炒め物から蒸し物までできる万能鍋!中華鍋おすすめ10選

中華料理店で使われるイメージのある中華鍋。TVなどで見ると鍋が大きく、炎が上がったりしていて家庭では使いこなすのが難しいのだろうなと思っていました。でも、使ってみたい。

そのように思われている方は少なからずいるのではないでしょうか?中華鍋は業務用ばかりではないのでご家庭でも使えます。そして、使ってみると色々な調理法に使え、いつもと同じように作っているのに美味しくでき、便利な鍋です。便利な中華鍋も使いこなすにはご家庭のキッチンやご自身に合った物を選ぶ必要がありますので、中華鍋についてご紹介させていただきます。

 

中華鍋で調理するメリット

調理をする時は、炒める物をするのはフライパン、揚げ物をするのは専用鍋、蒸し物をする時には蒸し器など、それぞれ違う鍋を使用すると思いますが、中華鍋は炒めるだけでなく、食材を茹でる事もでき、揚げ物、蒸し物も全てできる万能鍋です。

それなので、ご家庭に中華鍋1つあれば他の鍋がなくても何でも作ることができます。

そして、火の通りがよいので強火で手早く調理することができます。食材が水分によりベチャベチャになりにくく出来上がりの料理は味はもちろん食感もよい美味しい料理を作ることができます。

 

中華鍋の形・種類

中華鍋には北京鍋と言われる鍋と広東鍋と言われる鍋の2種類あるので、それぞれの鍋について説明させていただきます。

 

中華鍋を初めて使うなら北京鍋

北京鍋は、片手鍋のように持ち手が1つで、深さがあり丸みのある鍋になります。フライパンと同じような形をしているので初めて中華鍋を使用する人でも直感的に調理をすることができます。

鍋のサイズにもよりますが深さがあるので、広東鍋に比べて直径が小さく、家庭のコンロでも使いやすい適度な大きさの鍋が多いので一般的なご家庭で使われる中華鍋は北京鍋が多いです。

 

多めの料理を作るなら広東鍋

広東鍋は、持ち手が左右両側についていて、丸みを帯び円は大きいですが浅い鍋になります。円形なのでバランスがよくコンロの上で安定するので手で抑えることなく調理をすることができます。

また、浅く広いので調理作業の面積が広いためたくさんの量を作ることができ、強い火力のまま均一に食材に火を入れることができます。

 

中華鍋の選び方

中華鍋と一言でいっても、大きさをはじめ素材など商品により様々です。実際に中華鍋をご購入する際に、気をつけた方がよい点についてご説明します。

 

サイズ・コンロの形状

中華鍋はサイズが豊富です。業務用の物でしたらかなり大きい鍋を使いますが、そのような大きい鍋は家庭では使えません。それはコンロに合わないからです。

一般的な家庭のガスコンロの五徳の大きさは約30cmなので、鍋の底の直径が35cm以下の物を選ぶようにするとよいと思います。また、中華鍋は上に向かって末広がりになっているので底面の大きさだけでなく最大直径も気を付けましょう。あまり大きいと、隣のコンロに鍋を置くことができず同時調理をしたい場合にできなくなってしまいます。

 

中華鍋は重い

中華鍋は重いです。普段、フライパンを煽って使う事が多い方は重さもしっかり確認した方がよいです。実際に使ってみたら重くて煽れないということがあります。

中華鍋の重さはサイズにより違うのはもちろんですが、素材によっても違いますので、素材と組み合わせて重さも確認しましょう。

 

素材による違い

中華鍋に使われる素材は鉄だけでなく、チタン製もあります。それぞれの材質により違いがありますのでご説明します。

プロのような料理を作りたいなら鉄

多くの中華鍋は鉄製です。

鉄の中華鍋は、熱伝導率がよいので鍋全体に熱が伝わるのが早く、そして高熱で食材を調理することができます。それなので、食材にムラなく火を通すことができ、水分や旨みを素早く閉じ込め調理することができるので野菜炒めでもベチャっとすることなく美味しく仕上げることができます。

デメリットは他の素材に比べ重いので、調理の時に腕が疲れます。そして鉄なので錆びます。使ったあとには水分を飛ばし油でコーティングするなどの手入れが必要になります。

 

扱いやすさで選ぶなら軽いチタン

チタン製の中華鍋は軽く、錆びにくいのでお手入れが簡単です。それなので、調理時に鍋を煽るのも鉄に比べ楽なので力のない方にはチタン製がオススメです。

デメリットは、耐熱性はありますが熱伝導率は鉄ほどないので、出来上がりの料理に鉄の中華鍋と比べると多少劣ります。また、チタンは加工をする技術が高くないとできないので価格が鉄に比べて高くなります。

