【掃除機不要や防ダニも】布団圧縮袋おすすめ12選|使い方を徹底解説!

布団がかさばって生活スペースを圧迫するとき、役立つのが布団圧縮袋です。しかしさまざまな商品が売られているため、何を選べばよいのか迷う人も多いでしょう。この記事では布団用の圧縮袋を使うメリットや選び方、おすすめアイテム12選を紹介しています。

 

布団圧縮袋のメリットとデメリット

布団圧縮袋

かさばる布団の収納グッズとして人気の布団圧縮袋には、どのようなメリットがあるのでしょうか?デメリットと合わせてチェックしておきましょう。

 

収納スペースを有効に使える

布団を収納するときに圧縮袋を使う最大のメリットは、使える収納スペースが増えることです。布団は押し入れやタンスに収納するとかなりかさばり、特に冬用の布団や毛布は場所をとるでしょう。

圧縮袋を使うと布団の厚みを1/3程度まで薄くできるため、布団を収納してもスペースにゆとりができ、押入れやクローゼットのスペースを有効に活用できます。

また布団を圧縮袋に入れる密封されるので、防ダニ効果が期待できるのもメリットです。防臭や抗菌効果がある圧縮袋を使えば、より布団を清潔に保管できます。

 

形が戻らなくなる場合も

圧縮袋を使って布団をつぶすと、袋から出した時に布団が元のふっくらした形に戻らなくなる場合があります

布団の中には綿や羽毛が入っており、繊維や羽根のすき間に空気が含まれることでふっくらします。しかし圧縮袋は密封するとき布団から空気を抜いてかさを減らすため、袋を開けて空気を戻しても完全に元の状態に戻すのは難しいでしょう。

また湿気や悪臭が残っている状態の布団を袋に入れてしまうと、中でカビや悪臭が発生する場合がある点も、圧縮袋のデメリットとして挙げられます。

 

布団圧縮袋の使い方

布団圧縮袋には大きく分けて、圧縮するときに掃除機を使うタイプと使わないタイプがあります。それぞれのタイプに分けて特徴やメリットを確認しましょう。人によってどちらが使いやすいか変わってきます。

 

掃除機を使う「バルブ式」

袋に取り付けられたバルブ部分にあてた掃除機で中の空気を抜き 、圧縮するタイプを一般的に『バルブ式』と呼びます。

圧縮袋の中でもメジャーなタイプで、袋に掃除機をあてるだけで済むため力が要らないのがメリットです。女性や高齢の人など、力に自信がない人でも布団を圧縮しやすいでしょう。

ただし海外製など日本で一般的な規格と違う掃除機だと、ノズルの形状や大きさがバルブにフィットしない場合があります。バルブ式の圧縮袋を選ぶときは、自宅の掃除機が利用できるのか商品情報など見て確かめるようにしましょう。

 

掃除機のいらない「ファスナー式」

圧縮袋には掃除機がいらないタイプもあり、一般的には手押しで圧縮しファスナーで閉じる仕組みになっています。ファスナー式の袋に布団を入れ、体重をかける・手で押すなどして力を加え中の空気を抜いていくのが基本的なスタイルです。

空気が抜けやすいように工夫されていたり、専用スライダーで外からの空気の逆流を防ぐ仕組みになっていたりと使いやすさを追求したものも多くあります。

また空気を抜くための手動式ポンプが付いた商品なら、強く押す必要がないため体力に自信がない人でも安心です。

 

布団圧縮袋の選び方のポイント

実際に布団圧縮袋を選ぶとき、何を基準にすればよいのか迷う人も多いでしょう。失敗がないようチェックしたいポイントは、収納量・密閉性・防虫効果の三つです。それぞれ詳しく解説します。

 

収納量やサイズ

圧縮袋を買う前に、布団の種類や枚数・収納場所を必ずチェックしましょう。横にして重ねて収納するのか・丸めて立てて収納するのかなど、収納方法も事前に決めておくのがおすすめです。

例えば日本家屋の一般的な押し入れの奥行きサイズは、約80cmです。押し入れで横に重ねて収納する場合には、奥行きが80cm未満の圧縮袋に布団を収める必要があります。

