをよく飲んでいます。
コーヒーの中でもミルクを使って作るカプチーノ・カフェラテ・カフェオレは、ミルクを「豆乳」に代えて飲むソイミルクが登場してから、多くの飲食店でメニューに加わり、現在も人気商品となっています。
そうしたなかで、自宅でも手軽に「豆乳」を飲んでみようと探してみると、こだわりの商品が沢山ありました。
今回「豆乳」の魅力にスポットをあてて、詳しく見ていきたいと思います。
豆乳とは
「豆乳」と一概に言っても、「豆乳」は豆乳類の日本農林規格(JAS規格)により定義され、大きく3つに分けられます。
豆乳(無調整豆乳)
『豆乳(無調整豆乳)』とは、大豆から熱水等により、たんぱく質その他成分を溶出させ、繊維質を除去して得られた乳状の飲料の事をいいます。
大豆固形分8%以上で(大豆たんぱく質換算3.8%以上)、原料は基本、大豆と水のみで作られています。その為、大豆本来の風味を味わう事が出来ます。
調製豆乳
大豆固形分6%以上で(大豆たんぱく質換算3.0%以上)、砂糖や食塩等の調味料を加えて作られています。その為『豆乳(無調整豆乳)』と比べると飲みやすい口あたりです。
豆乳飲料
『調製豆乳』に、調味料や果汁・コーヒー等の風味を加えたのが『豆乳飲料』です。コーヒー・紅茶味、フルーツ味、和風味、デザート味等ラインアップも豊富にあります。
果汁入りは大豆固形分2%以上(大豆たんぱく質換算0.9%以上)、その他は大豆固形分4%以上(大豆たんぱく質換算1.8%以上)となっています。
豆乳の魅力
「豆乳」を飲む事の魅力とは、一体どういったものなのでしょうか?
体に良い栄養成分を配合
「豆乳」には大豆特有の、イソフラボン・サポニン・レシチン・たんぱく質等が含まれています。
イソフラボンは、女性ホルモンのひとつエストロゲンと似た働きをすると言われています。生理前・生理時の不調の軽減、更年期症状の軽減、便秘や冷え性の改善等をサポートしてくれるので、女性は好んで摂取したい成分です。
サポニンは、脂肪の吸収を抑えたり、抗酸化作用の効果があると言われています。体調のサポートとしても影響を持つ成分です。
レシチンは、コレストロールを下げる働きがあると言われています。
たんぱく質は、筋肉をはじめ内臓・爪・髪などを構成する大事な役割があり、体にとって欠かせない三大栄養素の一つです。大豆が肉に匹敵する量のたんぱく質を含んでいる事から、“畑の肉”と呼ばれています。
これらがバランスよく機能し、栄養価も高い事から「豆乳」は魅力があり人気もあります。
ラインアップの豊富さ
『豆乳(無調整豆乳)』『調製豆乳』『豆乳飲料』と種類が豊富にあります。
特に『豆乳飲料』は、コーヒー・紅茶味、和風味・フルーツ味・和風デザート味など、各フレーバーで味付けし、飲みやすくしているので、飲みにくいと感じていた「豆乳」の概念が変わると思います。
豆乳の美味しい味わい方
「豆乳」をどのように味わえば、いかに美味しいか紹介します。
① そのまま飲む
フレーバーの『豆乳飲料』は勿論の事、『豆乳(無調整豆乳)』『調製豆乳』も基本、そのまま飲んで味わう事がベストです。豆乳独特のまろやかさとコクが存分に味わう事が出来ます。
② コーヒーや紅茶に
コーヒーや紅茶のミルク代わりに『豆乳(無調整豆乳)』『調製豆乳』を使う事でヘルシーになります。カフェでも、ソイラテやソイミルクといったメニューが増えており、大変人気です。
③ スムージーとして
牛乳やジュースで割り、果物や野菜と混ぜてスムージーやドリンクを作る方も多いと思いますが、『豆乳(無調整豆乳)』『調製豆乳』『豆乳飲料』を使う事をオススメします。
『豆乳(無調整豆乳)』『調製豆乳』『豆乳飲料』にする事で、コクが増し味に深みが生まれます。また栄養価も高くなります。
④ シリアルやグラノーラに
朝食のお供・シリアルやグラノーラに、『豆乳(無調整豆乳)』『調製豆乳』『豆乳飲料』をかけて食べると美味しいです。牛乳を使用するよりも、まろやかな味わいになります。
⑤ スープやシチューに
牛乳で作るスープやシチューを『豆乳(無調整豆乳)』『調製豆乳』に代えて作る事で、まろやかさやコクが生まれます。栄養価も上がるので、食事の1品になります。
⑥ パンやスイーツ作りに
牛乳やジュースを使用してパンやスイーツを作る所を『豆乳(無調整豆乳)』『調製豆乳』『豆乳飲料』に代えアレンジする事で、コクやまろやかさが加わり、たんぱく質が摂れるのでオススメです。
豆乳の選び方のポイント
私が「豆乳」を選ぶ際のポイントは6つあります。
① ブランドメーカー
美味しい「豆乳」を安心して飲みたいので、老舗メーカーのこだわりの商品を選んで購入しています。
