だんだんと寒さが気になる季節になってきていますが、「パネルヒーター」という暖房器具をお使いでしょうか。
「パネルヒーター」は、近年愛用する人が増えてきてており、注目の家電として注目されています。あまり寒さが気にならない場合は、単独で使用して気軽に暖を取ることが出来ます。
また、エアコンと「パネルヒーター」を併用することによって、足元等をさらに部分的に暖めることが可能になります。
暖房器具としては比較的軽量でサイズも小さい商品も見られるので、好みの場所で使えるようになっています。
この記事では、「パネルヒーターとは何か」「パネルヒーターの選び方」「パネルヒーターのおすすめメーカー」に関して説明させていただきます。
そして、ランキング形式で「おすすめパネルヒーターTOP8」をご紹介致します。
目次
パネルヒーターの魅力
「パネルヒーター」は輻射熱(遠赤外線による熱)を利用して周囲の空気を温める暖房器具です。
熱風が出てくるわけではないので、一度に部屋を暖めるわけではありませんが、じわじわと足元や手先を暖めたいという時に使用したい商品です。
「パネルヒーター」は、サイズも様々な商品が用意されているので、玄関先や脱衣所、トイレ等の小さな部屋でも気軽に使えるところが良いと思います。
エアコン等を使用している部屋でも、なかなか足元までは温められないことから、エアコンとの併用がおすすめです。
特に寒がりの方には、1つの箇所を重点的に暖めることが可能になるのでありがたい暖房器具に思えるでしょう。オフィス等でも、デスクの下で使えるので持っておくと重宝すること間違い無しです。
さらに、「パネルヒーター」は部屋の空気を汚すことが無いことも注目したい理由の1つです。
また、暖房器具そのものが熱いわけではないため、怪我や火傷の心配が無いところも大きな魅力です。お子様やお年寄りがおられる御家庭でも、どんどんと利用していけるところも嬉しいですね。
パネルヒーターを選ぶときのポイント
「パネルヒーター」を選ぼうと思っても、数多くのメーカー・ブランドから様々な商品が販売されているので、どれを選んでいったら良いのか迷ってしまいますね。
ここでは、「サイズ」「対応畳数」「省エネ機能」「安全設定機能」「壁掛けタイプ」等に注目してみていくことにしましょう。
サイズ
「パネルヒーター」は、まずサイズが重要になります。
広い部屋で使用するには、大き目のパネルが採用されているパネルヒーターを選ぶようにすれば、エアコンとの併用で快適に暖を取る事が出来るようになります。
一般的には、デスクの下やテーブルの横などで使用出来るサイズの「パネルヒーター」を使う方が多いようです。
部分的に足元や手を暖めることが出来て、設置も簡単なので、小さめ~中ぐらいのサイズの「パネルヒーター」は出番が多いように思います。
縦30cm程度の小型サイズの「パネルヒーター」であれば、玄関先や脱衣所等に気軽に持っていって使う事が出来るので、1世帯に1台持っていると重宝しそうです。
対応畳数
「パネルヒーター」のサイズとも関係がありますが、対応畳数も見ておきたいものです。
「パネルヒーター」では、同じサイズであっても出力が商品によって異なるため、対応畳数にも差異が出てきます。
商品に対応畳数が記載されているので、自分が使いたい部屋にマッチしている商品かどうかを見ておきましょう。
もともと、「パネルヒーター」はエアコンのようにメインで使用する暖房器具ではないため、対応畳数はあくまで参考にすると良いと思います。
省エネ用の機能がついているか
「パネルヒーター」には省エネ機能が備わっている商品があります。部屋の温度に合わせてオフになるタイプもあります。
「パネルヒーター」の周囲の空気の温度を一定に保てる商品があるので、こういった省エネ機能が備わった商品を選ぶのも一案です。
タイマー機能がついていると就寝中に自動的にオフに出来るので、タイマー機能はあった方が良いように思います。
さらに、「パネルヒーター」によってはエコモードが搭載されている商品があるため電気代が気になる方は是非こういった機能を見ておくようにしましょう。
安全設定機能も確認
「パネルヒーター」はもともと安全面で優れた暖房器具ですが、さらに安全性を追求する機能も備わっているとありがたいですね。
「転倒時電源遮断装置」が備わっていれば、誤って「パネルヒーター」を倒してしまった時でも心配がありません。また、地震時にもある程度安心出来るところも良いと思います。
さらに、「加昇温度防止装置」が付いていれば、温度が上昇し過ぎることが無いため、どのような部屋でもように思います。
壁掛けも!
