綺麗なおうちを保つために掃除は大切ではありますが、ついつい汚れを放置してしまい、落ちにくい頑固な汚れになってしまうときがありますよね。
汚れの種類によっては専用の洗剤が必要になったり、こすり落としが必要となったりと面倒なもの。そんなときおすすめしたいのが、高温で汚れにアプローチするスチームクリーナーです。
そこで今回は、人気の商品を中心にスチームクリーナーのおすすめ商品をご紹介します。あわせて、選び方のポイントも解説しますので、ぜひ商品選びの参考になさってくださいね。
目次
スチームクリーナーとは一体何?掃除機との違いは?
スチームクリーナーとは、高温の蒸気を高圧で噴射することで汚れを落とせる家電のことです。水を噴射するのではなく蒸気で汚れを浮かして落とせるので、屋内でも使いやすく、カーペットやソファなどのファブリック類にも使えるのがポイントです。
似たような掃除家電として掃除機がありますが、スチームクリーナーと掃除機は似ているものの大きな違いがあります。ここでは、スチームクリーナーと掃除機の違いをご紹介します。
スチームクリーナー
メリット
- 子どもやペットがいる家庭でも安心して使える
- 掃除をしながら除菌・消臭ができる
- 油汚れを落とすのが得意
- 汎用性がある
デメリット
- 熱に弱い素材には使えない
- 手入れが大変
掃除機
メリット
- ゴミやチリを吸い取ることができる
- 低価格の商品も多い
デメリット
- 定期的なゴミ捨てが必要
- 臭いや微細塵が気になる機種もある
スチームクリーナーは汚れを浮かして落とすアイテムであり、掃除機はゴミやチリを吸い取って除去するアイテムなので、根本的に違うことが分かりますね。それぞれで得意とするシーン・汚れは異なるので、場合に応じて使い分けると良いでしょう。
スチームクリーナーは大きく分けて3種類。掃除場所で使い分け!
スチームクリーナーには大きく分けて次の3つのタイプがあります。場所や用途に応じて最適なモデルは異なりますので、それぞれの特徴を踏まえてぴったりなモデルを選びましょう!
狭い箇所の掃除にはハンディタイプ
ハンディタイプは小型で持ち運びが簡単で、比較的安価で購入できるのが特徴です。狭い範囲しか掃除できないのがデメリットですが、小回りが利くのでキッチン・レンジ内などの細かい部位の掃除には適任ですよ!
給水タンクが小さいので連動稼働時間は短めで、長時間の掃除には向きません。軽量なのでスチームクリーナーを使いたい女性にもぴったりでしょう。
広範囲の掃除にはスティックタイプ
スティックタイプはコードレス掃除機のような感覚で、手軽に使えるのが魅力です。フローリングやカーペットなど広範囲の掃除に適しています。ハンディタイプと同じく給水タンクは小さめなので、長時間掃除したい場合は注意しましょう。
立てて収納できるので、省スペースでも収納しやすいのが嬉しいポイント。手頃な価格のモデルも多いので、はじめてスチームクリーナーを購入したいとお考えの方にもおすすめです。
長時間の掃除にはキャニスタータイプ
キャニスタータイプは、吸水タンクとヘッド部分が分離されているため手元が軽く、長時間の掃除でも疲れにくいのが魅力です。ヘッド部分を持ち上げるのも容易なので窓や壁など高い部分を掃除したい際にもおすすめです。
本体が少し大き目で重量があるため、収納の際はある程度の広さが必要になります。吸水タンクが大き目なので長時間の掃除もラクラク。アタッチメントも豊富なのが嬉しい特徴です。
おすすめの掃除場所 | タイプ |
---|---|
フローリング・カーペットなど | スティックタイプ |
キッチン・レンジ・洗面所・車内など | ハンディタイプ |
床・ソファ・カーペット・窓・壁など | キャニスタータイプ |
スチームクリーナーの4つの選び方
一口にスチームクリーナーと言っても、たくさんの製品があって選ぶのが難しいですよね。そこでこの項目ではスチームクリーナーの上手な選び方をご紹介します。
加熱方式を選ぶ
スチームクリーナーは、吸水タンク内の水をスチームにするための過熱方法に種類があることを知っておきましょう。
パワフルに汚れを落とせる「ボイラー式」
ボイラー式の吸水タンクは密閉状態で水を加熱することで内部の圧力が高まり、蒸気を一気に噴出させることができます。とてもパワフルなので頑固な汚れを落としたい場合や屋外の掃除に最適です。
ただし、吸水タンク内の圧力が下がってからでないと使用できないため、毎日のちょっとしたお掃除には不向き。噴射の待ち時間がかかることを覚えておきましょう。
毎日に手軽に使える「パネル式」
パネル式のスチームクリーナーは、加熱した板状パーツの上に水を流して高温にし、蒸気を発生させる仕組みです。短時間でさっと使えるので毎日の掃除ぴったりでしょう。ボイラー式と比べて本体価格が安めなのも嬉しいですね。
