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子供を乗せながらの自転車はつらい、、
基本的に自転車の二人乗りは禁止されています。
がしかし、子供乗せ自転車に限っては規定を守れば2人乗り、3人乗りをしても良い、ということになっています。それほどに子供乗せ自転車は子育ての中でメジャーなアイテムとなってきているのです。
特に都内に住む家庭では車を持たない家も増えてきています。駐車場代やガソリン代などの維持費を考えると、使いたいときにレンタカーを利用し、重い荷物は宅配業者に任せ、移動手段は電車、という生活スタイルが主流です。
都内に住む筆者も同じです。ただ、どうしても移動するのに徒歩では遠すぎるけど、電車を使うほどの距離ではない、という場所が結構出てきます。
また幼稚園への通園に関しても、徒歩で行くには遠いけど、車を使う、ましてや電車を使う距離でもない、というものが大半を占めます。
そんなときに【自転車】というのはママにとっては欠かせない移動手段になり得るのです!
ただ、自分と子供を乗せて自転車を漕ぐのはとても体力がいります。ましてや乗せる子供が2人になれば相当です。上り坂を漕ぐことも難しくなります。
そこで、電動アシスト付きの電動自転車があれば、スイスイとスムーズな走行を可能にしてくれます。
それ故に、現在では子供乗せ電動自転車は子育てに欠かせないアイテムのひとつになりつつあります。
実は、チャイルドシートの前か後ろは決まっている!
子供乗せ電動自転車は、前に乗せるか後ろに乗せるかが選べます。
各メーカーによって規定が違いますが、大きな基準となるのは体重と身長です。
前方チャイルドシート:15kg以下、身長100cm以下(1歳以上4歳未満)
※後付けの簡易前乗せシートは、3歳未満までが規定のことが多いです。
後方チャイルドシート:22kg以下、身長115cm以下(1歳以上6歳未満)
また幼児を二人同時に乗せる場合は、幼児の合計体重が30kgまでと決まっています。
ママから目線、こんな機能が嬉しい!
子供乗せ電動自転車には以下の機能が付随することが一般的です。
・両立スタンド
・ハンドロック機能
・変速機能
・ライト自動点灯
電動アシスト機能が付いているので、変速機能はほとんど使用しません。自分以外の人を安全に乗せることを考えると、両立スタンドとハンドロック機能が安全性を高めてくれる機能だと感じます。
ほかにも、スタンドを立てるだけでハンドルロックしてくれる機能や、ワンタッチで開錠できるワイヤレスキー機能、ブレーキをかけるだけで充電を助けてくれる機能など、近年様々な便利機能を搭載した電動自転車が増えています。使用するママの負担が減っていくことはとても嬉しいですね!
送り迎えぐらいならバッテリー容量はどれぐらいが妥当?
幼稚園の送り迎えや近所のスーパーだけでの使用であれば、各メーカーで出している子供乗せ電動自転車の一番低いバッテリー容量(8.7Ah)で事足ります。
しかし、実際に電動自転車を手にすると「私、これがあればどこへでも行けそうな気がする。」という気持ちになるのが正直なところです。
実際筆者も、一番低いバッテリー容量にしましたが、電動自転車で片道30分のところ(徒歩+電車で3駅のところ)に出掛けたりもします。そうすると、一日でバッテリーが半分以下になることもしばしばです。
「あれ、意外と行ける!」と思うと、人は使用頻度がグッと上がります。なので、それを見越してある程度の容量があるバッテリー(12.3Ah以上)を選ぶことをオススメします。
子ども乗せ電動自転車を選ぶ時のポイント
タイヤのサイズ
タイヤは大人用の大きいサイズ(26インチ)と、子供乗せ特有の小さく太いタイヤ(20-22インチ)の2種類があります。
大人の乗り慣れた大きいサイズのタイヤも使いやすいとは思いますが、小さいタイヤのほうが重心が下がりタイヤも太くなるので安定感があります。
後ろ乗せの場合、子供が自分で乗りたがることもあります。そのときに小さいタイヤだと自分で乗り降りしてくれるので運転者は楽です。しかし、子供自らの乗り降りはまだ小さいうちは大変危険なので防止するためにも大きいタイヤにするということも一つの考えです。
価格
新旧の型や搭載されている機能によって値段は様々です。新型のもので11万円~15万円が相場かと思います。カスタマイズ出来るオシャレなタイプが増えているので、カスタマイズの程度によって3~4万円ぐらい値段が変わってきます。中古や古い型だと10万円以下で購入できることもあります。
バッテリー容量によっても値段は左右されます。本当に近場でしか使用しない場合は、バッテリー容量も加味して決めると価格が抑えられます。
子ども乗せ電動自転車のおすすめランキング
1位 Panasonic ギュット・ミニDX
出典: Amazon.co.jp
タイヤサイズ:20インチ
バッテリー容量:16.0Ah
走行距離:ATモード60km
前乗せ仕様、後ろ乗せ後付け
前乗せ仕様のタイプでは一番パワフルな電動アシスト機能です。毎日自転車を使うママや、子供2人乗せが必須な場合は最適なタイプと言えます。
前乗せシートとしては標準的で、横転したときもサイドを保護してくれるので安全性も高いです。
2位 Bridgestone bikke GRI
出典: Amazon.co.jp
タイヤサイズ:前24インチ、後20インチ
バッテリー容量:14.3Ah
後ろ乗せ仕様、前乗せ後付け、前かご付き
他にはない【回復充電タイプ】の自転車です。後輪ブレーキをかけると、自動で前輪のモーターブレーキがかかり、そのときのブレーキ抵抗を電力に変換してバッテリーに充電するという優れものです!
