味も美味しい!体に優しいえごま油おすすめランキングTOP10

ごま油の仲間?と思って気軽な気持ちで使い始めた「えごま油」。

名前に「ごま」とつくので、てっきり同じ種類に属しているものだと思っていたのです。

でも、使ってみると、想像していた油とは違う感じ。ごま油のような独特な香りもしないし、味もしない。

「えごま油」って何のオイルなんだろう・・・?と思ったのが、「えごま油」に興味を持ったきっかけでした。

今回は、そんな「えごま油」についての魅力、使い方についてご紹介していきたいと思います。

そもそも「えごま」ってなんだかご存知でしょうか?

「えごま」は「荏胡麻」と書き、東南アジアなどを原産地とする1年草です。その名前から「ごま」の仲間と勘違いされがちですが、実は「しそ」の仲間です。

韓国料理で「えごまのキムチ」などがありますが、日本でも古くから栽培されていたようで、国内の縄文遺跡からえごまの種実や根茎が数多く見つかっています。

非常に生命力の強いえごまは、山間地ややせた土地でもよく育ち、乾燥や湿気にも左右されにくい植物です。育てやすいえごまは、油として利用する方法も発見されていたようで、日々の生活の中で必要不可欠なものであったと考えられます。

平安時代には本格的に油を搾り使っていたようなのですが、江戸時代後期には生産効率が高い菜種油に移行していき、えごまの栽培農家が急激に減少していき、日々の生活から姿を消していってしまいました。

三十数年前に「えごま油」はαーリノレン酸という素晴らしい成分を含有しているということが発見され、健康食品・機能性食品として注目されるようになり、現在に至っています。

えごま油には上記のαーリノレン酸の他に、たんぱく質や食物繊維、カルシウム、ビタミンB1,B2、ナイアシンといった栄養分も豊富です。

この他、悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やす働きのあるオメガ3脂肪酸も多く含まれており、このような良質な油は代謝を促し、体脂肪を落ちやすくしてくれるといわれており、体質改善にも適したオイルであるといえるでしょう。

最近では、えごまを地域の特産にしようとする市町村も増え、かつての輝きを取り戻しつつありますね。

では、実際に「えごま油」はどのように作られ、どのように使っているのでしょうか。

えごま油はえごまの種子から圧搾されて作られます。

搾り方は2通り。

【圧搾法】

油圧機を利用し、えごま種子に圧力をかけて油を搾りだす方法。

時間はかかりますが、えごまの栄養成分をほぼそのまま残すことができます。

【抽出法】

有機溶剤を用いて、油を溶かし出す抽出方法。

非常に効率的に、ほぼ完全にえごま種子から油を抽出ることは可能ですが、抽出した油を蒸留して有機溶剤を除去する際に熱を加えるため、熱に弱い栄養成分が失われしまいます。

こうして搾り取られたえごま油は、かつては、灯りの燃料、傘・雨具の防水塗料等幅広く使われていましたが、今では、血液をさらさらにしたり、アレルギー反応を起こりにくくしたり、αーリノレン酸を多く含有していることが重視され、食用として利用されることが多くなってきています。

我が家の食卓にも「えごま油」を常備しています。さらりとして、特に強い香りがあるわけでもなく、クセの少ない油ですので非常に使いやすいです。

ただ、えごま油のラベルを見てみると「本品は熱に弱い油の為、過熱等の使用はしないでください。」という表記がみられます。

つまり、普通に炒め物や揚げ物に使用することはNG。生で摂ることを前提として、えごま油は使用しなくてはなりませんね。

 

非常に酸化しやすいのもえごま油の弱点。陽の当たるところに出しっぱなしにするなんぞ言語道断です。劣化してしまったえごま油は健康のためにはなりません。一度封を開けてしまったら、冷蔵庫に保管し、早いうちに使い切ってしまうことが大切です。

 

こんなシーンで使いたい!えごま油

それでは、えごま油ってどのようなシーンに使えばいいのでしょうか?

我が家の実用例を参考にしながら、ご紹介していきたいと思います。

 

熱に弱いえごま油は生食で使うべし!

