エレキギターの定番!ストラトキャスターおすすめランキングベスト7

エレキギターの代表的な2つのモデルと聞かれたら、ストラトキャスターとレスポールという名前を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?

筆者Shoは現在はバンドに所属しておらず、専らライブを観る側がメインですが、学生時代から音楽好きで、長年フェンダーカスタムショップ製のストラトキャスターを愛用しています。

以前はレスポールをメインに弾いていましたが、ジェフ・ベックやエリック・ジョンソンなど、好きなギタリストにはストラトキャスター派が多く。彼らの音を聴き、自分でも弾き重ねていくうちに、いまやすっかりストラトの魅力にはまってしまいました。

それぞれのモデルに良さがあり、演奏する曲によって使い分ける方も多い両者ですが、今回は1954年の発表以来、長く愛され続けているストラトキャスターを特集します!

初心者にも玄人にも、ロックにもブルースにもオールジャンルで幅広く対応できるストラトキャスター。長い歴史があり、本記事だけでその魅力を語り尽くすことは難しいのですが、特にエレキギターやストラトキャスターに関心を持ち始めた方向けに、本記事が参考となれば幸いです。

 

ストラトキャスターとは?

ストラトキャスター ヘッド

ストラトキャスターとは何なのか?ここではストラトキャスターの歴史や特徴など、ストラトキャスターの基本的な情報について簡単に紹介します。

 

ストラトキャスターの歴史

ストラトキャスター(英語表記 : Stratocaster)は、1954年に発表されたギターの名称であり、レオ・フェンダー氏が創業した米国フェンダー社が開発。

ストラトキャスターは1951年に発表されたフェンダー開発のテレキャスター(Telecaster)に続いて発表されたもので、従来のギターにない革新的な機能・デザインが評判となり、今日まで多くのプレイヤーに愛されているエレキギターの代表的なモデルです。

また、プレイヤーだけではなく、多くのギター職人にも影響を与えたモデルであり、現在では様々なブランドからフェンダー社のストラトキャスターに影響を受けたモデルが発売されています。

なお、厳密にはストラトキャスターはフェンダー社の登録商標であり、フェンダー社およびその傘下のスクワイヤー社(Squier)以外のギターではストラトキャスターの名称を使うことはできず、他社のものは「ストラトタイプ」として区別されます。

今やレスポールと並び、テレキャスターやストラトキャスターはエレキギターの代表的なモデルと言われていますが、開発者のレオ・フェンダー氏は、実はギタリストやギター職人ではなく、南カリフォルニアの発明家。だからこそ、常識に捉われない斬新なギターが生み出せた側面もあるのかもしれませんね。

 

ストラトキャスターの特徴

ストラトキャスター

代表的なストラトキャスターの主な特徴としては、3つのシングルコイルピックアップ、ダブルカッタウェイ、シンクロナイズドトレモロなどが挙げられます。

音色にも大きな影響を持つ、弦振動を拾って電気信号に変換するピックアップは、3つのシングルコイルピックアップを搭載。現在の多くのモデルでは、ピックアップセレクターで、フロント、センター、リア、ハーフトーンと呼ばれる隣接した2つのピックアップの中間の計5種類から選択が可能です。

指板側のボディはダブルカッタウェイと呼ばれる両側が削られている形状。これによりハイポジションがより弾きやすくなり、特に高音部の演奏性を向上させています。(※ 先に発売のテレキャスターは片側だけを削るシングルカッタウェイを採用)

そして、ストラトキャスターの大きな特徴と言えば、単にトレモロやアームとも呼ばれることもある、シンクロナイズドトレモロの搭載。音色への影響もありますが、アーム操作により音程の変化・ビブラートがコントロールできます。

トレモロを使用しないセッティングでストラトキャスターを使うプレイヤーもいますが、ジェフ・ベックのようにトレモロを駆使した独自の演奏をするプレイヤーもいます。

なお、テレキャスターなどと同様、ネックをボルトで止めるボルトオンネック式でネック交換が容易。ねじの締め方でも音が変わるとも言われますが、ピックアップの選択含め、セッティングや改造の自由度の高さもストラトキャスターの魅力・特徴のひとつです。

 

ストラトキャスターを使っているミュージシャン

ストラトキャスターを使っているミュージシャンは世界中に多くおり、世界3大ギタリストと呼ばれるエリック・クラプトンやジェフ・ベックもストラトキャスターを長年メインギターにしています。

また、ジミ・ヘンドリックスやスティーヴィ―・レイ・ヴォーン、ディープパープルのリッチー・ブラックモア、バディ・ガイなど、ロックやブルースの伝説的なギタープレイヤーにも多く使われています。

現代の世界3大ギタリストとも呼ばれるジョン・メイヤーなども愛用しており、ギター好きにはエリック・ジョンソンやイングヴェイ・マルムスティーンの使用イメージがある方もいるかもしれません。

過去から現在まで多くの有名ミュージシャンに愛され続けており、改めてライブやメディアを注意深く見てみると、ストラトキャスターを使用するミュージシャンの多さや演奏の多様性にきっと驚かされるのでは?

