好きな果物ジュースとなると、幼少期からはまっていたのがぶどうジュースでした。というのも家族で車での外出時、よく寄るガソリンスタンドで販売していて、なぜだかは解りませんがよく選んでいたのです。
確かぶどうの種類は巨峰だった気がしますが、普通にぶどうを食べるのとは違い、酸味やスッキリさが小さい私にはストライクゾーンだったのかもしれません。以来、果物ジュースといえばメーカー問わず、まずぶどうでしたね。
大人になってもその美味しさは変わらないぶどうジュース。改めて魅力をご紹介します。
目次
ぶどうジュースの魅力
ぶどうは味もさることながら、栄養も意外と豊富。ビタミンは柑橘系にこそ劣るものの、鉄やカリウムと言ったミネラル補給にはおすすめ。また果糖とブドウ糖で甘味が構成されており、エネルギー補給にも向いています。
ちょっと疲れを感じる、だるいと思った時のリフレッシュとしてもおすすめです。食物繊維もあるので、お腹をスッキリさせたい人にも役立ちます。
また赤ワインなどで知られるポリフェノールも豊富。ワインの原料はぶどうですから当然ですね。ただしぶどうの場合は皮や種に多く含まれているのも特徴。赤い色の成分でもあるアントシアニンが代表的ですね。
アルコールが苦手な人はジュースでぶどうの成分を得るのもアリですが、皮ごと、種ごと絞ったジュースを探してみると、よりポリフェールが得られますよ。
ぶどうジュースの種類はいろいろ!
ぶどうジュースにも加工方法が異なるなど、複数の種類が存在します。購入時はその違いも比べてみましょう。
濃縮還元タイプとストレートジュース
まずはぶどうをどのようにジュース化しているかの違いです。ストレートは文字通り絞った果汁であり、栄養にこだわるならぶどう果汁100%がおすすめ。
対し濃縮還元は果汁から水分を取り除き、ジュースにする直前に改めて除いた分の水分を戻して作られます。濃縮還元タイプは水分を取り除くことでメーカー側での保管が容易になり、通年通して一定の品質がキープできる点が魅力です。
赤ぶどうタイプと白ぶどうタイプ
ぶどうは巨峰などの赤ぶどうと、マスカットのような白ぶどうの2カラーがあるのも特徴。当然ぶどうジュースにも反映されています。
同じぶどうなので栄養は基本的に同じ。しかし赤ぶどうの赤を表現しているアントシアニンは白ぶどうにはないため、アントシアニンを求めるなら赤がおすすめです。
反対に白ぶどうは、赤よりも酸味を強く感じることがあります。甘さよりも酸っぱさを楽しみたい、リフレッシュしたい時に役立ちますよ。
ノンアルコールワイン
3つ目はノンアルコールワイン。やや極論かもしれませんが、ぶどうジュースにアルコールを加えたものがワインと考えると、ノンアルコールのワインはぶどうジュースの一種と呼んで差し支えないでしょう。
ドライバーさんなど状況的に飲めない方や、アルコールの酩酊感は好きではないけれど、ワインの味は好きという方におすすめです。ただノンアルコールと言っても0%ではなく、0.001%のように微量のアルコールが含まれているケースもあるので、購入時はご注意を。
ぶどうジュースの選び方のポイント
上記を踏まえて、もう少しぶどうジュースを選ぶ際のポイントをご紹介します。
価格は赤ぶどうより白ぶどうの方が高い?