何度も言いますが、加熱すると大切な栄養分が損なわれてしまうので、えごま油はそのまま使うことが鉄則です。

我が家では、えごま油はお醤油やソースといった調味料と同じ扱い。食事の際に、おかず類にちょいちょいかけていただいています。

例えば、おひたしや冷ややっこに「ひとたらし」ためしてという感じですね。

特にパサついた食感のもの、例えば鶏の胸肉とか高野豆腐、おからといったものでしょうか。これらの食材にえごま油をたらりとかけると、しっとりしておいしく食べることができます。うちの娘も、あまり味がなくパサついているおかずは苦手なのですが、えごま油で食感を変化させることで、食べられるようになりました。

そして、オイルを生で摂れる代表的な調理法はドレッシング!

ドレッシングの黄金比率は、油 2:お酢 1と言われています。これを基本としてボールにえごま油、お酢、塩コショウを入れてカシャカシャしてもよいのですが・
えごま油は通常のサラダ油に比べて価格が高い。

健康にいいとはいえ、エクスペンシブなものは日常的な食生活に取り入れることが難しいのです。

たいそうなドレッシングなんか作らなくとも、生野菜に塩コショウ、お酢、えごま油を適宜かけて、ちゃちゃっと和えてしまえばOK!

これで、ちゃんと野菜サラダは成立しますよ!

そして、もう一つお試しいただきたいのが、えごま油でおにぎりを握ること。普通、お水とお塩を手に付けてご飯を握りますが、おにぎりの最後の仕上げのひとにぎり。えごま油をちょこっと手に付けて握ってみてください。つやっとして、時間がたってもパサつかずおいしく食べることができます。

ただ、えごま油をつけすぎると、せっかく握ったおにぎりが崩壊してしまう恐れがあります。あくまでも、ちょこっと風味付け程度に!

 

えごま油を使ったおすすめのおかずレシピ3選!

続きまして、怠け者主婦だらちゃんが、お手軽に作れるえごま油を使った美味しいおかずをご紹介したいと思います。

 

キムチ豆腐

<材料>

木綿豆腐(絹ごしでもOK)1丁、大葉2枚くらい、キムチ、ポン酢、えごま油 適宜

<作り方>

1.大葉は千切りに、キムチもザク切にしておく。

2.お豆腐を食べやすい大きさに切り分けお皿に乗せる。1のキムチと大葉を彩りよくトッピング。

3.お好みの量のポン酢をかけ、最後にえごま油をたらりとかけて完成です。

 

もやしのナムル

<材料>

もやし 1袋、えごま油、すりごま、タシダ 適宜

<作り方>

1.もやしは洗って耐熱容器に入れ、ラップをして1分ほどレンジで加熱。

2.熱いうちにタシダをお好みの量まぶして味をつけておく。

3.粗熱がとれたら、えごま油をひとまわしかけ、すりごまとよく和えてできあがり。

 

にんじんのごまマヨ和え

<材料>

にんじん 1本、A:マヨネーズ 大さじ2、すりごま小さじ1、醤油小さじ1、からし小さじ1/2、えごま油 小さじ1

<作り方>

1.にんじんはスライサーで千切りにして、耐熱容器に入れラップをかけ1分ほどレンジで加熱。

2.Aの調味料をすべてボールに入れよく混ぜ合わせておく。

3.1のにんじんの粗熱を取り、2の調味料でよく和えて出来上がり。

 

どのレシピも過熱が必要なかったり、レンジでチンという手軽さ。

えごま油は生で!という鉄則に基づき、加熱した食材の粗熱を取りかけるというのが、このレシピのキモです。

もやしのナムルとにんじんのごまマヨ和えは、作り置きしておいて、お弁当のおかずにしても良いです。その時は、味を濃いめにつけたほうが長持ちだし、おいしく食べられると思います。

もやしもにんじんも過熱すると水分が出るので、その水分はよく切ったほうが、調味料もえごま油もよく絡みます。ただし、体にいいからと、えごま油を過剰に入れるのは厳禁!

全体的に油臭くなって、お野菜の風味が損なわれてしまいます。また、油分が多すぎて胃に負担になることも考えられます。

えごま油の一日の摂取量は小さじ1杯が適量と言われているので、それを目安に摂ることをお勧めしたいと思います。

 

オリーブオイルの代わりにえごま油が使える!

オリーブオイル

某お料理番組でもおなじみのオリーブオイル。おしゃれなお料理には、必ずと言っていいほど使われていますよね。

実はえごま油、このオリーブオイルの代わりに使うことができるのです。

例えば、バケット。

おしゃれなカフェで、お皿にエキストラバージンオリーブオイルが用意されていて、それをバケットにつけて食べるシーンがあると思いますが、このオリーブオイルをえごま油にチェンジすればいいのです。

確かに、香り高さはオリーブオイルに劣りますが、フレッシュなえごま油はそれなりの味わいがあっておいしい~!!

