フォーマルベビーシューズっているのでしょうか?結論、必須ではないし、機会がなければ使わないと思います。冠婚葬祭などのフォーマルな場であっても、普通のスニーカーでも子どもなら許されるかな?なんて私は思ってしまいます。
でもやっぱりいつものスニーカーよりフォーマルなシューズだとコーデは決まりますよね。せっかくフォーマルな服を用意したなら、シューズまでばっちり決めたいものです。
履きやすさや形、男女別などに分けて、フォーマルベビーシューズをご紹介したいと思います。
目次
フォーマルベビーシューズの利用場面って?
前述のとおり私自身は、「子ども(ましてや赤ちゃん)なら万が一の弔事の時は普通の靴でも許されるでしょ?」という感覚だったので、我が家ではフォーマルシューズなんてそもそも買っていませんでした。
ただ、上の子のシューズトレーニング用として購入したファーストシューズが真っ白なレザーのものだったので、結果的にフォーマルシューズとして使うことができました。
ただ、今になって思えば、保育園の入園式、初節句、上の子の七五三の付き添い、結婚式の参列、弔事の参列など、意外と0~1歳でもフォーマルに近い服を着る機会は多かったので、きちんと用意してあげてもよかったなと感じています。
フォーマルベビーシューズのバリエーション
特に女の子用は、スリッポンタイプ、ストラップ付き、サンダル、リボンやフリルがついたもの、など様々なタイプがあって選択肢が豊富です。
男の子用ではデザインはローファータイプが多い印象ですが、男女問わず使えるサンダルタイプやモカシンのようなデザインのものもあります。
(うちは男の子2人兄弟なのですが、こういう時、女の子って選ぶ楽しさがあって良いな〜と憧れます!)
素材はエナメルのものや本革、レザー調、柔らかい布製など。
TPOや履かせやすさ、素材、対象年齢、そしてご予算にあわせてぴったりのものを選ぶとよいですね。
フォーマルベビーシューズの選び方
サイズの合ったものを
成長途中の赤ちゃんの足に履かせるものなので、一番重視したいのがサイズ赤ちゃんの足に合ったサイズを選んであげましょう。
メーカーの作りによりますが、素足より0.5〜1cmくらい大きめがおすすめです。
できればお店でサイズを測ってもらったり、シューフィッターさんに相談しながら選べると良いですね。
汗っかきには、通気性
赤ちゃんは大人以上に汗っかき。特に夏場は蒸れを防ぐために、通気性の良い素材や、熱や湿気を逃す機能性のものを選んであげると良いかも知れません。
吸湿性の良いソフトレザーや、あんよ前の赤ちゃんなら布製のものもよいですね。
当然ながら、安全性
特にあんよの赤ちゃんのためのシューズなら、デザインだけではなく安全性にも注目したいところです。
転びにくく、赤ちゃんの足の成長を妨げないものを選びましょう。
靴底が赤ちゃんの足にフィットして曲がるものや、つま先が少し上に向いているものは、歩きやすく、転ぶのを防いでくれます。
ねんねの赤ちゃん用のものは靴底に滑り止めがないことが多く、ツルツルしていて滑りやすいので、歩き始めた赤ちゃんには不向きです。
歩き始めた赤ちゃんには、しっかりと滑り止めを確認し、あんよ練習中、靴慣れ段階の赤ちゃんにはシューズトレーニングに適した”ファーストシューズ”として作られたものをおすすめします。
利用目的に合わせて
うちではファーストシューズを親戚の結婚式の時にも使ったため、結果的にシューズトレーニング兼フォーマルシューズ、という感じになりました。
もしファーストシューズをフォーマルにも使えるようなものにするなら、ミキハウスやファミリアなど有名ブランドからレザーの物が出ていますので、そういったものを選ばれると良いと思います。
結婚式などのお祝いの場であれば、エナメルのものや、リボン、フリルがついたものも素敵です。
一方、お葬式やお通夜などの弔事にも使うことを考えるなら、シンプルで落ち着いた色のものが良いでしょう。
弔事は突然決まったりするので、一つこのようなものを用意しておくと良いかも知れませんね。
実際に買ってよかったフォーマルベビーシューズ
ちなみに私が息子のトレーニングシューズ(兼 フォーマルシューズ)として選んだのはこちら。
ファミリアのファーストシューズ。
お店でサイズを測っていただき、0.5cmほど大きいものにしました。
大きくテープが開いて履かせやすく、吸湿性に優れた本革を使っていること、滑り止めが外側についていて歩き始めの赤ちゃんに配慮されていること(しかも つんのめることを防ぐため、つま先の方には滑り止めがありません)、そしてシンプルなデザインであること、からこちらを選びました。
きちんと足に馴染む設計だったのか、初めから嫌がることなく嬉しそうに履いてくれましたよ!
