今回はめんつゆのご紹介です。めんつゆはそば・うどん・そうめんなどの料理のみならず、最近では色んなレシピに登場する万能調味料になって来ました。
高級めんつゆからお手頃価格まで幅広く、種類や風味も豊富になってきたのでその特徴や料理の使い分けなども併せてご紹介したいと思います。
目次
めんつゆのタイプと特徴
一般的なめんつゆは、醤油・だし・みりん・砂糖などで作られていますが、白醤油を使っただしの風味がベースになった白だしなどもあります。
関西風味と関東風味など、基本的な味の違いもありますが、昆布だしの風味・かつおの風味などといった使用されている素材の違いや使う醤油の種類も違うので調べてみると大変面白いのです。
関西風味の商品は昆布だしを基本としている物が多く、風味づけに鰹節やサバ節など少量でも風味が良く出るものを加えためんつゆが好まれます。関東風味の商品は基本的に鰹節の様に節系のだしが強く、それに合わせて濃口の醤油が使われています。
昆布だしが一切使われていない商品もあるのです。関西風に仕上げたいなら昆布だし主体のめんつゆで、関東風に仕上げたいなら昆布だし少なめのかつおだし主体のめんつゆを選ぶといいでしょう。
変わり種としては、うまみ成分の椎茸やホタテなどの貝類のだしを加えている商品もありますが、基本の昆布だしやかつおだしに加えてコクが加わり濃厚な味になるので、あっさり目のお料理より煮物やおでんなどの煮込み料理に向きます。
食材や料理に色をあまりつけたくなかったり茶碗蒸しなどの料理には白だしがおすすめです。どれも基本は好みに合う物をお使いになるのが一番ですが、参考になさってくださいね。
ストレートタイプ
濃縮タイプに比べてそのままで使える様にだし成分が多く、手軽で簡単にうどんや冷やし麺、そばなどのめん料理が美味しく楽しめます。けれども価格もお高めなので、そばや冷やし麺などは特にたくさんの量を使用することになるときはちょっと贅沢な気もします。少人数分の料理をする場合や使い切りたい場合は便利です。
麺やうどん、そばの売り場などで見る袋入りのストレートうどんつゆなどは鍋で温めて料理に使いますが、瓶入りや缶入りの物は開封してそのまま使うので冷やしめんやうどんなどの料理に向きます。そばや冷やし麺は特に、味が単調になって飽きるのを防ぐ為に、トッピングを色々変化させると楽しいです。
濃縮タイプ
2倍・3倍・4倍と、たくさん使えるのでお得感が有るのが濃縮タイプです。けれども倍量の水で薄めて使うので、その分だしの成分は少なくなり、味わいも少し落ちます。
同じ量で同じ価格のめんつゆなら2倍よりも3倍・4倍のめんつゆの方が多く使えるからお得だと思うでしょうが、実は価格に惑わされず成分を見てみると2倍濃縮めんつゆの方が、出来上がりのだしつゆにはだし成分が多く入っている事になるのです。
ワンポイントアドバイス!
濃縮タイプに水を足す場合、市販の粉末だしの素などを溶かした水(だし汁)を使って料理すると、風味も美味しさもUPしますよ。お試しあれ。
白だし
基本の昆布やかつおのだしに、白醤油や薄口醤油・砂糖・みりんなどで作られています。多く使っても出しの色が濃くなりにくく、素材の色をそのまま綺麗に仕上げる事が出来るのが白だしの特徴です。
白出しタイプは、冷やし麺やうどん、そばというよりは、だし巻き玉子など醤油の色を付けたくない料理におすすめの美味しいだしです。ただし、だしの色が薄いからと大量に使い過ぎると料理が塩辛くなるので気を付けてください。
かつおだし
かつおだしは、めんつゆの定番です。かつおの香りと風味が良くでています。鰹節にこだわった、めんつゆが多く発売されているので、パッケージやHPなどをよく見て、どれにするか判断すると◎
かつおだしは主に和食に合うので、日本料理には欠かせない存在になっています。風味が豊かなので、かつおの香りを邪魔しない料理に最適です。めんつゆに鶏肉を浸してからあげを作ったり、だし巻き卵に使ったりするのがおすすめです。
昆布だし
昆布は日高や利尻といった種類があり、パッケージなどを見てどこの昆布を使っているか判断できます。どこの昆布を使っているかによっても味の違いがあるので、自分好みの昆布の種類を知っておくと◎昆布だしはまろやかでコクがあり、色々な料理に合うので、和洋中問わず幅広く調味料として使えます。
竜田揚げを作る際にもも肉を漬けたり、豚肉との相性もバツグンなので炒める際に使用するなど、簡単なのに昆布だしのめんつゆをプラスするだけで、ワンランク上の味付けになります。かつおとは違い、優しい味わいが特徴的な昆布。隠し味として使うこともできます。
めんつゆの選び方はこれ!