ボイラー式と比べると噴射時の力が弱いのがデメリットですが、ちょっとした汚れにアプローチしたい方におすすめですよ。
安全機能が付いているモデルを選ぶ
スチームクリーナーは100℃前後の高温の蒸気を発生させる掃除道具なので、火傷には十分注意する必要があります。特に、子どもやペットがいる家庭はいたずらによる誤操作を防ぐ「チャイルドロック機能」がついていると安心です。
もしもの怪我や火事を防ぐには、高温になりすぎると自動的に電源が切れる製品がおすすめ。事故・故障の原因となる空だきを防ぐことができます。
本体重量はどんな用途で使うのかで選ぶ
本体の重量は給水タンクの容量によって異なります。タンクの容量が大きいほどスチームクリーナーを使える時間が長くなる一方で、疲れやすくなったり移動が大変になったりとデメリットがあります。
反対に、吸水タンクの容量が小さいと疲れにくく持ち運びしやすいというメリットはありますが、使用時間は短くなります。本体重量は用途に合わせて選ぶと失敗が少ないですよ。
タンクの容量はハンディ・スティックタイプで200~500ml、キャニスタータイプだと1,000ml以上が一般的です。たとえば、床や壁、窓など部屋全体を掃除したいのならキャニスタータイプ、キッチン周りや毎日のお掃除にはハンディ・スティックタイプなど使い分けると良いでしょう。
付属アタッチメントの多さで選ぶ!
スチームクリーナーの中には、アタッチメントを取り換えられるモデルもあります。ファブリック類に使えるアタッチメントや、窓や壁など高所に使えるノズルの長いアタッチメント、窓サッシのような細い場所用のアタッチメントなど種類が豊富で、掃除する箇所によって付け替えることが可能です。
付属のアタッチメントが豊富だと1台で掃除できる箇所が大きく広がります。ぜひ、スチームクリーナー選びの際はアタッチメントの豊富さもチェックしてみてくださいね。
スチームクリーナーおすすめランキングTOP10
ここからは、今私が気になっている商品を中心に、おすすめのスチークリーナーをご紹介します。人気の商品をチェックして、ぜひ自分にぴったりのスチークリーナーを見つけてみてくださいね!
第10位 Steam Care スチームクリーナー
出典: Amazon.co.jp
タイプ | スティックタイプ | タンク容量 | 400ml |
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本体重量 | 1.6kg | 加熱方式 | ボイラー式 |
安全機能 | ◯ | 付属アッタチメント | ー |
除菌ができるから赤ちゃん・ペットがいる家庭にも◎
洗剤不使用の120°ドライスチームにより、フローリングやカーペット、ソファやベッドなどの汚れを浮かして除菌まで行えるスチームクリーナーです。化学物質を一切使わず除菌できるので、お子さんやペットがいる家庭に特におすすめです。
コンパクトでスリムなデザインなので、女性や年配の方でもすいすいと使うことができるでしょう。アタッチメントや特筆すべき機能などはありませんが、シンプルなモデルをお求めの方にぴったりですよ。
第9位 iSiLER ハンディクリーナー
出典: Amazon.co.jp
ブランド | |
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カテゴリ |
タイプ | ハンディタイプ | タンク容量 | 350ml |
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本体重量 | 1.7kg | 加熱方式 | ー |
安全機能 | ◯ | 付属アッタチメント | 丸ブラシヘッド・角度付きノズルヘッド・ミニモップヘッドなど |
シンプル設計が嬉しい低価格モデル!
3,000円以下で購入できるお手頃価格が嬉しいスチークリーナーです。ランキングでご紹介する中でもトップクラスに安いので、なるべく価格を抑えてスチームクリーナーを買いたい方におすすめです。
重さ2kg以下のコンパクトボディと、人間工学に基づいた持ち手ハンドルにより、持ち運びにも適しています。車内やキッチンなど細かい場所をお掃除したい方にぴったりでしょう。
第8位 APIX ハンディスチームクリーナー
出典: Amazon.co.jp
タイプ | ハンディタイプ | タンク容量 | 450ml |
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本体重量 | 1.5kg | 加熱方式 | ー |
安全機能 | × | 付属アッタチメント | 研磨ブラシ・真鍮ブラシ・幅広研磨ブラシ |
玄関やキッチンの頑固な汚れ落としに最適!
