和食に欠かせない食材と言えば何が思い浮かびますか?深く考えずにパッと思い浮かんだ食材が昆布だった方は多いのではないでしょうか。筆者は昆布そのものを食べる事はあまりありませんが、煮物やお味噌汁の出汁をとるのに毎日のように昆布を使っています。
今回は昆布についてご紹介します。
昆布の使い道
昆布は主に出汁をとるのに使います。昆布だしは和食には欠かせない出汁で、味の主張こそしないものの、天然の旨味が素材の味を引き立て美味しいお料理に仕上げることができます。
また、出汁として使うだけでなく、お節料理で見かける昆布巻きや、昆布の煮物、昆布の佃煮など昆布そのものを美味しくいただく事ができます。
昆布の種類・タイプ
昆布は主に北海道で採れ生産されています。昆布の種類はその産地の違いになります。
真昆布(山出し昆布)
真昆布は厚みと幅があり、昆布の中で高級品として扱われることが多いです。見た目だけでなく、真昆布からとった出汁は、クセがなく上品な旨味と香りが口の中で広がる澄んだ出汁です。
羅臼昆布(鬼昆布)
羅臼昆布は茶褐色で柔らかく、コクと香り、旨味が強い出汁をとることができます。出汁の色は黄色味を帯びているので澄んではいませんが、高級な香り深い出汁です。
利尻昆布
利尻昆布は固めの昆布で、クセのない旨味と上品な香りの出汁がとれます。真昆布ほどの甘みはありませんが素材の味を引き立てる美味しい出汁です。
日高昆布(三石昆布)
一般的に販売されている昆布の中で一番よく見かける昆布が日高昆布になります。濃い色をした昆布で、磯の香りが強い出汁がとれます。柔らかいのでそのまま煮て食べるのにもおすすめです。
顆粒タイプの昆布
昆布には顆粒タイプの物もあります。昆布を細かく粉末にしたものなので、出汁のかわりのそのまま煮物などに入れれば、昆布の栄養をそのまま摂取する事ができます。
また、煮出す手間がないので簡単に使え、粉末状なので調味料と同じように炒め物などの料理の隠し味や漬物を作る時に使うことができます。
昆布の選び方
昆布は多くの家庭で常備してあるので需要が高い食品です。
それなので、商品数もたくさんあり、さまざまな種類があります。
産地や浜で選ぶ
日本の昆布の90%は北海道産になり、残りの10%は青森・岩手・宮城の東北三陸海岸産になります。
「昆布の種類・タイプ」の項目で紹介していますが、産地により昆布から作る出汁の風味や味が変わってきます。また、その産地で採れる昆布の中にもグレードがあり、例えば利尻昆布は、利尻島で獲れるものが最高品質と言われています。
同じ地域の中でも最高級品が獲れる浜があるので、産地はもちろん浜もチェックするのがおすすめです。
作りたい料理で選ぶ
昆布の種類により風味や甘味・塩味が違ってきます。そして、煮物に向いている物もあれば、お吸い物に向いている物もあります。それなので、作りたい料理で昆布を選ぶのもよいと思います。
関西風だしなら「利尻昆布」
素材の味を引き立てる美味しい出汁を取れる利尻昆布は、香りがよく色が澄んでいるので会席料理や京料理など関西で多く使われています。
硬さが少々あるので出汁を楽しむお吸い物や湯豆腐などに向いていて、千枚漬けにも使われています。
関東風だし&煮物用なら「日高昆布」
磯の香りが強い出汁がとれ、柔らかく煮えやすい日高昆布は、出汁の色も濃いので関東で多く使われています。
関東風の出汁や昆布巻き煮物に向いています。
鍋料理など濃い出汁なら「羅臼昆布」
「昆布の王様」と言われるコクと香り、旨味が強い出汁をとることができる羅臼昆布は、出汁の色は濁っていますが高級料亭のような味わいの美味しい出汁がとれ、昆布の風味がいかせる料理に向いています。
鍋料理や麺つゆ、昆布自体が柔らかいので煮物にも向いています。
迷った時は万能な「真昆布」
クセがなく上品な香りで澄んだ出汁がとれる真昆布は、風味が強すぎることがないので昆布だけの出汁はもちろんですが、カツオなどとの合わせ出汁に使うのにも向いていて万能に利用できます。
また、昆布自体が肉厚で幅もあるので出汁殻で佃煮を作ったりすることができます。
