もともとパソコンのOSがWindowsだったこともあり、タブレットもiPadやAndroidではなくWindowsにしたいと思っていました。ソフトもパソコンと同じものが使えることが多いですし、Officeシリーズなど、プライベートのみならず仕事でも使いやすいので気に入っています。
今回は、そんなWindowsタブレットに改めて注目してみました。
目次
パソコンとの比較
そもそもパソコンとタブレットの違いってご存知ですか?用途によってはパソコンの方が便利ということもあるので、おすすめだから買うと決めず、自分にどちらが良いのかをチェックしましょう。
携帯に便利な大型スマホ
タブレットのメリットは、1枚の板の形をしているため、持ち運びが便利ということ。ノートパソコンですら、板2枚が重なっている状態なわけですから、コンパクトさでは随一です。また画面タッチによる操作が可能なため、マウスなどの機器を持ち歩く必要もありません。
厳密にはパソコンでもキーボード操作でマウス不要にできますが、ショートカットキーなどを暗記しているほど詳しくないと大変でしょう。
一方小型という点ではスマホにも言えますが、スマホほど小さくないのがむしろもう1つのメリット。スマホの場合、officeなどの書類作成ソフトが使えることもありますが、画面が小さすぎて1度に見られる情報に限りがあります。
特に仕事で、図面やパワーポイントのようなプレゼンソフトを見せるなら、やはり画面は大きいほうが分かりやすいですよね。
慣れるまでは大変?
スマホにも言えることかもしれませんが、タップに始まりスワイプなど、パソコンとは明らかに異なる操作ゆえ、最初のうちは四苦八苦することも。私もつい、パソコンで行うような操作をしてしまうことがあります。
機種によってはキーボードやマウスを接続できる商品もありますから、自宅で使う時や職場に置きっぱなしであれば、周辺機器で補いつつ慣らしていくのもおすすめします。
osの比較
中身、OSの違いも魅力ですね。例えば最初にもお話したように、officeなどのソフトがそのまま使える点。職場で文書作成となると、Microsoft社のofficeソフトを使っているところが多いのではないでしょうか?
その際タブレットもWindowsにしていれば、いつでもその内容をチェックすることもできます。家に帰ってから気づいたミスなんかを修正するのにも便利ですよ。
ただ言い換えれば、iosやandoloid端末用のソフトは使えないことになります。プライベートではipodなどApple社製品を使っている、パソコンよりもAndroidのスマホを利用することが多い、その場合はWindowsタブレットにしていると、データを共有しにくくなるでしょう。
今ほかのIT機器は何を使っているか、会社用のものと自分用のものが違う場合、どちらに重きを置いたほうが良いのかを考えて選びましょう。
通信重視のWindowsタブレット
Windowsタブレットの場合、パソコンと同じくwi-fi環境が整っていれば通信することができますが、逆に言えば、移動中などwi-fiに繋げない場所では通信が不可となってしまいます。
そんな時は、スマホのようにsimカードによる通信を利用しましょう。Windowsタブレットの中にはsimフリーの商品も多く、自分が今スマホなどで契約しているsimカードがどこのものであっても使えます。
通勤中もメールチェックを始めとした仕事をタブレットでしたい、旅行中に写真や動画をアップロードしたい、そんな使い方を求めるなら、simフリーのWindowsタブレットを優先しましょう。
新たに契約するなら格安sim
simカードを新たに取得するなら、格安simと呼ばれる商品でコスパを抑えるのもおすすめ。様々なメーカーがありますが、wi-fiを利用せず単独での通信速度を重視するならワイモバイルが速いです。
https://www.ymobile.jp/
楽天スーパーポイントを使っているので楽天モバイルが良い、LINEをよく使っているのでLINEモバイルにしたいなど、値段やほかの機能などを含めれば別のところという方もいるかもしれませんが、純粋に通信速度なら最高クラスと言って良いでしょう。
