その日にスーパーで買う食材の内容など、スケジュール帳に書き込むほどではないけど忘れちゃいけないことってありますよね。ふとした拍子に思いだしたことを書き留めるなら、メモ帳は欠かせません。
私はブログに書くアニメの感想なども、一旦はメモ帳に記録しておくことがあります。好きで観ているのですから、放送時間中は作品に集中したいもの。サイトやアプリを開いて入力して…と行っていると大事なシーンを見逃してしまうからです。
ただちょっとしたことを気軽に書けるゆえに、メモ帳はいくらあっても足りません。下手をすると、スケジュール帳や仕事・勉強用のノート以上に紙を消費しているのではないでしょうか?
そんな時に知ったのが、電子メモ帳の存在です。名前の通りデジタル機器で、タブレットに記入するように手やタッチペンで忘れたくないことを書き留めることができます。データを消せばまた書けるので、紙よりコスパがよくエコです。
もしメモ帳を何度も買い足しているなら、電子メモ帳に切り替えて節約を図ってみるのもおすすめ。今回は電子メモ帳の特徴などを、おすすめ商品のランキングと共にご紹介します。
目次
電子メモ帳の魅力
電子メモ帳は、先ほどもお伝えした通り、紙を消費しないのが最大の魅力です。記入したデータを消すだけで再び書くことができ、一々メモ用紙を買い足す手間もありません。必要なのは電力のみですから、反対に用紙が足りなくてメモできないという事態も起こりにくいです。
ちなみに電子メモ帳であれば、単体の商品としてだけでなく、スマホやパソコンのアプリを利用している方もいるでしょう。
もちろんそれらを利用するのも便利ですが、スマホやパソコンの場合は起動に時間がかかる、大事な情報も含まれているため起動パスワードなどセキュリティを厳重にしているといった事情で、思った瞬間にすぐ書くことは難しいです。
メモ帳のみの機能を有した商品であればすぐ起動できるので、頻繁にメモすることがある方にはスマホ以上に使いやすいでしょう。
【小型・データ保存】電子メモ帳の選び方
電子メモ帳も、メーカーによってサイズや基本的な機能には違いがあります。より自分に適した電子メモ帳を探すため、おおよその条件を確認しておきましょう。
本体サイズ・重さ
まずは大きさや重さです。家の中や仕事場に置きっぱなしで使うなら大きくても良いでしょうが、外出先でもパパっと書きたいなら、小型の電子メモ帳の方がおすすめ。また1度に記入する内容が少ない、箇条書きや単語のみでまとめてしまう方も、大きい電子メモ帳は余白ばかりで無駄という印象を受けます。
小ぶりの電子メモ帳で十分という方は、画面で5インチ(およそ13cm)ほどを目安に探しましょう。スマホよりもさらに小さいサイズで、厚み次第ではカバンはもちろん、服のポケットにしまうこともできます。予め収納する場所が決まっているなら、その大きさ未満であることも確認を。
一方重量は軽いほど使いやすいですが、長時間手に持っていることを考えた場合、重くても300g程度に収めましょう。電子メモ帳によっては、厚みや素材、機能などの関係上、小型でも重い商品もあるので注意してください。
データ保存が可能か
電子メモ帳の中には、記入した内容を保存できるタイプもあります。買い物メモを記しているのに、会社からの連絡で仕事内容のメモを取る必要があるなど、1つのメモを活用する前に別のメモを書かなければいけない場合に便利です。
ただし保存できるデータは無限ではないこと、保存できないタイプに比べると高価といったデメリットも存在します。普段からメモ帳にどの程度記入しているか、記入内容はすぐ活用することができないのかを確認して選びましょう。
稼働時間
電子メモ帳は電池が続く限り使えますが、商品によって期間も異なります。長い電子メモ帳は1年近く使い続けられることもありますが、反面早いものだと2週間ほどで電池切れということも。
次の電源方式や、機能の充実さによって電池の保ちの良さも変わってくるので、複雑な機能が不要であれば除外し、シンプルな電子メモ帳で長時間使えるようにするのもおすすめです。
電源方式
電子メモの電源は、非使用時に電源などから電力供給を行う充電池タイプと、乾電池などを入れて使う電池タイプの2種類に分かれます。
充電池タイプは電源さえあればどこでも使える、極端な話充電しながら使うことも可能なためか、高機能かつバッテリーでの稼働時間は短いタイプが多いです。
電池タイプは逐一入れ替える手間があるものの、電子メモ帳の稼働時間は長め。複雑な機能もないタイプが目立ちます。
解像度で選ぶ
解像度とは、パソコンなどのディスプレイの総画素数のことです。簡単に言うと、画面に表示される画質の粗さのことです。解像度の高い画像は高精細で細かく、逆に解像度が小さいと画像が粗くなります。
