衣類をぎゅっと圧縮し、コンパクトに収納することができる衣類用圧縮袋。衣替えなどによる収納や旅行などで大活躍する、収納アイテムです。圧縮袋というと布団用を思う浮かべる方が多いようですが、皆さんは使ったことがありますか。
もし使ったことがなければ、ぜひ一度チェックしてください。最近はクローゼットにそのまま吊るして収納できる商品など、便利な衣類用圧縮袋もあります。衣類用圧縮袋を使えば、これまでパンパンだったクローゼットがすっきりしたり、旅行用のかばんやスーツケースがきれいに整頓できますよ。
今回は、衣類用圧縮袋について詳しくご紹介します。商品選びのポイントからおすすめ商品まで、衣類用圧縮袋について皆さんが気になる点を余すところなくご紹介しますので、ぜひ参考にして下さいね。
目次
衣類用圧縮袋とは?
圧縮袋とは、かさばる布団や衣類をコンパクトに収納できる袋のことです。布団の収納で良く使われていますが、衣類用の圧縮袋もあります。衣類用圧縮袋は、季節外れの衣類をコンパクトに収納できるだけでなく、引っ越しや旅行の時にも活躍するアイテムです。
圧縮袋は、袋内の空気を吸い出し、袋を薄く圧縮します。布団用の圧縮袋では、多くの商品が掃除機などで空気を吸引しますが、衣類用圧縮袋は手で袋を丸めながら空気を出すものもあり、布団用圧縮袋に比べ簡単に使える商品が多いです。
衣類用圧縮袋は、布団用圧縮袋に比べるとサイズも小さく、コンパクトにできています。
空気の抜き方についてご紹介!
ここでは、衣類用圧縮袋の空気の抜き方についてご説明します。
自分の手で丸めて抜くタイプ
手軽に使えて安価で買いやすいのが、自分の手で丸めて空気を抜くタイプの衣類用圧縮袋です。食品などを入れるジッパーバックに似た形状で、衣類を袋に入れたら、手で丸めて空気を抜いていきます。
空気を抜くための道具は不要です。掃除機を使うこともないので、袋と掃除機の相性を気にする必要もありません。準備不要なので自宅以外でも使いやすく、旅行などでおすすめのタイプです。
簡単に扱える反面、圧縮力は弱いことがデメリットです。空気を完全に抜くことができないため、ある程度の厚みが出たままになってしまいます。
バルブタイプ
バルブタイプとは、袋に付いているバルブに掃除機や専用の吸引機を取り付けて空気を抜くタイプのことです。圧縮力が強く、袋内の空気を強力に吸出すことが可能です。バルブで空気の流入を防ぐことができるため、長期間保管しても空気が外部から入りにくく、薄く保つことができます。
デメリットは、掃除機や吸引機などの必要なことです。道具を使って吸引するため、どうしても作業に手間がかかります。値段も自分の手で丸めて抜くタイプに比べると、高価です。
ジッパータイプ
ジッパータイプとは、空気の吸引を必要とせず、ジッパーで大きさを拡張するタイプのことです。ジッパーで閉じるだけで圧縮するため、掃除機などは不要です。ジッパータイプはバックやポーチのような形状で化学繊維を使い作られた商品が多く、耐久性が高く何度でも使いまわせることが魅力です。洗濯できる商品も多く、衛生的に使えることも嬉しいポイントでしょう。
デメリットは、他のタイプに比べて圧縮率が低いことです。値段も高めですが、何度でも使えるため長期的に考えればコスパが良くなります。
使用シーンでサイズや厚さを選ぶ
ここでは、使用シーン別にどのような衣類用圧縮袋がおすすめなのか、目的別の商品選びのポイントについてご説明します。
収納
こちらでは、自宅で衣類を収納する際に便利な衣類用圧縮袋の選び方についてご説明します。
ハンガーで吊るすタイプがおすすめ
衣類をハンガーにかけたまま圧縮できる圧縮袋なら、圧縮後にクローゼットに直接吊るすことができます。吊るせるタイプの商品は、複数の衣類を1袋に入れて、まとめて圧縮することができます。かさばる冬物のコートやジャケットなど、1袋に何枚か入れてコンパクトに圧縮できるので、クローゼットが片付き、すっきりするはずです。
衣類を折りたたんでから袋に入れず、ハンガーにかけた状態で圧縮するため、衣類に畳みシワができないのも、このタイプの魅力です。
クローゼットがパンパンで、収納スペースに余裕がなくて困っている人におすすめです。
防菌・防カビ・防虫などの機能をチェック!