そして親戚の結婚式にも履かせて行きましたが、親戚にも好評でした。
カラーはネイビー、ホワイト、ピンクがあり、男の子にも女の子にも似合うデザインだと思います。
フォーマルベビーシューズ気になるリスト
【女の子編】
MIKI HOUSE/セレモニーシューズ
出典: Amazon.co.jp
こちらは生まれたての赤ちゃん用の純白サテンのセレモニーシューズ。産院からの退院時やお宮参り、親戚へのお披露目、お食い初めなど、新生児から写真を残しておきたいイベントはたくさんありますよね。
生まれたての小さい足を優しくかわいく包んでくれるこちら。サイズアウトしても思い出に飾っておきたいくらいかわいいです!
pedipedo/ソフトレザーサンダル
日本国内ではあまり知られていませんが、アメリカではとても有名な子ども靴メーカー、ペディペド。創業者が「「わが子に履かせたい靴」としてソフトレザーの靴を作り始めたそうです。
アメリカの小児科医が推奨するほど足の成長を考えた設計で、スタイリッシュなデザインと熟練の職人による縫製など全てにおいてクオリティが高く、ハリウッドセレブにもファンが多いです。
履き心地がソフトで軽く、横すべりが少ない天然ゴムのソール。よちよち歩きから、しっかりとした足取りへと変化する幼児期に最適なシューズです。
ペディペドは様々なデザインがありますが、こちらは縁取りのレースとワンポイントのリボンが女の子らしくかわいらしいです。
日本メーカーのものに比べると若干幅が狭いので、甲高・幅広の足のお子さんには合わないかもしれませんので、少し注意が必要です。
Chiximaxu/ガールズシューズ
出典: Amazon.co.jp
エナメル×立体的なリボン×大きなパール♡女の子の心をくすぐるとっても可愛いドレスシューズ。
サイズ展開が16cm〜21.5cmなので、ベビー用ではなくキッズ用ですが、あまりにも可愛かったのでご紹介しました。結婚式やパーティー、発表会など、女の子がプリンセスになれる時の足元をかわいく飾ってくれます♪
【男の子編】
IFME イフミー/フォーマルシューズ
出典: Amazon.co.jp
スニーカーやウォーターシューズ、上履きなどベビーからキッズまで定評があるイフミー。
中でもイフミーオリジナルの高機能中敷き“ウインドラスソーサー”は、「親指のつけ根部分」と「5本指のあたるところ」のふたつの“くぼみ”が足のヨジレやネジレを防止し、正しい姿勢のしっかりした歩行と土踏まずのアーチ形成を促進します。
そんなイフミーからもフォーマルシューズが!イフミーのウォーターシューズや上履きを愛用している我が家としては、こちらも注目しています!