ちなみにメーカーによっては2台契約などで割引が適用されることもあるので、既に格安simを利用しているなら同じメーカーのものを選ぶのもありです。住所などの手続きも省けますし。
付属品重視のWindowsタブレット
上でもちょっと触れましたが、タブレットであってもキーボードなどを付け、パソコンと同じように使える商品もあります。
タブレットの利便性を損ねないキーボード
出典: Amazon.co.jp
まずタブレットでキーボードを使う場合は、Bluetooth機能を利用してワイヤレスでの接続がおすすめ。コードの持ち運びをしなくて済むことも。キーボード自体薄型の商品も多いので、荷物になりません。
タッチペンで細かい指示を出そう
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また人によっては指でなく、タッチペンを利用したいという人もいるでしょう。一応指でのタップが可能なタブレットであればタッチペンも使うことができますが、指とペンとでは感触が異なるためか、指では反応するのにペンでは反応しないケースも耳にします。
なのでタッチペンを使うことが予め決まっているなら、タブレットでタッチペン対応、あるいは設定でタップの精度を細かく変更できるものをおすすめします。ペン側で感度の良いものを選ぶのもありですね。
怠け者さん必見?のスタンド
出典: Amazon.co.jp
そしてタブレットの弱点に、寝ながら使いにくいというものがあります。そもそもきちんと座って見なさいという話ではありますが、休日はゴロゴロしながら動画や電子書籍を楽しみたい人だっているでしょう。
その場合は、専用スタンドを使って立てて利用するのがおすすめ。商品によってはUSBポートやカードスロットが付いていて、メモリースティックやSDカードに保存したデータを確認したり、音響や通信のサポート、充電可能など多機能型も存在。購入時はただ立てかける以外の機能もチェックしてみましょう。
性能重視のWindowsタブレットとコスパ重視のWindowsタブレット
機能と値段は相反するもの。そこで高額だけどそれに見合った商品と、安価だけど最低限の機能は備わっている商品とをピックアップ。両極端ですが比較して、自分はどちらに寄せたいかをイメージするのも、選ぶコツです。
値段は高いがスペックに関しては申し分ないWindowsタブレット
出典: Amazon.co.jp
これならデスクトップパソコンを買ったほうがまだ安いかもしれません。ほかのタブレットと比べても、桁が違うのがMicrosoft社製の Surface Pro4。OSがWindows10 Pro&CPUがIntel Core i7だったり、Office Premiumが内蔵されているなど、ソフトも最新かつ購入してすぐ使えるものが揃っています。
サイズは12.3型なので、タブレットとしてはやや大きめでしょうか?ちなみにタブレット自体が立てかけられるようになっているので、スタンド不要での利用が可能。別売ですが専用のキーボードやタッチペンなどもあるので、付属品選びにも困りません。
安価でも十分に活用することができるWindowsタブレット
出典: Amazon.co.jp
上記と比べると値段は20分の1なのが、Nextbookのタブレットです。周辺機器を揃えても同じにはならないでしょう。OSはWindows10で、8や8.1のタブレットと比べてもお得。安さの秘密は8インチという小ささと、容量が1GB+16GBで少なめ、またofficeなどのソフトが初期設定には含まれていないなどからでしょう。
仕事用としてはやや画面の狭さが気になりますが、容量はUSB接続が可能なため、メモリースティックなどでカバー可能。Bluetoothにも対応しているので、周辺機器の取り付けもできるなど、欠点を補いやすいです。自分でソフトの入手ができる、容量は問わないなど譲歩できるポイントがあれば、コスパを抑えてみては?