また布団にはシングルやダブルなど、サイズが豊富です。収納したい布団の大きさや、毛布か羽毛布団かなどの種類に合わせて選ぶのがポイントです。

一つの袋に入れる布団の枚数によっても、適した商品は違ってきます。季節に関わらず使う可能性がある布団には、一枚ずつ収納できるよう薄手の袋を使うのがおすすめです。逆にしまっておく期間が長い布団を何枚も入れるなら、マチの付いたものが適しているでしょう。

 

密閉性の高さ

布団圧縮袋を選ぶ基準で重要なのが、密閉性の高さです。特に薄手の布団を圧縮するときは袋の中の空気が多くなるため、すき間から空気が入らないように工夫がされた商品を選びましょう。

また保管中の出し入れや空気を抜く作業中に、袋が破れてしまうトラブルもたまに見られます。耐久性が高い素材を使っているか、適度な厚みがあるかをチェックしておくと安心です。

ファスナー部分の造りも密閉性に大きく関わってきます。ダブル構造のものは空気が逆流しにくく、開閉しやすい造りならファスナーを閉めるときに時間がかかり空気が入ってしまうのを防止できるでしょう。

 

防虫・抗菌・防湿効果

防虫剤を圧縮袋の中で長期間布団と一緒に入れてしまうと、防虫剤が触れた部分が変色する場合があります。布団と一緒に防虫剤を入れるのは基本的にNGです。

圧縮袋自体や専用の付属品に防虫や抗菌・防湿効果があるアイテムを選べば、害虫が発生しにくくなるでしょう。

最近は天然ハーブなど天然由来の成分でダニを退治できるシートや、保管中の布団を清潔に保つ機能が付いた圧縮袋が販売されています。次のシーズンも快適に布団を使えるよう、虫や菌を防げる商品を選ぶのがおすすめです。

 

【バブル式】布団圧縮袋おすすめ4選

掃除機を使うタイプの布団圧縮袋は、バルブに掃除機をあてるだけで布団を圧縮できる頼れるアイテムです。バルブ式の商品の中でも、おすすめの4種類をチェックしましょう。

 

石崎資材 簡易包装バルブ式ふとん圧縮袋

出典: Amazon.co.jp

石崎資材 簡易包装バルブ式ふとん圧縮袋
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ダブルの掛け布団が入る大きめタイプの圧縮袋です。布団を入れると縦方向に立ち上がる底マチがついているため、押し入れに収納しやすい構造になっています。

短時間で楽に布団を圧縮でき、バルブ部分に付いたキャップが空気の逆流を防いでくれる優れものです。バルブ部分の厚さが11.5mmと超薄型なので、重ねて収納してもバルブ部分が盛り上がって邪魔になりません。

 

レック Baふとん圧縮袋

レックの『Baふとん圧縮袋』は、近年人気が高まっている海外製の掃除機にも対応しているのが特徴です。

自動ロック式バルブを採用しており、吸った後の空気の逆戻りを防げます。吸い終わると自動的にバルブが閉まるため、手動でフタをしている間に空気が入り込んでしまう心配がありません。

閉まると色が変わるカラーファスナーが付いているため、閉め忘れが心配な人でも安心でしょう。

 

東和産業 MVS 大きめふとん用圧縮パック

出典: Amazon.co.jp

東和産業 MVS 大きめふとん用圧縮パック
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海外製掃除機に多い凸形吸引口式のノズルに対応している、バルブ式の圧縮袋です。掃除機のノズルを離すと同時にロックがかかる自動ロック式を採用しているため、簡単に圧縮できる上に空気の逆戻りが防げます。

ファスナー部分が段違いになっていて開閉しやすいのも魅力です。スライダーは圧縮パック本体に付いていおり、紛失の心配がないのもうれしいポイントです。

 

HELLOCAM ふとん圧縮袋

HELLOCAMの圧縮袋で特徴的なのは、バルブの中に逆流防止弁が付いている点です。掃除機を離すと自動的に空気の流れがストップして逆流を防ぐため、初めてバルブ式の圧縮袋を使う人でも扱いやすいでしょう。

キャップ付きのバルブが圧縮後にバルブから空気が漏れるのを防いでくれるのも魅力です。薄型バルブなので、何枚も布団を重ねて収納するときにもかさばりません。

段差を付けたダブル構造のファスナー部分やなめらかなスライダーなど、使うときのストレスが少ないよう工夫されたおすすめアイテムです。

 