衣類用圧縮袋内は、空気を抜いて密閉された状態です。そのため、防虫剤を袋の中に入れても防虫成分が拡散せず、十分な効果を得られません。袋の中に虫が存在する状態の場合、空気が残っていれば虫が生存できる環境にあり、虫の害が発生する可能性があります。カビや菌についても、同様のことが言えます。
これを避けるためには、できるだけ空気を抜く必要があります。真空状態で収納できる圧縮袋なら、外部からの湿気や空気の流入を抑え、虫・カビ・菌などの害を防ぐのに効果的です。
長期保管する場合は、上記に加えて、防虫・防臭加工済みの商品や、虫食いを防ぐなら脱酵素剤を袋に入れるなどの対策が必要です。
ケース付きがおすすめ
衣類用の収納ケースに圧縮袋を入れて収納している方も多いでしょう。圧縮袋に専用の収納ケースが付いていれば、無駄なデッドスペースを生むことなく、効率的に圧縮した衣類を収納することができます。万が一、圧縮袋に空気が入ってしまっても、収納ケースの中でおさまり、収納スペースを圧迫することもありません。
シーズンごとに1つ用意しておけば、季節の衣類をまとめて収納でき、衣替えの作業も楽になるでしょう。
これから、収納ケースも買おうと思っている人は、圧縮袋にケースがセットになった商品を選んでおくと、コスト面においても有利です。
旅行
旅行に出かけるときは、できるだけ荷物をコンパクトにまとめたいですよね。こちらでは、そんな旅行の時におすすめの衣類用圧縮袋の選び方についてご説明します。
小分けにできるサイズがおすすめ
旅行用の衣類を、すべて一つの圧縮袋に入れてしまうと、初日の服を着替えるときに圧縮袋に空気が入り、せっかく圧縮した衣類が膨らんでしまいます。1日分の衣類だけをまとめて入れられる小型の圧縮袋なら、日にちごとに着用する衣類を分けて袋に入れることができ、すっきりして見えるだけでなく、必要な衣類以外はコンパクトな状態を保つことができます。
また、1日分ごとに分けて入れることができるため、他の日に着用する不要な衣類が混ざることがなく、探す手間も省けます。
あったら便利な衣類用圧縮袋の機能をご紹介!
ここでは、衣類用圧縮袋の便利な機能についてご紹介します。
ジッパー付きは、口にスライダーがあると便利!
ジッパー付きの衣類圧縮袋は、袋の口にスライダーがあると便利です。スライダーを滑らすことで簡単に圧縮袋を閉じることができるため、手早く口を閉めることができます。袋を閉めている最中にどうしても空気が入ってしまって膨らんでしまうという方には、特にスライダー付きの商品がおすすめです。
スライダー付きには2種類の商品があります。ひとつは、必要な時だけ袋の口にスライダーを取り付けて使う商品です。もうひとつは、あらかじめ袋の口にスライダーが付いている商品です。スライダーは小さいものが多く、紛失してしまうことも多々あります。紛失が心配なら、スライダーが取れない商品がおすすめです。
かさばる衣類はマチがあると便利!