使っているうちにバッテリーを充電する頻度は上がってくるので、少しでも充電頻度が減ると思うとすごく有り難い機能です!
前かごが付いているので、子供を乗せながらも鞄や買い物袋をかごに収納できるのでとても便利です。
また両輪駆動なので、車の四駆のようにパワフルな走行と安定感があるのも特徴です。
ビッケシリーズはカスタマイズが可能なので、自分だけのオリジナル自転車を作ることが出来ます。
また子供用自転車も同じシリーズから出ているので、親子でお揃いの自転車にする楽しみもあります!
3位 YAMAHA PAS kissmini
出典: Amazon.co.jp
タイヤサイズ:20インチ
バッテリー容量:12.3Ah
走行距離:標準モード50km
前乗せ仕様、後ろ乗せ後付け
YAMAHA独自の前乗せシート【コクーンルーム】を搭載!軽くて扱いやすいタイプのバッテリー
4位 Panasonic ギュットアニーズke
出典: Amazon.co.jp
タイヤサイズ:20インチ
バッテリー容量:20Ah
走行距離:ATモード76km
後ろ乗せ仕様、前乗せ後付け、前かご付き
業界初の、ワイヤレスキー認証でワンタッチで開錠、鍵を出す手間を省いた【ラクイック】搭載です!(ギュットシリーズのke,kdタイプに搭載されています。)
また、バッテリーも業界最大容量の20Ahなので、充電の手間も大幅に削減されます。それ故に価格も大幅に高くなっています。
5位 Bridgestone bikke MOB
出典: Amazon.co.jp
タイヤサイズ:20インチ
バッテリー容量:12.3Ah
走行距離:標準モード54km
後ろ乗せ仕様、前乗せ後付け、前かご付き
またぎやすい低床フレーム設計でコンパクトタイプなので、乗り始めがとてもスムーズです!
こちらもGRI同様、回復充電、両輪駆動タイプなので、快適な走行と充電の煩わしさを軽減してくれるタイプです。
ビッケシリーズはカスタマイズが可能なので、自分だけのオリジナル自転車を作ることが出来ます。
また子供用自転車も同じシリーズから出ているので、親子でお揃いの自転車にする楽しみもあります!
6位 Bridgestone HYDEE. Ⅱ
出典: Amazon.co.jp
タイヤサイズ:26インチ
バッテリー容量:12.3Ah
走行距離:標準モード54km
後ろ乗せ仕様、前乗せ後付け、前かご付き
ブリジストンが雑誌「VERY」とのコラボで誕生した【ハンサム電動アシスト自転車】です。スタイリッシュなデザインとレザー調のパーツをコーディネートして、「VERY」世代のママに人気のモデルです。
子供を乗せなくなった後も、スタイリッシュなデザインとフォルムをそのままで使用することが出来ます。
7位 Panasonic ギュット アニーズDx
出典: Amazon.co.jp
タイヤサイズ:20インチ
バッテリー容量:16Ah
走行距離:ATモード60km
後ろ乗せ仕様、前乗せ後付け、前かご付き
スタンドを立てるとハンドルも同時に固定される機能があるので、駐輪時のふらつきを軽減してくれます。
大型のワイドバスケット付きなので荷物が積みやすく便利です。
8位 Bridgestone bikke ポーラー
出典: Amazon.co.jp
タイヤサイズ:20インチ
バッテリー容量:12.3Ah
前乗せ仕様、後ろ乗せ後付け、
従来のビッケシリーズは後ろ乗せ仕様しかなかったので、デザイン性のあるビッケの前乗せ仕様はとても需要が高いと思います。安定感も抜群で足さばきもしやすく、シングルフレームなのでまたぎやすさも兼ね備えています。
ビッケシリーズはカスタマイズが可能なので、自分だけのオリジナル自転車を作ることが出来ます。
また子供用自転車も同じシリーズから出ているので、親子でお揃いの自転車にする楽しみもあります!
9位 YAMAHA PAS Babby un
出典: Amazon.co.jp
タイヤサイズ:20インチ
バッテリー容量:12.3Ah
走行距離:標準モード50km
後ろ乗せ仕様、前乗せ後付け、前かご付き
シンプルなデザインに、またぎやすい低床軽量アルミフレームを採用しています。なめらかな漕ぎ出しのアシスト機能で、より快適な走行にこだわって作られています。
10位 marukin デリシア デュオ
出典: Amazon.co.jp
タイヤサイズ:20-22インチ
バッテリー容量:8.7Ah
走行距離:標準モード35km
前乗せ仕様、後ろ乗せ後付け、
一番バッテリー容量が小さいタイプです。その分、自転車そのものの重量も29kgと軽量です!
子供を乗せる期間が短かったり、基本は車移動だけど本当にちょっとそこまで程度に使いたい方にはベストなタイプです。
まとめ
ランキングに関しては、主に筆者が試乗して乗りやすかったもの、安全性、運転しやすい、便利だと感じた、などを参考にランク付けしました。
実際のところ、子供乗せ電動自転車は、いろんなメーカーの部品で作られています。
Panasonicであろうとブリジストンであろうと、バッテリーはYAMAHA製がほとんどです。
チャイルドシートもメーカー独自のスタイルのものもありますが、基本は同じタイプのものが使用されています。
また子供乗せ電動自転車は、早くて1歳のときから使い始めて、子供が自分で自転車にちゃんと乗れるようになる小学校低学年ぐらいまで、短くても5年ぐらい使うものです。
生活スタイルの変化で使う期間は様々ですが、ほとんどの人が子供が乗らなくなった後でも使い続けます。
なので一番大事なことは、運転者であるママの使い心地や乗り心地の良さにあります。
是非、流行りやトレンドだけで選ばずにたくさん試乗してみて選んでくださいね♪