まずは価格。一概には言えませんが、ぶどうの種類を見たときに赤ぶどうよりも白ぶどうの方が高額になっています。原材料が高ければジュースも高いということで、購入時は要注意。
スーパーなどでも赤ぶどうのジュースは見かけても、白ぶどうとなると限定品のイメージがありませんか?それも希少=高額と考えれば納得ですね。
産地にこだわるなら山梨産
ジュースは国産にこだわりたい!という方も多いと思います。日本ではぶどうの産地といえば山梨県。桃など果物の産地の印象強い県ですね。次いで長野や山形も多く生産・出荷されています。
旬は初夏から初秋にかけて。旬であれば大量に出回って値段も低めに設定されることがありますから、コスパにもこだわる人はチェックしてみましょう。
栄養も味も果汁100%
最後は素材の割合。値段は高くなってしまいますが、やはり100%ジュースがベストです。ジュースというより、もはや果汁そののもですね。
薄まっていない分栄養もしっかり得られますし、ぶどうの甘味や酸味をしっかり楽しめて一石二鳥です。
成分表示に着目してみよう!
ここでは、成分表示に着目し、自分に合った、ぶどうジュースを選ぶためのポイントをご紹介します。
糖分をあまり取りたくない方は「加糖」の表示を避ける
ぶどうジュースには、ストレート果汁と濃縮還元があり、濃縮還元の場合は加糖されています。また、果汁入り飲料も加糖されているので、気になる方はストレートだけ選ぶようにしましょう。
それでも、濃縮還元や果汁入り飲料を飲む場合は、表示をよく見て糖質の量で判断するのも◎
葡萄本来にも、糖分が含まれているため、加糖されていることにより、糖分の取りすぎに注意が必要です。
葡萄本来の味を楽しみたい方は、「無添加」を選ぶ
濃縮還元をしていると、その過程で葡萄本来の風味を失ってしまうことから、甘味料や香料などの添加物を加えています。添加物が気になる方は、ストレートを選ぶようにしましょう。
ただし、ストレートだからといって、全ての商品が無添加なわけでは、ありません。
ぶどうジュースの場合、酸化防止剤が入っていることもあるので、ストレートでも表示を見る必要があります。
濃いぶどうジュース?おすすめの飲み方
ただ100%果汁では、味が濃すぎて飲みにくいという人もいるでしょう。もし飲みたいけれど濃さが気になるようなら、自分で薄めて飲むのもあり。
ぶどうジュース自分で薄めるのであれば添加物なども自由に取捨選択できますし、市販されていない割り方も可能。最初から99%以下のジュースを買うよりメリットもあります。
水や炭酸、アルコールで割ってなんちゃってワインも良いですが、個人的には牛乳や、カルピスなどの乳酸菌飲料もおすすめです。実際カルピスはぶどう味もありますね(カルピスは原液ならさらに水などで割る)。
牛乳は、ベリー系を混ぜたヨーグルトを想像するとイメージがつきやすいでしょう。ヨーグルトと混ぜてスムージーっぽくしても美味しいですし、夏場は凍らせてかき氷やシャーベット風にも楽しめます。
味だけでなく、カルシウムやそれこそ乳酸菌などを一緒に得られるのも魅力。
サンク FRUITS DRINK&SYRUP グレープ 濃縮ジュース
出典: Amazon.co.jp
カルピス 470ml×3本
出典: Amazon.co.jp
ただ飲むだけじゃない!ぶどうジュースのちょっとしたアレンジレシピ
ここでは、ぶどうジュースを使用した、ちょっとした料理のレシピを、ご紹介します。
ぜひ参考にして、アレンジレシピも作ってみてください!
