甘いお菓子とお茶も良いけれど、お気に入りの大きめマグカップで作るホットチョコレート、考えただけでもほっこりして癒やされますよね。
子どもの時からココアが大好きだったけれど、留学先のアメリカでswiss miss(スイスミス)に出会ってからはホットチョコレートの虜になりました。
美味しくて温まるホットチョコレートは、これからの季節には特に嬉しい飲み物。しかも、人気急上昇らしく、いろいろと種類が出ていますよ。
目次
嫌いな人はいない?!魔法の飲み物「ホットチョコレート」
私のおやつタイムの定番は、ビスケットやクッキー数枚とホットチョコレート。甘いものを食べてお茶を飲むよりも、ホットチョコレートの方が実はカロリー的にもお財布的にもヘルシーなのです。
栄養的にも優れているし、一年中ホットチョコレートを飲んでいます。子どもはもちろん喜ぶし、甘さの調節が可能なので甘いものが苦手な男性にもオススメできて、ホットチョコレートは本当にスグレモノです。
私自身も疲れ具合やお供のおやつの種類によって甘さを調節しています。そんな魅力あふれる飲み物ホットチョコレートをご紹介していきますね。
ホットチョコレートとココアってどう違うの?
粉のココアは飲み物や製菓材料の売り場に必ずありますが、ホットチョコレートはあまり見ないかもしれません。
日本では、ココアパウダーを溶かしたものはココア、チョコレートを溶かしたものをホットチョコレートと呼び、しっかり区別されているようですが、世界的には両者に違いがありません。
アメリカやヨーロッパでは、チョコレートを溶かしたものでも、ココアパウダーを溶かしたものでも、CocoaまたはHot chocolateとどちらでも好きなように呼んでいます。味噌汁とおみおつけの違いのようなものでしょうか。
ココアパウダーでお手軽に作ったものでも、ホットチョコレートという人が多く、しっかりチョコを溶かした本格的なものも、当然ですがホットチョコレートと言われています。
ホットココアにすりおろした板チョコを入れたり、水や牛乳と一緒に板チョコをレンジでチンしたり、鍋で温めたり、ホットチョコレートにはいろいろな作り方があります。
ココアも手軽で美味しいのですが、今回は板チョコから作るホットチョコレートの魅力、カカオマス成分の多いホットチョコレートをお伝えしていきます。
ココアの原料・カカオのマメ知識
カカオとは、カカオの木のことで、植物名です。カカオの木から取れる豆のことをカカオ豆といいます。ここまでは簡単ですね。
カカオ豆は単なる実ですので、それだけでは腐ってしまいます。バナナの皮に包んで発酵させて、皮を剥き、乾燥させ、ローストして砕きます。
カカオ豆は55%が脂肪分なので、砕くとかなりベタベタなペースト状になります。これをカカオニブと呼びます。カカオニブに含まれている脂肪分がカカオバター、カカオニブからカカオバターを取り除くと、カカオマスになります。
そして、カカオマスからさらに脂肪分を取り除いて細かくすると、おなじみのココア(粉)になります。
ややこしいですが、カカオ豆からカカオニブ、カカオマスを経て、やっとココアになるのですね。
この粉のココアに砂糖を加え、お湯またはホットミルクを注ぐと、お手軽なホットココアの完成です!
ちなみに、カカオマスにそのまま砂糖やミルク、さらにカカオバターを入れ、いろいろな工程を経たものがチョコレートになります。
最近話題の「ホットチョコレートスプーン」って?
ホットチョコレートスプーンなら一杯分が簡単に飲める
木のスプーンや棒の先にチョコレートがついている。ただそれだけなんですが、お湯に入れてかき混ぜるとチョコがどんどん溶けてあっという間にホットチョコレートが楽しめる画期的な商品が「ホットチョコレートスプーン」です。
わざわざ板チョコを砕いて、レンジや鍋にかけて作るのって、正直ちょっと面倒くさい。そんな時にはホットチョコレートスプーンが活躍しますよ。
また、見た目も可愛いので、バレンタインやちょっとしたプレゼントにもオススメです。
ノースファームストック 「ショコラスプーン5個セット」
出典: Amazon.co.jp
ホットチョコレートスプーン
出典: 楽天市場
自分で作るオリジナルなホットチョコレートスプーン
100円ショップの材料だけで自分でも簡単に作れます。でも、せっかく作るなら美味しいこだわりチョコを使うのがオススメ。ネットだと割れチョコミックスがお安く手に入りますよ。
チュベ・ド・ショコラ 割れチョコミックス
出典: Amazon.co.jp
個人的には、あとで砂糖や蜂蜜などで甘さが調整できるので、ビター多めの割れチョコがおすすめです!
