主婦に嫌いな家事を聞くと、必ず出てくるのが食器洗いです。食器洗いは時間がかかるし、手荒れの心配もありますよね。そんな食器を自動で洗ってくれる食器洗い乾燥機は、主婦のあこがれ家電です。
大変な食器洗いを全自動でこなしてくれるだけでなく、水道代が安くなったり、除菌機能があったりと、最近の食器洗い乾燥機は機能満載です。
システムキッチンに内蔵されているビルトインタイプの食器洗い乾燥機は、持ち家の方に人気があり、家を新築で建てる時やリフォームするときに設置する人が多いです。
このほか、工事なしで手軽に使える卓上タイプなども人気があります。最近では、様々な住宅環境やニーズに合わせていろんな機種が販売されています。
今回は、食器洗い乾燥機のおすすめ商品をランキング形式でご紹介します。商品選びのポイントなども併せてご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
食器洗い乾燥機の魅力
食器洗い乾燥機と言えば、食器を洗ってくれる機械ですよね。最近の商品は、手洗いよりも綺麗に仕上がるだけでなく、水の節約などもできることが魅力です。ここでは、その魅力について簡単にご紹介します。
全自動で食器を洗ってくれる
食後に汚れた食器を洗うのって、大変ですよね。食器の汚れは早く洗うほうが落ちます。そのため、食後のゆっくりしたい時間を犠牲にして、せっせと食器洗いするわけですが、立ちっぱなしで疲れるし、冬は水だと冷たく、お湯を使うと手の皮脂が流れて手荒れの原因になります。
食器洗い乾燥機は、そんな悩みを一気に解決してくれる主婦に嬉しいアイテムです。
食器洗い乾燥機のメイン機能と言えば、食器を自動で洗ってくれることです。汚れた食器を食器洗い乾燥機の庫内に入れ、洗剤を入れ、ボタンを押すだけで、後は自動で様々な汚れをきれいに洗い落としてくれます。
手洗いよりも綺麗に
一昔前の食器洗い乾燥機は、予洗いが必要だったり洗い残しがあったりと、完全に全自動とはいきませんでしたが、最近の食器洗い乾燥機は完全に全自動で食器を綺麗に洗い上げることができます。手洗いよりも洗い上がりが綺麗になると、愛用者に評判です。
汚れが綺麗に落とすため、食器洗い乾燥機は手洗いでは使えない高温のお湯を使います。また、庫内のアームから多方向にお湯を噴出し、お湯の噴出する角度や回転が調整して隅から隅まで効率的に洗います。
汚れの落とし方にはメーカーごとに工夫があり、頑固な汚れも綺麗に洗い落とせるように作られています。
他にもセンサーで汚れ具合をチェックし、最適な水量や水温で洗ってくれる商品もあります。洗剤の酵素を活性化させることができる商品もあり、タンパク質汚れをしっかり落としてくれます。
節水できる
たくさん水を使うイメージのある食器洗い乾燥機ですが、実際には手洗いよりもかなり節水できます。食器洗い乾燥機は、水を常に流しっぱなしで洗っているわけではなく、基本的に貯め洗いをしています。
また使われる洗剤は、通常手洗いで使う洗剤と異なり、酵素や漂白成分を含んでいる高濃度の洗剤です。貯め洗いで高濃度洗剤を使っているため、手洗いより少ない水で汚れが落ちます。そのため手洗いよりも節水でき、水道料金を節約することができます。
容量が大きいものは、鍋なども洗える
容量が大きい食器洗い乾燥機は、普通の食器だけでなくどんぶりなどの大型の食器や、鍋やフライパンなどの調理器具も一緒に洗うことができます。そのため、食後の片付けだけでなく、調理中の片付けも楽になります。
食器洗い乾燥機の選び方
食器洗い乾燥機は決して安い家電ではありません。何度も買い替えるものではないので、購入前にしっかり検討してから商品を選ぶことをおすすめします。
ここでは、商品選びの際にぜひ知っておいて欲しい食器洗い乾燥機の選び方についてご説明します。
どんな種類を選べば良いのか？
食器洗い乾燥機を購入する際に、はじめに決めるべきことは食器洗い乾燥機のタイプです。食器洗い乾燥機は、ビルトインタイプと卓上型の大きく2種類に分けられます。どちらを選ぶかは、置き場所や容量、工事の可否などによって決められます。
ビルトインタイプは、システムキッチンに内蔵する形で設置します。設置には工事が必要なため、借家などには設置が難しいです。新築やリフォームの際に設置するのなら、ビルトインタイプがおすすめです。工事が必要になるので、設置には比較的コストがかかります。