煮物や汁物、鍋料理など料理全般的に向いている万能な昆布です。
内容量で選ぶ
昆布出汁を取るには、昆布をたくさん使えば美味しい出汁が取れるという訳ではありません。
それなので、色々な昆布を試してみたい方や、昆布出汁初心者の方は少量タイプや複数の種類がセットになった、内容量がそれほど多くないものがおすすめです。
一方で大容量タイプはお値段がお得になりますので、普段から昆布で出汁を取るご家庭でしたら大容量タイプがおすすめです。大容量タイプには訳あり品もあり、品質は通常品と変わらないので、そのような商品を選ぶのもよいと思います。
チャック付きだと保存が便利
昆布は乾物です。そのため、湿気に弱く湿気ってしまうと昆布の風味が落ちてしまいます。
封を開けた昆布は缶などの保存容器に移し湿気らないようにしないといけません。それなので、チャック付きなら開封後もそのまま使えるので保存に便利です。
昆布を使ったおすすめ料理もご紹介!
昆布を使った料理はたくさんあります。まず、昆布出汁を使う料理ですと煮物や湯豆腐・おでんなどの鍋。そして、その出し殻は佃煮にしたりフリカケにしたり活用できます。また、昆布巻きはそのままの昆布を使います。
煮物には昆布が入っているものがあります。昆布は出汁を採ったあとでも美味しく食べられます。
昆布水
健康飲料としても話題の昆布水。水に昆布を浸しておくだけでできます。そのまま飲むのもいいですが、昆布の出汁の取り方には「水出し」というやり方があります。
水出しは、水に昆布を浸し時間をかけ、ゆっくりと出汁をとるやり方で上品な雑味のない出汁がとれます。作り方は水につけるだけなのでまさに昆布水なんです。
昆布水は作っておけば昆布出汁としても使えるので便利です。
作り方
水1.5リットルに対して昆布を約20g入れ冷蔵庫で8時間以上おけば出来上がり。
昆布を使って作るのはお味噌汁だけではありません。
昆布を使って作る料理と、出汁をとったあとの出汁殻の昆布で作る料理をご紹介します。
煮物やおでん
昆布の出汁を使った料理として煮物やおでんは代表的なものになります。
昆布の種類やグレードにより多少の違いはありますが、昆布出汁の基本は「水1リットルに対して、昆布15g」になります。
水に入れた昆布を冷蔵庫で8時間ほどおいておくとできる水出し法と、60分ほど水に昆布を浸け置き弱火でゆっくりと出汁をとる煮出し法があります。
どちらの方法でも美味しい昆布出汁が作れるので、それを使い砂糖や醤油を足しすと美味しい煮物やおでんが出来上がります。
昆布茶
出汁用の昆布を使って昆布茶を作ることができます。
出汁用昆布と緑茶をフライパンで炒り、食塩と一緒にミルで挽くだけで昆布茶の完成です。市販の昆布茶は塩分が高いですが、自分で作ると塩分の調節もでき健康によい昆布茶ができます。
昆布茶を飲む時に梅干を入れれば梅昆布茶になります。
佃煮
出汁をとったあとの昆布を使い佃煮を作ることができます。
昆布は1cm位の角切りにし、醤油とみりんで汁気が飛ぶまで煮込むだけで簡単に作ることができます。アレンジとして、仕上げにゴマや紫蘇、山椒などを加え軽く火を入れても美味しいです。
利尻昆布は固いので、煮込み時間を煮込み時間を長くする必要があります。
また、出汁をとったあとの昆布は冷凍することができるので、冷凍して量が多くなったてから活用するのが手間が少なくてすむのでおすすめです。
塩昆布
塩昆布用の羅臼昆布などが販売されていますが、本格さにこだわらないのであれば出汁をとったあとの昆布でも塩昆布が作れます。
出汁殻の昆布を細切りし、米酢・醤油・みりん・酒か水で煮込むだけで出来上がります。
塩昆布は冷ますことで味が染みわたり落ち着くので冷めるまで待ちましょう。また、作った日よりも1日2日経った方が美味しくなります。
離乳食としても活躍
昆布で作る昆布出汁は、離乳食初期(生後5~6ヶ月)から赤ちゃんにあげることができます。
昆布には旨味成分の「グルタミン酸」が含まれているのですが、それは母乳に含まれる成分と同じなので離乳食にぴったりの食材だと言われています。
