写真や動画撮影・SNS・WEB検索・動画閲覧・各種管理アプリなど、スマートフォンの利用用途はひとさまざま。そんなスマートフォンは今となって毎日の生活に欠かせない必須アイテムとなっています。
スマートフォンに毎日欠かせない大切な作業といえば充電です。
どれほど便利なスマートフォンでも電池残量がなくなってしまえば、ツールとして全く機能できなくなります。
スマートフォンの利用頻度が多い人は電池残量と日々にらめっこしている人も多いのではないでしょうか。
そんな時に便利なのが、「モバイルバッテリー」です。
今回は、日常的に持ち歩きたいモバイルバッテリーを紹介します。
目次
スマートフォンの電池容量
スマートフォンは機種ごとに電池容量が決まっています。
電池容量はmAhという単位で表され、大容量モデルのものから容量の少ないものまでさまざま。
一回満充電あたりのパフォーマンスは、各スマートフォンの処理能力や利用頻度によって全く異なってきますが、一般的に利用頻度が高い、特に動画閲覧などデータ通信を頻繁に利用しているような使い方だと電池の消耗が早いです。
スマートフォンの電池容量は大まかに2,000mAh〜3,000mAhのものが多いです。 3,000mAhを超えてくるとスタミナ型の大容量モデルといえるでしょう。
機種を選ぶ際に電池容量を気にする必要はそこまでないと思いますが、自身が使っている機種の電池容量を知っておくと、モバイルバッテリーの容量を選ぶ際の基準にできるのでおすすめです。スマートフォン機種の電池容量は本体箱に付属している仕様書やメーカー公式サイトの仕様一覧に書いてあります。
ただし、iPhoneシリーズに関してはAppleが電池容量を公開していないことから数値は出ていません。Googleなどで「iPhone機種名 電池容量」と検索すると、公式数値ではないものの情報が出ていることがありますので参考までに。(iPhoneの電池容量も2,000mAh〜3,000mAh程度です)
モバイルバッテリーの電池容量
スマートフォンと同様にモバイルバッテリーの電池容量もmAhという単位で表されます。
小さいモノだと5,000mAh程度のものから、大容量モデルになると20,000mAhを超えてくるものもあります。
数値が大きいほど容量が大きくなるので何度もスマートフォンを充電することができますが、大容量モデルのデメリットは大きさ及び重さです。
5,000mAh級のモバイルバッテリーは薄型タイプのものや、スティック型など形状にとらわれず、また重さも軽いものが多いです。対照的に、20,000mAh級のモバイルバッテリーは非常に重量感があります。
「日常的に利用するモバイルバッテリー」ということを考えたとき、せめてスマホ1回分満タンに充電できれば十分です。
よって、毎日持ち歩く時に携帯するとしたらやはり、5,000mAh〜10,000mAh級のモバイルバッテリーが最適といえるでしょう。
スマホ電池容量=モバイルバッテリーの電池容量ではない!
モバイルバッテリーの容量を選ぶ際に、1点だけ抑えておきたいことがあります。
それは「スマホ電池容量=モバイルバッテリーの電池容量ではない」ということ。
細かな説明は割愛しますが、モバイルバッテリーとスマホの電池容量は電圧差が存在します。モバイルバッテリーからスマホへ給電する際に、この電圧差による変換ロスが発生するので、実際にスマホへ給電できる容量を考えると、モバイルバッテリー容量の60%から70%程度が目安です。
つまり5,000mAhのモバイルバッテリーであっても、変換ロスを考慮すると、60%で3,000mAhの能力となり、スマートフォン約1回分の充電となります。
もう一例挙げると、10,000mAhのモバイルバッテリーであれば、60%で6,000mAhであり、スマートフォン約2回分ほどの充電ができるということになります。
コンパクトモデルのモバイルバッテリーのメリット
というわけで日常的に利用するモバイルバッテリーについては5,000mAh〜10,000mAh程度のものをおすすめしますが、あらためてメリットについて触れてみます。
サイズと重さ
毎日持ち歩くアイテムとしてはかなり重要なポイントなのが、サイズと重さです。
このクラスのモバイルバッテリーはサイズがコンパクトであり、重さも軽いです。5,000mAhのものだと200gほどなので、500mlのペットボトル半分程度の重さで重さをそこまで感じません。またサイズもコンパクトなのでかばんに入れたり、衣類のポケットに入れておいても違和感はありません。