これに対し、卓上タイプはキッチンの空きスペースに置く形で設置します。設置には工事はいりません。賃貸物件の場合、比較的容易に設置出来る卓上タイプがおすすめです。一般的にビルトインタイプより容量が小さいです。ビルトインタイプに比べて比較的安価に設置できます。
どこに設置するか
購入するタイプが決まったら、具体的にどこに設置するのかを決めましょう。ビルトインタイプなら、システムキッチンに組み込む形で設置することになります。
卓上タイプの場合、給水・排水用ホースや電源ケーブルをつなげる場所に置くことになります。シンク近くに置く方が多いですが、シンク近くに置くと、どうしても調理スペースが狭くなってしまいます。そのため、専用パーツを使って出窓やカウンターに設置したり、食器洗い乾燥機用に台を準備して設置することもあります。
購入予定の商品のサイズも確認し、置き場所にフィットする商品を購入しましょう。
ドアの開き方も重要
意外に忘れがちなのがドアの開き方です。置きたい場所に実際に食器洗い乾燥機を置き、いざ使おうと思ったらドアが全開せず、毎日使うのが面倒なんてことにならないためにも、購入前にかならずドアの開き方をチェックしましょう。
ビルトインタイプの場合、引き出しのようにスライドさせる引き出し型が主流です。引き出しに物を入れるように、食器は上からの中に入れます。食器洗い乾燥機の手前に、しっかり奥まで引き出せるスペースがあることを確認しましょう。
卓上タイプの場合、扉を前で開閉します。扉の開け方は様々あり、扉を上や下に引いて開けるタイプや、本体にスライドして収納するタイプなどがあります。
扉を引いて開けるタイプの場合、扉がしっかり開くために十分なスペースが必要です。扉が本体に収納される商品は、開口部分が大きく、食器のだし入れが楽です。
最適な容量の商品を選ぼう
大家族や、夜に1日分の食器をまとめて洗いたいしたい方は、容量を重視して商品を選ぶことをおすすめします。ビルトインタイプのほうが卓上型よりも一般的に容量は大きめです。
食器洗い乾燥機の容量は、3人分～5人分の商品がほとんどです。3人分の場合は食器20点程度、5人分の場合は食器40点を一度に洗うことができます。一度に洗える食器数は、商品カタログに記載されています。商品選びの際の参考にするとよいでしょう。
容量確認の際に注意すべき点があります。記載されている食器数は、あくまで最大数であるということです。食器の種類によっては、記載された枚数の食器は庫内に入りません。他にも、大きめの食器や形が変わった食器は入らないことがあります。購入後に後悔しないためにも、前に店頭で庫内の広さが十分であるかを実際に見て確認することをおすすめします。
搭載機能は必ずチェック！
食器洗い乾燥機にはいろんな機能がついています。毎日ストレスなく使うために、搭載されている機能を購入前に確認しておくことをおすすめします。
たとえば、集合住宅にお住いの方で深夜に皿洗いしたい人は、動作音がうるさい商品は使いづらいかもしれません。静穏設計された音の静かな商品が良いでしょう。
頑固な汚れも確実に取ってほしいのなら、強力に洗浄してくれる商品がおすすめです。他にも、省エネや節水できる商品などもあります。
自分の希望や生活スタイルにマッチする商品を選びましょう。
ビルトイン食器洗い乾燥機の特徴
ここでは、ビルトイン食器洗い乾燥機の特徴をご説明します。
ビルトイン食器洗い乾燥機のメリット
システムキッチンの中に組み込めるビルトインタイプの食器洗い乾燥機は、新築時やリフォーム時によく設置される人気の家電アイテムです。システムキッチンの中に食器洗い乾燥機が納まるので、キッチンの見た目がすっきりします。配管も見えません。
キッチンに組み込むため、作業スペースを狭めることもありません。
ビルトイン食器洗い乾燥機のデメリット
デメリットは、設置工事が必要なことです。キッチン収納や水回りを工事することになるので、持ち家でないと設置は難しいです。
工事が必要なので購入してもすぐには使えません。どうしても時間がかかってしまいます。また、工事のための費用もかさみます。キッチン収納が減ってしまうというデメリットもあります。
卓上型食器洗い乾燥機の特徴
ここでは、卓上型食器洗い乾燥機の特徴をご説明します。