電子メモ帳も、解像度が高いほうがはっきりとした表示が可能です。もし、小さな文字や精密なイラストを描きたいなら、解像度が低いと文字ははっきりせずイラストの線は凸凹があるような感じになってしまいます。
解像度の低い商品には、満足できない可能性が高いです。ただ、大きな文字やイラストを描くだけなら、解像度はほとんど気にならない方もいるでしょう。
同じ解像度でも、画面サイズが大きくなればその分画像は粗くなります。解像度を見る場合は、画面サイズも同時にチェックしましょう。6インチなら、最低でも解像度が600×800はある電子メモ帳が良いでしょう。
本体カバーで選ぶ
本体カバーは、電子メモ帳を持ち運んで使う方におすすめです。特にビジネスシーンで利用される方は持ち運ぶことが多いので、ケースは必需品でしょう。カバーがあれば電子メモ帳をしっかり包むことができるため、落としても本体が直接地面に当たりにくく、傷や画面割れのリスクを減らすことができます。
商品購入の際に、本体カバーが付属しているのか、それとも別売りで販売されているのかを確認しておきましょう。
カバーには、見開き部分にカード収納などの収納スペースがついているアイテムも多く、ICカードなどを入れるなどして持ち運んで便利に使えます。
毎日持ち歩く方は、収納、デザイン、軽さや薄さなどにこだわってカバーを選ぶと、長く愛用していけるはずです。
【部分消し・スマホ連携】便利な機能をチェック!
スマホやパソコンに比べてメモ帳機能のみ、としましたが、電子メモ帳にはメモを記す上で役立つ機能を備えた商品も多数販売されています。
メモを部分消しできる「消しゴム機能」
まずは消しゴム。紙のメモ帳と違い、電子メモ帳はそのページに書いたデータを全て消すか残すかの2択が基本です。ゆえに保存機能を使うか、メモの全てを活用し終わった後でないと新たなメモは書けません。
しかし消しゴム機能があれば、不要になったメモだけを消したり、誤字脱字の訂正も消して上から直すことが可能。メモのスペースを節約できます。
ビジネス使いには「連携機能」が役立つ
電子メモ帳にはほかのパソコンやスマホと連携できるタイプもあります。連携した機器にメモを移動させるので、保存機能の1つと言えるかもしれませんね。仕事内容のメモや予定など、連絡を受けた時は一旦メモ帳に書き、あとでスマホなどに書き直しているという方におすすめです。
USBケーブルなどでの有線はもちろん、Wi-FiやBluetoothなど、連携方法もいくつか存在。インターネットに接続しないで行える、無線で可能など、使いやすい方法を選べます。
100均でも手に入る電子メモ帳
電子メモ帳を持っていない人の中には、電子メモ帳は値段が高いのではないかと思っている方もいるかもしれません。電子メモ帳は、最近は雑誌のおまけについていることもあります。ダイソーなど100均一のお店でも、販売されています。さすがに100円で買えるものはありませんが、500円くらいのお手頃価格で購入することが可能です。
100均の電子メモ帳は、シンプルなデザインで持ち運びしやすい軽量の商品が多いです。書く・消すといった基本的な機能だけが搭載されています。100均の電子メモ帳は、ちょっとしたメモ書きや、子供のお絵かき、学生が計算問題を解くときなどに使うために購入する方が多いようです。
高級な電子メモ帳によく搭載されているパソコンやスマホと連携する機能などは付いていません。「書いて消す」といったことだけできれば良いという方に、100均の電子メモ帳はおすすめです。
Surenhap 電子パッド 電子メモ
出典: Amazon.co.jp
【ランキング】電子メモ帳おすすめ人気ランキングTOP7
第7位 シャープ 電子メモ WG-PN1
電源方式 | 充電式 |
---|---|
保存機能 | スケジュール9年分 |
稼働時間 | 約10日 |
本体カバー | ◯ |
本体サイズ | 114mm×157mm×10.4mm |
画面サイズ | 6インチ |
重量 | 約210g(本体のみ)・約285g(カバー・ペン含) |
消しゴム機能 | ◯ |
PC・スマホ連携 | ◯(USB連携) |
解像度 | 600×800 |
用途 | メモ書き、スケジュール管理、ToDoリスト |
スケジュールやToDoは分けたい方に
まずはシャープの電子メモ帳。メモ帳単体ではなく、スケジュール帳とToDoリストがセットになった商品です。稼働時間がおよそ10日とほかの電子メモと比べた場合に短めですが、データはスケジュールで最大9年分、メモも紙にした場合の100冊分まで記入・保存が可能と高機能。その分値段も高めです。