冬物衣類など衣類によっては、厚みが出てかさばってしまうこともあるでしょう。そんな衣類には、マチがたっぷりある厚めの衣類用圧縮袋がおすすめです。
マチが十分あれば、衣類を薄く畳まなくても、厚みがある状態のままで簡単に袋に入ります。袋にさえ入れば、後は空気を出すだけ。厚みがある衣類も薄く、圧縮できますよ。
衣類用圧縮袋は、複数枚の衣類を入れて使う商品がほとんどです。マチがたっぷりある商品を選んでおけば、厚みがある衣類を楽に入れられるだけでなく、複数枚の衣類をまとめて袋に入れることもでき、便利ですよ。
衣類用圧縮袋おすすめランキングTOP8
ここでは、衣類用圧縮袋のおすすめ商品をご紹介します。
第8位 ワイズコーポレーション 圧縮プラス 圧縮袋 収納ケース
サイズ | 60cm×40cm×30cm |
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スライダー | 有 |
空気の抜き方 | 掃除機で吸引、バルブタイプ |
その他機能性 | 収納ケースとの一体型 |
圧縮袋と収納ケースが一体になって便利
衣類を圧縮袋に入れてから、収納ケースにしまう方も多いでしょう。こちらはそんな方に注目してほしい、こちらの圧縮袋と収納ケースが一体になった圧縮袋です。
付属の圧縮袋を収納ケースに入れ、畳んだ衣類を入れてチャックを閉じたら、掃除機で吸引します。ダウンジャケットなら8~10枚、セータートレーナーなら25~30枚の収納が可能です。
中に入れたものが一目で分かる便利な透明窓付きです。ケースには取っ手が付いているので、持ち運びやすく、押し入れなどに持ち運んで楽に収納できますよ。
第7位 Vacplus 吊るせる衣類圧縮袋
サイズ | 110×70cm、90×70cm |
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スライダー | 有 |
空気の抜き方 | 手動ポンプで圧縮 |
その他機能性 | 吊るせるデザイン、360度回転フック、手動ポンプ付き |
クローゼットにそのまま吊るせる
吊るせるデザインで、クローゼットに吊るして収納できる衣類用圧縮袋です。チェーンリンク方式で、1袋に2~4枚の衣類をかけて入れられます。吊るすためのフックは、360度自由に回転します。
使い方も簡単。袋に衣類を入れたら、チャックで止めてスライダーで密閉し、バルブから空気を抜くだけです。手で丸めて空気を抜くと、どうしても衣類にしわができてしまいますよね。こちらは衣類をクローゼットにかけたような状態で空気を抜くので、衣類の型崩れが出にくいですよ。
しっかり密閉でき真空状態が長く続くので、湿気・埃・カビ・虫・異臭が気になる方にもおすすめです。
第6位 ニトリ 衣類圧縮袋 押入れケース用ハーフ
公式サイトで購入サイズ | 幅60cm×奥行80cm×高さ32cm |
スライダー | 有 |
空気の抜き方 | 掃除機で吸引、バルブタイプ |
その他機能性 | 開閉状態がわかりやすいカラーチャック付き |
コスパ高さで人気のニトリの衣類用圧縮袋
「お値段以上ニトリ♪」のフレーズで人気のニトリの衣類用圧縮袋です。安価にもかかわらず、使い勝手の良さがニトリの衣類用圧縮袋の魅力。こちらは、圧縮袋1枚あたり、セーターやフリースなどが14枚まで入り、一般的な大きさの押し入れケースに2袋がぴったり入る寸法になっています。吸引も、色んな掃除機でできて便利です。
ニトリにはほかにも、タンスに入れて使う商品や、ジャケットやコートなどを吊るして使う衣類用圧縮袋もあります。いろんな圧縮袋を買いそろえたい方は、ニトリに買い物に行くとよいかもしれません。
第5位 無印良品 衣類用圧縮袋
公式サイトで購入サイズ | 約39cm×50cm |
スライダー | 有 |
空気の抜き方 | 自分の手で丸めて抜く |
その他機能性 | ― |
無印良品のシンプルなトラベル用圧縮袋
シンプルな生活雑貨で人気の無印良品の衣類用圧縮袋です。シンプルな形状で軽いだけでなく、お値段もが安く500円程度で購入可能です。
無印の衣類用圧縮袋は、トラベル用として人気があります。旅行や出張時など空気を抜くためのアイテムを持ってなくても、手で丸めて簡単に空気を抜くことができます。
片面に色が付いていて、中の衣類が見えにくくなっています。袋1枚に、Tシャツなど2~3枚、セーターやトレーナーなどが1~2枚入ります。
いろんな機能は不要、旅行用に簡単に圧縮できれば十分という方におすすめです。
第4位 YAOTE 超便利旅行圧縮バッグ
サイズ | 圧縮前:33cm×20cm×15cm、圧縮後:33cm×20cm×8cm |
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スライダー | 無 |
空気の抜き方 | ジッパータイプ |
その他機能性 | 2つの収納コンパートメント |
旅行に便利、ファスナーを閉めるだけで圧縮完了
空気を吸引する必要がない、ジッパータイプの圧縮バックです。ファスナーを閉めるだけで、簡単に圧縮完了。ポーチのような見た目ですが、実際にはかなりの衣類が収納できます。旅行用におすすめの商品です。