ホットチョコレートスプーンの簡単なレシピ
用意するもの
・プチマフィンカップ
・スプーン(アイスの棒など)
・板チョコ
・お好みのナッツやドライフルーツ(チョコレートと同じグラム数までOK)
- 板チョコは溶けやすいように刻む
- ナッツはビニール袋に入れて叩いて細かく砕く
- 刻んだチョコを湯煎して溶かしたところに刻んだナッツを入れて混ぜる。小さいマシュマロやカラフルなチョコ、小さなクッキーなどをトッピングにしてもgood!
- マフィンカップに流し入れ、スプーンを垂直にさす
室温で固まるので、そのままビニール袋などに入れて室温で保管可能です。お湯またはホットミルクに入れて溶かすだけでお手軽にホットチョコレートが楽しめますよ。
ドライフルーツの酸味、ナッツの香ばしさがホットチョコによく合います。
ホットチョコレートを最大限に楽しめるアレンジレシピ♡
甘党なら断然マシュマロ入りがおすすめ
小さくて真っ白なマシュマロは、そのままでもすごく美味しくてアマゾンレビューでも高評価。ホットチョコレートに浮かべると表面がつるつるになり溶けていきます。
マシュマロはコラーゲンたっぷりでお肌にもうれしいですね!お砂糖を入れる代わりにマシュマロを入れましょう。見た目もすごく可愛いですよ。
エイワ ベストチョイス ホワイトプチマシュマロ
出典: Amazon.co.jp
定番に飽きたらシナモンやキャラメルソースをかけてみて
シナモンパウダーはスーパーなどで簡単に手に入りますが、オススメはスリランカ産のシナモンスティックです。
スティックになっているので、見た目もオシャレ。
ちなみにシナモンスティックは乾燥した木の皮で食べられません。味を移すためにかき混ぜるだけにしてくださいね。
洗って乾燥させればまた繰り返し使えますよ。カレーなどの煮込み料理のスパイスとして一緒に煮込めるので便利です。
シナモンスティック セイロン
出典: Amazon.co.jp
ホットチョコレートが甘いので、キャラメルソースは少しだけ加えるのがオススメです。生クリームの上にかけると見た目が本格的になりますよ。
モナンのキャラメルソースは先が細く出るので、ホットチョコレート以外でも、トーストやクレープ、ラテ・マキアートなど、お家でもカフェっぽい仕上がりに。
一本常備しておいて損はナシです。もちろん味も良く、さすが多くのホテルやカフェで使用されているだけあります。
MONIN キャラメル・ソース
出典: Amazon.co.jp
ホワイトチョコレートをひとかけ入れるのもgood!
ホットチョコレートができたら、最後にホワイトチョコをひとかけら入れるだけで、クリーミーでまろやかな味わいになります。ホワイトチョコは溶けやすいので、最後に入れても簡単に溶けるのでオススメです。
入れてからすぐ飲むと、溶けるまでの味の変化が楽しめるので、ホワイトチョコを入れる時は飲む直前がベター。
プレゼントやバレンタインにもおすすめ!高級ブランドのおすすめホットチョコレートギフト
高級ブランドのチョコレートはギフトの定番ですが、最近はホットチョコレートをプレゼントする人が多くなってきているようです。食べるだけじゃなく、飲んで温まれるホットチョコレートギフトのオススメブランをご紹介します。
Lindt(リンツ)
1845年創業のスイスの老舗高級チョコレートブランド「Lindt(リンツ)」は、現在のチョコレートの生みの親として知られています。かつてのチョコレートは今のようになめらかではなく、味わいも違ったものでしたが、1879年にロドルフ・リンツが柔らかくて口の中で溶ろけるチョコレートを発明し、現在に至っているのですね。
それ以来、世界最高級のチョコレートメーカー&ブランドとして、世界中で愛されています。日本でも各地に店舗があり、取扱店もたくさんあるので、高級ながらも手に入れやすいブランドです。しかも、これだけの販売量を誇りながらも、最高の原材料を厳選し、品質や美味しさを落とすことがありません。
Lindt チョコレート リンツ スプレッド ギフトボックス
出典: Amazon.co.jp
リンツにはホットチョコとしての販売はないものの、スプレッドをミルクに溶かしてホットドリンクとして楽しむ方法が公式サイトでも紹介されています。
Fran’s chocolates(フランズ)
「Fran’s chocolates(フランズ)」はシアトル生まれのチョコレートブランド。オバマ前大統領も夫婦でお気に入りにしていたことでも有名で、全米中で愛されているショコラティエです。特に、塩キャラメルのフレイバーが大好きだとか。日本ではなかなか手に入らないので、レアなアメリカ土産としても人気です。
産地を限定するほど原材料に徹底的にこだわる点もすごいですが、個人的には添加物を一切使用しないオーガニックチョコレートという点が推奨ポイントです。
日本唯一の直営店は、中部国際空港セントレアの商業施設「フライトオブドリームズ」にあります。セントレア土産としてもイチオシ。
ホットチョコレートはカカオ68%。カカオ分が高いだけに、力強さと深いコクが味わえますよ。
ホットチョコレートのおすすめランキングTOP10!