あくまで電子メモという観点で見ると、機能の多さとコスパが気になるので7位としていますが、予定表とメモをまとめておきたい方にはおすすめです。
第6位 キングジム デジタルメモ ポメラ
電源方式 | 充電式 |
---|---|
保存機能 | 32GB(メモリーカード最大量) |
稼働時間 | 18時間 |
本体カバー | × |
本体サイズ | 263mm×120mm×18mm |
画面サイズ | 7インチ |
重量 | 580g |
消しゴム機能 | × |
PC・スマホ連携 | ◯(Wi-Fi連携、Bluetooth連携) |
解像度 | 1024×600 |
用途 | 文章作成 |
キーボード入力タイプのメモ帳
6位はタッチペンや手で書き込むのではなく、パソコンのようにキーボードを使って入力するタイプの電子メモ帳。タッチペンや手での書き込みが慣れないという方には、むしろ使いやすいでしょう。
メモリーカードにデータを保存できるほか、Bluetoothなどを介せばパソコンなどへ転送も可能。また内部には辞書も同梱しており、専用の入力システムもあって誤字を防ぎやすい点も魅力です。その分7位以上に高価な電子メモ帳ですが、機能性重視の方であればおすすめです。
第5位 WOBEECO 見やすい電子メモパッド
電源方式 | 電池 |
---|---|
保存機能 | × |
稼働時間 | 5万回消去可 |
本体カバー | × |
本体サイズ | 302mm×246mm×8mm |
画面サイズ | 15インチ |
重量 | 280g |
消しゴム機能 | × |
PC・スマホ連携 | × |
解像度 | ー |
用途 | お絵かき、筆談、メモ書き |
自宅などでの伝言メモに
5位はシンプルタイプの電子メモ帳です。厚みや重さのわりに画面は15インチと大きいので、自宅や職場などでの伝言メモとしておすすめします。
ボタン電池を内蔵しているタイプで、細かい機能はないものの、書いて消しての動作を5万回まで繰り返すことが可能。唯一の機能として、本体にはロックが備わっており、まだ必要なメモを消すリスクを抑えられます。電力はそもそも消去機能でしか使わないため、電池の交換頻度を抑えたい方にはうってつけです。
第4位 キングジム ブギーボード BB-1GX
電源方式 | 電池 |
---|---|
保存機能 | × |
稼働時間 | 5万回消去可 |
本体カバー | × |
本体サイズ | 222mm×141mm×3.2mm |
画面サイズ | 8.5インチ |
重量 | 110g |
消しゴム機能 | × |
PC・スマホ連携 | × |
解像度 | ー |
用途 | お絵かき、筆談、メモ書き |
電源オンオフすら不要!
電子メモ帳は、スマホなどと違い起動に時間がかからないのが魅力ですが、キングジムのブギーボードはそもそも電源を入れるという手間すら不要です。何もせずとも専用のペンで書き始めれば文字を入力できます。
わずか110gと超軽量なので、長時間持ち続けて疲れにくいのもポイントです。机に置いて書くより、手に持って書く屋外での用事に役立ちます。8インチ画面なのでポケットには難しいですが、厚みが3㎜ほどしかなく、カバンに入れて持ち歩くには十分です。
第3位 GideaTech 電子メモ
電源方式 | 充電式 |
---|---|
保存機能 | ◯ |
稼働時間 | ー |
本体カバー | ー |
本体サイズ | 145mm×105mm×13mm |
画面サイズ | 6インチ |
重量 | ー |
消しゴム機能 | × |
PC・スマホ連携 | × |
解像度 | ー |
用途 | 家計簿、計算問題、メモ書き |
電卓機能付きでビジネスや家計簿などにも便利
3位は電卓が付いた電子メモ帳を選びました。画面が6インチ、厚みが13㎜と小ぶりなので持ち運びもしやすいです。保存は複数のデータに対して行うことは難しいですが、書いたメモをしばらく残しておきたい時には役立ちます。仕事や勉強など、計算に関するメモにやぴったりです。
ちなみに電源ボタンは消去ボタンも兼ねているのですが、電力は消去の際にのみ使うのか、電源オフ状態の場合は記入のみ可能でロックと同じ状態に。うっかりメモを消したくない方にもおすすめの電子メモ帳です。
第2位 WOBEECO 軽量で鞄に入る電子メモ
電源方式 | 電池 |
---|---|
保存機能 | × |
稼働時間 | 約1年 |
本体カバー | × |
本体サイズ | 130mm×80mm×6.2mm |
画面サイズ | 4.5インチ |
重量 | 約50g |
消しゴム機能 | × |
PC・スマホ連携 | × |
解像度 | ー |
用途 | お絵かき、筆談、メモ書き |
カバンやポケットでの持ち運びがメインの方に