 

持ち手も重要

中華鍋の持ち手は、鍋と同じ素材の物と、持ちやすいように木製の物があります。

鍋と同じ素材の場合は熱が持ち手まで伝わってくるので調理中は熱くなるので、タオルなどで持つ必要があります。それでないと火傷をしてしまいます。

持ち手が木製になっている場合は、熱が伝わりにくいの調理中も鍋を素手で持つことができますが、使っているうちに破損するので、その時には修理や買い替えが必要になります。

一生物として長く使い続けるのであれば、鍋と同じ素材の持ち手の中華鍋になります。

 

IHで使うならIH対応と明記してある製品を

IHは、鍋の底面がIH調理器につくことで、鍋底の電気抵抗で熱が発生する仕組みです。

基本的に中華鍋は鍋底も丸みを帯びているので、IH調理器では熱を発生させることができないので使えません。しかし、最近ではIH対応の鍋底が平らな中華鍋も発売されているので、IHで使う可能性がある場合にはIHに対応しているかどうかの確認が必要です。

 

コーティングされているとお手入れが簡単

一般的な中華鍋は使う前にまず焼入れをして鍋を高温で熱し、そして油を塗って使います。

そして、使用後は毎回、空焚きをして定期的に油を塗りなじませます。使い込むうちに油が中華鍋に馴染んでいくので、そうすると食材のくっつきや焦げ付きがなくなります。

この工程が初めて中華鍋をはじめとする鉄製のフライパンを使う人にはハードルが高いのですが、中華鍋にはテフロンやフッ素樹脂のコーティングがされている鍋があるので、コーティングがされている鍋は、食材がくっつきにくく焦げ付きにくいです。そして、使用後の空焚きや油を馴染ませるといったお手入れが不要になります。

ただ、コーティング剤は使用しているうちに剥がれてしまいますので、剥がれてきた場合には買い替えが必要になります。

 

中華鍋おすすめメーカー

山田工業所

山田工業所は中華鍋で有名なメーカーです。

熟練の職人が打ち出しで作る中華鍋は熱伝導率がとてもよく丈夫で、表面の凹凸により油なじみがよくなり焦げつきにくくなります。そして、熱伝導を均一にするため、場所によって厚みがかえてあるのも特徴です。

炒める・揚げる・茹でるなどさまざまな料理をおいしく調理することができ、使えば使いこむほど油がなじみ、中華鍋が育っていくと言われているプロの方の愛用者も多いメーカーです。

山田 鉄打出中華鍋 33cm

サイズ 33cm、板厚1.2mm
重さ 1100g
素材
取っ手タイプ
コーティング 無し

 

遠藤商事

遠藤商事は業務用から家庭用の商品を扱うキッチン用品を販売するメーカーです。

商品の品質はもちろん、種類が豊富で、1つの中華鍋でサイズが10以上あるものもあります。また、サイズだけでなく形や素材も多くの種類があるので自分にピッタリの商品を見つけやすいメーカーです。

数千回叩いて作る打ち出しによって中華鍋は、鉄の中にある空気を外に出し、酸化防止を含め強度がつくので、軽くて強い鍋になっています。熱の伝わりが良く、油の乗りの良いので焦げ付きにくい中華鍋を多く扱っています。

中華鍋 33cm 打出

サイズ 33cm、板厚1.2mm
重さ 1150g
素材
取っ手タイプ
コーティング 無し

 

【筆者愛用】おすすめ中華鍋

コーティングをされているフライパンはコーティングがとれると使うことができないので、早ければ半年、長くても2年の消耗品です。

中華鍋は、基本的にずっと使うことができます。コーティングされている中華鍋もコーティングが取れてきたら焼き切ってコーティングを剥がせば長く使うことができます。

私が使っている中華鍋は我が家へ来て16年経過しました。16年経っても、炒め物や揚げ物、煮物などに毎日使っている中華鍋です。16年前に購入した中華鍋なので全く同じ商品は見つからなかったのですが、同シリーズであろう商品がありましたので紹介します。

 

遠藤商事 プレス北京鍋 30cm

手入れが簡単で長く使える!