 

メイプル指板?ローズ指板?指板で何が違うのか?

ローズ指板

ストラトキャスターの代表的な指板材にはメイプルとローズウッドがあり、メイプル指板とローズ指板の好みがある方や、その違いが気になる方も多いようです。

見た目のほか、音や演奏性にも影響がある部分であり、ここではそれぞれの指板の一般的な特徴を紹介します。

 

メイプル指板の特徴

硬度の高いメイプル材を使用した指板で、見た目は白っぽい色。音の立ち上がりが早く、高音域がはっきりしている明るい音が特徴と言われます。

指板は塗装されていることが多く、感触は固体や塗装にもよりますが、ツルっとしており、ローズより引っかかりが少ないと感じる人もいるようです。

塗装もあり扱いやすいものの、経年変化や使用を重ねた際の指板の塗装の色の変化や、黒ずみが出てしまう点については、好みがわかれるようです。

 

ローズ指板の特徴

メイプルよりは多少柔らかい材質のローズウッド材を使用した指板で、見た目は濃い茶色。音の立ち上がりがゆるやかで、中低音域寄りの柔らかめの音が特徴と言われます。

指板は塗装されていないことが多く、感触はさらっとしており、スライド時などに引っかかりを感じるという人もいるようです。

汚れなどは目立ちづらい色ですが、塗装されていないため湿気などに弱く、レモンオイル等でのメンテナンスが十分でないと白い筋などが目立ってしまうこともあります。

 

なお、ローズにもホンジュラス・ローズウッドやハカランダ(ブラジリアン・ローズウッド)など複数種類があり、同じ材であっても状態や塗装、セッティングによっても印象は異なります。

同じ値段のモデルで指板が選択可能な場合は、メイプルよりローズ指板の方が高く、ローズと代わり茶色のパーフェロー、高級ライン中心に黒色のエボニーが使用されるモデルなどもあります。

私は感触はローズ指板の方が好みですが、相性もあるものなので、ぜひ実際に弾き比べてみて、フィットする指板を探してもらえるとよいかと思います。

 

ストラトキャスターを選ぶポイント


ストラトキャスターは非常に多くの種類が販売されており、特に初めて買う場合はどれを選ぶか悩んでしまう方も多いのでは?

ここではそんな方向けにストラトキャスターを選ぶ際の基礎的なポイントをいくつか紹介します。

最終的には実際に見て、弾いて、直感でよいと思ったものを選ぶのが正解だと思いますが、お気に入りの1本を見つける際の参考になればと思います。

 

メーカー・ブランド(生産国)

フェンダー社(および、スクワイヤー社)のストラトキャスターにこだわるか、形状が近しい他社のストラトタイプでもよいかで、まず選択肢が大きくわかれます。

フェンダー社にも複数ブランドがあり、現在はフェンダーカスタムショップ、フェンダー、スクワイヤーの主に3つのブランドに集約されたようです。

また、公式には生産国毎にブランドとして区別はしていないようですが、フェンダーの生産国もアメリカ、メキシコ、日本と複数あり、ブランドやモデルとともに価格帯なども異なります。

特にお目当てのメーカー・ブランド、生産国がある場合には、まずはそこから絞り込んでみるのがよいのでは?

