【カメラ好きが教える】単焦点レンズおすすめ7選!選び方のポイントも紹介

一眼レフカメラやミラーレス一眼を初めて購入してからある程度撮影に慣れてくると、撮影状況に応じた他のレンズが次第に欲しくなってくる方も多いはず。

初心者向けのセットものでは、標準ズームレンズと呼ばれる広角から軽い望遠域まで撮影できる万能タイプのレンズが主流です。

これらのレンズも十分に優秀なのですが、よりクオリティの高い写真を撮りたいとなると、交換用レンズが必要になります。

中でも、単焦点レンズはより際だって良質な撮影ができるレンズです。

今回は単焦点レンズのおさえておきたいポイントやおすすめアイテムを紹介します。

 

単焦点レンズとは?

レンズのスペックには必ず焦点距離という値が示されています。25mm・32mm・50mm・72mm・・・400mmというようにmmの単位が付いた数値で表されています。

単焦点レンズはこの焦点距離を可変することができない固定の焦点距離のレンズのことを指します。

焦点距離というのは、カメラ本体のイメージセンサーとレンズ中心の間の距離を表した数値です。

とはいってもこの焦点距離という言葉の意味は想像がしづらいものと思います。よって、次の画角との関係性について解説します。

 

焦点距離と画角

焦点距離は、写真撮影の画角に大きく関係してきます。

一般的に画角という言葉は「カメラ撮影した際の写る範囲のこと」を指します。画角が狭いとより小さな範囲の撮影になり、画角が広いと大きな範囲の撮影が可能です。

この画角は焦点距離によって変わります。

焦点距離が長くなると画角は狭くなり、焦点距離が短くなると画角は広くなります。

このように、焦点距離という数値によって、写真の撮影範囲が異なってくるということを覚えておきましょう。

 

単焦点レンズでは、焦点距離を動かすことができないので、被写体に対して撮りたい画角構成を決めたら、その焦点距離を満たせる位置に自身が移動し撮影を行います。

 

「単焦点」と「ズーム」の違い

単焦点レンズの焦点距離は固定されいてます。

50mmの単焦点レンズであれば、50mmの焦点距離を変えることはできません。よって、常に固定した画角で撮影となります。

 

一方で、単焦点レンズの対岸にズームレンズの存在があります。

ズームレンズは、焦点距離をスペックの範囲内で可変させることが可能。

例えば18-150mmというズームレンズであれば焦点距離を18mmから150mmの間で自由に動かせるので、好きな画角での撮影ができます。18mmの焦点距離ではより広い画角で全体的な撮影ができ、150mmの焦点距離では画角は狭くなりますが、その分望遠撮影ができるようになります。

一眼レフカメラの入門モデルでは、このズームレンズがセットになっているものも多くあり、かなり一般的なレンズではないかと思います。

 

単焦点レンズがおすすめな理由

単焦点レンズとズームレンズの違いがわかると、1本のレンズでいろいろな画角の撮影ができるズームレンズの方が優秀と思ってしまうところです。

ところが、焦点距離が固定されてしまい画角が変えられない単焦点レンズですが、それ相応のメリットが存在します。

 

ズームよりも単焦点の方が明るいレンズ

単焦点レンズは、ズームレンズに比べてより多くの光をレンズ内に取り込めるためレンズが明るくなります。

レンズ内に光を取り込める量は「絞り値(F値)」という値で表され、値が小さくなればなるほど多くの光を取り込むことができ、値が大きくなると光の取り込み量が減ります。

例えば、F値1.8のレンズとF値3.5というレンズでは、前者の方がより光を多く取り込めるレンズということになります。

単焦点レンズはズームレンズのような複雑な構造ではなく、レンズ構成もシンプルなもの。そのため、より多くの光を取り込めような構造であるため、F値が小さい=明るいレンズというように認識されています。

 

ボケ味がきれい

明るいレンズであると写真が綺麗に仕上がる1つ目の要素は、ボケ味が綺麗になることです。

絞り値は値が大きくなるとピントが合っている範囲以外もシャープになり、値が小さくなるとピントが合っている部分以外のボケ味が増します。

単焦点レンズは明るいレンズで絞り値が小さいので、より大きなボケを実現できるのです。

被写体をしっかりと写し、背景をより柔らかくぼかすことができるので、ポートレート写真を撮影するには最適なレンズといえるでしょう。

 

