まゆげの先生が徹底解説！【基本&顔別眉メイク】

マスク着用によって、眉は顔全体の雰囲気を左右する重要なパーツとなりました。

しかし、実は眉メイクについて意外と知らない方や扱いに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、SNSで眉毛メイクを中心に発信しているまゆげの先生Leiさんに、眉毛の基本的な整え方、そして顔の形別のおすすめ眉メイクをお聞きしました！

Lei / @LPmu3

毎日が楽しくなる眉毛とメイクの先生。

元エステティシャン・美容部員経験10年のメイクアップアーティスト。

1万人以上の肌診断・メイクをした経験から、眉メイクレッスンや、イベント等での眉メイク講座を行なっている。

またSNSでは、眉の描き方や整え方のポイント、毎日を楽しくするテーマメイクを紹介している。

 

「なんとなく」はNG！大事なのはなりたい顔を決めること

眉毛を整える時に一番大切なのは、『理想の形を決めておく』こと。

「なんとなく伸びたから切る」、「いらなそうな毛だから抜く」などと雑に整えてしまうと、ムラになって描きにくくなってしまったり、実は必要な毛だった……ということになりかねません。

まずは、顔型・なりたい雰囲気に合わせて眉の形を決めて、整えていきましょう。

道具を揃えて丁寧に眉毛を整えるのは少し手間がかかりますが、きちんと整えることで、時短かつ綺麗にメイクができるだけでなく、印象が良く見えるようになります。

 

整える前に！まゆげの先生愛用アイテムをチェック

【眉ブラシ＆コーム】資生堂 / シュエトゥールズ ブローブラシ＆コーム

眉用ブラシとコームが1本になったアイテム。

ブラシは程よくコシがあり、毛流れを整えたり、カットしたあとの毛をはらうのに便利です。

また、コームの目もちょうど良い細かさで、毛をすくいやすく、眉を整えるのに最適ですよ。

【眉ハサミ】 資生堂 / アイブローシザーズ 212

刃先がカーブしている眉用のハサミ。

肌に刃先が当たることなく、狙った毛を1本ずつカットすることができます。

【ツイザー】貝印 / 貝印毛抜き（先斜め）

先端が斜め形になっている、眉用の毛抜き。

手持ち部分が滑り止めになっているので、細い毛もしっかりキャッチして抜くことができます。

【アイブロウペンシル】 U R GLAM / スリムスケッチアイブロウ

ダイソーから発売されている、プチプラアイブロウペンシル。

芯が細くて柔らかいので、整える際の下書きに便利です。描いた線がはっきりとわかるように、暗めの色を選ぶのがベスト！

公式サイト

【眉シェーバー】 Panasonic / マユシェーバーキット ER-GM20

こちらは、あれば尚良しなアイテム。

刃がコンパクトなので、小回りが効き、必要な毛まで剃り落とす心配がありません。

 

これだけは押さえて！眉毛の整え方基本STEP

①アイブロウペンシルで理想の眉の外枠を描く

一度に線を描かず、眉頭の上下・眉山の上下・眉尻に点を置き、点と点を繋げて線にします。

左右ともに描けたら、鏡から離れて見て入念にバランスをチェックし、眉ブラシで毛の流れを整えましょう。

②①で描いた外枠からはみ出る毛をカットor抜く

カットも毛抜きも、根元をとらえて1本ずつ行うのがポイント。

眉の外枠に近い毛は、失敗しないようハサミかツィザーを使うと◎

外枠から離れている毛は、シェーバーで剃っても大丈夫です。

③眉頭〜毛が濃い中央部分までを眉コームですくってカット

眉ブラシで毛流れを整えたら、まずは上向きに眉毛をとかし、ラインから大きくはみ出る毛だけカット。

次に下向きにとかしてカットしましょう。

④薄い毛や眉尻付近の毛を長めに残してカット

コームでとかした時に、眉の枠内におさまる毛は切らず、大きくはみ出る毛だけを1本ずつ丁寧に切っていきます。

カットする前は、必ず眉ブラシで毛流れを整えるのを忘れずに！

完成！

毛を処理した後の肌は、デリケートになりやすいです。

アルコールの入っていないスキンケアなどで保湿をし、赤みがある場合は冷やした濡れタオル等でクールダウンさせましょう。

 

美人度UP！顔の形別眉メイク

【卵顔さんの場合】なりたい印象に合わせた長さ調節が◎

卵型さんは理想的と言われる標準的な顔型なので、基本的な眉の整え方・描き方でok。

眉の角度は10度、眉尻は小鼻と目尻の延長線上を目安につくりましょう。

バランスの取れたお顔立ちなので、眉の長さを基本より長めにすると横長に可愛らしく、短くすると縦長に大人っぽく見えますよ。

どのような印象に見せたいのか、意識しながら描いていくことが大切です！

【丸型さんの場合】角度＆目尻を意識して大人っぽさを演出！

丸型さんは、可愛らしく優しい印象のお顔型。その反面幼く見られやすいので、縦長感を出し、立体的に大人っぽくみせましょう。

眉の角度は高めに、眉尻は小鼻と目尻の延長線上より少し短めに作ることで、縦長感が出て顔型に近づきます。

眉が淡すぎるとぼやけて見えるので、比較的きちんと描くように意識しましょう。

【ベース型さんの場合】奥行きのある顔立ちに馴染むアーチ眉

ベース型さんは、知的に見えるお顔型。エラが張っているため、キリッと強い印象にも見られがちです。

顔に奥行きがある場合が多いので、丸みのあるアーチ眉で角度を10度より少し高めにします。

眉尻は小鼻と目尻の延長線上よりも長めにすることで、奥行きのある顔立ちに馴染みます。

より優しく見えるように、しっかりぼかしてナチュラル眉を意識しましょう。

【逆三角型さんの場合】目の錯覚を生かしてマイルドな印象に！

逆三角型さんはクールな印象のお顔型。

フェイスラインがシャープなので、眉を中心に寄せて見せる目の錯覚で印象をマイルドにしていきます。

眉尻は淡く短めにつくり、角度をつけないストレート眉を意識。フェイスラインから目線を上に逸らしてクールさを緩和していきます。

【面長型さんの場合】横長めを意識して可愛らしく！

面長型さんは、大人っぽく見えるお顔型。標準よりも縦長なので、若々しい・可愛い印象に見せるには横長に見せることが大切です。

眉尻は基本より長めを意識。パーツが上下に離れていることが多いので、その場合は眉の角度を目に近い平行寄りにします。

縦長感を緩和して、若々しさをプラス！淡く描くよう意識しましょう。

 

Leiさん、ありがとうございました！

なりたい印象や顔の形に合わせて、眉メイクを楽しんでみてはいかがでしょうか。

Leiさんのページはこちら 『基本の整え方＆顔形別眉メイク』の記事は、to buy公式Twitterから発信中！