「パネルヒーター」は足元や窓下に設置するというイメージが強いと思いますが、壁掛けタイプの商品も見られます。
軽量の「パネルヒーター」であれば、2WAYタイプの商品もあるので、好みに応じて使い分けできるところも嬉しいですね。壁掛け出来る「パネルヒーター」は場所をとらずに済む上に、比較的身体の上半身もあたためることが出来るようになります。
さらに、デザインがすっきりしている「パネルヒーター」を壁掛けとして使用すると、インテリア性にも優れているため、おしゃれ家電にもぴったりです!
パネルヒーターおすすめメーカー3選
「パネルヒーター」で有名なメーカーと言えば「デロンギ」「ディンプレックス」「トヨトミ」が思いつくと思います。
ここでは、この3つのメーカーについてそれぞれの特徴を見ていきましょう。
デロンギ
デロンギはイタリアのメーカーで、歴史的には暖房機器と空調機をメインに製造していることで知られています。
家庭用製品としては、エスプレッソマシンやオイルヒーター等の愛用者が日本でも多くなっています。
オイルヒーターのジャンルでは、世界的にシェアが高くなっていますが、近年パネルヒーターでも着実に高い人気を誇るブランドとなってきました。
日本でも、デロンギブランドは非常に人気があるため、パネルヒーターも注目していきたいものです。
ディンプレックス
ディンプレックスは、フランス発のメーカーで美しいデザインのパネルヒーターが人気を博しています。
デザイン性が高いだけでなく、商品クオリティが優れていることでも知られていて、世界中で信頼されているメーカーです。オリジナルの技術による高い暖房性能は、フランス国内でも数々の賞を受賞しているため愛用者も多くなっています。
オリジナルのアール構造が特徴的で、輻射熱を集中させる効果があるため効率よく暖めることが可能になります。
温度設定も一定に保てる機能が備わっているので、ワンランク上のパネルヒーターと言えましょう。
トヨトミ
トヨトミは、日本を代表する暖房器具製造の企業です。愛知県に本社を置き、空調機器全般も取り扱っています。
トヨトミは石油ストーブでは最も人気が高い国内メーカーですが、近年では電気ストーブや冷房製品、パネルヒーターも販売している事で知られています。
大手の強みを活かして、パネルヒーターの製造も順調で大きくシェアを伸ばしてきているメーカーです。
パネルヒーターは、欧州連合が施行した特定有害物質規制をクリアしているので、信頼出来るところも良いと思います。スポットあたため機能もエコモードも搭載されている商品があるため、様々な商品ラインナップから選べるところも嬉しいですね。
パネルヒーターおすすめランキングTOP8
ランキング形式で、パネルヒーターのおすすめTOP8をご紹介致します。
第8位 スリーアップ ミニパネルヒーター
移動も楽なミニパネルヒーター
スリーアップのミニパネルヒーターです。こちらは、幅38.2cm×奥行18.8cm×高さ32cmのコンパクトサイズです。
重量もわずか2.5kgなので、部屋間の移動も楽に行えます。
トイレや脱衣所などの小さなスペースでも設置出来るタイプなので使いやすく気軽に暖がとれるようになっています。火を使わずに安全性も高いスポット暖房です。
普段使う部屋でもエアコンとの併用で足元等を暖める事が出来るので重宝しそうです。デザインもすっきりとしたスリムな形状でカラーも清潔感のあるホワイトです。転倒時には自動的に電源がオフになるので安全性が高いところも嬉しいですね。
保証期間も1年付いているのも◎ヒートショックの予防にも役に立つので、お友達やご家族へのギフトとしても最適だと思います。
第7位 山善 ミニパネルヒーター
温度調整機能が備わって1年保証付き
山善のミニパネルヒーターです。
こちらは、本体サイズが幅40.5×奥行15×高さ32.5cmとなっているコンパクトな形状が魅力です。窓の下やテーブルの横にも設置しやすく場所をとらないところが良いと思います。
温度調整機能が備わっており、バイメタル式サーモスタットを採用しています。
本体重量はわずか1.7㎏なので、移動も楽に行えます。お子様や非力な女性でも気軽に使えるところが良いですね。薄型なので持ち運びする際にも便利です。デスク下に置けば冬場に仕事をする際には心強い味方になってくれそうです。
電源コードは長さ1.9mと十分な長さがあるので、使い勝手も良いように思います。安全装置としては温度ヒューズが付いています。
価格も非常に買いやすく保証も1年付いています。カラー展開はホワイトとブラウンの2色から選べるようになっています。また、キャスターが付いた商品の用意もあります。
第6位 デロンギ(DeLonghi) マイカパネルヒーター
出典: Amazon.co.jp
デロンギの人気パネルヒーター
デロンギのパネルヒーターです。
こちらは、幅695mm×奥行265mm×高さ565mmのサイズで6畳程度までの部屋に対応可能となっています。重量は4.6㎏と若干重めですが、キャスターが付いているのでお掃除の時にも片付けが出来るようになっています。
電源を入れるとすぐに暖房が始まるタイプのパネルヒーターなので、比較的暖がとりやすいということです。
風が出てこないので、ホコリを舞い上げることもなくお子様やペットちゃんのいる部屋でも使いやすいように思います。
薄型なので持ち運びもしやすく、取っ手もついています。2段階で電力が切り替えられるようになっており、サーモスタットも付いています。
適温を設定すれば自動的に電源のオンオフが出来る仕様となっています。保証期間は3年です。特定有害物質の使用制限を規定した欧州RoHS指令に適合している商品す。
転倒時電源遮断機能が付いているのも良いように思います。サイズは、「2~6畳用」の他にも「3~8畳用」の用意もあります。
価格は若干高めではありますが、キャスター付きで機能性で定評のあるデロンギの製品なので妥当では無いかと思います。
第5位 クレオ工業 テーブルヒーター
壁掛けタイプにも!