そして、アレルギーを発症しにくい食材なので安心して赤ちゃんに食べさせることができます。
離乳食用に使う昆布出汁の取り方は「水1リットルに対して、昆布10g」が基本になります。
離乳食を始めたばかりの頃は、昆布出汁だけを飲ませ、離乳段階が進みお粥を食べさせる時には、昆布出汁でお粥を作ると赤ちゃんの食もすすむと思います。
昆布おすすめ12選
ホッカン 日高産早採れ春こんぶ
出典: Amazon.co.jp
昆布種類 | 日高昆布 |
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産地 | 日高 |
内容量 | 40g |
柔らかい春昆布使用
5月~6月の早い時期に採れた春昆布を原料にした日高昆布です。
春昆布なので昆布自体が柔らかく水に浸して10分くらいで戻すことができ、出汁を取るのも煮物を作るのも思いつきたときにすぐにできるので便利です。
柔らかい昆布なので、昆布巻きなど昆布の柔らかさをいかした料理におすすめで、昆布も15cm程度にカットされているので、ハサミで切る必要がなくそのまま使うことができます。
昆布が好きで昆布巻きやおでんに入れる昆布として使える商品を探している方や、忙しくて出汁を取る時間にあまり手間をかけたくない方におすすめの商品です。
利尻屋みのや 湯どうふ昆布
出典: Amazon.co.jp
昆布種類 | ー |
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産地 | 北海道 |
内容量 | 150g |
美味しさと使い勝手の良さで人気
北海道小樽市の昆布専門店、利尻屋みのやの昆布です。
発芽3ヶ月から4ヶ月の通常よりもかなり若いうちに「直き食」用として採取している昆布で、早煮昆布よりも早く煮える、水で戻しただけでも食べられるほど柔らかい昆布です。
出汁昆布としてももちろん使え、煮物や湯豆腐などを作るときには出汁として使いながらそのまま食べてもとても美味しいです。
北海道の土産物店などでも販売されていて、一度食べてみると昆布の美味しさにハマる方も多く、レシピサイトなどではこちらの商品を使ったレシピの投稿も見かけるほどです。
若い昆布なので見栄えや色は決して良いとは言えませんが、使いやすさと美味しさで人気の商品です。
山本食品有限会社 訳あり 羅臼昆布 カット品
出典: Amazon.co.jp
昆布種類 | 羅臼昆布 |
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産地 | 北海道 |
内容量 | 300g |
カット済みで使いやすい羅臼昆布
羅臼昆布の中でも、一部地域でしか獲れない希少性の高い出汁用羅臼昆布で、しっかりとした濃い味わいで強い旨味と風味豊かな出汁を取ることができます。
根部・胴(葉)部・破れ・細・短・曲がりなどさまざまな部位が混ざっていますが、カット済みなので家庭でも使いやすく便利な昆布です。
美味しい出汁をとることができるだけでなく、昆布の佃煮や塩昆布を作っても美味しく出来上がります。
300gと容量が多いのですが袋にチャックが付いていないのが残念な部分ではあります。しかし、その分お値段がお手頃なのでお得に羅臼昆布を購入したいかたにおすすめです。
創作頂昆布 北海道昆布ZANMAI
出典: Amazon.co.jp
昆布種類 | 羅臼昆布・利尻昆布・日高昆布 |
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産地 | 北海道 |
内容量 | 50gx3袋・60gx1袋 |
好みの種類を見つける事ができる
羅臼昆布60g、利尻昆布50g、日高昆布50g×2袋の4袋がセットになっている商品です。
色々な昆布を試してみたい方、比べてみたい方にとって理想的な組み合わせとなっている昆布です。
