スマートフォンやタブレットを使って音楽を楽しむという人も多いと思います。
本体に保存してある音楽はもちろんのこと、YouTubeをはじめとしたオンラインの動画サービスを使って、最新のナンバーから懐かしい曲まであらゆるエンターテイメントコンテンツを楽しめるのがスマートフォンやタブレット端末できてしまいます。
最新の機種では、本体のスピーカーから流れる音質も十分よくなってきていますが、Bluetoothを使ったワイヤレス接続をし、ポータブルスピーカーを使用するとさらに音質の良い音楽を楽しむことができます。
ポータブルスピーカーを使用する場面は色々あると思いますが、今回は水濡れによる機器への影響が気になるお風呂で利用できるポータブルスピーカーを紹介したいと思います!
目次
ポータブルスピーカーの防水性能
お風呂での入水がついつい長くなってしまう・・・そんな時にお気に入りの音楽を流しながらリラックスしてお風呂で疲れを癒やせると最高ですよね。
当然ですが、お風呂の中では水濡れによる機器故障への影響を考えなければいけない場所です。
ポータブルスピーカーはあらゆる商品が販売されていますが、防水性能を有する商品とそうでない商品が存在します。
ここではポータブルスピーカーの防水性能について簡単に解説します。
防水性能や防塵性能を表す等級には一般的に「IP△□」という表記が記載されています。
この△と□の数字が防水性能と防塵性能をそれぞれ具体的にどのようなレベルのものなのか表しています。
手前側の△が第1記号とよばれ防塵性能を表し、後ろ側の□が第2記号とよばれ防水性能を表します。
防水の性能には0から8までの等級が定められています。
具体的な利用シーンを考えると等級数字が「5」程度から防水性能が機能してくるようなイメージです。
タキゲン製造株式会社の情報を参考に簡単にまとめると・・・
- 「5」→水を直接噴流しても製品に有害な影響がない
- 「6」→水の強い噴流でも製品に有害な影響がない
- 「7」→一定の圧力・時間で水中につけても影響がない
- 「8」→連続的に水中に付けても影響がない
「5」では簡単な生活防水、「8」まで行くと完全密閉構造の完全防水性能であるということです。
お風呂でスピーカーを使う=水の中にスピーカーを沈めて使用するということではないと思うので、完全な防水構造である必要は必ずしもないと思いますが、水がかかってしまうようなこともあるかもしれないので、ある程度の防水性能がある方が安心です。
この数字を踏まえてポータブルスピーカーの防水性能を見極めると良いと思います。
お風呂で使えるポータブルスピーカーの選び方
防水性能
完全密閉型の防水構造であれば全く心配は要りませんが、その分商品の価格も高くなってしまいます。
決して水の中につけて音楽を楽しむわけではなく、お風呂の縁や棚において楽しむことができれば十分なので、少しの水がかかっても大丈夫なような生活防水レベルは防水機能として最低限必要です。
音質
せっかく音楽を楽しむなら、音質の良いスピーカーで楽しみたいもの。さらにお風呂は音が響きやすい環境であり、音楽を楽しむ空間としては最適な空間です。
実はそれほど音質が良いとは言えないようなスピーカーでも、お風呂という特定の環境では音の反射により音質が良い商品だと感じることもあります。
設置方法
お風呂はどこもかしこも水がまわってくる場所なので、スピーカーの設置位置が重要です。音量調節をしたり手元で操作することを考えると、据え置き型のポータブルスピーカーでは、お風呂の縁に置いておくのがベストかもしれませんが、強い水の影響を受ける可能性もあります。棚があるようであれば、そこに置いて置く方が無難かもしれません。
またポータブルスピーカーは商品によっては、背面に吸盤が付属していて、お風呂の壁に貼り付けることができるタイプの商品もあります。吸盤設置型であれば、場所を選ばずに設置できるので、便利なポイントになります。
電池性能
お風呂に入る時間は人それぞれあると思います。
短くて10分程度、人によっては長風呂が好きで何時間も入っているという人もいるかもしれません。
ポータブルスピーカーである以上、バッテリーの充電によって駆動することを考慮にいれた方がよいです。
防水が必要な環境下で使用するのは1時間もあれば十分と思います。
一般的なポータブルスピーカーであれば、最低でも5時間程度は駆動する商品が多いので、バッテリーの電池性能については大きく考慮しなくても良いかもしれません。
スピーカーの価格
音質を始めとした性能が良く、機能の充実したスピーカーであればあるほど、商品の本体価格は高くなります。
普段から自宅部屋でも使用することを兼用で考えている人であれば、ある程度高級なモデルのポータブルスピーカーを選んでも良いと思います。
反対に、お風呂用の防水ポータブルスピーカーとして割り切って使用するのであれば、限定的な時間での使用になるので、そこまで価格の張らないポータブルスピーカーでも十分です。
