フローリングはそれだけだと冷たいので、カーペットを敷いているという方も多いと思います。私もその1人ですが、しかしカーペットってお手入れ大変じゃありませんか?素材によってはゴミやホコリが毛に絡みついて掃除機で吸いきれない、洗濯しようにも重たい家具が乗っていてできない…など。
そんな通常のカーペットの手間を軽くできるのがタイルカーペットです。今回はタイルカーペットの中でも特におすすめしたい商品をランキングでご紹介。タイルカーペットの特徴や魅力も一緒にお伝えします。
目次
タイルカーペットってなに?
まずはタイルカーペットとは何かを見てみましょう。
タイルカーペットの特徴
タイルカーペットは、タイルのように小さなパーツになっているのが特徴です。パーツを並べて1枚の大きなカーペットにするため、大きいままでは敷きにくい、狭いスペースにも使えます。家具を置いてある場所はパーツを敷かない、家具を囲むようにタイルカーペットを配置することもでき、わざわざ家具を別の場所に移動させてからカーペットを敷くという手間が必かかりません。
パーツで分かれていることから、タイルカーペットは複数の色や柄を組み合わせ、自分だけのデザインを作ることもできます。さらに汚れた場合はカーペット全体ではなく、汚れたところだけ外して洗うことができるなど、メンテナンスも楽です。
タイルカーペットの種類
タイルカーペットは大きく分けて2種類あります。1つ目は敷くというより床に乗せるだけのタイプで、マットのようにズレるリスクはあるものの、いつでも簡単に取り外しが可能。気分で配置や色を変え、模様替えを楽しむのもよいでしょう。
もう1つは床に貼り付けるタイプ。上とは反対に取り外しはできませんが、ズレる心配もないのでカーペットの上を歩いたり家具を移動させることが容易です。貼り付け型は家庭よりも、オフィスで採用されやすいタイプでもあります。
タイルカーペットの選び方
部屋にタイルカーペットを追加したいときは、以下のポイントを踏まえて好みを探してみましょう。
デザインで選ぶ
まずは見た目。タイルカーペットはパーツ単位で購入できるため、例えばパーツ全てを白にする必要がなく、半分を黒、一部だけ灰色などのアレンジができます。敷き詰める際は各色を交互に並べるだけでもよいですし、複雑な模様・絵柄を作ってみるのもよいでしょう。後者の場合は完成図を描き、どの色が何枚必要かを予め考えておくと失敗もしにくいです。
場所で選ぶ
貼り付けるタイプのカーペットはオフィスで使われることが多いとしましたが、利用場所でタイルカーペットを選ぶのもポイント。オフィスは多くのデスクを配置し、また人の出入りが多く、その分カーペットにも負荷がかかります。貼り付けるかどうかは別として、耐久力に優れたタイプもおすすめです。
言い換えれば家庭用であっても、大家族や来客が多く、カーペットもまたたくさん踏まれるのであれば、耐久力を重視しましょう。耐久力については「重歩行用」など見分けられるマークつきの商品を選んだり、後述の素材でも判別することができます。
素材・機能で選ぶ
耐久力を求めたいなら、素材はナイロン製がおすすめです。ほかの素材との混合タイプも、ナイロンの割合が100%に近ければ耐久力は期待できます。ナイロン以外ではポリプロピレン素材が多く、耐久力は低いもののコスパのよさが魅力。
またそれぞれの素材の中でも、パイルの構造で感触や耐久力は変化し、例えばループパイルなら耐久力は高めで弾力のある感触、カットパイルになると耐久は低目ですが柔らかく、防音効果が期待できます。
防音については遮音マークのついたタイルカーペットもあるので、マークで判断するのもよいでしょう。集合住宅などで赤ちゃんやペットがいる家庭におすすめです。
タイルカーペットを選ぶときはここに注意!