クレオ工業のパネルヒーターです。
こちらは、マグネットで壁掛けタイプに出来る優れもので、非常に人気があります。サイズは、幅36×奥行46×高さ3cmで、非常にコンパクトタイプです。重量もわずか1kgなので、大変軽く持ち運びも便利な商品です。
用途としては様々ですが、デスクヒーターとして大活躍してくれます。デスクの壁面につけるだけで、足元を快適に暖めてくれます。
電源コードも1.8mもあるので使い勝手が良いようになっています。薄型形状なので圧迫感のないすっきりとしたデザインです。
消し忘れ防止機能が備わっているところも嬉しいですね。価格帯も非常にリーズナブルなので買いやすいところも良いと思います。
第4位 アイリスオーヤマ デスクパネルヒーター
出典: Amazon.co.jp
折りたたみタイプで足元あたたか
アイリスオーヤマのパネルヒーターです。
こちらは、幅約45×奥行約30×高さ約48のサイズで非常にコンパクトです。重量は1.6㎏と軽量化に成功しているので、部屋間の移動も簡単に出来ます。デスクパネルヒータータイプで、3つに折れて足元を暖められるようになっています。
オフィスだけでなく、リビング等でも足元のスポット暖房機器として大活躍してくれます。囲い込むようにして使用出来る折りたたみタイプが嬉しいですね。
使用しない時には3つにおりたたむことで、収納にも場所を取りません。
温度調節は2段階(強55度、弱40度)の間で調節出可能なので、好みの温度が選べるようになっています。
温度ヒューズが付いているので、温度の上昇し過ぎを防いでくれます。価格は一般的なので買いやすいところも良いと思います。
第3位 パナソニック デスクヒーター
布地使用のデスク下用ヒーター
パナソニックのパネルヒーターです。
こちらは使いやすいデスクヒータータイプで、サイズは48×45×30cmとなっています。本体重量は2.2㎏なので、女性でも部屋間の移動が出来る範囲です。
机の下で使えるタイプのパネルヒーターなので、オフィスだけでなく自宅でのお仕事時にも活躍してくれます。布地を使用しており、生地はシンプルなファミリック柄を採用しています。
デスク下だけでなく、背面にまわして使う事も可能なので1つ持っていると重宝しそうです。2段階の温度調節が可能で、弱と強のスイッチ切り替えで誰でも簡単に使用出来ます。
お子様や年配の方でも使いやすいところが良いように思います。
価格は若干高めですが、人気ブランドのパネルヒーターなので妥当では無いでしょうか。
第2位 CAMPA PhotonII パネルヒーター
出典: Amazon.co.jp
フランスで大人気のパネルヒーター
ディンプレックスのパネルヒーターです。
こちらは、フランス発の人気ブランドの商品なので日本でもじわじわと話題になってきています。サイズは、幅62.3×奥行25×高さ60.9cmと若干大き目で部屋全体をあたためるタイプのパネルヒーターです。
特許技術(ヨーロッパ)のNO.1の輻射熱効率と快適性を誇るパネルヒーターなので信頼出来るところも良いと思います。独自アール形状により、暖房効率の向上性が優れたところも注目したいものです。
重量は12kgなので若干重くなっていますが、キャスターが付いているので部屋での移動も楽に出来ます。デザイン性の高さでも定評があり、部屋のインテリアにもなる家電製品です。
安全装置としては、転倒時電源遮断装置、過昇温度防止装置が備わっています。カラー展開はホワイトの他、ブラックの用意もあります。
価格帯は高めではありますが、フランスの人気ブランド、ディンプレックスがお好きな方におすすめです。
第1位 TOYOTOMI(トヨトミ) 電気パネルヒーター
出典: Amazon.co.jp
エコモード搭載で節電にも
トヨトミのパネルヒーターです。
こちらのサイズは、幅92×奥行き21.2×高さ50.7cm(開いた状態)、)幅42×奥行き32.2×高さ50.7cm(閉じた状態)となっており8畳の部屋にも対応出来ます。本体重量は7.3㎏です。