めんつゆの選び方について簡単にまとめてみました。
使い方に合わせて選ぶ
何に絞って選ぶと良いのか、ポイントごとにご紹介していきますね!
幅広く人気の万能めんつゆ
総合的な調味料としても使用できる、万能めんつゆは、煮込み料理や、照り焼き、和風の出汁としの隠し味にもぴったりですので、1本あると料理の幅がかなり広まります。忙しく、丁寧にだしをとる余裕もないわ~。なんて時にはかなり助かります。
だしがしっかり利いたお料理は一味も二味も違いが出てきます。料理にも使えますが、めんにも使えるので、冷やしうどん、そば、温かいうどん、そばにも、いろんな素材を組み合わせて自由にアレンジしてつくることができます。
うどん用・そば用などの専用めんつゆ
専用のめんつゆとは、めんの素材の風味をしっかりと引き出してくれる、素材の風味を邪魔しないつゆです。めんとの相性も良く、めんにしっかり絡むことができるようになっています。
うどんもそばも素材がシンプルなので、つゆだけではなく、めん自体が美味しいことも重要で、めんありきの美味しい専用のつゆ。です。めんを美味しくいただきたい方は、迷わず、専用のつゆを選んでみましょう。
かつおだし?昆布だし?料理に合わせて選ぼう
だしの種類はいくつもあって、どのだしが良いのか迷ってしまいますね。たくさんお料理される方にはいくつも種類がそろっていて良いと思いますが、あまり料理をされない方には、いくつもあると場所を取ってしまいますので、必要に応じて揃えられると良いと思います。
個人的にはかつおだしと昆布だしが基本だと思っております。
- かつおだしの良いところ…ビタミンB類、イノシン酸、ミネラルが豊富で、かつお節の香りの高さから、うす味でも充分美味しい料理が作れること。野菜類との相性が良いところ。
- 昆布だしの良いところ…どんな料理でも相性が良く、他の出汁との組み合わせにも向いています。カルシウムや鉄分、ミネラルが豊富でどんどん使っていただきたいだしです。
めんの太さに合わせて濃さを選ぶのも◎
例えば、太麺のうどんですと、濃いめ、とろみのあるつゆを使うと、めんにつゆが絡んで美味しくなります。特に細麺のそうめんですと、薄めのつゆじゃなきゃ、めんをすすってもつゆを食べているかのように非常に口の中が辛くなってしまいます。
素材の味とつゆの濃さがマッチするように、めんの太さに合わせて濃さを調節されると、美味しいめんをいただくことができると思います。
甘さや風味も様々!
つゆの味も甘みの強いものから、しょっぱさの強いもの、だしの素材も様々で、昆布やかつおのような主要だし以外に、鶏だし、あごだし、煮干しだし、白だしなど、もっと多くのだしが販売されています。
地方によってはさらにその土地に代々伝わる様々なだしが存在しています。また、海外にも目を向けてみるとさらにだしの種類は広がります。動物性のだしは野菜と相性が良く、植物性のだしは色々なものと相性が良く、他のだしとの組み合わせにも向いています。
めんつゆおすすめ人気ランキングTOP10
第10位 ヤマキ 鰹節屋のだし めんつゆ
鰹節屋だから出来るこだわりのおだしなので、かつおの一番だし使用。2倍濃縮なのでだし感を凄く感じる事が出来ます。もちろん料理にも使えるが、冷やし麺やうどん、そばなどのかけるだけの料理にも最適。その他におすすめの料理としては、玉子かけご飯などの掛け醤油として使うと、かつお感のある美味しさを感じられます。
第9位 にんべん つゆの素
昆布だしの風味とかつおだしの風味をバランス良く合わせたつゆ。うどんや冷やし麺、そばなどのめんつゆとしてだけでなく、天つゆや煮物に丼物と様々な料理に使用できる万能つゆです。特急醤油を使用しているので、素材の良さを100%引き出している為、ご家庭での料理のレベルアップにもなるでしょう。
第8位 ミツカン 追いがつおつゆ2倍
日本料理のプロの技を取り入れた「2回だし」で取っただし。うどんや冷やし麺、そばのみならずかつおだしの風味を味わえる炊き込みご飯などの料理にも美味しく使えます。ミツカンならではの「醸造酢」を使っている所がポイント。けれども酸味は感じません。
その分塩気が弱いので醤油感よりだしの風味を楽しむ料理に向いています。