急速充電ができるものもある
大抵のスマートフォンは付属の充電アダプタを利用すると1A出力の充電となりますが、2A出力に対応したモバイルバッテリーでは通常の出力より大きい給電が可能となるので、急速充電ができます。
急いでいる際でもちょっとした時間モバイルバッテリーに接続するだけで、大きく電池残量を回復することが可能です。
価格が安い
電池容量が少ない分、モバイルバッテリー自体の価格も安いです。
安いものだと1,000円台で購入できる製品もあります。
製品デザインのラインナップが豊富
5,000mAh級の製品では、各メーカーにより製品の形状がさまざま。
通常のカードタイプのものから、薄型タイプのもの、かわいい形状をしたスティックタイプのものまで色々あります。
モバイルバッテリー自体の充電も早い
スマホに給電してくれるモバイルバッテリーも自身の充電が必要となります。
5,000mAh〜10,000mAhのものだとモバイルバッテリー自体の充電も早く、数時間あればモバイルバッテリーを満充電できます。
筆者おすすめの毎日使いなモバイルバッテリー「cheero Power Plus 3 10050mAh」
他にもまだある!日常利用におすすめなモバイルバッテリー
Anker PowerCore 5000
スティック型のモバイルバッテリーです。
その小ささやコンパクトな形状は日常利用には抜群。容量は5,000mAhなのでiPhone Xなら1回強充電できる容量。
さらにこのサイズでありながら、Anker社独自技術であるPowerIQとVoltageBoostにより2A出力に対応しているので、急速充電が可能です。
出典: Amazon.co.jp
Anker PowerCore II 6700
Amazonでモバイルバッテリーブランドとしては第1位を誇るAnkerブランド。
6,700mAhの電池容量でiPhone Xを1回半くらい充電できます。
PowerIQとVoltageBoostにより2A出力に対応し急速充電が可能なので、短時間で効率的に充電ができます。
LED Weelを搭載しているので、6段階表示でモバイルバッテリー自体の電池残量を一目で確認できるのも嬉しいですね。
出典: Amazon.co.jp
サンワダイレクト モバイルバッテリー 5000mAh
PC周辺機器を多く取り扱うサンワダイレクト製のモバイルバッテリー。
モバイルバッテリーとは思えないような薄型でスタイリッシュな形状やデザインが特徴的。
通常のUSB Type-A端子に加えて、USB Type-Cの端子も1つ搭載。最近のスマートフォンでも採用されはじめているUSB Type-Cでも充電できます。
Type-A端子では最大2.4A出力に対応しているので急速充電が可能です。
出典: Amazon.co.jp
cheero PowerPlus nyanbboard ver. 6000mAh
NHKで放映されているアニメ「ニャンボー」を表現したモバイルバッテリー。
見た目そのままでインパクトは抜群。何ともカワイらしいデザインのモバイルバッテリーで充電できます。
種類も豊富で全部でキャラクター6種類。
電池容量は6,000mAhなのでiPhone Xなら1回半近く充電できます。
出力も最大2.4Aとなっているので、急速充電により短時間でも効率的な充電が可能です。
出典: Amazon.co.jp
まとめ
今回は日常的に利用するモバイルバッテリーに焦点を当ててみました。
毎日利用するものであればできるだけコンパクトなものが良いし、軽いものが良いですよね。
ついつい使いがちなスマートフォンでも、荷物の中に小型のモバイルバッテリーをもっておけば、いつでも充電できるので安心です。
電池残量がいつも気になっている方や、いざというときに備えたいという人はぜひともチェックしてみてください!
サイドが丸味を帯びた形状で手に持った際も馴染みがあります。
バッテリー容量は10,050mAhと普段使いには十分な容量。体感的にiPhone Xを2回半くらいは充電できます。
USB端子を2つ備えているので、スマートフォンを充電しながら他のUSB機器を同時に充電できるのも便利なポイント。
接続されたデバイスを認識し最適な電流で給電するAUTO-IC機能機能も搭載しているので、最大2.4A出力で急速充電も可能です。
サイズ・重量・容量の3大バランスが整ったオススメ品です!