卓上型食器洗い乾燥機のメリット
賃貸の方でも気軽に使い始められる卓上型の食器洗い乾燥機は、思い立ったらすぐに使い始められる手軽さが魅力です。
設置に工事は不要で、給水・排水・電源さえ確保できればどこでも使うことができ、ビルトインタイプに比べ安価に設置できます。壊れてしまっても、すぐに買い替え使い始められます。買い替えの容易さも魅力です。
卓上型食器洗い乾燥機のデメリット
デメリットは、キッチンに設置するとキッチンの作業スペースを狭めてしまいます。また、水回りのホースや電源ケーブルなどがむき出しになってしまうため、どうしても見栄えが悪くなってしまうこともデメリットでしょう。
汚れが落ちるか不安な方へ
食器洗い乾燥機は、日本ではまだまだ普及率が低い家電です。理由は様々ありますが、「手洗いより汚れが落ちない」と勘違いされている方が多いことも、普及が進まない理由の1つでしょう。
実際には、食器洗い乾燥機のほうが手洗いよりも綺麗に食器を洗い上げることができます。ここでは、食器洗い乾燥機が手洗いよりも綺麗に洗い上げることができる理由を解説します。
高温のお湯で油汚れをスルリと落とす
手洗いの場合、手で洗うので手で触れることができない高温のお湯を使うことはできません。しかし、食器洗い乾燥機は人間が触れることができない庫内で洗浄するため、人間が触れられない高温のお湯を使って洗浄します。
落としにくい油汚れは高温で溶けるため、高温洗浄により綺麗に取り除くことができます。
高濃度洗剤が使える
手洗いで使う食器洗い洗剤と、食器洗い乾燥機で使う洗剤は異なります。どちらも食器を洗う訳ですから同じでもいいような気がしますよね。でも実際には別々の洗剤を使います。これにはちゃんと理由があります。
食器洗い乾燥機は機械が洗うため、強い洗浄成分が入っています。手洗い用洗剤と異なり、汚れ落ち優先で、殺菌・除菌成分や、洗浄力の高い酵素などが入っています。手荒れ防止成分などは入っていません。食器洗い乾燥機は洗浄力が強い洗剤を使うため、当然汚れ落ちも良くなります。
高水圧の水流で汚れを飛ばす
各メーカーは、食器の汚れをスッキリ落とすために様々な工夫を食器洗い乾燥機に施しています。食器洗い乾燥機は、貯めた水を庫内で噴射し食器の汚れを吹き飛ばして洗浄します。
しっかり汚れを落とすため、庫内のアームから多方向にお湯を噴出したり、回転しながらお湯を噴出したり、様々な水の流れ作り出し汚れを取り除きます。
ビルトイン食器洗い乾燥機おすすめランキングTOP2
ビルトイン食器洗い乾燥機のおすすめ商品をご紹介します。
2位 リンナイ 深型スライド式食器洗い乾燥機
出典: Amazon.co.jp
調理器具も一緒に洗って楽々
リンナイの深型スライド式食器洗い乾燥機です。大容量のファミリー向けの商品で、一度にたっぷり洗えますが、少量でも綺麗に洗えます。変幻自在な「フリーラック」で庫内のカゴの配置を自由にできます。庫内の容積も大きく、深さもたっぷりあるので、鍋など調理器具も一緒に洗いたいという方も便利に使えます。
「エコギア」機能搭載で、食器量に合わせてすすぎ回数や乾燥用ヒーターを自動調整し、水道代や電気代を抑えてくれます。
大家族だけでなく、ときどきホームパーティーをするご家庭や、たまに成人した子供たちが帰ってくることがあるようなご家庭におすすめです。食器だけでなく調理器具も食器洗い乾燥機に任せたい方も便利に使えるでしょう。
1位 パナソニック ファミリータイプ引き出し式 食器洗い乾燥機
出典: Amazon.co.jp
はじめてならこれ！王道パナソニック
パナソニックのファミリータイプの引き出し式の食器洗い乾燥機です。「ムービングラックプラス」搭載で、食器を立てるかごがスムーズに移動するため、様々な食器を自由に収納し洗うことができます。
「3Dプラネットアーム洗浄」機能搭載しており、4つの洗浄モードを自動制御し、汚れを浮かしてしっかり洗浄してくれます。
他にも、除菌のための「バイオパワー除菌機能」や、節水省エネのための「エコナビ」も搭載されています。
とりあえず食器洗い乾燥機を使ってみたいというはじめてさんだけでなく、リピーターさんにも満足してもらえる優秀な食器洗い乾燥機です。
サイズ小さめ卓上型食器洗い乾燥機おすすめランキングTOP3
ここでは、サイズ小さめの卓上型食器洗い乾燥機のおすすめ商品をご紹介します。