10位 ROYCE'(ロイズ) 「飲む」チョコレート
出典: Amazon.co.jp
誰もが知っている「ROYCE'(ロイズ)」は、北海道のお土産として定番ですよね。なんと昨年、創業35周年を迎えました。北海道のみならず日本中で長く愛されているブランドです。
しっかりとしたクオリティで間違いない美味しさなのに意外とお手頃価格なのが、ここまでの人気になった理由でしょう。
そんなロイズのチョコレートドリンクは、その名も「飲むチョコレート」。コロンビア産カカオを使った甘さ控えめの大人味です。
9位 オーガニック ホットチョコレート オリジナル
出典: Amazon.co.jp
有機ココナッツオイルで有名なオーガニック食品ブランド「ブラウンシュガーファースト」のホットチョコレートです。
原材料は有機カカオパウダーと有機ココナッツシュガーのみ。もちろん化学調味料無添加です。素材の味が生きていて、品質の良さを感じます。
余計なものが入ってない分だけ溶けにくいので、最初はミルクをほんの少しだけ入れて練ってペースト状にして、さらに少ずつのばしていく感じにするとキレイに溶けますよ。
8位 ナチュラータ オーガニック ホットチョコレート
出典: Amazon.co.jp
ドイツ製のホットチョコレートです。日本だとココアの扱いになりますが、ココアではなくホットチョコレートという名前で販売されているだけあって、とっても甘くて濃厚。
しかも、原材料は有機黒砂糖と有機ココアパウダーのみというオーガニック商品!板チョコがただ粉になっている、そういう状態です。
素朴さを感じる紙製の筒型は、さすがエコな国ドイツ製のパッケージです。
オーガニックなので350グラム1,782円は高いと感じますが、これがなかなかなくなりません。意外なほどもちますよ。砂糖が6割なのでかなり甘く感じ、まさにホットチョコレート。
これだけで十分甘いので板チョコなど追加で入れる必要はありません。甘さすぎる方は、牛乳を入れて甘さを調節してくださいね。
7位 オーガニックエキストラバージンホットチョコレート スパイス
7杯分で756円はお買い得でしょう。オーガニック商品で体に優しく、小さなお子さんでも安心して飲めるホットチョコレートです。
オリジナルとスパイスの2種類ありますが、スパイスがオススメです。ココアでスパイス味は珍しく、オリジナルのココアよりも断然飲みやすくてびっくり。
ココナッツシュガーを使った自然な甘みが特徴で、体が温まるスパイス入りなので、この美味しさはぜひ試して欲しいです。
パッケージが可愛いくて見た目的にもオススメなのですが、実は意外に容量が少なくて、美味しすぎるがためにすぐなくなってしまうのが難点。
ココアってなかなか飲み切ることがなかったのですが、このホットチョコレート・スパイス味は、何度もリピートしてしまいます。Amazonでも人気が高いようです。
6位 ゴディバ ホットココア ダークチョコレート
出典: Amazon.co.jp
高級チョコといえばゴディバ!そのゴディバがたったの1,900円で、ホットチョコレートとして気軽に楽しめます。
ダークとミルクの二種類がありますが、自分で甘さが調節できてチョコ本来の味わいが楽しめるので、ダークがオススメ。
さすがチョコレート専門店!とうなってしまう美味しさです。ココアの粉は溶けにくいので、まずは少量を熱湯でよく混ぜて溶かしてください。
ペースト状になってから多めの熱湯を入れて伸ばすように薄めると、ダマのないなめらかなホットチョコレートができあがります。
お友達へのおもてなし、良いことがあった時など、ちょっと特別なシチュエーションにどうぞ♪
5位 バンホーテン ザ・ココア グラン カカオ
出典: Amazon.co.jp
ココアの名門、歴史あるオランダバンホーテンのグランカカオです。バンホーテンはココアパウダーの入っている金色の缶でお馴染みですね。
バンホーテンはいろいろな種類のココアを出していますが、このグランカカオは甘さもすでに調整済みなので手軽に楽しめます。
熱湯に一袋を注ぐだけで、溶け残りがなくすぐに楽しめます。
オフィス勤務の方にオススメ。甘さ控えめなので、板チョコやホワイトチョコを一欠片入れたりして楽しむのも良いですね。
4位 オーガニックココアで作った しょうがココア
出典: Amazon.co.jp
シンプルなパッケージがオシャレ。オランダ産のオーガニックココアパウダーと鹿児島産の有機生姜のみが材料です。冷え性の女性や体を中から温めたい時にオススメ。