トーストに、たらっとバター代わりに垂らし、少々お塩を振って食べてもおいしいですよ。

えごま油は、サラッとあっさりタイプなので、どうしてもオリーブオイルのようなコクは感じられないかもしれません。しかし、逆に言えば、どんなお料理とも相性が良いといえます。

ヨーグルトにひとたらししても、違和感がありませんし、お味噌汁に入れてもコクが増して美味しくなります。

ごま油やサラダオイルを加熱せずに使っているお料理があれば、ぜひ、えごま油で代用してみてください。新しい美味しさの発見があるかもしれませんね!

 

えごま油の選び方

ひとことで「えごま油」といっても、いろいろな種類がありますよね。

ちなみに私は一般の主婦ですのでやはり価格を重視して選んでおります。とは言え、安かろう、悪かろうでは折角の「えごま油」の良さが食生活の中で活かされてきません。

では、経済的で良質な「えごま油」をチョイスするのには、どういう点に注目すればよいのでしょうか?

えごまの栄養分を多く含有しているのは、なるべく加熱をせずに搾ったえごま油です。

ラベルに「非加熱」とか「低温圧搾」等表記のあるものがおすすめです。

その際、えごま油の色にも注目しましょう。

バージンオイルは、黄金色です。新鮮なえごま油を選ぶ時には、黄金色を目安にすると良いと思います。一度にとれる油も少ないため、価格的にも高額になります。

一方、透明のえごま油は搾油した油に水を入れ撹拌し汚れを取り除いたもので、安全な脂肪酸の油ではありますが、化学的な精製が繰り返されているえごま油です。こちらは一度にたくさんの油がとれるので価格も経済的なものとなります。

えごま油の産地は国産、外国産とあります。

国内では、地域おこしの一環でえごま油を作っているところもありますが、そういった地域のごま油は生産者の思いが詰まっており上質な製品に仕上がっていると言えます。

外国産のえごま油はラベルに注目!生産地、搾油所が明記してあるものは概ね信用ができる製品と思われ、その品質にも信用がおけるものと考えられます。

いずれにしても、ラベルにきちんと表記のあるえごま油を選びたいものです。

また、原料のえごまにこだわる場合、オーガニック等の表記に注目すると良いでしょう。

 

我が家で愛用のえごま油

これまでも何度か登場していますが、我が家で愛用のえごま油は株式会社朝日から販売されている「えごま油」です。

使いやすい小ぶりなサイズで170g入り。国内で製造された荏胡麻種子を100%使用し、低温圧搾で一番搾りにした「えごま油」です。

冷蔵庫のポケットにもすっぽりと収まりますし、調味料としても、とても重宝しています。ですが、一番搾りとはいえ、香りが物足らないと感じる方もいらっしゃるのではないででしょうか。

近くのスーパーでも手にはいり、経済的なえごま油と言えます。

 

えごま油のおすすめランキングTOP10

最後に、私がおすすめするえごま油のTOP10をご紹介したいと思います。

 

10位 創健社 えごま一番100(しそ科油)

出典: Amazon.co.jp

創健社 えごま一番100(しそ科油) 110g
ブランド
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自然食品・健康食品でおなじみの創健社のえごま油 

化学溶剤を使わずに圧搾法で搾ったえごま油。スーパー等の店頭でもよく見かけることができます。手に取りやすい価格帯なので、日常の食生活に気軽に取り入れることができるえごま油です。

 

 

9位 オーサワジャパン株式会社 オーサワのえごま油

国内有数,マクロビオティック食品を扱うオーサワジャパンのえごま油 

岩手・岡山・宮城産:黒種と白種の混合のえごまを使用した農薬・化学肥料不使用の安心安全なえごま油。

玉締め圧搾法一番搾りを用いているので、えごまの栄養がそのまま油に凝縮されています。フレッシュな香りが特長なので加熱せずにそのままお料理に使うのがベスト!