 

価格

高価格のものから初心者向けの価格のものまで幅広くありますが、メーカー・ブランド、モデル等によってある程度の金額帯の幅があります。

他の条件で特に明確な希望がない場合には、価格・予算から絞ってみると探しやすくなるのではと思います。

 

ネック・指板の形状、弾きやすさ

ネックや指板の形状は演奏のしやすさに大きく影響があり、コード弾きやチョーキングの使用頻度、弦高などの好みによって、こだわりがある方も多くいるようです。

ネックはC、V、Uネックシェイプなど、主に形状を文字で示したもので表されます。弾いてみた感触が大切ですが、好みのシェイプを覚えておくと探しやすくなるかもしれません。

指板は指板Rという数値で曲面が表されますが、直接弾くことができる状況であれば、数値で比較するよりも実際の弾きやすさで判断したほうが確実ではと思います。

なお、弾きやすさは、長時間演奏することも想定し、全体の重量や座ってだけではなく、立って弾いた際のバランスも確認しておくとよいかと思います。

 

指板・ボディなどの材質

ややギター玄人向けの視点ですが、メイプル、ローズ指板や、アルダー、アッシュボディなど、材質で音や見た目の印象も異なるため、特にこだわりがある方は材質も選ぶポイントのひとつとなります。

 

ピックアップ

これもややギター玄人向けの視点ですが、ピックアップも音に大きな影響があります。ヴィンテージタイプやノイズレスなどモダンな音作りを想定したものなど、搭載しているピックアップの特徴には、ギター全体の製造コンセプトが表れていることも多く、選ぶ際にも参考になります。

 

年代・モデル(シリーズ)

実際の製造年や50、60、70年代など、再現を意図しているギターの年代・モデルによって、ネック・指板の形状や各種材質、ピックアップの種類など、全体の特徴が異なります。

大きくはヴィンテージ・トラディショナルかモダンタイプかでわかれるかと思いますが、演奏したい音楽のジャンルや出したい音色等から、それに適した年代・モデル、製品シリーズを試してみるとよいのでは?

なお、年代・モデルで気に入ったものから、採用しているネック等の形状や材質などの細かい仕様を覚える順番もありますし、逆に、個別の仕様で好みが見つかれば、それを採用している年代・モデル中心に試してみるという順番もあるかと思います。

 

好きなミュージシャン

よりわかりやすい選び方としては、好きなミュージシャンが使用している仕様や、シグネチャー、アーティストモデルから選ぶ方法もあります。

好きなミュージシャンと同じようなギターが使いたい!同じような音が出したい!という方は、好きなミュージシャンのモデルや、使用しているギターの仕様に近いものを探してみるのもよいのでは?

シグネチャー、アーティストモデルであっても、現在実際に使用しているものとは仕様が異なる場合も多いです。また、音色については、ギター以外の機材や演奏によっても大きく変わるので、同じ機材でも近い演奏をすることは決して簡単ではないという話もあり…。

 

カラー・木目

わかりやすいもので、フィニッシュとも呼ばれるカラーや木目も選ぶ際のポイント。クラシックな雰囲気の2カラー / 3カラーサンバースト、オリンピックホワイト、ブラック、明るいカラーなど、好みの色や1本ごとに異なる美しい木目から選んでみるのもよいのでは?

 

他にもヘッドの形状、ネックの貼り合わせの有無やバーズアイメイプルなどの木目、ブリッジやペグ、ナットなどのパーツやセッティング方法、ビルダー(製造者)など、こだわる方が選ぶポイントは非常に多く…。

ストラトキャスターは比較的カスタマイズしやすい設計であり、最初から完成形を目指すのではなく、購入してから好みのパーツ、セッティングを徐々に追及していくことも、ひとつの楽しみ方かもしれません。

 

初心者におすすめのストラトキャスター3選

ここでは、特に初心者の方におすすめのストラトキャスターをピックアップします。最初の1本として、長く愛用できるお気に入りを見つけてもらえると嬉しいです。

 

Squier by Fender Deluxe Stratocaster

フェンダーの廉価版ブランドであるスクワイヤーのモデル。正規のブランドとして、ヘッドに”Stratocaster”の記載もあります。

こちらのモデルは音や見た目にヴィンテージ感を残しつつ、ミッドジャンボの22フレット、2点支持トレモロなど、現代の多様な音楽に合わせた演奏がしやすい仕様を採用。

ダンカンデザインのピックアップなども搭載し、廉価版ブランドのスクワイヤーの中の上位モデル、実践的な1本として幅広く活躍してくれるのでは?

個人的には最初の1本であっても、3万円以下程度のものではなく、5万円超程度のものの方が、長く使える可能性が高くおすすめ。

低価格のものでは音がよくなかったり、演奏性が低く上達の妨げになるものもありますが、こちらのモデルはストレスなく楽しめるスペックの1本かと思います。

 

Fender Player Stratocaster

フェンダーブランドの中でリーズナブルなモデルを提供するメキシコ製のモデル。もちろん、ヘッドに”Fender”、”Stratocaster”の記載あり。

スクワイヤーのモデル同様、王道のスタイルを踏襲しながらも、フレットやトレモロ、モダンCシェイプネックなど、現代のプレイヤーに合わせた仕様を採用。

やっぱりフェンダーのストラトキャスターが欲しい!という方は、ぜひ最初の1本として試してみるとよいのでは?

