一眼レフカメラの撮影データは、通常カメラ本体に搭載されているSDカードに保存するものがほとんど。
さらに、スマートフォンのカメラで撮影するよりも高画質なので、データサイズが肥大しがちです。
JPEG画質だけでなく、Lightroomなどの現像ソフトを使う人であればRAWファイルとなり、さらに単位枚数あたりのデータ容量は大きくなります。
そうなると、物理的に増えてきてしまうのが保存したSDカードの枚数。
見た目が同じSDカードを何枚も所持していると、中の保存データを再生するまではどのようなデータ入っているかわからない状況になってしまいます。
今回は、増えてきたSDカードを効率よく管理できるSDカードケースのおすすめを紹介します。
SDカードケースの選び方
対応しているSDカードのサイズ
SDカードには大きく分けて、通常サイズのSDカードとmicroSDカードの2つサイズがあります。主に通常サイズの一眼レフカメラでは通常サイズのSDカードがほとんどで採用されています。
スマートフォンや小型のビデオカメラなどでは、一部microSDカードが採用されているものもあります。
ユーザーによっては、microSDをSDカードアダプタに差し込み、通常のSDカードサイズで使っているという人もいると思います。
保管しておきたいSDカードのサイズをよく把握しておきましょう。
利用しているSDカードの枚数
あまり写真を撮影しない人であれば、2〜3枚程度のSDカードで回すのも十分ですが、多くの写真を撮影する人やファイル容量の大きいビデオカメラを利用している人であれば、SDカードの枚数は必然と多くなります。
さらに、撮影データをストレージ等に移さずにそのままSDカードに保存している人なら、SDカードの枚数はカメラ使用期間が長くなるに連れてどんどん増えていきます。
カタログ式のSDカードケースでれば、ある程度保存できるSDカードの枚数が大きくなります。ハードタイプのケースであると、そこまで保存枚数は多くなく、10枚以下のものが多いです。
使っているSDカードの枚数や今後のカード枚数の見込みも考慮した上で、SDカードケースを選ぶと良いかもしれません。
耐衝撃や防塵・防水性
SDカードはその場所でしか撮影できない大事なデータが保存されているメディア。
持ち歩いて使用する場合には、移動時の不意な衝撃から守ることも時には必要となります。
SDカードケース自体に耐衝撃性能があると、万が一落としてしまったり踏んでしまったりしても、SDカード自体をしっかりと保護してくれるので安心です。
また、簡易的な防水性能や防塵性能があるものなら、屋外での使用でも問題なく使えると思います。
カードが落下しないかどうか
SDカードがしっかりとケースの中に保管できるかどうかも重要。収納スペースにSDカードをはめ込んだときに不意に抜けてしまわないものがベストです。
ここからSDカードが抜けてしまうと、SDカードケース自体のフタをしていたとしても、中でバラバラになってしまうこともあります。せっかくキレイに保管して管理していたとしてもケースの中でグチャグチャになってしまうのは本末転倒です。
SDカードを保管したあとに、落下してしまいわないか、ずれてしまわないか、といった項目も考慮に入れておくと良いでしょう。
筆者おすすめのSDカードケース「エレコム メモリーカードケース SD8枚 CMC-SDCHD01BK」
他にもまだある!おすすめのSDカードケース
エレコム メモリーカードケース SD4枚 CMC-SDCHD02BK
ぼくが愛用しているエレコム製SDカードケースの4枚収納タイプのモノです。
SDカード4枚、microSDカード4枚、XQDカードを2枚保存しておくことができます。特にXQDカードが保存できるケースはそれほど多くないので、XQDカードを使っている人なら重宝すると思います。
本体はしっかりとしたハードタイプのケースで耐衝撃性。万が一の落下事故などがあっても、しっかりとSDカードを保護してくれます。
ふた密着部分には、シリコン製のパッキンが使われているので、外部からの水やホコリの侵入を防いでくれます。
出典: Amazon.co.jp
Deyard 防水SDメモリー用カードケース
Amazonでもベストセラー1位を獲得している人気のSDカードケース。
保存できるメディアはSDカード12枚、microSDカードが12枚の計24枚でパワフルな容量です。
シェルが頑丈に作られているので、ケース自体に圧力がかかっても中に入っているSDカードをしっかりと保護。
片手で開けられるバックル構造で取り出しも簡単。
防水性能もあるSDカードケースです。
出典: Amazon.co.jp
サンワサプライ アルミメモリーカードケース FC-MMC5SDN
PC周辺機器メーカーではお馴染みのサンワサプライ製品。
アルミ製の本体で軽量はもちろん、頑丈にSDカードを保護して、見た目もとてもスタイリッシュ。
SDカードとmicroSDカードを自由に組み合わせて最大6枚保存することが可能。
ケース内部には、SDカードが脱落したり落下しないようにアルミカバーが設置されています。
出典: Amazon.co.jp
サンワサプライ DVDトールケース型 SDカード管理ケース
SDカードの枚数がとにかく増えてしまう人におすすめしたのがこちらのケース。
保管できるSDカードはたっぷりと36枚。保存してあるSDカードごとにインデックスが付けられるので、一目見てどの撮影データが入っているSDカードか把握することができます。
ケース内部はクッション性のあるトレーを使っているので、SDカードを外的な衝撃からしっかりと保護してくれます。
本体はDVDトールケース型なので、他のDVDメディアなどと一緒に保管しておくこともできますね。
自宅据え置き用のSDカードケースとしての利用も最適です。
出典: Amazon.co.jp
まとめ
大切な撮影データが保管されているSDカードだからこそ、しっかりと管理された状態でキレイに保管しておきたいですよね。
SDカードケースを活用すると、煩雑になりがちなSDカードを管理できて便利です!
通常サイズのSDカードを8枚とmicroSDカードを8枚保管できる大容量なSDカードケース。
本体は耐衝撃性のあるハードタイプのしっかりとしたケースなので、万が一の落下や衝撃等によるSDカードへの影響も最小限に抑えられるので安心です。
ケースサイズはコンパクトに設計されているので、かばんに入れておくのはもちろん、ポケットに入れて持ち運べます。
ケースのふた密着部には、シリコン製のパッキンが使われているので、ケースを締めるとホコリや水気をシャットアウトし、あらゆる状況下であってもしっかりとSDカードを保護してくれます。
比較的、普段から写真を撮る枚数が多く5枚以上のSDカードを持ち歩きたいと考えているようなユーザーにはおすすめです!