第7位 創味 つゆ
選りすぐりの材料と確かな技で作り上げた、かつおの旨味たっぷりのだしです。冷やし麺でも温麺でも、うどんやそばでも良し、料理に使うと一味腕を上げたなと思われるほどの美味しい味になるつゆです。
普段醤油を使っている料理を、醤油の代わりにこちらを使えば間違いなく本格的なお味になるのではないでしょうか。私はお友達宅に手土産代わりに持って行くほど好きなつゆです。
第6位 桃屋 つゆ 大徳利
厚く削った鰹節の一番だしをタップリと使った、香りとコクのある風味のめんつゆです。瓶は紫外線から中身を守る黒ボトルになっています。
老舗のそば屋さんから学び、独自製法で作られたさっぱりとしたシンプルなのにだしの風味豊かなつゆです。化学調味料を使っていないのがポイント。料理に使うと、手作り感を味わえる一本です。
第5位 キッコーマン食品 削りたてざるそばつゆ
ざるそばの為に濃厚な香りに仕上げた長崎県枕崎産の鰹節を使用。鰹節から取るだしにこだわっているので、鰹節エキスは使っていません。
化学調味料不使用で本格的なそばつゆな為、あまり醤油感は強くない分かつおの風味が抜群です。ストレートタイプなので、うどんや冷やし麺、そばのほかに、そのまま玉子焼きや天つゆなどの料理にもおすすめです。
第4位 キッコーマン 本つゆ香り白だし
国産だし原料100%にこだわった「つゆ本来の美味しさ」を追求して作ったつゆです。3種類の削り節といりこに、真昆布で取った出汁と薄口醤油で合わせてあります。
「本つゆ」との使い分けが楽しめます。関西風うどんや温かいそばなどの素材の色を生かした料理におすすめで、うどん出汁は飲み干したくなる風味豊かな味です。
第3位 キッコーマン 濃いだし本つゆ
リニューアルされて一層美味しくなった本つゆです。だしの原料が100%国産なので安心、安全で使えます。「だし香り抽出製法」なので、豊かな香りを味わえて料理に幅が出来ます。
うどんや冷やし麺、そばでだしの旨味を存分に感じるのもいいですし、料理に使用して風味を増すような使い方をしてもいいと思います。持ちやすく押し出しやすい「くびれ」のある容器で扱いやすいです。
第2位 ヤマキ 割烹白だし
鰹一番だしを使用した上品な白だしです。かつおの旨味を十分に感じることのできる商品です。こちらの白だしは、そのかつおの風味からうどんやそばとしてのめんつゆのみならず、お吸い物や出汁巻き玉子の料理に使うのがおすすめです。いつもより料理にかつおの風味がまして料理がぐっとおいしくなると思うので、ぜひ試してみてください。
鰹節屋のヤマキだからこそ、鰹節からでるだしの豊かな風味にまみれて下さい。鍋だしにもおすすめで、こちらの白だしなら鴨そばやうどんすきやちゃんこ鍋の料理にも抜群に美味しく仕上がります。ただし色が薄いのでおだしの使い過ぎには要注意です。
第1位 ミツカン 昆布だしつゆの素3倍
昆布だしベースにかつお出汁と煮干しの出汁を合わせた、コクのある風味のだしつゆです。うどんや冷やし麺、そばなどの用途のめんつゆとしては3倍ですが、天つゆで4倍、煮物で5倍、鍋物で8倍、おでんで12倍と幅広く使えます。
私は茄子の揚げびたしなどの料理によく使います。鍋物を作る時に切り昆布を入れるのですが、この出汁を使う時は切り昆布を入れて出汁をとらない事も多しです。
ちょっとリッチに!高級めんつゆおすすめ人気2選
平日の昼間にテキトーにうどんを作って食べるなら安いめんつゆで十分ですが、大晦日や来客時など、特別なときにはワンランク上のめんつゆを味わいたいものです。
佐々長醸造 岩手名産 老舗の味 つゆ
出典: Amazon.co.jp
岩手の名産でもある、佐々長醸造のめんつゆ。500mlで1500円以上と少し値は張りますが、特別なときにゆっくりと味わいたい老舗の味です。食品添加物は不使用。4倍濃縮なので何度も使えると考えたらそこまで高くないのかもしれません。
復興庁が主催する「世界にも通用する究極のお土産10選」に選ばれた名品。日本を代表するめんつゆといっても過言ではないようです。自宅で使用するのはもちろんのこと、お土産やギフトとしても喜ばれること間違いありません。