より小型、軽量タイプの電子メモ帳が欲しいという方には、WOBEECOの商品がぴったり。4.5インチ画面と電子メモ帳の中でも最小レベル、厚みも6mmほどしかなく、50gの重さも持っていて苦になりません。
横幅が80mmですから、カバンはもちろん服のポケットにもしまえるサイズです。カバンもなし、手ぶらでの行動が好みという方でも使えます。シンプルタイプなので保存などの機能はありませんが、ボタン電池式で1年は交換不要、面倒なく使い続けられる電子メモ帳です。
第1位 HOMESTEC LCD Writing Tablet
電源方式 | 電池 |
---|---|
保存機能 | × |
稼働時間 | 約1年 |
本体カバー | × |
本体サイズ | 218mm×144mm×4.5mm |
画面サイズ | 8.5インチ |
重量 | 約145g |
消しゴム機能 | × |
PC・スマホ連携 | × |
解像度 | ー |
用途 | お絵かき、筆談、メモ書き |
書き味・見やすさ・コスパ全部◎
電子メモ帳1位に選んだのは、HOMESTECのLCD Writing Tabletです。8.5インチと電子メモ帳の中では中間サイズですが、薄く軽量なので持ち運びも手間になりません。
また記入時における画面の滑らかさや、タッチペンの発色が画面に対し鮮やかさも高く、シンプルタイプの電子メモ帳の中では使いやすい1品です。
保存などの機能がない分、シンプルタイプの電子メモ帳は総じてコスパもよいですが、LCD Writing Tabletはその中でもさらに安価。初めて電子メモ帳を試してみる方にぴったりです。
【比較】おすすめ人気電子メモの比較表はこちら
商品画像 |
No.1
|
No.2
|
No.3
|
No.4
|
No.5
|
No.6
|
No.7
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商品名 | HOMESTEC LCD Writing Tablet | WOBEECO 軽量で鞄に入る電子メモ | GideaTech 電子メモ | キングジム ブギーボード BB-1GX | WOBEECO 見やすい電子メモパッド | キングジム デジタルメモ ポメラ | シャープ 電子メモ WG-PN1 |
電源方式 | 電池 | 電池 | 充電式 | 電池 | 電池 | 充電式 | 充電式 |
保存機能 | × | × | ◯ | × | × | 32GB(メモリーカード最大量) | スケジュール9年分 |
稼働時間 | 約1年 | 約1年 | ー | 5万回消去可 | 5万回消去可 | 18時間 | 約10日 |
本体カバー | × | × | ー | × | × | × | ◯ |
本体サイズ | 218mm×144mm×4.5mm | 130mm×80mm×6.2mm | 145mm×105mm×13mm | 222mm×141mm×3.2mm | 302mm×246mm×8mm | 263mm×120mm×18mm | 114mm×157mm×10.4mm |
画面サイズ | 8.5インチ | 4.5インチ | 6インチ | 8.5インチ | 15インチ | 7インチ | 6インチ |
重量 | 約145g | 約50g | ー | 110g | 280g | 580g | 約210g(本体のみ)・約285g(カバー・ペン含) |
消しゴム機能 | × | × | × | × | × | × | ◯ |
PC・スマホ連携 | × | × | × | × | × | ◯(Wi-Fi連携、Bluetooth連携) | ◯(USB連携) |
解像度 | ー | ー | ー | ー | ー | 1024×600 | 600×800 |
用途 | お絵かき、筆談、メモ書き | お絵かき、筆談、メモ書き | 家計簿、計算問題、メモ書き | お絵かき、筆談、メモ書き | お絵かき、筆談、メモ書き | 文章作成 | メモ書き、スケジュール管理、ToDoリスト |
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電子メモ帳でちょっとの記入もより楽に
メモは1回あたりの記入量は少なくても、何かある度に書き込むとなると、合計の記入量やかかる時間は膨大です。電子メモ帳であれば用紙の節約になるほか、連携機能で即座にスマホなどへデータを移動できたり、本体へメモの保存も可能など、紙タイプのメモ帳で発生していた面倒を省いてくれます。
たかがメモであっても作業効率を高めることで、時間や心に余裕が持て、メインの仕事や予定もより効率アップ。電子メモ帳で毎日にゆとりを持たせましょう。