 

Fender Made In Japan Traditional ’58 Stratocaster

フェンダーブランドの中で、特にヴィンテージの趣きが高く評価されることも多い日本製のモデル。

1ピースのメイプルネックやアルダーボディ、ノブなどのプラスチックのエイジドパーツなど、細かな部分にもこだわりを感じる1本。

特にヴィンテージの雰囲気が好きな方が気軽に楽しむ1本として、おすすめのモデルです。

余談ですが、ジャパンヴィンテージと呼ばれ、現在高く評価されている中古ギターも存在します。

私は生まれ年の日本製テレキャスターを持っていますが、状態のよいものがあれば、中古品、ジャパンヴィンテージを手に取ってみるのも面白いかもしれません。

 

ストラト好きが選ぶ!ストラトキャスターおすすめランキングベスト7

ストラトと言っても非常に多様なモデルがあり、一概におすすめは紹介しづらいのですが、ここではいちストラト好きとして、おすすめのモデルを紹介します!

チョイスを見ると垣間見えるかもしれませんが、ロック、ブルース、ジャズなど幅広く聴くものの、ハードに歪ませたり、テクニカルな速弾きなどのプレイはあまりせず。

綺麗なクリーントーンや気持ちの良いカッティングサウンドが好きですが、個人的な好みとしてはやや甘めな音の方が好みかもしれません。

今回は現行のモデルで購入しやすい価格帯のもの中心に選んでおり、個人の好みが色濃く反映されたランキングにはなりますが、気になるものがあればぜひお試ししてもらえればと思います!

 

第7位 Fender STEVIE RAY VAUGHAN STRATOCASTER

不慮の飛行機事故で若くしてこの世を去ってしまったテキサスの伝説のブルースマン、スティーヴィ―・レイ・ヴォーンのシグネチャーモデル。

SRV表記の見た目が特徴的ですが、独特の太くコシのあるサウンドを再現。カスタムショップ製のレプリカもありますが、本人同様、長年弾いて傷だらけになるともっとかっこよくなるかも?

アームが通常と逆についていたり、ネックやフレットの形状など手が大きい人の方が合いそうで、相性はありそうなモデルですが、ブルースや見た目が好きな方はぜひ。

 

第6位 Fender JEFF BECK STRATOCASTER OLYMPIC WHITE

トレモロアームや指弾きを駆使した唯一無二のギタープレイで世界中に多くのファンを持つ、ジェフ・ベックのシグネチャーモデル。

2点支持トレモロやローラーナット、ノイズレスピックアップ、より深くカットされたヒール部分など、演奏性を考慮した独自の仕様となっています。

現在は他のモデルでも使われている仕様もありますが、特に歪んだサウンドでアームを駆使したプレイなどは、あらかじめしやすいセッティングでは?

残念ながら私はこのギターを使っても彼のプレイは再現できませんでしたが、限定数で発行された初のサイン入り書籍をイギリスから輸入するほどの長年ジェフ・ベックの大ファン。

プレイはもちろん、1944年生まれで70代の今も、守りに入らずに進化・新たな音楽に挑戦する姿にはとても刺激を受けます。

 

第5位 Fender American Original ’50s Stratocaster

フェンダーUSAの50年代モデルの特色を踏襲したスタンダードモデル。色あせない魅力があるのか、ストラトキャスターが生まれた50年代モデルを愛する方は今でも多く。

コンディションが良く、手頃な価格のヴィンテージギターを見つけることは簡単ではないですが、演奏性を維持しながらもヴィンテージの見た目やトーンを楽しみたい方には、最適なモデルでは?
※ 70年代モデルがランキングに入っていないのは特に他意はないです。見た目やサウンドで好みが合えば、好きな年代のモデルを試してもらえればと思います。

 

第4位 Fender American Original ’60s Stratocaster

こちらはフェンダーUSAの60年代モデルの特色を踏襲したスタンダードモデル。どの年代が合うかは好みによるところも大きいですが、60年代が好きな方はこちらをぜひ。

フェンダーにもより現代的な仕様にしたモデルはありますが、様々なカスタマイズを施した「ストラトタイプ」は他社製のものでも多くあり。

特にスタンダードなモデルについては、個人的には、せっかくフェンダーを楽しむのであれば、こういったヴィンテージの特色を活かしたモデルを試してみるのも良いのかと思います。