自分で色々な昆布を選んで購入するよりも、昆布はメーカーや生産者によりどうしても違いがありますので、この商品なら同一メーカーの同等商品を比べる事ができるので、単純に自分の好みの昆布の種類を見つける事ができるセットです。
それぞれの昆布はチャック付きのパッケージなので保存にも便利になっているのも嬉しいポイントです。
また、お料理によって昆布を使い分けたい方にもおすすめの商品となっています。
山本食品有限会社 訳あり 北海道産だし昆布
出典: Amazon.co.jp
昆布種類 | 真昆布 |
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産地 | 北海道 |
内容量 | 1kg |
お手頃価格
昆布や海産物の加工販売を行う広島にある尾道の昆布問屋 山本食品有限会社の昆布です。
業務用の訳あり品で容量が1kgの真昆布で、主にラーメン屋さんに下ろしている商品なのだそうです。
昆布のグレードとしては高くないので、形や色、長さは不揃いになっています。また、上等品の端切れや肉薄、軽いもの、耳立ちしていないものなどになるので上質な出汁がとれるとは言えませんが、家庭で使う真昆布としてはじゅうぶんな風味の出汁がとれると思います。
訳あり品、大容量になるのでお手頃なお値段になります。高級志向ではなく、そこそこ美味しい出汁でもじゅうぶんとお考えになる方にはお得な商品です。
坂昆 天然 利尻昆布
出典: Amazon.co.jp
昆布種類 | 利尻昆布 |
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産地 | 北海道 |
内容量 | 500g |
お値段お得な利尻昆布
利尻昆布の大容量商品になります。
澄みわたる出汁で京都懐石や和食を中心に使われることが多い利尻昆布の特徴そのままに、風味がよく色が薄い出汁をとることができます。
天然利尻昆布のなかでもサイズや幅が不揃いのため規格外になってしまう昆布ですが、長さは約10cm~20cmになっていますので、使い勝手は悪くありません。厚さや色にバラツキがありますが、風味の良い関西風の出汁をとるので気にしなくてもよいかと思います。
天然利尻昆布の中でも最安値と言っていいほどお得な商品です。
大洋物産 山出し昆布
出典: Amazon.co.jp
昆布種類 | 真昆布 |
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産地 | ー |
内容量 | 1kg |
惜しみなく使える真昆布
高級品とされる真昆布です。
おおぶりな昆布で甘みと旨味そして上品なコクのとても美味しい出汁がとれます。最低限の調味料で自然の旨味を感じる料理を作るのにおすすめの昆布です。
形や厚さが少々不揃いではありますが、大容量パックでお得なお値段なので惜しみなく昆布を使って出汁をとることができます。チャックが付いていないのが残念ですが、大変お得なお値段です。
家庭での普段使いに使いやすい真昆布だと思います。
白口浜真昆布だし用 一番切
出典: Amazon.co.jp
昆布種類 | 真昆布 |
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産地 | 北海道函館市(旧南茅部町) |
内容量 | 300g |
澄んでいながら深みのある出汁
根に近く実入りの良い一番切りのみを使用した真昆布。
高級品らしい甘く香りのよい澄んだ出汁がとれます。真昆布を試してみたい方におすすめです。
一番きりとは一本の昆布の中でも根に近いため厚みのある部分のため、上質な出汁をとることができます。
それなので、この商品を使ってとった出汁は、澄んでいながら深みのある風味で、お鍋や煮物などに使うと素材の味を底上げしてくれるような美味しさになります。
道正昆布 特上羅臼昆布一等検
出典: Amazon.co.jp
昆布種類 | 羅臼昆布 |
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産地 | 北海道 |
