SIMフリースマートフォンの新しい機能として、デュアルSIMデュアルスタンバイが注目されています。この機能は、2枚のSIMカードを両方利用でき、これにより2つの電話番号を同時に着信待受けできる機能となっています。
ハイエンド端末に搭載されている機能ですが、安価な端末gooのスマホg07に搭載されましたので、ご紹介します。
デュアルSIMデュアルスタンバイとは
昨年より、日本で発売されているSIMフリースマートフォンに、デュアルSIMデュアルスタバイ機能が搭載され始めました。この機能は、1台のスマートフォンに2枚のSIMカードを搭載して、2つの電話番号にて着信、通話と通信は選択したSIMカードにて可能なる、という機能です。
デュアルSIMのSIMフリースマートフォンは、日本においても、多くの機種で発売されてきましたが、従来の機種では同時利用ができませんでした。理由としては、片方のSIMをLTE/3Gで通話、通信で利用すると、片方のSIMの通信がGSMに限定されてしまい、日本では利用ができかなったためです。海外においてはGSMによる通話、通信ができるため、海外では2枚のSIMカードを同時に利用できたのですが、日本においては、片方ずつしか利用できない仕様でした。
デュアルSIMにおいて、片方をLTE/3Gで利用すると、片方が3Gで利用できる端末が発売されるようになり、この場合は、日本においても同時に利用が可能になります。
gooのスマホ g07とは
デュアルSIMデュアルスタンバイに対応している機種は、まだ少なく、各社のハイエンド機種が多くなっています。その中で、安価なgooのスマホg07は、デュアルSIMデュアルスタンバイに対応しました。
価格は19,800円（税別、gooのスマホ公式サイトのオンライン価格）となっています。この価格で、デュアルSIMデュアルスタンバイに対応しているので、コストパフォーマンスの高い端末になっています。
また、NTTレゾナントの「gooのスマホ」は、OCN モバイル ONEのSIMカードとセット販売になっており、OCN モバイル ONEの初期費用を考えると、お得になっており、gooのスマホは、ローエンド機種でもバランスの良い機能で、日常ユースでも使いやすい機種となっています。g07は、gooのスマホの中で、7番目の機種となります。
公式サイト：OCN モバイル ONE
g07のスペック特徴
g07のスペックは、Android 6.0（OSバージョンアップ予定）、サイズは、約5.5インチフルHD（1080×1920ドット）IPS液晶、強化ガラス、メタルボディー、サイズ約152×75.6×7.9mm、質量約150gと、使いやすいサイズになっています。
32GBの内蔵メモリに加え、microSDカードにも対応
CPUとメモリは、MediaTek製オクタコアCPU「MT6750T」、3GB内蔵メモリ、32GB内蔵ストレージ、microSDXCカードスロットを搭載し、CPU速度としては速くないものの、3GBの内蔵メモリにより、それほどストレスなく利用ができます。
実用十分なカメラと指紋認証機能を搭載
カメラは、約1300万画素リアカメラ、約800万画素フロントカメラを搭載しており、十分な解像度となります。
その他の機能としては、指紋認証、USB Type-C端子（OTG対応、USB 2.0）となっており、今流行の機能を取り入れています。
デュアルSIMに対応
デュアルSIM・デュアルスタンバイに関して、内蔵アプリにて、通信、通話の優先SIMの設定が可能で、電話着信に関しては、2枚のSIMカードの二つの電話番号にて同時に着信可能です。
まとめ
gooのスマホは、価格と性能のバランスが良く人気のブランドとなっています。そのgooのスマホから、デュアルSIMデュアルスタンバイの機種としてg07が発売となり、しかも、安い価格帯の端末となりました。
二つの電話番号を利用したいユーザー、2台のスマートフォンを利用しているユーザーにとって、2つの電話番号を同時に着信できるスマートフォンは、一台にまとめることができるため、利便性が良くなります。
また、2枚のSIMカードの利用が可能なため、格安SIMを2枚入れておけば、片方で月の通信量がオーバーしたときや、通信がうまくいかないときに、簡単に切り替えて利用が可能になります。
さらに、大手通信会社のSIMカードをどうしても使いたいユーザーにとっては、大手通信会社のSIMカードを通話のみに使い、格安SIMを通信専用に使うことで、月額料金を大幅に節約できます。
デュアルSIMデュアルスタンバイをg07で是非ご利用ください。
gooのスマホ g07
出典: Amazon.co.jp