一度は口にしてみたいめんつゆですね。
ヤマロク 菊つゆ
出典: Amazon.co.jp
めんつゆは醤油ベースが多く、また醤油は大豆から作られます。しかし菊つゆのもとである醤油は、丹波の黒豆を採用した菊醤。さらにこちらも産地にこだわったかつおと昆布の合わせ出汁で、黒豆が持つ甘みを感じやすい仕上がりに。醤油が変わり種なので、ギフトにもよいかもしれません。
麺類に使うのもよいですが、あっさりドレッシングとして豆腐や野菜などに使うのも◎。卵かけご飯用のたれとしてもおすすめです。
安心安全!無添加めんつゆおすすめ人気2選
うどんやそばなどの麺類は子供も大好き。お子さんがいるご家庭ではめんつゆを使う頻度が多いのではないでしょうか?子供がいると特に成分などが気になります。最近では無添加のめんつゆも増えてきているんですよ。
にんべん つゆの素 ゴールド
出典: Amazon.co.jp
伝統の「和」の味を追求し続けているにんべんから出ているのは「つゆの素 ゴールド」。化学調味料、保存料、着色料無添加。さらに原材料にもこだわり、小麦、大豆ともに有機栽培のものを使用しています。
鰹節は国内産、昆布は北海道産のものを使用しており、おいしさをさらに追求。ここまで原材料にこだわってもらえると、子供を育てる親としてはとても安心して食べさせることができます。品質の割にお値段も手が出しやすいのがうれしいですね。
堀内八郎兵衛 めんつゆ
出典: Amazon.co.jp
化学調味料と保存料、合成着色料不使用のめんつゆです。出汁はかつおメインに昆布を合わせて採用しており、醤油やみりんなど、ほかの素材も含めて国産にこだわっているのも特徴。無添加重視はもちろん、製造は国内でも、海外産の素材を使っているのは気になる…という方におすすめします。
素麺のほか、おひたしや鍋の味付けとしても使いやすいめんつゆです。ただし保存料などがない分、ほかのめんつゆに比べて消費期限が短くなっていることもある点のみ注意。1本は500mlほどですが、3倍濃縮なので積極的に使っていきましょう。
試してみたい!変わり種めんつゆおすすめ人気7選
最近ではいわゆる「めんつゆ」だけではなく、少し変わった種類のものが出ているようですよ。
ヤマサ かける冷やしカレーうどん専科
出典: Amazon.co.jp
こちらはカレー風味のストレートつゆ。冷たいうどんにそのままかけて食べるだけ。いつものうどんがめんつゆひとつでカレーうどんになってしまうなんて、画期的ですよね!
太めのうどんも細めのうどんもどちらもおいしくいただけます。鶏ガラスープと鰹だしのダブルのだしで、風味とコクにもこだわっていますよ。さすが、老舗のヤマサです。
カゴメ トマトめんつゆ
出典: Amazon.co.jp
こちらはなんとトマト味のめんつゆ!女性を中心にトマト麺やトマト鍋など流行りましたよね。あれが自宅でも簡単に味わえることができるので、ファンにはうれしい一品です。
濃縮タイプなので薄めて麺をつけてもよし、そのまま料理に使うこともできるんです。ハンバーグやムニエルなどの洋食との相性が抜群。香味野菜の味わいが入っているので、普通のケチャップを使うよりも本格的な料理を楽しむことができますよ。
ヤマキ だし香るつけつゆ 鶏塩白湯
出典: Amazon.co.jp
温かい麺でも冷たい麺でも楽しめる「鶏塩白湯」つゆ。めんつゆを変えるだけで、簡単にいつものうどんや中華麺から本格的な味わいが楽しめるなんて素晴らしい。
トッピングを変えるだけでさらにバリエーションが増えそうです。鰹節屋、だし屋でもあるヤマキだからこそできるのが「だし香るオイル」が配合されていること。味が変わってもだしの風味はそのままに楽しむことができるのです。
ミツカン ぶっかけつゆ 梅かつお
出典: Amazon.co.jp
和風の味をもっと楽しみたい人におすすめなのが「梅かつお」味のめんつゆです。こちらもかけるだけで、うどんやそばをよりおいしく楽しむことができます。
紀州産梅肉と鰹削り節が入っており、具材感も大満足。麺類だけでなくサラダにかけたり前菜に使ったりとアレンジは様々。ドレッシングとして使えば、いろいろな野菜もよりおいしく食べられそうです。梅好きには幅広い年代の人に楽しめてもらえるめんつゆですね。