暗い場所でも手ブレしにくい

明るいレンズでは光の取り込み量が多いので、ISO感度をそこまで上げなくても、暗い場所での早いシャッタースピードを得意とします。

光が少ない環境では、カメラは光の取り込みを多くしようとするため、シャッタースピードが遅くなる分手ブレの原因になったり、ISO感度を上げることにより、写真にノイズが入ることも起こりがち。

単焦点レンズは暗い場所でもシャッタースピードが比較的早いので、室内や夕暮れ・夜景の撮影など、早いシャッタースピードで被写体をより鮮明に捉えることができます。

 

単焦点レンズの選びに確認したいポイント

単焦点レンズを選ぶ上でのポイントについていくつか紹介します。

 

純正品か社外品か

カメラにはEマウントやAマウントというような仕様があり、このマウントが違うとカメラにセットできません。

メーカーの純正レンズであれば特にマウントを深く気にする必要はありませんが、社外品を使う場合には注意が必要。社外品はCanon・Nikon・SONYなど同じレンズでもメーカーに応じたマウントレンズを扱っています。

使っているカメラのマウントを調べ、それに対応した単焦点レンズを選ぶようにましょう。

 

人間の視野に近い標準な画角は50mmの単焦点レンズ

人間が見ている視界に近いとされる標準な画角は50mmと一般的には理解されています。

広角寄りでも望遠寄りでもなく自然に近い写真の仕上がりとなります。

単焦点レンズ選びに迷ったら、まずは50mmの単焦点レンズ(35mm換算)を購入すると良いかもしれません。

 

35mm換算という焦点距離に注意

そもそも、一眼カメラにはイメージセンサーの違いにより、フルサイズ機とAPS-C機という2種類のカメラが存在します。

同じ焦点距離でもフルサイズ機とAPS-C機では画角が異なり、フルサイズの方がより広い範囲を写せます。APS-C機は画角がイメージセンサーが小さいので狭くなる分、機器本体の価格は安めの傾向にあります。

 

このイメージセンサーのサイズ違いにより、同じ画角でのフルサイズ機とAPS-C機の焦点距離の値はそれぞれ変わります。

換算式としてAPS-C機の焦点距離に1.5を乗じたものがフルサイズでの焦点距離となります(Canonは1.6)。これを俗に35mm換算と呼びます。

つまり、先ほど紹介した50mmが標準というのはあくまでフルサイズ機の話であって、APS-C機では1.5を除さなけばならないため、35mmのレンズが標準ということになります。

自身が使っているカメラがフルサイズ機なのかAPS-C機なのかをよく確認し、単焦点レンズの焦点距離を考慮するようにしましょう。

 

単焦点レンズを上手く使うコツ

単焦点レンズは焦点距離が変わらないので、いつも同じ画角での撮影です。

よって、撮影したい被写体を見つけるとどのような構図・画角で撮りたいかという、写真の仕上げをイメージしやすくなります。

自分の撮影したい本来の写真をイメージすることにより、現実で撮影した写真を理想の状態に近づけられるのです。

被写体との距離感を自分の感覚でつかみ、どのような位置で撮影するのか一番良いか考えると、さらに魅力ある写真が撮影できるのではないかと思います。

 

単焦点レンズのおすすめ7選

単焦点レンズのおすすめを紹介します。

 

Canon EF50mm F1.8 STM

標準画角の単焦点レンズ入門モデル

はじめての単焦点レンズにぜひともおすめしたい50mmのレンズです。

撒き餌レンズという俗称もありますが、価格が安いのでまずは単焦点レンズを初めて使ってみたいという人に最適かと思います。

F1.8と明るさを持ち被写体を際立たせられるボケ味が特徴です。ステッピングモーターで静音でスムースなオートフォーカスを実現しています。

APS-C機のカメラに装着すると35mm換算で80mm相当となり、中望遠域の撮影をすることも可能です。

 

SONY Sonnar T*FE 55mm F1.8 ZA

Eマウントで使える55mmのZeiss単焦点レンズ

開放絞り値が1.8のEマウントレンズです。

ティースターコーティングと呼ばれるレンズ表面の反射を抑えるコーティング技術で、精細なコントラスト表現が可能。

明るいハイライト部分と暗いシャドウ部分をはっきりとシャープに表現するので、写真のキメ細やかさは抜群です。

リニアモーターが使われオートフォーカスでは高いパフォーマンスを発揮します。

レンズ本体は、防塵防滴に配慮された設計で、耐久度の高いアルミニウム素材が使われています。

 