3位 AQUA サイズ小さめ卓上型食器洗い乾燥機
出典: Amazon.co.jp
普段使いにちょうどいいサイズ
扉が上に開く前開き式の食器洗い乾燥機です。使い勝手にこだわった商品で、操作は4つのコースから選ぶだけで簡単です。扉は透明で洗浄している様子を見ることができます。
「高温すすぎモード」で除菌も可能です。ヒーターを使わない優しい送風乾燥なのでデリケートな食器も安心、かつ消費電力を控えめです。
筆者の友人もこの製品を愛用しています。洗浄している様子を子供に見せたりでき、お手頃価格で手軽に使えるため小さな子供がいるママさんに人気のモデルです。
2位 パナソニック サイズ小さめ卓上型食器洗い乾燥機
出典: Amazon.co.jp
水切りかごスペースにおけるプチ食洗
キッチンの水切りかごを置くスペースに設置できる、コンパクトサイズの食器洗い乾燥機です。3人分の食器が入ります。
洗うものに合わせてコースが選べ、「エコナビ」機能搭載されており自動で節電してくれます。酵素パワーで除菌する「バイオパワー除菌」機能も備えており、洗うたびに食器を除菌できます。嬉しいのが「低温ソフトコース」があることです。プラスティックなど熱に弱い食器もしっかり洗えます。
小さめで強力な食器洗い乾燥機をお探しの方におすすめです。
1位 エスケイジャパン サイズ小さめ卓上型食器洗い乾燥機
出典: Amazon.co.jp
お手軽に使えるタンク式
取付工事不要の食器洗い乾燥機です。コンパクトサイズで、縦・横・高さすべてが約40cmです。狭いキッチンにも置けます。
洗浄に使用する水はタンクから供給します。本体を好きな場所に置いてコンセントを差したら、後はタンクに水を入れるだけで使えます。
工事は不要、給水ホースをつなぐ必要はありません。使い終わったら、キッチンの奥など邪魔にならないところにしまっておくこともできるため、キッチンスペースを有効活用できます。
キッチンスペースが狭く食器洗い乾燥機を使えないという方におすすめです。
ファミリー向け卓上型食器洗い乾燥機おすすめランキングTOP2
ここでは、比較的サイズが大きめのファミリータイプの卓上型食器洗い乾燥機のおすすめ商品をご紹介します。
2位 パナソニック ファミリー向け卓上型食器洗い乾燥機（NP-TA2）
出典: Amazon.co.jp
シンプル機能のスタンダードモデル
パナソニックの食器洗い乾燥機のスタンダードモデルです。ファミリー向けでたくさんの食器を一気に洗うことができ、高い水温で手洗いより綺麗に仕上がります。「酵素活性化洗浄」も採用されており、洗剤の酵素パワーを引き出して、汚れをしっかり落としてくれます。
必要な機能が厳選され搭載されているので使いやすく、お手頃価格になっています。ファミリー向けのコスパの高い食器洗い乾燥機をお探しの方におすすめです。
1位 パナソニック ファミリー向け卓上型食器洗い乾燥機（NP-TZ100）
出典: Amazon.co.jp
「ナノイー 」搭載で庫内はいつも清潔
パナソニックの前開き式の食器洗い乾燥機です。奥行き約35cmの薄型タイプなので、正面に置き、前を調理スペースとして確保できます。専用パーツを使えば、出窓やカウンターにも設置可能です。
薄型ですがたっぷり食器を収納でき、高温除菌でしっかり洗い上げます。「ナノイー X」を含んだ風を送り、庫内のニオイを抑制・除菌してくれるので、いつでも庫内が清潔です。「エコナビ」搭載で、自動で節電してくれます。
庫内のニオイが気になる方、食器をまとめ洗いしたい方におすすめです。
食器洗い乾燥機の売れ筋ランキングもチェック！
なおご参考までに、食器洗い乾燥機の売れ筋ランキングは、以下のリンクから確認してください。
Amazon売れ筋ランキング 楽天売れ筋ランキング Yahoo!ショッピング売れ筋ランキング
食器洗いのストレスから解放されよう！
共働き家庭も増え、家族との時間が少なくなってきました。食後の片付けは食洗機に任すことができれば、その分、子供や家族との時間を増やしたり、自由な趣味の時間を増やすこともできます。
食器洗い乾燥機は、家事を効率化して自由な時間を生み出す便利なアイテムです。自分の生活スタイルに合う商品を見つけて、使ってみてください。きっと毎日の生活がより豊かなものになるはずです。