イヤーマフというと冬やスノースポーツで使う防寒用のイメージがある一方、イヤホンのような遮音効果の備わった商品も多いです。耳栓よりもおしゃれですし、機能も良いイヤーマフは音楽イベントや周囲の音量が気になるシーンで活躍。近所の騒音対策にもおすすめです。
今回はそんなイヤーマフのおすすめランキングをご紹介。大人用はもちろん、音が気になりやすいお子さんにもぴったりなイヤーマフを集めました。
目次
イヤーマフの種類
イヤーマフは遮音の方法によって大きく2つの種類に分かれます。
吸音材で遮るパッシブタイプ
まずパッシブタイプは、イヤーマフの中にスポンジのような吸音材が入っています。耳にしっかり当てることで音を防ぐタイプで、機械などを使わない分軽いのが特徴。長い間装着し続ける時などに便利です。
ただあくまで受動的な遮音効果なので、アクティブタイプに比べると性能は低いことも。消音よりも静音を求めるならおすすめです。
ノイズキャンセリングを用いたアクティブタイプ
アクティブタイプは、イヤホンなどにも備わっているノイズキャンセリング機能を搭載したイヤーマフです。
その分本体が重厚で、長時間利用していると疲れやすくなることもありますが、積極的に音をカットしてくれるのがポイント。
短時間の装着など首への負担を気にしない場合や、音を完全に遮断することを重視するならこちらを選びましょう。
イヤーマフの選び方
タイプのほか、以下のポイントを踏まえたイヤーマフ選びをしましょう。
遮音値は高いほどよい
どれだけ音を遮れるかの数値として遮音値があります。単位はdbで、アメリカ規格のNRRもしくは、ヨーロッパ規格のSNRを記載していることが多いです。
発生している音の数値に対して、遮音値を引いた結果がイヤーマフ装着中に聞こえる数値。ゆえに遮音値が大きければ大きいほど、聞こえる音も小さくなります。
またイヤーマフによっては、周波数に応じて遮音性能が変化することも。音はdbだけでなく周波数(Hz)でも示すことができ、dbの数値が高くてもHzが違っていると効果が発揮されにくいケースもあります。
周波数は音の大きさではなく高さで変わり、高いと高周波、低いと低周波です。防ぎたい音の大きさだけでなく、高さにも注意してみましょう。
バンドはどこに通すか
イヤーマフはヘッドホンのように、バンドを頭の上に通すタイプのほか、首の後ろを通すネックバンドタイプがあります。
頭を押さえつけるような感じが苦手という人はネックバンドにしましょうタイプ違いは主にパッシブタイプのイヤーマフに多く、アクティブタイプだとヘッドバンド型になりがちです。
そのほか姿勢に応じてイヤーマフの装着も変えられるマルチタイプ、ヘルメットの上から装着できるタイプも存在。
子供にもおすすめイヤーマフ
イヤーマフは大人が自分で騒音を防ぎたい時はもちろん、お子さんにつけてあげるのにも便利です。例えばライブなど音楽系イベントに親子で参加する場合、イヤーマフを装着すれば、騒音からお子さんの耳を守ってあげることができます。
聴覚過敏になっているお子さんにもぴったり。気になる音が発生している時でも、遊んだり勉強したりといった集中が容易に。
聴覚過敏は音がうるさいケースだけでなく、大きさに関係なく気になってしまうこともあるため、イヤーマフで遮断し続けることはケアにも繋がります。
キッズ用イヤーマフおすすめランキングTOP5
ではイヤーマフのランキングです。まずはお子さん向けの製品から。キッズ用は女性でも付けられるサイズもありますし、大人もOKなフリーサイズも含めているので、大人用でサイズが合わないと悩んでいる方も要チェックです。
ちなみに遮音値に関しては、日本で比較的使われやすいNRRで統一しました。通常NRRはSNRよりも低い数値で示されるため、NRRで高い遮音性を出していれば、機能性が高いとも判断できます。
5位 3M PELTOR 子供用防音イヤーマフ
出典: Amazon.co.jp
7歳までの幼いお子さん向け
まずは1歳から7歳の小さいお子さん向けイヤーマフ。金属部分を引っ張れば、多少調節できるのが魅力。
頭のサイズが変化しやすい時期に向いています。遮音性は21dbなので、あまりに大きな音の対策に使う際は注意。ヘッドバンドタイプで、デザインはネオンカラーのピンクもしくはグリーンから選べます。
4位 Edz kidz キッズ用イヤーマフ
出典: Amazon.co.jp
バリエーション豊富で外出にもオシャレ!
続いてのイヤーマフは、スマイルやジグソーパズルなど、様々なデザインが特徴です。通常のキャップの上にカスタムキャップが付いており、1つで2パターン楽しめるのも魅力。
ゆえに室内利用はもちろん、外出時も見た目を気にせず使えます。遮音性は21dbと低めですが、対象年齢が6ヶ月から15歳までと幅広いのもよいですね。
専用の収納袋付きで、使わないときは手のひらサイズにしまって保管できます。毎日の騒音はもちろん、スポーツ観戦などのイベント時だけ利用したいという方にもおすすめです。
3位 Fnova 防音イヤーマフ
出典: Amazon.co.jp
大人も使えるフリーサイズ
Fnovaのイヤーマフはフリーサイズ。子供だけでなく大人も使えます。遮音性はちょっと上がって26db。バンドや耳あて部分は柔らかい素材で、フィット感や長時間の利用の負担軽減といった魅力もあります。
デザインは耳あての下部にメーカーロゴが入っただけのシンプルなもので、大人も外で使いやすいです。カラーはピンク・グリーン・ブルーから選べます。
2位 EZARC 防音イヤーマフ
出典: Amazon.co.jp
耳あてのフィット感と密着性が魅力
3位と似た外見をしているEZARCの防音イヤーマフ。こちらはフリーサイズではなく子供向けで、頭が大きくなければ大人でも使えるといった程度。遮音は25dbと微妙に低いですが、耳あて部分がダブル構造になっており、装着時のフィット感はもちろん、耳をふさいで遮音性能を高めているのがポイントです。
ちなみにカラーも3位より1つ多く、白が加わっています。ホワイトカラーのイヤーマフが欲しい方にもおすすめ。
1位 Fnova イヤーマフ
出典: Amazon.co.jp
最高レベルの遮音値!