ムーンスター/キャロット フォーマルシューズ
出典: Amazon.co.jp
こちらも子どもの足のことを考えた日本の老舗メーカー、ムーンスターのフォーマルシューズ。ローファータイプですが履き口が大きく開くので履かせやすそうなデザインです。
ムーンスターのこだわりである、以下の4つの機能はフォーマルシューズにも活用されています。
- フレックスジョイント機能(かかとから2/3の所で曲がるソール)
- カウンターボックス機能(子どもの柔らかくゆがみやすい足を箱型構造ででしっかりと支えるつくり)
- つま先ゆったり機能(子どもの足の形状に合わせて つま先にゆとりをもたせた形状)
- 洗えるインソール機能(足裏になじみ、取り外して洗濯できるインソール)
リトルリード
出典: 楽天市場
こちらもシンプルなものですが、銀糸で刺繍されたロゴのワンポイントがかわいいローファー。合皮で柔らかいのであんよし始めの赤ちゃんの足にも負担が少なそうです。
またマジックテープで開くので、履かせるのも簡単です。
【男女兼用編】
familiar×NINOS/ファーストシューズ
言わずと知れた神戸のベビー服ブランドであるファミリアとNINOS(ニーニョ)のコラボファーストシューズです。牛革のなめしから靴の仕上げまでを全て国内でおこない 有害物質を含有しない製法で革をなめしている、エコテックスレザーを使用しています。
Tストラップで脱ぎ履きがしやすく、甲革に穴飾りがあるので通気性もよくなっています。グレージュのようなニュアンスカラーが赤ちゃん用には珍しく、おしゃれですね。
MIKIHOUSE ミキハウス(ベビー)/牛革ベビーセレモニーシューズ
出典: Amazon.co.jp
柔らかい牛革を使用していて吸湿性が高く足にやさしいもの。履き口部分が大きく開くので、履かせやすそうなのもママにとっては嬉しいですね。男の子にも女の子にも合わせやすいモカシン調のデザイン、タッセルも可愛いです。
ソールにはかかと部分にだけ滑り止めがあるものなので、外歩き用ではなく、あんよを始める前のシューズトレーニング用になっています。つかまり立ちを始めた頃からあんよ練習の赤ちゃんにおすすめです。
zoom peep/Tストラップシューズ
出典: 楽天市場
「こどもらしいこどもぐつ」ではなく、大人の靴をそのまま小さくしたような大人顔負けのTストラップデザイン。PEEPの靴は熟練された職人さんによって、ひとつひとつ丁寧に作られているそうです。
柔らかい本革とシンプルなTストラップのデザイン、落ち着いたブラウンとブラックのカラーは女の子にも男の子にも似合いますね。
結婚式・発表会・入園式などのフォーマルな場でももちろん活躍してくれますが、このシンプルなデザインと上質なレザーは普段のお出かけに合わせると、コーデがより洗練されそうです!
ウメロイーク/ベビーシューズnico手作りキット
出典: 楽天市場
こちら、なんとソフトレザーのベビーシューズが手作りできるキットなのです。安全性が高いと言われている”ベジタブルタンニンなめし”の革を使用し、優しい色は国内で染めて仕上げた、完全なる日本製です。
やわらかい革と滑り止め付きのソールでよちよち歩きの赤ちゃんの足をやさしく包んでくれます。また靴ひもはゴムなので履かせやすく、足への負担も軽いです。
靴のハンドメイドというのはなかなかハードルが高そうですが、こちらのキットは生地の革にあらかじめ針穴があいていて、針と縫い糸も付いています。はさみさえあれば手軽に作れるそうです。
両足の制作時間は3~4時間ほどとのこと。
ねんね~よちよち歩きまでの赤ちゃんに、そしてハンドメイドやオリジナルのこだわりがあるママさんにおすすめです!
まとめ
男の子用、女の子用、男女兼用に分けてベビー向けフォーマルシューズをご紹介させていただきました。
私自身は息子たちが「赤ちゃん」と呼ばれる頃にはフォーマルシューズを用意しませんでしたが、後から振り返ってみれば半年に1,2回くらいはフォーマルな場、かっちりとした服を着る機会がありました。
きちんと用意してあげたらよかったな、なんて後悔もありましたので、もしこれからフォーマルシューズを買うかどうか悩まれているパパママがいらっしゃるなら、ぜひ参考にしていただければ嬉しいです!