② フレーバー
『豆乳(無調整豆乳)』は、やはり独特の飲みにくさを感じるので、飲むやすくなっている『調製豆乳』や、甘いフレーバーの『豆乳飲料』を選ぶようにしています。
③ 成分配合量
「豆乳」の魅力の項目で既述しましたが、「豆乳」には大豆特有の、大豆イソフラボン・大豆サポニン・大豆レシチン・大豆たんぱく質が含まれています。ですので意識して、これらの成分配合量をパッケージの成分表でチェックし、同類商品の中で、より配合量が高い商品を選んでいます。
④ カロリー
「豆乳」自体がヘルシーで、それほどカロリーも高くはなく、また特にカロリー制限をしているわけではありませんが、パッケージの成分表にてカロリーはチェックしています。
⑤ 遺伝子組換えでない大豆使用
今では大抵の「豆乳」商品は、遺伝子組換えでない大豆を使用している事が当たり前になってきていますが、安心・安全の為、パッケージの成分表をしっかりチェックしています。
⑥ コストパフォーマンス
内容量・価格が納得のいくものであるか、手に入れやすい商品であるかを総合的に判断しています。
以上を念頭に、商品ブランドサイトやショッピングサイトにて商品情報を調べたり、クチコミサイトにて購入者のクチコミを参考にして、納得した上で購入しています。
おすすめ豆乳7選!
私が実際に飲んでいる、オススメの「豆乳」を紹介します。
風味別にあげると好みが偏ってしまったり、種類があり過ぎてしまうので、「豆乳」ブランドごとに紹介しつつ、風味についてのラインアップも盛り込んでいこうと思います。
第1位 マルサン 調製豆乳 1000ml
出典: Amazon.co.jp
マルサンは、愛知県に本社を置く味噌と豆乳を製造販売する食品メーカーで、「豆乳」製造販売の大手ブランドです。
こちらは、大豆の風味を活かし飲みやすく仕上げた『調製豆乳』で、遺伝子組換えしていません。
手軽に飲める200mlサイズと、毎日続けて飲める1000mlサイズがあります。
大豆固形分7%で、100mlあたり55kcal・イソフラボン34mg配合です。
大豆のコクがまろやかで飲みやすく美味しいです。グリーンのパッケージに、ニコッと可愛い黄色いロゴマークが売り場でも目立ち、『調製豆乳』のなかでは、よくこちらの商品を購入しています。
第2位 キッコーマン飲料 調製豆乳
出典: Amazon.co.jp
品質と鮮度にこだわり、大豆の微量栄養成分をより多く抽出し、大豆臭の少ない美味しい味に仕上げた『調製豆乳』です。
遺伝子組換えをしていない、カナダ産丸大豆を使用しています。
手軽に飲める200ml、500ml、750ml、大容量1000mlサイズがあります。
100mlあたり58.5kcal・イソフラボン21.5mg配合です。
御馴染みの鳥・太陽・森のロゴマークが描かれた、ユニークなデザインパッケージで、目覚めの朝に1杯飲みたい気持ちにさせられます。
第3位 マルサン タニタカフェ監修 オーガニック調製豆乳
出典: Amazon.co.jp
タニタ食堂で御馴染み、タニタの別業態・タニタカフェ監修の商品です。
原材料は、遺伝子組換えをしていない有機栽培大豆・オーガニックシュガー・ロレーヌ産岩塩のみの自然派志向の『調製豆乳』で、有機JAS認定製品です。
手軽に飲める200mlサイズと、毎日続けて飲める1000mlサイズがあります。
大豆固形分7%で、100mlあたり48kcal・イソフラボン33mg配合です。
厳選したこだわりの最小限素材で、オーガニックかつナチュラル仕上げなのが美味しさの要因であり、時代に合った商品だと思います。
第4位 キッコーマン飲料 豆乳飲料フレーバー
出典: Amazon.co.jp
出典: Amazon.co.jp
キッコーマンの『豆乳飲料』のラインアップの豊富さは圧巻で、現状、公式サイトで確認できるフレーバーは各200mlサイズ・24種類あります。
カフェシリーズの《麦芽コーヒー》《カロリーオフ麦芽コーヒー》《紅茶》《ココア》《アーモンド》味。
フルーツシリーズの《バナナ》《いちご》《マンゴー》《白桃》《パイン》《メロン》《巨峰》《フルーツミックス》味。
和風シリーズの《甘酒》《抹茶》《黒ごま》《みたらし団子》味。
ラッシーシリーズの《豆乳ラッシー》《いちごラッシー》《マンゴーラッシー》味。
デザートシリーズの《チョコミント》《バニラアイス》《爽香杏仁》《カルシウムの多い豆乳飲料 ヨーグルト》味。
その他、季節ごとに期間限定フレーバーも沢山あり、全種類合わせるとかなりの数になります。店舗では、なかなか全ラインアップが揃って置いていないので、目新しいフレーバーを見つけたら、逃さず購入しています。