ノンアルコールホットワイン
材料
- ぶどうジュース 100ml
- オレンジジュース 50ml
- スライスしょうが 適量
- シナモンスティック 適量
出典: Amazon.co.jp
- ぶどうジュース、オレンジジュース、シナモンスティック、しょうがを鍋に入れ、煮ます。
- 沸騰したら、弱火にして吹きこぼれないようにします。
- カップにゆっくり注ぎます。
グレープゼリー
材料
- ぶどうジュース 200ml
- 粉ゼラチン 3g
- ぶどう 10粒
- 砂糖 大さじ1
出典: Amazon.co.jp
- 鍋にぶどうジュースと砂糖を入れ、煮立たせる。
- ボウルに移し、粉ゼラチンを溶かし入れる。
- 葡萄の皮を剥いておく。
- 容器に葡萄と、2を入れる。
- 冷蔵庫で冷やす。
おすすめのぶどうジュースランキングTOP7
では最後に、私が気に入っているぶどうジュースをランキング形式でご紹介します。
第7位 アルプス 信州ぶどうナイアガラジュース 160g
出典: Amazon.co.jp
まずは信州、つまり長野県産のぶどうが使われているジュースです。産地にこだわりがある方にはおすすめ。ちなみに白ぶどうを使っている、100%のストレートジュースになっています。
飲みきりやすいサイズの缶タイプなので、ちょっと休憩したいときや、幼いお子さんにもぴったり。
第6位 アルプス 信州巨峰ストレートジュース 250ml
出典: Amazon.co.jp
6位は先ほどの赤ぶどう版、具体的には巨峰のみを絞ったジュースです。サイズは250mlと7位よりやや多めですが、蓋付きの瓶タイプですから一息に飲みきれなくても安心。
長野県産の巨峰を味わいたい方におすすめです。
第5位 アルプスワイン ワイナリーこだわりのグレープジュース 1000ml
出典: Amazon.co.jp
5位はワイン…ではなく、ワインの原材料としても採用されているぶどうを使ったジュースです。濃縮還元タイプですが果汁100%。
長野県産で、品種はボルドーなどの高級ワインに使われているカベルネ・ソーヴィニヨンやメルローなど。ポリフェノールなどの栄養もそのままに、リッチな気分を楽しみたいならおすすめです。
第4位 えひめ飲料 POMジュースグレープ 1000ml
出典: Amazon.co.jp
4位はみかんジュースでお馴染み、POMのぶどう版。濃縮還元タイプで、ぶどうのみではなく香料がプラスされています。またカラーは赤ですが、ぶどうは赤白のブレンド。両方の良い所どりが楽しめます。
1lの大容量ボトルですが、ペットボトルタイプで保管から飲み切った後の処分までしやすいのも良いですね。
第3位 コカコーラ ミニッツメイド アロエ&白ぶどう 280g
出典: Amazon.co.jp
3位はミニッツメイドシリーズから、アロエとのブレンド品をピックアップしました。ぶどう単体のジュースではありませんが、アロエは果肉がそのまま入っているため食感が魅力的。小腹満たしやおやつ替わりに飲むのもありです。
また栄養機能食品として、ビオチンもプラス。ビオチンが気になっている人におすすめですよ。
第2位 カルピス Welch’s グレープ50 280ml
出典: Amazon.co.jp
2位はカルピスのウェルチブランド。こちらも赤白2種類のぶどうのブレンドタイプです。皮ごと絞っているため、赤ぶどうのアントシアニンの補給にはうってつけ。
ただ純水による製造とはいえ果汁は50%なので、100%飲料にこだわっているなら注意してくださいね。ミニペットサイズで、移動中の飲用や持ち運びにも便利です。
第1位 コカコーラ ミニッツメイド 朝の健康果実100% カシス&グレープ 350ml
出典: Amazon.co.jp
1番のお気に入りは、ミニッツメイドのカシス&グレープです。カシスもポリフェノール豊富な果物なので、栄養補給メインの方にもぴったり。飲みやすい350ペットボトルサイズも、1日で消費するには手軽でおすすめです。
単体でもカシスとぶどうの濃厚な甘酸っぱさがおいしいですが、炭酸水や上でも触れたようなカルピスなどで割るのも◎。
ぶどうジュースの売れ筋ランキングもチェック!
なおご参考までに、ぶどうジュースの売れ筋ランキングは、以下のリンクから確認してください。
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まとめ
夏が旬に含まれるぶどうは、まさに今一番美味しい時。熱中症など健康面でも不安が残る昨今は、糖やミネラル補給用としてもおすすめです。
ぶどうジュースの程よい酸味と甘みで心身ともにリフレッシュして、まだまだ続く暑さを乗り切りましょう。