子供向け1位に選んだのは、3位と同じFnovaのイヤーマフ。こちらはなんと遮音値が34と、防音向けイヤーマフの中でも最高レベルを誇っています。フリーサイズなので、機能性重視の大人の方にもおすすめです。
ヘッドバンド部分や耳あて部分は3位同様フィット感にもこだわっており、長時間の装着にも便利。コスパもよく、ネックはカラーが水色、青、紫と青系に偏っているでしょうか。どうしてもほかの色がいいというのでなければ、おすすめしたいイヤーマフです。
イヤーマフおすすめランキングTOP5
一方こちらは大人用。お子さんでもある程度成長しておりキッズ用では小さい、なんて場合も大人向けのイヤーマフから探してみましょう。こちらも遮音値はNRRでの結果を提示しています。
5位 3M PELTOR イヤーマフ
出典: Amazon.co.jp
ヘッドバンドが苦手な方に
大人向け最初はネックバンドタイプのイヤーマフです。ヘッドバンドの締め付け感が苦手な方におすすめ。ネックバンドの場合、首にかけるパーツは細く柔らかいので、折りたたみ式かどうかに関係なくコンパクトに収納できます。
遮音値は21と29のいずれかから選択可能。以降のイヤーマフに比べて値段は高く、29dbの方はより高めなので、音をやや下げる程度で良いなら21dbの方を選びましょう。
4位 TACKLIFE 防音イヤーマフ
出典: Amazon.co.jp
摩擦や汗にも強いイヤーマフ
4位はTACKLIFEの防音イヤーマフをチョイス。黒をメインに、オレンジがポイントで入っているデザインが特徴です。機能面ではまず遮音値が28db。SNRだと34を記録しているようですが、NRRで比較してしまうとやや低め。
その代わり耳あて部分は弾力性に富んでおり、耳にしっかりフィット。密着することで遮音性を高められますから、感じ方によっては28db以上の変化が期待できるかもしれません。
また摩擦や汗への耐性があり、利用中の不快感も気になりにくいです。機能は最高でなくてもいいから、使用感を重視する方におすすめです。
3位 AVANTEK 防音イヤーマフ
出典: Amazon.co.jp
コスパとカラーにもこだわりたい方に
4位との違いは色と値段ぐらい。それほど似ているのがAVANTEKの防音イヤーマフです。こちらはポイントに入っているのが青なので、オレンジより好きという方におすすめ。値段は安いといっても100円ほどの違いなので、実質色で決めるといっても過言ではないでしょう。
4位同様、遮音値は28ですが耳あて部分がしっかり作られており、耳にしっかりと密着させることが可能。素材自体が厚めの2重構造になっていることもあって、静音を体感しやすいです。
2位 MPOW 防音イヤーマフ
出典: Amazon.co.jp
ヘッドバンド部分にもフィット感を
2位も機能面では3位、4位とあまり変わらないMPOW製。遮音値は28dbです。カラーは黒一色なので、別の色不要・シンプルさが欲しい人にもおすすめ。
ただヘッドバンド部分がやや厚めに作られており、耳あて同様クッション材が入っているのがポイント。締め付け感を抑えてくれるため、ヘッドバンドタイプが苦手な方でもつけやすいです。もちろん耳あて部分も柔らかく、しっかりフィットしてくれますよ。
1位 liuzhuo 防音イヤーマフ
出典: Amazon.co.jp
遮音値36の最高レベル!
イヤーマフ1位は、遮音値36dbを誇るliuzhuo製です。それでいて2位以下のように耳あて&ヘッドバンド部分の柔らかさ、フィット感が健在。使わないときや折りたたんでコンパクトにまとめられますし、コスパも2位以下より高いことはなくそのままです。
逆に2位以下を選ぶ必要がないんじゃないかという高スペックぶり。フリーサイズなので、お子さん向けでさらに高機能を求める方にもおすすめです。
強いて言えば、キッズ向け1位同様カラーバリエーションが限られているので、どうしてもほかの色がよいという方だけ考えましょう。ちなみにliuzhuoのイヤーマフは黒のほか、耳あて部分が赤と青で囲まれているデザインです。
イヤーマフの売れ筋ランキングもチェック!
なおご参考までに、イヤーマフの売れ筋ランキングは、以下のリンクから確認してください。
Amazon売れ筋ランキング 楽天売れ筋ランキング Yahoo!ショッピング売れ筋ランキング
気になる騒音はイヤーマフで解決!
うるさい大音量から、耳に入ってしまう不快な音まで、イヤーマフを装着して遮音しましょう。音楽系のイベントはもちろん、普段の生活でもイヤーマフを取り入れて、やりたいことに集中できる時間を手に入れてください。