私が市販の「豆乳」の飲みやすさや美味しさを感じたファースト『豆乳飲料』は、こちらのシリーズです。一般的な「豆乳」の飲みにくさを感じずに、ジュースやスムージー感覚で美味しく飲め、ハマリました。
フレーバーにより異なりますが、1本あたり58~142kcal・イソフラボン12~38mg配合です。
第5位 マルサン ソイプレミアム ひとつ上の豆乳 フレーバー
出典: Amazon.co.jp
出典: Amazon.co.jp
遺伝子組み換えをしていない厳選した国産プレミアム大豆と、こだわり産地の上質なフレーバー素材で作った『豆乳飲料』で、飲み切りサイズ200mlです。
ラインアップは《柑橘》《白桃》《抹茶》《紅茶》味の4種類です。
《柑橘》3種類の国産柑橘(清見・ポンカン・不知火)をブレンドしています。大豆固形分3%で、100mlあたり53kcal・イソフラボン 10mg配合です。
《白桃》国産白桃果汁を使用し従来よりも豆乳と果汁を増やし、ネクターのようなコクのある白桃の美味しさを味わえます。大豆固形分3%で、100mlあたり59kcal・イソフラボン 14mg配合です。
《抹茶》宇治抹茶のほろ苦さとともに、濃厚な風味を味わえます。大豆固形分5%で、100mlあたり61kcal・イソフラボン 18mg配合です。
《紅茶》スリランカ産のウバ茶100%の抽出液で紅茶本来の味わいと、コクがありながらもすっきりとした豆乳の後味を味わえます。大豆固形分5%で、100mlあたり49kcal・イソフラボン 18mg配合です。
どのフレーバーも、コクがありつつスッキリとした喉越しで美味しく、洗練されたパッケージもお洒落です。
第6位 ポッカサッポロ ソヤファーム おいしさスッキリ
出典: Amazon.co.jpブランド カテゴリ
出典: Amazon.co.jp
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健康感ある和風素材を使用した『豆乳飲料』で、遺伝子組換えしていません。
コレストロールゼロというのが大きな特長で、いつでも気兼ねなく飲めるという安心感があり良いです。
飲み切りサイズの200mlパックで《きな粉》《黒ごま》味の2種類です。
《きな粉》黒須きな粉と黒糖を使用し、和風スイーツの様な美味しさで飲みやすいです。1本あたり111kcal・イソフラボン28mg配合です。
《黒ごま》石臼挽きした黒ごまと黒みつを使用し、なめらかな深い味わいで美味しいです。1本あたり122kcal・イソフラボン28mg配合です。
チョット甘い物を食べたい時や、おやつ代わりにも最適です。
第7位 プロヴァメル オーガニック豆乳飲料
出典: Amazon.co.jp
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プロヴァメルは、1983年にベルギーで設立された大豆製品のリーディングカンパニーであるアルプロ社のオーガニックブランドで、ヨーロッパにおけるオーガニック豆乳飲料No.1ブランドです。有機JAS、EUオーガニック認証取得もしています。
更に2010年から、プロヴァメルは、オーガニックの植物ベース飲料のスペシャリストの会社となっています。
遺伝子組み換えをしていない、動物性脂肪を含まない、飽和脂肪酸の割合が少ない、着色料・保存料不使用、コレステロールゼロ、乳糖フリーとこだわった製法で安心安全な商品を製造している所が良いです。
ラインアップは『豆乳(無調整豆乳)』『調製豆乳』もありますが、飲みやすい『豆乳飲料』《バナナ》《チョコレート》《ストロベリー》味がオススメ。
『豆乳飲料』にしては大豆固形分6~9%と高めで、100mlあたり《バナナ》78kcal 《チョコ》67kcal《ストロベリー》59kcalです。
パッケージの手書き風イラストが、海外商品らしい優しく和やかなデザインで、センスの良さがうかがえるお洒落な商品です。
まとめ
「豆乳」の魅力について考察してきました。
大豆に含まれる多くの成分は、健康に良いと言われているので、毎日飲むドリンクを、牛乳・ジュース・炭酸から、たまには「豆乳」に代えて飲んでみてはいかがでしょうか。
「豆乳」は大豆の旨み・コクをじっくりと感じられ、まろやかな味わいで栄養価も高いので、普通に飲むだけではなく、アレンジでスイーツや料理にも使えてオススメです。
種類も豊富にありますので、ご自身に合った「豆乳」を見つけられると思います。是非一度、味わってみてください!