【ファスナー式】布団圧縮袋おすすめ4選


掃除機を使わずに使える圧縮袋は、扱う布団の枚数が少ない場合や手軽に使いたい人に向くタイプです。掃除機なしでも布団を圧縮できる商品の中から、おすすめ4アイテムを厳選しました。

 

Vacplus ふとん圧縮袋

枚数が多く圧縮する作業量が多いときには掃除機を使い、枚数が少ないときには専用の手動式ポンプでも空気を吸い出せる、2ウェイ式の布団圧縮袋です。

袋は130×100cmと大きめサイズのため、敷布団も収納できます。耐久性が高い素材が使われており、繰り返し使用できるのもお財布にうれしいポイントです。

二重逆流防止弁を採用したバルブが空気の漏れを防ぐため、しっかりと密封できます。ファスナーはダブル式でダニやホコリの侵入を防げるので、衛生面が気になる人も安心でしょう。

 

昭光プラスチック製品 布団用圧縮袋

掃除機やポンプなどを一切使わず、手で押して圧縮するタイプの布団用圧縮袋です。軽い力で空気を抜くことができ、バルブには逆止弁機能が付いているため抜けた空気は逆流しません。

ダブルファスナーでピタッと密封でき、スライダーが一枚一枚に付いているのも使いやすいポイントです。手押しなので空気の抜き加減を調節しやすく、ふんわり感を損ねたくない羽毛布団の収納にも使えます。

 

東和産業 掃除機のいらないふとん圧縮パック

出典: Amazon.co.jp

東和産業 掃除機のいらないふとん圧縮パック
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道具を使わず手で空気を押し出すタイプの圧縮袋です。空気の出入り口には漏れにくい逆流防止弁構造を採用しています。ファスナーの部分は段違いになっており、開け閉めしやすいのが魅力です。

手押しタイプで掃除機の音を気にする必要がないため、アパートやマンションで暮らしている人にもおすすめです。袋に収納できるのはシングル掛け布団1枚分なので、一人暮らしなら3枚そろえておけば十分でしょう。

 

オリエント Q-PON!フラットバルブ

袋の中の空気を吸い出す専用ポンプに対応しているため、持っている掃除機のノズルが合うなら掃除機で、対応していない場合でも専用ポンプ(別売り・付属されている商品もあり)が使える便利なタイプです。

バルブ部分は平坦な形状なので、圧縮袋を重ねてもバルブ部分だけが盛り上がって不安定になる心配がありません。

開閉をしなくてもノズルをつけて吸引を始めると自動でフタが持ち上がり、吸引後のノズルを離すと自動で閉じる構造も特徴的です。最後にフタをワンプッシュすれば圧縮が完了するため、手軽に使えます。

 

【ダニ対策用】布団圧縮袋おすすめ4選

布団を保管する上で気になるのが、ダニの被害です。防ダニ効果がある布団圧縮袋を使えば、袋に入れるだけで対策できます。ダニ対策ができるアイテムもチェックしておきましょう。

 

カインズ 防ダニふとん用圧縮袋

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カインズ 防ダニふとん用圧縮袋
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袋に施された防ダニ加工で、万が一布団にダニがいる状態で入れてしまっても繁殖を防いでくれる圧縮袋です。

圧縮方法はバルブ式で、海外製の掃除機にも対応しています(対応機種は箱の裏面に記載)。バルブには逆流防止機能が付いているので、密封性も申し分ありません。

ファスナー部分のスライダーは本体に取り付けてあるタイプなので紛失の心配がなく、色の変化で密封されているかが確認できます。

 

レック 防ダニ ふとん圧縮袋 O-848

袋が2層フィルムの構造になっており、内側部分に防ダニ剤配合の特殊フィルムが採用された圧縮袋です。圧縮中にダニが増殖するのを防ぐ効果があります。

掃除機を使って吸引するタイプで、バルブは人気の海外製掃除機にも対応可能です。掃除機のノズルを抜いたときに自動でロックがかかるため、空気の逆戻りを防げます。

ファスナー部分は閉じると色が変わるカラーファスナーで、閉じ忘れが起こりにくくなるでしょう。

 

レック バルサンふとん圧縮袋

防虫・殺虫剤として人気の高い『バルサン』が使われた圧縮袋です。防ダニ効果のある圧縮袋の多くはダニに限定して繁殖を抑えますが、本商品には防虫成分も配合されています。