ジェットノズルから出る高温スチームと研磨ブラシにより、玄関に付着した泥汚れやキッチンの油汚れなどを浮かして落とせるスチームクリーナーです。ハンディタイプなので家中どこにでも持ち運べるのが嬉しいポイント。毎日のお掃除に気軽に使えるのが魅力です。
スチーム温め時間は約30秒と短く、使いたいときにさっと使えるのが嬉しいですね。スピーディーに使えるコンパクトなモデルです。
第7位 iwoly M11 スチームクリーナー
出典: Amazon.co.jp
ブランド | |
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カテゴリ |
タイプ | スティックタイプ | タンク容量 | 410ml |
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本体重量 | ー | 加熱方式 | ー |
安全機能 | ◯ | 付属アッタチメント | ー |
汚れのタイプにあわせてスチームを選べる!
本体のオン・オフボタンをタッチすることで、LOWモード・HIGHモードの2モードを切り替えられるスチームクリーナーです。汚れが少ない部分にはLOWモード、頑固な汚れにはHIGHモードに切り替えるなど、シーンにあわせて選べてエコに使えます。
120°の高温スチームですが速乾なので乾拭きの必要が無く、幅広い部分をお掃除することができます。アタッチメントがないのは残念ですが、シンプルなモデルをお求めの方におすすめです。
第6位 MLMLANT スチークリーナー
出典: Amazon.co.jp
ブランド | |
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カテゴリ |
タイプ | ハンディタイプ | タンク容量 | 450ml |
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本体重量 | 1.7kg | 加熱方式 | ー |
安全機能 | ◯ | 付属アッタチメント | ミニモップヘッド・角度付きノズルヘッド・丸ブラシヘッドなど |
持ちやすさにこだわったハンディスチークリーナー
スチーム工具専門店の『MLMLANT』が提供するスチームクリーナーは、人間工学に基づいた持ち手ハンドルを採用しており、握り心地が良く、長時間の使用でも苦になりにくいのが特徴です。360°の回転ノズルにより最適な角度を調整できるので、作業のしやすさも抜群ですよ。
全13個のアタッチメントにより、カーペットやサッシ、バスルームやキッチンなど様々な部分をお掃除できるのも嬉しいポイント。本格的なハンディスチームクリーナーをお求めの方は要チェックですよ。
第5位 ケルヒャー スチームクリーナー イージーフィックス
出典: Amazon.co.jp
ブランド | |
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カテゴリ |
タイプ | キャニスタータイプ | タンク容量 | 1000ml |
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本体重量 | 2.9kg | 加熱方式 | ボイラー式 |
安全機能 | ー | 付属アッタチメント | イージーフィックスフロアノズル・ハンドブラシ・ノズルヘッドなど |
大容量給水タンクにより、家中しっかりお掃除できる
CMでも話題の『ケルヒャー』のスチームクリーナーは、1000mlの大容量給水タンクにより、約30分の連続噴射が行えます。安定した温度と圧力のスチームで、カーペットの染み抜きや窓や玄関の掃除など家中あちこちを掃除できますよ。
キャニスタータイプなので持ち運びはイマイチですが、ボイラー式のパワフルなスチームにより、油汚れやカビ汚れなどあらゆる汚れにアプローチできるのがポイントです。頑固な汚れをしっかり落としたい方におすすめですよ。
第4位 モーソー スチームクリーナー
出典: Amazon.co.jp
ブランド | |
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カテゴリ |
タイプ | スティックタイプ | タンク容量 | 410ml |
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本体重量 | ー | 加熱方式 | パネル式 |
安全機能 | ◯ | 付属アッタチメント | ー |
スピーディーに掃除ができるスチームクリーナー
『モーソー』のスチームクリーナーは、電源を入れてから20秒以内にスチーム噴射を開始できるスピーディーさが魅力です。1回の給水で最大20分程度連続使用が可能で、水が足りないときにはいつでも水の継ぎ足しができます。短時間でささっと掃除したい方におすすめですよ。
スチームクリーナーを垂直に立てることでスチームが自動でオフになる機能や、空だき防止機能などがあるので安全性も◎。価格はやや高めではありますが、事故や怪我、火傷を防ぎたい方にぴったりなモデルです。
第3位 アイリスオーヤマ スチームクリーナー コンパクトタイプ
出典: Amazon.co.jp
ブランド | |
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カテゴリ |
タイプ | キャニスタータイプ | タンク容量 | 300ml |
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本体重量 | 2kg | 加熱方式 | ボイラー式 |
安全機能 | ◯ | 付属アッタチメント | ポイントブラシ・パット用ポイントブラシ・布カバーなど |
アタッチメントが豊富だからあらゆる場所を掃除できる!