NIKON AF-S NIKKOR 50mm f/1.4G

フルサイズ対応の高性能単焦点レンズ

NIKON製一眼レフカメラを最大限に楽しめる標準画角の単焦点レンズです。フルサイズ対応で焦点距離は50mmとなります。

開放絞り値はF1.4と非常に明るく、円形絞りの採用で、背景のボケ味がまろやかで綺麗なことが特徴です。

超音波モーターであるSWMが使われているので、オートフォーカスは高速かつ静寂。動きの速いような被写体の撮影にも向いています。

撮影時の歪み現象である諸収差はバランスよく抑制されているので、歪みのないはっきりとした撮影が可能です。

 

SIGMA 24mm F1.4 DG HSM Art

クオリティの高い広角撮影ができるSIGMAレンズ

SIGMAの交換レンズの中でもArtというシリーズに属する単焦点レンズ。光学性能や豊かな表現力によるクオリティの高い撮影ができることが特徴です。

焦点距離は24mmで、風景や星空など広い画角での撮影ができます。

大口径レンズで起こりやすいとされる諸収差を補正し、歪みのない写真を実現。フレア・ゴースト発生も抑止してくれるので逆光撮影も強いです。

キヤノン、ニコン、ソニー用のマウントが展開されています。

 

SIGMA 70mm F2.8 DG MACRO Art

SIGMAが誇る高性能「Art」シリーズのマクロレンズ

単焦点レンズで忘れてはならないのがマクロレンズ。より被写体を大きく写し出すことができる特徴があります。

焦点距離は70mmで、軽い望遠域の画角となります。

マクロ撮影における解像度の良さとヌケの良さは圧倒的なパフォーマンスです。

コアレスDCモーターによりオートフォーカスも快適。カミソリマクロという異名をもつほど、切れ味のよい撮影ができます。

シグママウント、キヤノンマウント、ソニーEマウントに対応しています。

 

TAMRON SP 35mm F/1.8 Di VC USD

手ブレ補正を搭載した大口径単焦点レンズ

サードパーティーの人気レンズメーカーであるTAMRONブランド。

焦点距離は35mmの広角域に特化した単焦点レンズです。

レンズ内部に手ブレ補正機構を搭載。低照度での撮影や室内での撮影など、手ブレが発生しやすい状況で、撮影のブレを徹底的に軽減した切れのよい撮影ができます。

超音波モーター搭載で高速フォーカスできるのも魅力のポイント。

最短撮影距離は0.2mで被写体に極限まで近づいた撮影も可能です。

 

TAMRON SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD

手ブレ補正機能がさらに向上したタムロン製マクロレンズ

焦点距離90mmの中望遠域画角が特徴的なマクロレンズです。

従来の高性能な手ブレ補正機構であるVCに加えて角度ブレやシフトブレを検知する加速度センサーを搭載し、さらに高性能な手ブレ補正機能に進化しています。

単焦点レンズならではのボケ描写も美しく、質の高い写真を残せます。

マクロ撮影用に改善された超音波モーターにより精度の高いピント調整ができるのも魅力。

防塵防滴構造の採用で、室内での撮影はもちろん、屋外での撮影でも安心できます。

 

商品画像
商品名 Canon EF50mm F1.8 STM SONY Sonnar T*FE 55mm F1.8 ZA NIKON AF-S NIKKOR 50mm f/1.4G SIGMA 24mm F1.4 DG HSM Art SIGMA 70mm F2.8 DG MACRO Art TAMRON SP 35mm F/1.8 Di VC USD TAMRON SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD
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まとめ:さらに撮影を楽しめる単焦点レンズの魅力は無限大

あらゆる画角での撮影が簡単にできる機動性の良いズームレンズも便利ですが、単焦点レンズはズームレンズにはない高いクオリティで撮影できるのが最大の魅力です。

ある程度撮影になれてきたのであれば、単焦点レンズでの撮影をすると、カメラ撮影の楽しみが何倍にも膨らむと思います。

ぜひとも、お気に入りのの単焦点レンズを探してみてくださいね!

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記事内で紹介されている商品

Canon EF50mm F1.8 STM

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SIGMA 24mm F1.4 DG HSM Art

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