内容量 | 300g |
最高級の昆布
そのまま切って食べても美味しい一級品の羅臼昆布です。
味が濃くハッキリした旨味と香りを感じることができる昆布です。お正月やお祝いごとなどの特別な時に使いたい昆布です。
昆布の王様と呼ばれる羅臼昆布の中でもグレードの高い昆布なので、上品で香りも良く濃厚でコクがあり美味しい出汁をとることができます。
また、昆布自体も柔らかく旨みがつまって美味しいので、出汁に使うだけでは贅沢。それなので煮物などにして昆布も一緒に食べるのがおすすめです。
道正昆布 天然日高昆布
出典: Amazon.co.jp
昆布種類 | 日高昆布 |
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産地 | 北海道 |
内容量 | 1㎏ |
煮上がりが早く柔らかい
使いやすい大きさにカットされている日高昆布なので、出汁をとるのにも煮物にも手軽に使えます。
ジッパー付きパックに入っているので日常使いに昆布を常備しておきたい方にオススメです。
日高昆布は関東風だしをとったりと出汁昆布としてよく活用されています。その中でもこの商品は、煮上がりが早く柔らかくなりやすいので、煮物や昆布巻き、佃煮などを作るのにも簡単に美味しく作ることができ、出汁をとったあとの出汁殻も柔らかいのでアレンジしやすく美味しくいただけます。
海藻百選 切出し昆布 日高産
出典: Amazon.co.jp
昆布種類 | 日高昆布 |
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産地 | 北海道日高 |
内容量 | 45g×4袋 |
家庭で使いやすい
使いやすい大きさにカットされている日高昆布なので、出汁をとるのにも煮物にも手軽に使えます。
ジッパー付きパックに入っているので日常使いに昆布を常備しておきたい方におすすめです。
グレードが高い昆布ではありませんが、磯の香りが強い出汁がとれ、昆布自体が柔らかい日高昆布の定番と言えるような商品です。それなので、一般家庭で使いやすい昆布だと思います。
また、15cmでカットされているのもその使いやすさを後押ししています。
東和食品 真昆布焙煎粉末
出典: Amazon.co.jp
昆布種類 | 真昆布 |
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産地 | 北海道南茅部 |
内容量 | 70g |
使いやすい粉末
粉末状の真昆布になります。
添加物が一切入っていない細かな粉末で、昆布の旨味と栄養をそのまま体に取り入れることができます。出汁として使うのはもちろん、お料理に隠し味としてチョイ足ししたり、お湯を注いで昆布茶として飲んでも美味しいです。
味・加工性ともに最も優れる昆布と言われている白口浜真昆布を100%使用し粉末にしているので、粉末の使いやすいさだけではなく、甘みのある濃厚な旨みと香りが魅力の商品です。
昆布のくさみをなくすために、独自の焙煎加工をしているので、より旨みと香りを楽しむことができます。
昆布の売れ筋ランキングもチェック!
なおご参考までに、昆布の売れ筋ランキングは、以下のリンクから確認してください。
Amazon売れ筋ランキング 楽天売れ筋ランキング Yahoo!ショッピング売れ筋ランキング
昆布で料理を一段と美味しく!
昆布についてご紹介しました。昆布はどれも同じように思いますが、種類やメーカーにより厚みや柔らかさ、出汁をとった時の旨味や香りが違います。多くの家庭で使われているのは価格的に購入しやすい日高昆布になります。日高昆布は普段使いに手軽で良い品です。
日高昆布以外の昆布は旨味と香りが高い高級な出汁がとれます。
昆布は日持ちがするので、何種類か常備しておき出汁の風味で食べたい煮物は利尻昆布を使い、特別な日に澄んだお吸い物や色のキレイな煮物を作る時には真昆布を使い、普段のお味噌汁には日高昆布を使うなど、使い分けるのがオススメです。