サラダのドレッシングや焼きそばにソースとしてかけるイメージがある万能調味料のマヨネーズ。
油分が多いので、植物油の代わりに加熱調理用とする人もいるかもしれませんね。
でもせっかく使うなら、色んな味を試してみませんか?
今回はご飯にマヨネーズだけでも食が進んでしまう筆者が、おすすめ商品をご紹介します。
マヨネーズの全卵と卵黄はどう違う?
マヨネーズは通常、卵の黄身のみを使うことが多いです。
しかし最近では、白身を含めた全卵タイプも発売。白身が加わることによってどう変わったのか、2つの違いを見てみました。
マヨネーズの濃厚さを楽しみたいなら卵黄のみ
まずは黄身だけを使っているタイプ。
こちらは全卵と比べるとこってりした味。卵の濃厚な味が楽しめます。
例えばゆで卵や目玉焼きなど、黄身と白身が分かれている料理を想像してみてください。
白身の部分のほうが味はあっさりしていますよね。
マヨネーズでもそれは同じです。マヨネーズ大好きなマヨラーさんにはこちらをおすすめします。
マヨ味が苦手な方向けの全卵タイプ
逆に言えば、全卵タイプは濃くない味。マヨネーズがくどいと感じる人に親しみやすいかもしれません。
筆者は濃厚な味を求めるタイプであるゆえか、全卵だとちょっと足りない印象を得ます。
マヨラーはカロリーの摂り過ぎに注意
マヨネーズは油もたっぷりの調味料。それゆえカロリーが100gで600から700kalほどもあるんです。
大さじ1杯(15g)ですら100kcal近くあります。
ちなみにカロリー面においては、卵黄のみか全卵かで大きな違いは見られませんでした。
健康に配慮しているはずのハーフタイプも100gあたり300~400kcalなので、毎回料理でたっぷり使う人は1回の食事におけるカロリーの合計にご注意ください。
1本平気で使ってしまう人は、マヨネーズだけで1日に必要なカロリーを摂取してしまっていることもあります。
カロリーが高くても普通のマヨが良い!
健康と美味しさは両立が難しいと言われますが、マヨネーズを購入する人はそもそもカロリーなどを気にしないのかもしれません。
ハーフやカロリーカットなどの名前がついた製品よりも、通常のタイプ、あるいは卵や油の質にこだわった製品が人気です。
筆者も振り返ってみると、カロリーハーフなどは安ければ買う程度で、基本的には通常のタイプを購入しています。もちろん買わない選択肢はありません。
ちなみに油は植物油の中でも亜麻仁油など、必須脂肪酸を含んでいるものが人気。
必須脂肪酸は体内で作り出すことができず、外から摂取することが求められる種類の油です。
また辛子マヨネーズやたらこマヨネーズなど、合う食品との組み合せも人気。
別々に購入して自分で混ぜるより手間も省けますし、場合によってはコスパが浮くこともあります。
普段から辛子マヨやたらこマヨを楽しんでいる人はリピートもするでしょうから、人気に繋がっているのかもしれませんね。
ついついかけたくなるおすすめマヨネーズ
では最後に、筆者が選んだおすすめマヨネーズをご紹介します。
メジャーなものからちょっとマニアックなものまで色々揃えましたので、マヨラーの方も初めて見たものがあれば是非試してみてください。
キユーピー アマニ油マヨネーズ
出典: Amazon.co.jp
上でも少し触れた亜麻仁油を使っているのがこちらの商品。
機能性表示食品に認定されており、パッケージでは高血圧が気になる方に良いとありますね。
機能性表示食品は特定保健用食品とは違い、あくまでメーカー側、これで言えばキューピーでのみ検証が行われているのですが、消費者庁でその届出を許されている点で、申請することができないほか商品より上というわけ。
原材料を見ると、亜麻仁油やコレステロールに関わる成分が加わったぐらいで、ほかの変化は見られず、味もほぼ変わらないのがポイント。
強いて言えば、カロリーカットの分ハーフタイプの味でしょうか。
ですからマヨネーズの味にこだわりたいけど、できれば健康も意識したい。そんな欲張りさんにぴったりな調味料です。