炒め物、揚げ物、煮物、蒸す、焼く、茹でるのどんな調理法もできる中華鍋です。

30cmなので、家庭で使いやすいサイズ感。我が家は4人家族なので炒め物などこの大きさでピッタリです。使い始めは焼き切りが少々大変でしたが、その後は使うたびに油が馴染み素材がくっつく事はありません。

取っ手は木製なので、調理中は素手で持つことができ、10年以上使っている現在、割れや壊れグラつきなどなく購入時からそのままの状態で使っています。

高温での調理ができるので、炒め物がとても美味しく出来上がります。

 

サイズ 30cm、板厚1.2mm
重さ 1200g
素材
取っ手タイプ 木製
コーティング 無し
使い勝手

 

中華鍋おすすめランキングTOP8

第8位 パール金属 中華鍋 33cm

初めてでも使いやすい広東鍋

キッチン用品やアウトドア用品を扱うパール金属の中華鍋で広東鍋になります。広東鍋にしては浅めなので中華鍋が初めての方でも扱いやすいです。高温調理ができる鉄製で、使えば使うほど油が馴染み食材の焦げ付きやくっつきがしなくなるので長く使える中華鍋です。

扱いやすいだけでなく、お値段が2300円ほどと購入しやすい価格で中華鍋を使ってみたいという方にオススメです。

 

サイズ 33cm、板厚1.2mm
重さ 1200g
素材
取っ手タイプ
コーティング 無し

 

第7位 EBM 純チタン 中華両手鍋 30cm

軽さを重視するならコレ!

金物で有名な新潟県燕市にある調理道具の総合商社、江部松商事の中華鍋で広東鍋になります。チタン製の中華鍋なので、鉄製に比べると半分近く軽いので鍋を振って調理しても腕の疲れが軽減されます。

また、錆びにくいのでお手入れが簡単でいつまでも清潔に使うことができ、鍋表面に凹凸が形成してあるので鍋を熱しなくても油馴染みが良いです。お値段が1万円ほどと少々高めではありますが、鍋の重さが軽く、そして長く使える中華鍋です。

 

サイズ 30cm
重さ 620g
素材 チタン
取っ手タイプ チタン
コーティング 無し

 

第6位 魚菜 共柄北京鍋 29cm

軽い鉄製中華鍋を探しているならコレ!

鍋をはじめとしたキッチン用品を扱うエポラスの魚菜シリーズの中華鍋で、北京鍋になります。鉄製ですが、ブルーテンパー材を使用しているので、油の馴染みがよく錆びにくい中華鍋で、板厚が薄めなので同サイズの鉄製の中華鍋よりも軽めです。

深さのある中華鍋なので、直径が小さめでも容量はあり、家庭のコンロで調理しやすいサイズ感です。価格は2500円ほど。鉄製でなるべく軽い中華鍋をお探しの方にオススメの商品です。

 

サイズ 29cm、板厚1.0mm
重さ 900g
素材
取っ手タイプ
コーティング 無し

 

第5位 リバーライト 炒め鍋 極 ジャパン

お手入れ簡単!取っ手の取り外しが可能!

鉄鍋製品を主としたキッチン用品を扱うリバーライトの中華鍋で、IH対の北京鍋になります。

「極 ジャパン」シリーズは、鉄製ですが錆びにくい鉄を使用しているので使用後の油塗りをする必要がなくお手入れが簡単な中華鍋です。

また、取っ手は木製になっているので調理中、熱くなることがないので素手で調理する事ができ、木製部分は取り外しが可能なので、収納時や消耗して取り替えるのも簡単に行うことができます。

価格は6500円ほど。お手入れが簡単な鉄の中華鍋をお探しの方にオススメです。

 

サイズ 28cm
重さ 1130g
素材
取っ手タイプ 木製
コーティング 無し

 

第4位 サミット工業 鉄なべ流 北京鍋

コンパクトな中華鍋鉄鍋専門メーカーのサミット工業の中華鍋で、IH対応の北京鍋になります。

中華鍋というと大きな鍋が多いのですが、直径24cmなので普段ご家庭で使うフライパンサイズなので家庭のコンロでも使いやすい、そして収納しやすいサイズになっています。

直径は小さいですが、深さがあるので3~4人分の料理を作るのにじゅうぶんな大きさです。

鉄製ですがシリコンコーティングがしてあるので、使い始めの焼き入れの必要がなく、そして初めから鍋に素材がくっつくような事がありません。コーティングは使っているうちに剥げてしまいますが、その頃には鍋に油が馴染んでいるので焦げ付きなどの心配もないと思います。

お値段は2400円ほど。コンパクトな中華鍋をお探しの方にオススメです。

サイズ 24cm、板厚1.6mm
重さ 730g
素材
取っ手タイプ
コーティング シリコン塗装

 

第3位 EBM 純チタン 中華片手鍋

軽く使いやすい!