ミツカン ぶっかけつゆ 担々麺
出典: Amazon.co.jp
中華風の濃厚なピリ辛味。ミツカンのぶっかけつゆシリーズでは坦々麺もおすすめです。素麺やうどんでもピリッと辛い刺激を求めている方にはうってつけ。香辛料のほか、ねりごまにすりごま、ごま油とごまの風味と堪能できるめんつゆでもあります。汁なし坦々麺を自宅で楽しみたい方にもぜひ。
1本あたり1l以上と業務用で、かつ2倍希釈が必要なタイプなので、あまり使わない人は消費期限に気をつけてくださいね。
創味 京のカレーだし
出典: Amazon.co.jp
カレーうどんからタンドリーチキンまでお任せ!カレーのめんつゆでは、京のカレーだしもおすすめ。かつおベースの一番出汁に醤油とカレー粉を加えて作られています。還元水飴や野菜エキスなど甘みのある食材が多いからか、カレーと言っても甘口に近く、辛さが苦手な人にも食べやすいレベル。
利用のバリエーションは広く、カレーうどんやそばのつゆとしてはもちろん、タンドリーチキンの下味やカレーピラフなどご飯に加えるのもおすすめです。
ヒガシマル オリーブトマトぶっかけうどんつゆ
出典: Amazon.co.jp
個包装で手軽にイタリア風麺を楽しもう。ヒガシマルからは、オリーブオイルとトマトのめんつゆをご紹介します。淡口醤油を使っているためか、普通のめんつゆに抱くような醤油ベースの味ではなく、トマトの酸味が活きた味。バジルも入っているので、パスタに使ってちょっとしたイタリアン気分を味わうのも良いかもしれません。
さっぱり目の味なので、肉や野菜のドレッシングとしても使えます。夏場など、こってりした料理は避けたい時におすすめです。
to buyオフィシャルインフルエンサーおすすめのめんつゆと使うポン酢もご紹介!
市販のめんつゆを美味しくする方法と簡単めんつゆの作り方
ここでは、市販のめんつゆを美味しくする方法をご紹介していきます。濃縮タイプの商品なら、水とみりん、鰹節を足して煮て風味を足したり、料理に使う際は日本酒を加えて香りを良くする方法などがあります。
時間がなくてもすぐに味の変化が感じられる方法としては、濃縮タイプの市販のめんつゆを水ではなく、カツオだしや本だしで割ると、味が薄いと感じることなく、だしの味がしっかりするので、おすすめです。
また、醤油、みりん、砂糖を合わせて加熱した「かえし」を作り、出汁を加えることで、自家製のめんつゆを作ることもできちゃいます。
めんつゆ「本かえし」簡単レシピ
材料
・醤油 450cc
・本みりん90〜100cc
・砂糖75g
レシピ
- 醤油を加熱する。
- 煮立てる前に砂糖とみりんを加える。
- 表面のアクを取り除く。
ここでワンポイント!
- すぐに使わず冷蔵庫で2〜3日置きましょう。
- 冷蔵庫で保管し、約1ヶ月ほどで使い切るようにしましょう。
うどんやそばだけじゃない!大活躍万能調味料のめんつゆを使ったレシピ
冒頭でも少しお伝えしましたが、めんつゆは今やただそばやうどんに使うだけではありません。だしの風味と程よい塩分、甘み。これを使えばお料理だって簡単においしくなってしまうんですよ。
ここからは専業主婦である私がおすすめする、簡単レシピをご紹介します!ただでさえ簡単な親子丼が、さらに簡単なレシピで!忙しい主婦のかた必見です。
親子丼
【材料(2人分)】
- 鶏肉…150g程度
- たまねぎ…1/2個
- ごま油…大1
- めんつゆ(3倍濃縮)…50cc
- 水…100〜120cc
- 卵…3個
- ごはん…適量
- 三つ葉…お好みで
【作りかた:レシピ】
- 鶏肉は一口大、たまねぎはくし切りに切っておく。
- ごま油をひいたフライパンで、鶏肉を両面焦げ目がつくまで焼く。
- 焼き目がついたらたまねぎを入れて軽く炒める。
- めんつゆ、水を入れて蓋をし、鶏肉に完全に火が入るまで煮る。
- 割り溶いた卵を2/3ほど⑤に入れ、蓋をして卵が半熟になるまで煮る。
- 残りの卵を入れて再度蓋をし、半熟になったらごはんの上にのせる。
- お好みで三つ葉をのせたら完成!