タイルカーペットを選ぶ際は、メリットだけでなくデメリットもないか確認しましょう。
ズレやすさはメーカーでも異なる
まずはカーペットのズレやすさ。貼り付けタイプであっても、家具を移動させるときなどカーペットを引きずるようにしてしまえばズレてしまう可能性があります。具体的にはメーカーごとに違うので、可能ならサンプルや実物でも、購入前にチェックしましょう。
インターネットなど通販の場合は、お試しや返品可能なところを選ぶか、商品ページの使用感や利用している方のレビューなども参考に。
ペット向けならループパイルはNG?
ペットのいる家庭では遮音性も期待できるカットパイルがよいですが、ループパイルの場合は生地の毛がペットの爪に引っかかるデメリットもあります。音は気にしなくて良いという場所でも、ペットのためにカットパイルを優先しましょう。
パーツによって色や触感に差が出ることもある
パーツを組み合せて好きなデザインにできるタイルカーペットですが、通常のカーペットと比べても、よく踏まれる場所は色あせや毛のへたれなどが目立ちがち。ゆえに使い込んでくると見た目の統一感を損ねやすいです。
劣化した部分だけ買い換えれば済むかもしれませんが、今度は新品とそれ以外の部分で差がでる可能性も否定できません。完璧に整った見た目を求めるなら、通常のカーペットの方がよいこともあります。
筆者一押しのタイルカーペットはこれ!
ランキングの前に、個人的に気に入っているタイルカーペットをご紹介します。
レック ぴたQ 吸着タイルマット
出典: Amazon.co.jp
ちょい足しにも便利なコスパ○のタイルカーペット
激落ちくんなどでお馴染みの、レックのタイルカーペットです。30cm四方のパーツが9枚で1セットになっており、下記ランキングの商品と比べると小さい・少ない印象もありますが、狭いスペースにも合わせやすく、あとちょっと欲しいという時にも便利です。
カラーはベージュ、ブラウン、グリーンの3色と少なめですが、コスパの良さに加えて床に密着して貼り付けタイプではないのにズレにくく、1枚50g未満の軽さも魅力。設置や洗濯時の取り外しも簡単です。また薄さゆえ、ハサミで好きな形にカットすることも可能。婉曲した隅や家具の形にも容易に合わせられます。
タイルカーペットおすすめランキングTOP7
では改めて、タイルカーペットをおすすめ順にランキングでご紹介しましょう。
第7位 オルサン タイルカーペット
出典: Amazon.co.jp
20色以上のカラーが楽しめる!
オルサンのタイルカーペットは、サイズが50cm四方、22色のカラーから選べるのが魅力です。黒系や茶系など似たカラーも多いので、同系色でまとめても良いですし、正反対のカラーで派手に部屋を飾るのもおすすめ。素材はパイプポリプロピレン100%ということもあり、コスパもよいです。
一方で、裏地は滑りにくいゴムではなく、ビチューメンという独自素材を使っています。滑りやすいわけではありませんが、ほかのタイルカーペットに比べるとズレやすい可能性あり。また貼り付けて使う場合、タイルカーペット専用の接着剤でないとくっつかないというデメリットもあります。
撥水は防汚というメリットもありますが、貼り付けではなく置くだけのタイルカーペットを探している方は注意してください。
第6位 サンゲツ タイルカーペット
出典: Amazon.co.jp
高級志向の方におすすめのハイブランド
続いてはサンゲツのタイルカーペットです。50cm四方は7位と同じですが、36種類というカラーバリエーションの多さが魅力。シンクな系統が多く、赤やピンクなどの鮮やかなカラー、白系もやや暗めになっており、落ち着きのある空間を作りたい方におすすめです。
また経年劣化や洗濯による色あせが起こりにくい機能性もポイント。日光はもちろん、洗濯で塩素系漂白剤を使った場合も色あせのリスクを抑えることが可能です。さらに制電性も備えており、静電気を原因とする火事の心配もありません。機能の分値段が高めですが、使いやすさや安全性を求めるなら一考する価値はあるでしょう。
第5位 日東紡マテリアル 静床ライト 防音マット
出典: Amazon.co.jp
音を気にする方に便利なカーペット
小さいお子さんやペットの音を気にする方におすすめなのが、日東紡マテリアルのタイルカーペットです。防音マットの名前のとおり、遮音効果が高く、聞こえにくさを示す騒音等級でも、かすかに聞こえるレベルのLL40を認められています。
カラーは11種類と6位以降に比べて少ないですが、置くだけでよいタイプなので敷くのは簡単。1セット10枚入りなので、ちょっとのスペースに加えたい方にも便利です。価格もそれなりな分、防ダニや保湿、断熱といった機能も備えており、季節問わず快適に過ごせます。
第4位 ワタナベ工業 国産タイルカーペット 吸着ぴたマット
出典: Amazon.co.jp
床に密着して滑りにくい!