さらに、万が一の水濡れによる故障を考慮すると、あまり価格の高すぎるスピーカーよりは、安いスピーカーの方が良いかもしれませんね。
筆者のおすすめ「Qtuo 防水スピーカー」
他にもまだある!お風呂で使える防水ポータブルスピーカー
Anker SoundCore Sport
モバイルバッテリーブランドとしても人気の高いAnker製品のポータブルスピーカーです。
本体の防水機能はIPX7という極めて高い防水性能を誇ります。
Ankerの仕様によると、この等級では水深1mの環境で最大30分間の操作が可能。万が一お風呂の中にスピーカーを落としてしまったとしても問題のないポータブルスピーカーです。水の中に付けても、水面に浮いてくるような構造になっているので安心です。
バッテリー駆動時間としては10時間駆動することが可能で、お風呂で使うには十分活躍してくれます。
スピーカーは3W出力ですが、お風呂で聞くには問題のないレベルの音質かと思います。
本体は18ヶ月の製品保証がついているのもAnkerクオリティです。
出典: Amazon.co.jp
Anker SoundCore Sport XL
同じく、モバイルバッテリーメーカーとしては人気のあるAnker製品。
先ほど紹介したAnker SoundCore Sport の上位モデルとなるXLです。
Bluetooth 4.1に対応。防水性能の等級はIP67で、ほぼ最高に近い仕様。お風呂という水が心配な環境でも全く問題ありません。
電池駆動時間はたっぷりな15時間で、1日起きている間フルタイムで使用できるほどのスタミナがあります。
本体のスピーカー出力は16Wとダイナミックな音を出せるスピーカーです。
さらに、USB機器を充電できるモバイルバッテリーとしても利用できる商品なので、スピーカーだけでなく給電もできる一石二鳥なアイテムです。
出典: Amazon.co.jp
JBL CHARGE3 Bluetoothスピーカー
価格帯としては高級機種に入るJBL製のポータブルスピーカーです。バージョン4.1のBluetooth対応。
本体の防水性能等級はIPX7で非常に高い防水性能です。これは水深1mの水中に30分間つけても機器に影響が出ない仕様なので、まさにお風呂での使用にも最適です。
大出力の10Wスピーカーを2基も搭載しているので、お風呂での再生はもちろん、部屋で使うにも納得のできるダイナミックな音楽を出力できます。
本体の駆動時間は20時間とかなり長め。アウトドアシーンでも充電要らずでフルタイムに活躍してくれます。
本体には6,000mAh相当のモバイルバッテリー機能も搭載している商品なので、外出先でスマホを充電するバッテリーとしても活躍してくれるアイテムです。
出典: Amazon.co.jp
SONY ワイヤレスポータブルスピーカー SRS-X1
SONY製の防水ポータブルスピーカー。国産メーカー製品として安心感が大きいですね。
本体はIPX7/IPX5相当の防水性能。お風呂やシャワーの水がかかっても安心なアイテムです。
本体デザインが何とも可愛い仕上がりで、球体をした形状がオシャレな仕上がりです。手の平にのる約185gのスマートなサイズで、お風呂だけでなくてもどこにでも持ち歩けます。
360度の方向に広がる全方向サウンドの指向性で場所を選ばすに音楽を思いっきり楽しめます。
出典: Amazon.co.jp
防水スピーカーの売れ筋ランキングもチェック!
なおご参考までに、防水スピーカーの売れ筋ランキングは、以下のリンクから確認してください。
Amazon売れ筋ランキング 楽天売れ筋ランキング Yahoo!ショッピング売れ筋ランキングまとめ
お風呂で使える防水機能を兼ね備えたスピーカーを使うことにより、リラックスタイムをより楽しいものにできます。
駆動時間が長く音出力が大きいモデルや音質が良いモデルであれば、お風呂のみならず、プールサイドや海といったアウトドアシーンでも使用できるので活躍の幅が広がります。
あなたの大好きな音楽を防水ポータブルスピーカーでぜひとも楽しんでみてはいかがしょうか!?
防水性能としてはIP65等級の仕様であるため、水流による防滴性能があります。
本体は吸盤式になっているので、お風呂の壁など場所を選ばずに前後左右と簡単に設置できます。
Bluetoothでの通信可能範囲は最大10mまでなので、お風呂の中でも気にせず接続しながら楽しめます。
スピーカー本体に設置されているボタンを使用すれば、音量大小の調節だけでなく、曲送りや曲戻しといった操作も可能です。
スピーカーの出力は5W。そこまで抜群に音質が良いわけではないですが、お風呂で楽しむには十分な音をだしてくれるポータブルスピーカーです。
さらに、ポータブルスピーカー自体の価格も魅力で1,000円台で手に入るアイテムです。
これからお風呂で使うスピーカーを探しているという、第一のアイテムとしてもおすすめです。