ここでワンポイント!
✔️卵を2回にわけることで卵のとろとろを増すことができます。調味料はめんつゆだけなのでとても簡単なのに、大満足な仕上がりですよ!
✔️時間がないときや簡単なメニューを作りたいときに特におすすめのメニューです。
炊き込みご飯
炊き込みご飯の味付けが面倒なら、めんつゆでカバーするのはいかがでしょう?
【材料(4人分)】
- 米 カップ3
- 水 カップ2と4分の3
- めんつゆ 大さじ5
- 好みの具材
【作りかた:レシピ】
炊き込みご飯であればにんじんやごぼう、油揚げ、たけのこや鶏肉などがメジャーですが、ほかにも好みの具があれば加えましょう。炊飯だけでは加熱が不安な場合、下茹でしておくと安心です。
米は洗ったあと、水とめんつゆを上記の割合で加え、食べやすい大きさにカットした野菜と共に軽く混ぜればあとは炊飯ボタンを押すだけ。めんつゆの種類によってご飯の色や味も変化するのが楽しいです。
ちらしずし
寿司の場合、食べる直前に醤油をつけて食べるイメージですが、作る段階でめんつゆを入れるのもありですよ。
【材料(4人分)】
- 酢飯 米3合分
- れんこん 200g
- にんじん 80g
- 生しいたけ 8枚
- 水 カップ1
- めんつゆ カップ3分の1
- 卵 3個
- めんつゆ 小さじ2
- かにの身 60g
炊き込みご飯同様、お好みの具があれば追加・入れ替えてOKです。
【作りかた:レシピ】
野菜は一口サイズにカットし、水とカップ3分の1の方のめんつゆと共に鍋に入れ、味がしみ込むまで煮込みます。目安は沸騰するまでと、沸騰後弱火で10分から15分。足りないようなら様子を見つつ加熱しましょう。
卵は小さじ2のめんつゆを加えて薄焼き卵に。焼きあがったら細長くカットしましょう。ベストは錦糸卵ですが、食べられる大きさにカットするだけでもOKです。
煮込んだ野菜のうち、半分から3分の2ぐらいを酢飯に加えて混ぜます。残りの野菜は表面を飾るトッピング用なので、こだわりがなければ全部を混ぜてしまっても構いません。
卵とかにを乗せたら完成です。お好みで三つ葉など緑を添えればより華やかになりますよ。
めんつゆの人気売れ筋ランキングもチェック!
なおご参考までに、めんつゆの人気売れ筋ランキングは、以下のリンクから確認してください。
Amazon人気売れ筋ランキング 楽天人気売れ筋ランキング Yahoo!ショッピング人気売れ筋ランキング
調味料の関連記事はこちら!
めんつゆで料理のバリエーションを豊かに!
私は関西人ですが母親が関東人なので、基本食卓には関西風味・関東風味が合わさった様な料理で育ちました。醤油の色が違うだけでなく、おだしの成分まで色々味わってみるのも楽しいですよね。
そばやうどんなどの定番料理だけでなく、色々な料理に使える万能調味料に進化しためんつゆを是非ご家庭でも使ってみてくださいね。それぞれの好みの違いに合わせて使い分けるのもポイントの一つです。今回ご紹介した商品はどれもハズレ無しですから、お店で見かけた時にはぜひ手に取ってみてくださいね。
「味にうるさい関西人が認めたから間違いないでしょう!」と広まり、創味のぽん酢と同じように関西のスーパーには常にあります。最近では関東でみかけたりするようになりましたが、未だにみかけたことない方も多いはず。
「このポン酢は飲める!」とも言われていてほんとうにそれくらい美味しいポン酢の一つです。お鍋料理にはもちろんお肉や野菜、魚介類、揚げ物などにも合うので普段の料理に一手間加えたい時にオススメ!夏場だとそうめんつゆと合わせて使ったり、ごま油を加えたら冷やし中華のタレとしても使えます。