設置場所を決めて使うタイプのパネルヒーターで、コードの長さが2mもあるので便利に使えるように思います。タイマーが4段階から選べるようになっているので、就寝時にもお役立ちしてくれそうです。
保温性にも優れておりスイッチオンするだけですぐに暖が取れるとの記載があります。閉じたままであれば表面温度が低いため、安全性も高いと思われます。
エコモード搭載で快適、簡単に節電も可能です。自然対流暖房機能が搭載されているので、パネルの内側で暖められた空気が上昇し、部屋全体に広がります。
さらに、クロス赤外線暖房機能により、半開にすることで左右の遠赤外線が交わり暖房効果がアップします。
欧州連合(EU)が施行した特定有害物質規制をクリアしているところも大きな魅力です。
保証期間は3年です。
価格は若干高めではありますが、人気のトヨトミの製品なので価格以上の価値があるように思います。
掃除を楽に!おすすめほこり取り2選
おすすめのほこり取りがあると、パネルヒーターも効率よく使用する事が出来ます。ここでは、お掃除が楽に出来る「ほこり取り2選」をご紹介致します。
ダイヤコーポレーション スキマステッキ
出典: Amazon.co.jp
パネルヒーターの内部をキレイに出来る
ダイヤコーポレーションのほこり取りです。
サイズは、4×66×4cmとなっています。こちらは、掃除がしにくいパネルヒーター等のホコリ取りにぴったりで、細長い隙間に差し込めるようになっています。
パネルヒーターの中にたまったホコリを簡単に取れるので、パネルヒーターと一緒に家に揃えて置けば常に清潔な状態に保てます。
パネルヒーターは空気の通り道があります。その部分にホコリがたまると機能効率が落ちてしまうので、こまめにホコリを取っておくようにして下さい。
こちらのスキマステッキは、柔らかい毛を使用しているので家具や床にも傷がつかない様になっています。ナイロン製なので水洗いも出来るところも大きな魅力です。価格帯も買いやすくなっており、生産国は日本です。
REDECKER(レデッカー) 隙間ブラシ
出典: Amazon.co.jp
お掃除好きに人気のレデッカー
レデッカーの隙間ブラシです。レデッカーはお掃除ブラシのブランドとして定評があります。
サイズは、全長約70cm(ブラシ部分を含む)で、ブラシ部分は49cmと使いやすい長さです。材質はブラシ部分が山羊毛を採用しているので、丁寧にお掃除をしたい方に向いています。
細い隙間に入ってホコリを掻き出してくれる仕様になっています。
ブラシ毛はベリーソフトタイプの高級な山羊毛を使用しており、先端部分から後端部分までだんだんと直径が長くなっています。山羊毛は柔軟性と耐久性とが備わっており、細かい部分のお掃除ブラシとして最適です。
水洗いもできるので、ブラシを常に清潔に保っておくことも出来ます。価格は若干高めではありますが、人気のレデッカーブランドなので、価格以上の価値があるように思います。
パネルヒーターの売れ筋ランキングもチェック!
なおご参考までに、パネルヒーターの売れ筋ランキングは、以下のリンクから確認してください。
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パネルヒーターを気になっている方はこちらの暖房関連記事をチェック!
パネルヒーターをプラスして快適な冬を
家の暖房器具としても人気が高まっている「パネルヒーター」は、安全性に優れていて空気をきれいに保ってくれます。
エアコンだけでは部屋がなかなか暖まらないという場合にも「パネルヒーター」をプラスして使用するだけで快適に過ごせるようになります。
特に、足元の冷え対策に、「パネルヒーター」は大活躍してくれます。
オフィスだけでなく自宅でのリモートワークなどのお仕事にも向いている暖房器具なので、是非この冬に使ってみてはいかがでしょうか。
ランキングでピックアップした商品は、使いやすい商品、話題商品を中心に集めてみました。「パネルヒーター」を選ぶ際に、少しでもお役に立てれば、と思います。