 

8位 農事組合法人南阿蘇くぎの えごま油

出典: Amazon.co.jp

農事組合法人南阿蘇くぎの えごま油 50g 国産 熊本県産
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熊本県産のえごま種子100%で作られてえごま油

こちらで、えごまを作り始めたきっかけが「イノシシ」・「シカ」が「えごま」の栽培場に入ってこないという事例検証のためとのこと。

事例検証のためだったえごま作りも、現在ではしっかり商品化され、安心安全なえごま油が世におくりださています。生食にぴったりのえごま油です。

 

7位 長白工坊 有機JAS低温圧搾 無添加オーガニック エキストラバージンえごまオイル

出典: Amazon.co.jp

長白工坊 有機JAS低温圧搾 無添加オーガニック エキストラバージンえごまオイル
ブランド
カテゴリ

有機JAS・USDA・EUの有機認証を得た黒えごまの種子が原料となり、低温圧搾で搾り取った無精製、無添加のエクストラバージンオイル。

えごまの香りも風味も十分に楽しめるえごま油。原料も安心できるものなので、生食で利用するのに最適。生野菜にかけると美味しく食べられそう。

光からの酸化を防ぐ遮光瓶に入っているので、保存保管にも便利です。

 

6位 えごまもり えごま油

出典: Amazon.co.jp

えごまもり えごま油
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信州鬼無里で収穫されたえごまを鬼無里で搾ったえごま油 

信州鬼無里産100%のえごまを使用。丁寧に手作業で選別し低温圧搾で作られており、手間暇がかかっている美味しいえごま油です。

 

5位 SSB えごま油

モンゴルで無農薬栽培された荏胡麻のみを使用し、韓国国内で添加物不使用で充填したアイン新安全なえごま油

低温圧搾のバージンオイル。見事な黄金色です。

無農薬栽培の原材料を使い、搾り取ったえごま油は無添加。えごま油の本来の風味を楽しむことのできる製品。このえごま油をひとかけすると、風味が変わり、食物の味の変化を楽しむことができます。

 

4位 国内充填 低温圧縮 持ち運びに便利えごま油

出典: Amazon.co.jp

国内充填 低温圧縮 持ち運びに便利えごま油
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我が家で愛用してるえごま油の使い切りパック版のえごま油。

我が家で愛用してるえごま油の使い切りパック版。使った分量がわかりやすいという利点があります。また、携帯に便利なので、外出先でも気軽にえごま油を摂取することが可能です。サプリメント感覚でえごま油を摂ることができます。

 

3位 母心 生えごま油

ITQI(国際味覚審査機構)優秀味覚賞受賞のおいしいえごま油 

契約農家で無農薬栽培されたえごまから低温圧搾する製造特許で作った「生搾り」のえごま油です。もちろん添加物や保存料は一切使用していません。

安全・安心な上に味も保証されたえごま油。ぜひ生食してみてください!

 

2位 奥出雲中村ファーム 奥出雲えごま油 えにしの雫

出典: Amazon.co.jp

島根県産えごま使用 【奥出雲えごま油 えにしの雫】 50g
ブランド
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島根県奥出雲町産えごま種実のみを使ったえごま油

奥出雲で収穫したえごま種実を低温圧搾生搾りにかけ、一番搾りのえごま油をすぐ瓶詰めしてあるため、とにかくフレッシュ!!

無調整、無添加なので、えごま油のおいしさ、成分をそのまま味わうことができます。

 

1位 飛騨えごま本舗 国産えごま油 低温圧搾生搾り

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国産えごま油 飛騨原産生搾り50g ご注文後に搾油するから新鮮 低温圧搾・無添加

注文を受けてから搾油する、こだわりの低温圧搾・無添加の新鮮えごま油 

岐阜県産の飛騨えごま100%の原料。農薬不使用の安全なえごま油。注文を受けてからの圧搾なので、とにかく新鮮な製品。栄養分もおいしさも申し分なし。

光に弱いえごま油のために、遮光瓶を採用しているのも重要なポイントです。

食事全般にちょこっとかけると、どのお料理も美味しく食べられること間違いなし。

 

えごま油の売れ筋ランキングもチェック!

なおご参考までに、えごま油の売れ筋ランキングは、以下のリンクから確認してください。

Amazon売れ筋ランキング 楽天売れ筋ランキング Yahoo!ショッピング売れ筋ランキング

 

えごま油で美味しく将来の体を守ろう

油

以上、ここのところ注目を集めている「えごま油」についてご紹介してまいりました。

えごま油は、使い方が限定されますが、上手に使用すれば手軽に、必須脂肪酸オメガ3やαーリノレン酸を積極的に摂ることができます。

ぜひ、毎日の食卓に「えごま油」を加えて、美味しく健康な生活を送っていきましょう。

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記事内で紹介されている商品

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