Windowsタブレットを選ぶポイント
上記以外にも、自分に見合ったWindowsタブレットを選びやすくできるポイントがあります。
OSは最新でなくても良い
Windowsタブレットを選ぶ際は、まずOSのバージョンに注目。Windowsの場合、10が最新ではありますが、8や8.1でも十分というユーザーが多く、人気です。上記のような例外もありますが、今8.1以下のOSでも十分なら、タブレットも同じにしてコストを節約するのも手ですよ。
見やすいサイズを探そう
一方サイズは、可能なら10インチは欲しいところ。私の主観ではありますが、仕事などで多くの人が見る、文書作成を行う場合は10インチぐらいあったほうが見やすいです。
もちろん画面が大きいとタブレットのサイズ自体も大きくなるため、値段もプラスされがちですから、どこまで妥協できるかは実物を見たり、今使っているパソコンやスマホのサイズで考えてみてください。
Windowsタブレット6選
既にいくつか紹介しましたが、最後にここまでのポイントを総合的に踏まえ、私が特におすすめしたいWindowsタブレットをランキング形式でご紹介します。
1位:Lenovo YOGA Tablet 2
出典: Amazon.co.jp
ベストはレノボのタブレット。ランキングの中では唯一のsimフリーでもあり、移動中の通信も容易です。もちろん無線ランも対応なので、Wi-Fi環境があるならそちらでも。
OSは8.1ですが、officeソフト内蔵やマイクロSDカードやBluetooth接続など、機能も充実。さらに自立式なので、スタンドを必要とせず、寝っ転がってみるのにも便利です。
2位:ALLDOCUBE iwork10 Pro
出典: Amazon.co.jp
ALLDOCUBEのタブレットは、正確には2-in-1タブレットPCであり、初めからキーボードが同梱されています。OSはWindows10だけでなくAndroidも5.1が入っているので、Androidのソフトも使いたいという方におすすめ。
Windowsや書類用、Androidは音楽やゲーム用など、公私を分けた使い方もできます。USBやBluetoothなど外部機器も接続しやすく、別売のキーボードやほかの周辺機器も使いやすいのが良いですね。
3位:CHUWI SurBook Mini
出典: Amazon.co.jp
コンパクトさでは随一なのが3位の商品。厚さが0.85cmと1cmに満たないサイズで、収納や持ち運びに便利です。容量が4GB+64GBと、今回ピックアップしたタブレットの中でも多めなところも魅力的。
外部接続はUSBが2箇所にタイプCポートが1箇所。調節可能なスタンドが背面についているので、自立させて使えます。また急速充電から最大で6時間、連続して使うこともでき、使えない時間の短縮になるのもポイントです。
4位:NEC LaVie Tab W
出典: Amazon.co.jp
やや値段が高めなのは、LaVieシリーズのブランド力でしょうか?日本電気のタブレットを4位にしました。OSは8.1の32bit版。容量は2GBと64GBで、タッチペンが同梱されています。指よりもペンでの操作をしたい方におすすめ。
officeソフトも初期装備なので、購入してすぐ仕事に取り掛かれます。
5位:富士通 ARROWS Tab
出典: Amazon.co.jp
富士通のタブレットを5位に。容量は4位と同じですが、こちらはOSが8となっています。Bluetooth対応なので、周辺機器の接続が可能。キーボードなど専用品も発売されているので、互換性などを考慮して揃えるのもおすすめ。
ただしofficeソフトが入っていないので、使う場合は別途購入が必要です。
6位:Wacom MobileStudio Pro16
出典: Amazon.co.jp
最後は高額タブレットから1つ。値段だけ見ると、高額の項で紹介したタブレットよりも上ですね。
容量から16GB+512GBと多く、OSがWindows 10 Pro、CPUもCore i7と最新スペックを採用しています。画面は4Kの解像度に対応しているので、動画や写真の閲覧用としてもおすすめです。
またタブレットだけでなくタッチペンが同梱しているのも特徴。そのほか接続用としてSDカードスロット、USB、Bluetoothが利用できます。便利さを求めるなら、考えてみるのもあり。
まとめ
パソコンともスマホとも違うタブレット。Windowsであればofficeソフトなど仕事でも活躍します。通信や付属機器の利便性など魅力も多いので、パソコンからの切り替え、あるいは新規に追加もあり。より便利なタブレットライフを過ごしましょう。