コスパに優れた生活家電を提供する日本のブランド『アイリスオーヤマ』のスチームクリーナーは、コンパクトノズルやポイントブラシ、スクレイパーをはじめ、全16種類ものアタッチメントが付属しています。
アタッチメントを変えることで、広い部分だけではなく、トイレの溝やサッシなど細かい部分も綺麗に掃除できます。除菌機能もあるので、菌が気になる部分の清掃にも大活躍してくれそうですね。
ボイラー式なので連続使用には不向きですが、アタッチメントが豊富なのは魅力的。コンパクト設計なので女性でも使いやすいでしょう。
第2位 Simbr スチームクリーナー ハンディ
出典: Amazon.co.jp
ブランド | |
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カテゴリ |
タイプ | ハンディタイプ | タンク容量 | 350ml |
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本体重量 | 1.66kg | 加熱方式 | ボイラー式 |
安全機能 | ◯ | 付属アッタチメント | 延長ホース・ブラシ・光ファイバーノズルなど |
キッチン・リビング・車内などマルチに使える1台!
こちらは、延長ホースやブラシをはじめ、全9種類のアタッチメントが付属するのが特徴です。様々なアタッチメントにより、お部屋はもちろんのこと、キッチンのコンロやレンジ周り、窓や壁、車内の汚れまでしっかり落とせるでしょう。
最大3.2barの蒸気圧を生成する本体は、132℃まで上がるスチーム温度により除菌ができるのもポイントです。洗剤などの化学製品を使わないので、赤ちゃんやペットの身の回りにも安心して使うことができます。
高性能でありながらも5,000円以下で買えるお手頃さも嬉しいですね。はじめてスチームクリーナーを導入したいとお考えの方にもおすすめです。
第1位 LIGHT ‘N’ EASY スチームクリーナー SteamGo by Light’n’Easy
出典: Amazon.co.jp
ブランド | |
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カテゴリ |
タイプ | スティックタイプ | タンク容量 | 220ml |
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本体重量 | 1.8kg | 加熱方式 | パネル式 |
安全機能 | × | 付属アッタチメント | ー |
毎日のお掃除にぴったりな高コスパモデル!
『LIGHT ‘N’ EASY』はイギリス生まれの生活家電ブランドです。日本ではあまり馴染みがないかと思いますが、世界的な有名メーカーに数百万台以上のOEM供給実績を持つメーカーのプライベートブランドで、コスパと機能性を両立した商品が揃います。
なかでも、こちらのスチームクリーナーは1万円以下で手に入るお手頃価格でありながらも、独自設計の「G2ボイラー」による140℃の高温スチームで清掃はもちろんのこと、除菌まで行えるのが嬉しいポイントですお子さんやペットがいる家庭にもぴったりでしょう。
1.8kgの軽さで持ち運びもラクラク。電源をオンにしてから20秒で立ち上がるスピーディーさも魅力です。毎日手軽に使えるスチームクリーナーをお求めの方にイチオシです!
to buyインフルエンサーのおすすめのスチームクリーナーもご紹介!
スチームクリーナー ロング 高圧洗浄器
スチームクリーナーの売れ筋ランキングもチェック!
なおご参考までに、スチームクリーナーの売れ筋ランキングは、以下のリンクから確認してください。
Amazon売れ筋ランキング 楽天売れ筋ランキング Yahoo!ショッピング売れ筋ランキング
スチームクリーナーはお部屋掃除の味方!
高温スチームの力でパワフルに汚れを落とせるスチームクリーナーは、ホームクリーニングの強い味方です。製品によって掃除できる箇所やサイズ感、価格も様々。
ぜひ今回ご紹介した選び方のポイントやランキングを参考にしながら、自分にぴったりのスチームクリーナーを手に入れてみてください。
床はシャークのスチームモップ。今はハンディタイプにもなる2wayのものが出てますが我が家は初代のもので床のみのタイだったのでこれで蓄積されてる汚れを落とせたらなーと思います?
追記
仕事後であまり時間がなく窓のサッシ 一箇所だけになりますが使用しました
コンセントが長いのとボディーが軽い方なのでスチームしたい場所に何楽届きました♪
握ってスチームをだすのですが握るのがちょっと硬いので握ってる手..疲れました
他のハンディータイプのスチームクリーナーと比較出来ないのが残念なのですが..
落としたい汚れは(今日は一箇所のみですが)高温でスチーム量もあるのでジワジワ攻撃して落とせました。