キユーピー ディフェ
出典: Amazon.co.jp
そんなトクホに認定されているのがこちらの商品。
マヨネーズなのに特定保健用食品に認定されるなんて、筆者も驚きました。
キューピーのディフェは、コレステロール値を下げる点で認められているそうで、太ること以上にコレステロールが気になる方におすすめ。
ちなみにカロリーも半分になっているなど、コレステロール以外の配慮もされています。
容量が少ないのでコスパはちょっと悪い商品ですが、どうしてもマヨネーズを食べたい時には重宝します。
キユーピー からしマヨネーズ
出典: Amazon.co.jp
マヨネーズ以外の素材をプラスしたものの1つに、辛子マヨネーズがあります。
特にキューピーのは、マヨの大手というだけあっておすすめの商品。
筆者は主に焼きそばや、甘めの惣菜に調味料として使っています。
容量はほかの商品と比べると少ないですが、基本的に調味料として料理に辛子マヨは頻繁に使わないので、あまり気になりません。
辛さは口に入れた時に強く感じますが、後をひかないので食べやすい商品です。
やまやフーズ めんたいマヨネーズ
出典: Amazon.co.jp
ほかの素材と合わせた変わり種では、この商品が1番。
筆者はどちらかというと生より焼きたらこが好きなので、ご飯やトーストにかけたらレンチンして明太子を焼き状態にして食べています。
明太子のしょっぱ辛い味とも言うべき味を、マヨネーズが和らげてくれているので、たっぷりでも食べ続けられます。
辛い味がさほど得意でない人も、挑戦してみてください。
キユーピー ハーフ
出典: Amazon.co.jp
カロリー制限のマヨネーズの中では、筆者はキューピー推しです。
カロリーは半分になっているのに、味はそのままというか、むしろ濃くなっている気すらします。
卵のコクに配慮した製法で作られているとのことで、マヨラーというより卵好きさんにぴったりの商品ですね。
相対的に油や酢の風味が抑えられているように感じるので、こってり感や酸っぱさが苦手な人にもおすすめできる調味料です。
味の素 ピュアセレクトマヨネーズ
出典: Amazon.co.jp
卵の質にこだわるなら、味の素の商品がおすすめ。
採取から3日以内の新鮮な卵だけを利用して作られているので、よりまろやかな味が楽しめる調味料となっています。
卵だけでなく、油や酢の新鮮さ、香りにも配慮しているためか、作りたてのような印象を受けました。
マヨネーズそのものの味において、「なんだか落ちた」と感じることもある通な舌をお持ちの方でも、満足できるのではないでしょうか?
キユーピー マヨネーズ
出典: Amazon.co.jp
最後にご紹介するのがキューピーの通常商品。なんだかんだ言って、この調味料が1つあると安心します。
筆者は辛子マヨや明太子マヨだけが好きというタイプでもないので、いろいろ混ざっているよりはベーシックな商品推奨派です。
特別な加工がない分、食べた時に「マヨネーズだな」と感じられるのがやはり魅力。
卵の味もしっかりしていて、料理につい多めにかけてしまいたくなります。
ただマヨネーズの良いところは炭水化物がほとんどないこと。カロリーや脂質はともかく、糖質制限を行っている人には良い調味料と言えます。
容量は使いやすい450gがおすすめですが、マヨラーなら1kgを選ぶ、お弁当用に12gのパックタイプを選ぶなど、状況に応じた使い分けができるのも魅力です。
まとめ
マヨネーズは好きな人も多い一方で、太る一因とされるなど避ける人も多い調味料。
しかし亜麻仁油やカロリーカットなど、健康的な商品も多く販売されています。
さらにはアレルギーに配慮し、卵を使わない商品もあるようです。
今回はキューピー推しになっていますが、ほかにもたくさんのメーカーでいろいろな商品が販売されています。
マヨラーと言って良いほど大好きな方はもちろんですが、苦手な方も久しぶりにマヨネーズを味わってみてはいかがでしょうか?