衛生面も配慮された商品です。内部に2つの収納コンパートメントがあるので、着用前の衣類と着用後の衣類を分けて収納することができます。防水素材が使用されているので、水がかかっても安心。濡れた衣類も収納できます。
着用前の衣類のしわや着用後の膨らみが気になる人におすすめです。
第3位 リムーブエアー 衣類圧縮袋
サイズ | LLサイズ:45cmx65cm、Lサイズ:34cm×49cm、Mサイズ:32cm×39cm |
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スライダー | 有 |
空気の抜き方 | 自分の手で丸めて抜くタイプ |
その他機能性 | 新型逆止弁、プレミアムエンボス加工 |
革新技術採用の日本製圧縮袋
特許取得済みの新型逆止弁と実用新案取得済みのエンボス加工が施されたこだわりの日本製衣類用圧縮袋です。逆流弁で吸引した空気の逆流を防ぎ、スムーズに楽に空気を抜くことができます。また、真空状態が長く続くので、衣類への菌や虫の影響が気になる方にもおすすめです。
衣類用圧縮袋を使ったことがある方は、手や衣類が引っ付いて袋に入れにくいと感じたことがあるかもしません。しかし、こちらの商品はエンボス加工されており袋がしなやかで強いので、衣類の出し入れがしやすく袋が破れにくいですよ。
機能的に充実した商品ですが、鮮やかな色彩と可愛いデザインも魅力ですね。
第2位 エステー株式会社 ムシューダ 圧縮パック 衣類用
サイズ | 幅48cm×高さ80cm×マチ32cm |
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スライダー | 有 |
空気の抜き方 | 掃除機で吸引、バルブタイプ |
その他機能性 | 防虫 |
ムシューダで、防虫しながら圧縮保管
エステーのムシューダといえば、衣類を虫やカビからしっかり守る防虫剤で有名ですよね。こちらは、そのムシューダブランドの衣類用圧縮袋です。1袋にセーター約20着収納できます。
臭いのしない脱酸素剤も同梱されていて、衣類を圧縮保管しながら、しっかり防虫してくれます。適応害虫は、イガ類やカツオブシムシ類です。
大切な衣類が保管中に虫に食われてしまっては大変ですよね。衣替えで着なくなった衣類の保管にピッタリの商品です。
第1位 Vacplus 圧縮袋
サイズ | L:50x35cm、S:40x30cm |
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スライダー | 有 |
空気の抜き方 | 自分の手で丸めて抜く |
その他機能性 | ― |
ネットで大人気の万能圧縮袋
掃除機不要で衣類を真空パックできる、強力な圧縮袋です。耐久性が高い素材が使用しており、繰り返し使用できます。衣類の保管だけでなく、旅行でも大活躍の圧縮袋です。
専用スライダー付きで、巻くだけでしっかり空気を押し出し、ダブルチャックで空気漏れを防ぎます。薬剤は使用されていませんが、空気を省くことで、防湿・防虫・防虫でき、長期間衣類を清潔に保管できます。
旅行時には、衣類をコンパクトに収納できるだけでなく、液漏れしやすい小物類の収納にも便利です。
【GOOD TRAVEL PLUS】ライターおすすめ衣類圧縮機!
出典: Amazon.co.jp
GOOD TRAVEL PLUSはコリアマーケティング株式会社から販売されている衣類圧縮機です。
驚くべきは、本体サイズ約 11cm、重さ約 150gという圧倒的なコンパクトさです。携帯電話よりも小さく、ポケットに入れて持ち歩くこともできます。旅行・帰省の際にかさばる荷物をなくすことができます。実際に使うと、コンパクトな見た目とは裏腹にしっかりと衣類を圧縮してくれます。コンパクトながら、この利便性!
またMicro-USB(Type-B)であり、USBから給電するタイプなのでモバイルバッテリーから給電ができます。まさに旅先のお供にぴったりな製品ではないでしょうか。
詳しい情報は、以下のサイトにございます。
衣類用圧縮袋の売れ筋ランキングもチェック!
なおご参考までに、衣類用圧縮袋の売れ筋ランキングは、以下のリンクから確認してください。
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使用シーンに合う最適な衣類用圧縮袋を選ぼう!
「布団用の圧縮袋は使ったことがあるけど、衣類用圧縮袋な面倒で使ったことがない…。」と、衣類用圧縮袋を使ったことがない方も、多いのではないでしょうか。
確かに圧縮する作業が面倒くさそうに思えますが、実際に衣類用圧縮袋を使ってみると、意外と便利で簡単なものです。圧縮作業にかかる手間よりも、衣類用圧縮袋を使うことのメリットの方が多く、かえって時短になることも結構あると思います。
衣類用圧縮袋のメリットを実感するためにも、今回ご紹介した商品選びのポイントを参考にし、自分の使用シーンに合う衣類用圧縮袋を選びましょう。
衣類用圧縮袋を、ぜひ一度試してみてくださいね。