無糖であっさりめの味なので、ここに板チョコを加えてコクを出すと、なめらかでおいしいホットチョコレートに変身します。
変わったココアを楽しみたい方、オーガニックにこだわる方、添加物フリーにこだわる方にもオススメです。
3位 SWISS MISS スイスミスミルクチョコレート
出典: Amazon.co.jp
お手軽なホットチョコレートといえばアメリカのスイス・ミスでしょう。日本のココアとは全く違い、本当に濃厚です。一回ぜひ試してもらいたい一品です。
私もそうでしたが、これがアメリカのココアかぁ~!と驚くと思います。スイス・ミスはココアパウダーなのですが、濃厚で甘く、板チョコを入れなくてもホットチョコレートとして楽しめます。
パッケージもおしゃれ。箱のまま置いておいても雰囲気がでますよ。スティック状ではなく、カップスープのような袋状なので見つけやすく開けやすいです。
60袋入って1,990円はかなりコスパの良い商品です。日常的に飲みたい方、オフィス勤務の方にオススメです。コストコでもおなじみですがAmazonでも買えますよ。
2位 パイオニア企画 AMER72 クーベルチュールチョコレート
出典: Amazon.co.jp
ドミニカ(27.8%)、ガーナ(22%)、エクアドル(16%)の3か国のカカオ豆が配合されています。
甘酸っぱい果実の風味とカカオ独特の苦味が調和したカカオ分72%のこだわりのハイカカオビターチョコレートです。
62%もカカオマスが入っているチョコレートはなかなかないので、コクと苦味のあるホットチョコレートが作れます。
ダークすぎないけれどもミルクチョコほど甘いのはちょっと…という方に超オススメのチョコレートです。ですが、高級チョコが1キロで2,592円という価格はコスパ的にかなり良心的です。
コレステロール値が気になるけれど甘いものが大好きな方にはぜひオススメ。大きな粒なのでこのまま食べても食べごたえがあって美味しいけれど、やっぱりここはホットチョコレートにして少しずつ飲むのがgood。
コーヒーのような強烈なカフェインが入っていないので、夕方に飲んでも大丈夫です。また、すでに砂糖が少し含まれているので、このまま溶かして飲むのがベスト。
甘みが足りない場合は、はちみつやコラーゲンたっぷりなマシュマロを加えてみてくださいね。
1位 大東カカオ クイックメルト カカオマス
出典: Amazon.co.jp
カカオマス100%、余計な添加物は一切入っていません。これにハマってしまうと、もう普通のチョコレートには戻れません!という人多発?な、大人な味わいのカカオマスです。
カカオマスにカカオバターと砂糖を加えるとチョコレートになるので、カカオマスは砂糖と脂肪分のない板チョコのようなもの。
チョコレートには、カカオマスという表記はありますが、カカオマスが何%かの記載をしてある板チョコはめったに見ないので、カカオマスが多いチョコを見つけるのは結構大変なのです。
70%という表記があるチョコレートでも、カカオマスとカカオバターを足して70%なので、カカオバターを意図的に増やしている板チョコが多い中、カカオマス単体で60%を超えるという表記があるこのチョコレートは非常に良心的です。
カカオマスにはポリフェノールなど体に有効な成分が多く含まれているので、美容と健康にも嬉しい期待できます。
この商品は、溶けやすいクイックメルトで刻む手間のいらないコイン型になっているので、マグカップに直接5、6個入れてレンジでチンすると簡単に溶けます。
溶けたところに黒砂糖やはちみつを入れ熱湯を注ぐと、健康飲料としてのホットチョコレートが楽しめます。もちろん熱湯にそのままチョコを入れてもOK。
かなりビターな大人味が好きな方、添加物フリーを意識している方、コレステロール等が気になる方にオススメです。
ホットチョコレートの売れ筋ランキングもチェック!
なおご参考までに、ホットチョコレートの売れ筋ランキングは、以下のリンクから確認してください。
Amazon売れ筋ランキング
ホットチョコレートで心温まるリラックスタイムを♡
健康飲料としても人気の高いホットチョコレートは、寒い時期には特に常備したい一品です。お気に入りの極上のチョコに、ひと手間をかけたこだわりのホットチョコレート。至福の時が楽しめますよ。
また、見た目が可愛いホットチョコレートスプーンは、手軽で美味しくてプレゼントにも最適。簡単なので、ぜひ手作りしてみてくださいね。