イガやカツオブシムシといった害虫の防虫効果があるため、ダニだけでなく虫も防ぎたい場合に役立つアイテムです。圧縮袋の内側に練り込まれたダニよけ・防虫成分は、外に漏れず袋の内側だけに向かって蒸散していくので、高い効果が期待できます。

掃除機を使ったバルブ式で、海外製の凸型ノズルにも対応できるのもうれしいポイントです。

 

アール 防・ダニ退治圧縮袋

出典: 楽天市場

アール 防・ダニ退治圧縮袋

天然ハーブを使った、ダニの退治効果のある布団圧縮袋です。防ダニ効果は欲しいけれど、化学的な成分が含まれたものは避けたいという人にピッタリの商品です。

圧縮方法はバルブ式で、スライダーがスムーズに動くためストレスなく開閉作業ができます。布団をいためない天然成分を使っているので、冬用の毛布など次のシーズンまで使わない布団や、普段は使わない来客用の布団を保管するのにおすすめです。

 

布団圧縮袋の売れ筋ランキングもチェック!

なおご参考までに、布団圧縮袋の売れ筋ランキングは、以下のリンクから確認してください。

楽天売れ筋ランキング Yahoo!ショッピング売れ筋ランキング

 

布団圧縮袋を使うときの注意点

せっかく布団圧縮袋を買っても、使い方を間違えると布団をいためたり思わぬトラブルが起こったりする可能性があります。圧縮袋を使って布団を保管する際のポイントを押さえておきましょう。

 

干してから圧縮する

圧縮袋を使うと中の空気は圧縮されますが、真空状態になるわけではありません。布団が湿った状態のまま袋に入れてしまうと、ダニやカビが繁殖しやすくなります。

袋に入れる前には、可能であれば布団を天日干しするのがベストです。住宅環境などの事情で天日干しが難しい場合は、布団乾燥機などを使ってしっかり乾かしましょう。布団用の掃除機でダニの死骸などのアレルゲンを取り除いてから入れると、より効果的です。

ただし夏場の天日干しや布団乾燥機では布団に熱がこもるため、そのままの状態で袋に入れると湿気が出てしまいます。布団を干した後は熱をとってから袋に入れるようにしましょう。

 

圧縮しすぎないようにする

布団圧縮袋を使うとき、ギリギリまで袋の中の空気を抜いて圧縮をかけるのはおすすめできません。布団をいためてしまう恐れがあるためです。

強く圧縮した状態で長く保管すると、袋を開けても以前のような柔らかさや弾力が戻らないでしょう。特に注意したいのが羽毛布団です。圧縮しすぎると中の羽毛が折れてしまい、羽毛布団独特のふんわり感や肌触りが失われてしまう場合があります。

羽毛布団を圧縮するときは、バルブ式なら通常の3割程度の圧縮にとどめる・手で圧縮するタイプの袋を使って力加減を調整するといった工夫が必要です。

 

手持ちの掃除機が使えるか確認する

Ayaka

掃除機を使うバルブ式の圧縮袋を選ぶときは、自宅の掃除機とバルブがアジャストするかを事前に必ず確認しましょう。

特に最近人気の高い外国製の掃除機はノズルが凸型になっているため、対応していない商品もあります。掃除機を使うタイプの商品には、箱の裏書きや商品情報などに対応する掃除機が記載されています。

自宅の掃除機に対応している製品がない場合、専用のポンプが付属しているタイプの商品を選ぶとよいでしょう。

 

布団圧縮袋で収納スペースを広く使おう

かさばる布団は収納を圧迫するため、スペースを有効に使いたいなら布団圧縮袋が便利です。掃除機を使うバルブ式や掃除機なしで使える手押しタイプなど、さまざまな商品が販売されています。

自宅の収納スペースや布団の枚数・欲しい機能は何かを考え、便利に使える布団圧縮袋を取り入れましょう。十分に乾かしてから袋に入れる・つぶしすぎないなどの工夫をすると、布団をよりよい状態に保てます。

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記事内で紹介されている商品

石崎資材 簡易包装バルブ式ふとん圧縮袋

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レック Baふとん圧縮袋

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東和産業 MVS 大きめふとん用圧縮パック

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HELLOCAM ふとん圧縮袋

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Vacplus ふとん圧縮袋

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昭光プラスチック製品 布団用圧縮袋

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東和産業 掃除機のいらないふとん圧縮パック

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カインズ 防ダニふとん用圧縮袋

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