 

第3位 Fender ERIC JOHNSON STRATOCASTER

その美しいトーンとテクニックで多くの尊敬を集めるエリック・ジョンソンのシグネチャーモデル。

アルダーボディのヴィンテージライクな見た目で、オリジナルピックアップ含め、細かい部分でも彼の細かいこだわりが反映された1本。

1954年製の生まれ年ギターなど、長年ストラトキャスターを弾きこむ研究熱心なミュージシャンの声を活かしたモデルであり、ストラトキャスターの魅力を存分に楽しめるのでは?

 

第2位 Fender Eric Johnson Thinline Stratocaster

エリック・ジョンソンの新たなシグネチャーモデルで、ストラトに空洞を持たせるセミホロウボディという斬新なモデル。これにより音色も見た目も非常にユニークなギターに仕上がっています。

太めのソフトVシェイプのネックは多少慣れが必要かもしれませんが、トーンに徹底的にこだわる彼の最新モデル。ストラトキャスターの魅力を活かしながらも、新たな世界が探求できるのでは?

 

第1位 Fender Custom Shop Postmodern NOS Stratocaster

出典: Amazon.co.jp

Fender Custom Shop Postmodern NOS Stratocaster

フェンダーカスタムショップは細かなセッティング含め、職人のこだわりが凝縮した良モデルを多く提供していますが、こちらは特定の年代に捉われず、ひとつの楽器として究極の形を目指したシリーズ。

必ずしもこちらの商品がというわけではないのですが、カスタムショップ製の新たなギターの形を目指すシリーズに期待を込め、1位に選択。

カスタムショップ製のものは、徹底的にヴィンテージやミュージシャンの仕様を再現したもの、ビルダー名が記されたモデルなど多くのものがありますが、どれも完成度が高いものばかり。美しい木目や塗装のもの、1品ものも多いです。

個体差もあり、新品・中古ともに頻繁にお気に入りのものに出逢えるものではありませんが、運命的な出逢いがあればぜひ手に入れてみては?

※ NOSはNew Old Stockの略。新品ながらも、ストックされて経年変化したもの、長年弾きこまれたものなど、中古品の雰囲気を再現した加工がしてあるものを示します。

 

なお、筆者が長年愛用しているFender Custom Shop Custom Classic Stratocasterは、現在発売されていませんが、今も変わらずお気に入りです。

ギター選びは恋人選びに似ているとも言われますが、ぜひ紹介したもの含め、実際に手に取り、弾いてみて、自分が惚れたものを選んでもらえたらと思います。

1954年製のギターが今も活躍しているように、よいギターは本当に長い期間一緒に過ごすことができるもの。

ぜひお気に入りの1本を見つけたら、経年変化やセッティング・カスタマイズの探求含め、ストラトキャスターライフを楽しんでもらえらと思います!

 

自分に合った商品でストラトキャスターライフを楽しもう!

エレキギターの代表的なモデルのひとつ、フェンダーストラトキャスター。1954年の発売以来世界中でプレイされており、カスタマイズの幅も広く、弾きこむほどに面白い奥深いギターです。

“THE SPIRIT OF ROCK-N-ROLL”を守り続けることがフェンダー社の企業ビジョンであり、今後も革新的なギターやプレイヤーの出現が楽しみです!

  • 記事の情報は最新の情報でない可能性があります。ご購入に際してはメーカーやショップのウェブサイトにてご確認ください。
  • 掲載情報について間違いや誤解を招く表現がございましたら、「お問い合わせ」フォームよりご連絡ください。

記事内で紹介されている商品

Squier by Fender Deluxe Stratocaster

サイトを見る

Fender Player Stratocaster

サイトを見る

Fender Made In Japan Traditional ’58 St…

サイトを見る

Fender STEVIE RAY VAUGHAN STRATOCASTER

サイトを見る

Fender JEFF BECK STRATOCASTER OLYMPIC W…

サイトを見る

Fender American Original ’50s Stratocas…

サイトを見る

Fender American Original ’60s Stratocas…

サイトを見る

Fender ERIC JOHNSON STRATOCASTER

サイトを見る

Fender Eric Johnson Thinline Stratocast…

サイトを見る

Fender Custom Shop Postmodern NOS Strat…

サイトを見る

関連記事