4位には、吸着タイプのタイルカーペットを選びました。5位のように認証されているほど高い機能はないものの、防音・防臭・防汚といった効果を備えており、小さいお子さんやペットの部屋におすすめです。ハサミで形を変えるのも容易で、家財に沿って敷くことも可能です。
サイズは今までに挙げたタイルカーペットの中ではやや小ぶりの30cm四方で1セット9枚入り、カラーは7色が用意されています。薄手ゆえか、洗濯次第では劣化が早まりますが、コスパもよいので汚れたら使い捨て感覚で利用するのもありですね。
第3位 サンコー ズレない タイルカーペット ペット用
出典: Amazon.co.jp
ペット向けのタイルカーペットを探しているならおすすめ!
タイルカーペットの中でも、ペットのいる家庭での利用を想定したのがサンコーの商品。撥水や消臭といった機能を備えており、特に消臭はアンモニア由来の臭いであれば、2時間ほどで98%のカットが見込めるほどです。薄さゆえカット自在、つまずき防止などのメリットがあり、吸着タイプでズレにくいのも魅力。
サイズは45cm四方で10色から選べます。薄さゆえに、冬場はラグやマットをプラスしたくなることもあるのが、唯一のデメリットかもしれません。
第2位 サンコー ズレない バリアフリータイルカーペット
出典: Amazon.co.jp
人の利用しやすさにも配慮
ズレないシリーズからは、バリアフリータイプも選びました。ペット用より上位にしたのは、共通する機能も多いなか、床暖房にも対応していることやカラバリエーションが豊富だったため。カラーはグリーン&ライトグリーンなど、2色を1セットにしたタイプも選べますから、最初から異なるカラーを組み合わせたい方にもおすすめです。
サイズは25cmもしくは30cm四方の2パターンで、3位よりやや小さめ。カット自在も3位と共通ですが、ハサミを使わず隙間を埋めたいならもともと小さいこちらのタイルカーペットの方が使いやすいです。
第1位 Andevis ズレないマット
出典: Amazon.co.jp
2色セットでオリジナルの床を
タイルカーペットの1位に選んだのは、Andevisのズレないマットです。1セット20枚入りですがカラーがブラウンとベージュそれぞれ10枚ずつ入っており、それぞれを並べるもよし、交互に合わせるもよしでオリジナルデザインが作れます。2位以降に比べるとカラーバリエーションは少ないですが、コスパや機能もよく、茶系が嫌いではないならおすすめ。
機能については遮音や防汚、吸着性、キズ防止などを備えており、小さいお子さんやペットのいる家庭にも安心です。サイズはどちらのカラーも30cm四方です。
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スミノエ ホームタイルカーペット
タイルカーペットの売れ筋ランキングもチェック!
なおご参考までに、タイルカーペットの売れ筋ランキングは、以下のリンクから確認してください。
Amazon売れ筋ランキング 楽天売れ筋ランキング Yahoo!ショッピング売れ筋ランキング
タイルカーペットで快適な部屋を作ろう
フローリングや畳など、床材自体の感触を楽しむのもよいですが、見た目の印象を変えたり、柔らかさや防音などを求めるならカーペットもおすすめ。特に取り外しや、スペースに合わせて自由にデザインを構築できるタイルカーペットは魅力的です。タイルカーペットで今の部屋を、より住み心地の良い場所に変えてみませんか?
同じくスミノエのタイルカーペットにしました☺︎
汚れた部分だけ外して洗えるのですごく助かります◎
形もお洒落♡