金物で有名な新潟県燕市にある調理道具の総合商社、江部松商事の中華鍋で北京鍋になります。チタン製の中華鍋なので、錆びる心配がなく、鉄製に比べると半分近く軽いので鍋を振って調理しても腕の疲れが軽減されます。

鍋表面に凹凸が形成してあるので鍋を熱しなくても油馴染みが良いです。そして、取っ手が一体型なので接続部の汚れや劣化の心配がないので長く使うことができる中華鍋です。

チタン製なのでお値段は14000円ほどと少々お高いですが、軽量で使いやすさを求める方にオススメです。

サイズ 30cm
重さ 620g
素材 チタン
取っ手タイプ チタン
コーティング 無し

 

第2位 岩鋳 中華鍋 深型

鉄分補給なら南部鉄器の中華鍋!

南部鉄器の人気ブランド岩鋳の中華鍋で、広東鍋になります。南部鉄器から溶け出す鉄分の8割ほどは、体内に吸収されやすい二価鉄なので質の高い鉄分の補給効果が期待できます。

南部鉄器は重いので中華鍋を振って調理する事は難しいですが、厚みと重さがある分、鍋の中の熱をこもらせ高温状態が続くので炒め物など美味しく仕上げる事ができます。

価格は11000円ほど。鉄分補給のために中華鍋に移行したい方にオススメです。

サイズ 27.5cm
重さ 2600g
素材
取っ手タイプ
コーティング シリコン塗装

 

第1位 エポラス 陳 建一 共柄北京鍋

軽い鉄製で扱いやすさNO.1

鍋をはじめとしたキッチン用品を扱うエポラスの陳建一シリーズの中華鍋で、北京鍋になります。鉄製の中華鍋で、これだけ軽いのは珍しく、鍋を振って調理しやすいだけでなくお手入れや収納など軽い分、扱いやすい中華鍋です。

シリコン塗装がされているので、使い始めの焼き入れの必要も使用後の空焼きの必要がありません。使い続けていくうちにシリコン塗装は剥がれてしまいますが、その頃には中華鍋に油が馴染んでいるので焦げ付きなどの心配はありません。

お値段は2200円ほどと購入しやすい価格で、初めて中華鍋を使う人から買い替えを検討している人まであらゆる方にオススメの商品です。

サイズ 26cm
重さ 740g
素材
取っ手タイプ
コーティング シリコン塗装

 

中華鍋の売れ筋ランキングもチェック!

なおご参考までに、中華鍋の売れ筋ランキングは、以下のリンクから確認してください。

Amazon売れ筋ランキング 楽天売れ筋ランキング Yahoo!ショッピング売れ筋ランキング

 

中華鍋で美味しい料理を作ろう

鍋
Lisa

中華鍋についてご紹介しました。気になる商品はありましたでしょうか?

中華鍋というと重くてお手入れが大変そうというイメージがありますが、使ってみると意外に使いやすい鍋です。なによりもテフロンコーティングなどのフライパンのように使っているうちにコーティングが剥がれ、食材がくっつき調理しにくいという事がない、長く使い続けられる鍋です。

屋台の焼きそばって美味しいですよね?

外で食べるという雰囲気が美味しくさせている部分もありますが、屋台の焼きそばは高温に熱した鉄板で一気に作るので食材から余計な水分が出ることがなく、ベチャっとせず美味しく出来上がります。

中華鍋も高温で調理することができるので食材から余計な水分が出ることなく仕上げる事ができます。焼きそばをはじめとした炒め物は、普通のフライパンで作るよりも格段に美味しいお料理が出来上がります。

中華鍋は一度使ってみると手放せないアイテムです。

  • 記事の情報は最新の情報でない可能性があります。ご購入に際してはメーカーやショップのウェブサイトにてご確認ください。
  • 掲載情報について間違いや誤解を招く表現がございましたら、「お問い合わせ」フォームよりご連絡ください。

記事内で紹介されている商品

山田 鉄打出中華鍋 33cm

サイトを見る

遠藤商事 プレス北京鍋 30cm

サイトを見る

パール金属 中華鍋 33cm

サイトを見る

EBM 純チタン 中華両手鍋 30cm

サイトを見る

魚菜 共柄北京鍋 29cm

サイトを見る

リバーライト 炒め鍋 極 ジャパン

サイトを見る

サミット工業 鉄なべ流 北京鍋

サイトを見る

EBM 純チタン 中華片手鍋

サイトを見る

エポラス 陳 建一 共柄北京鍋

サイトを見る

関連記事