最近、子供にだけでなく、大人の間でもじわじわと人気が高まっている手軽な遊びが「けん玉」です。
「けん玉」さえあれば、誰でも簡単にはじめられることも人気の1つです。
また、動画サイトで難しいけん玉の技に挑戦する、けん玉プレーヤーの姿に感動する人も多くなっていて、けん玉は日本だけでなく世界中でも注目されているんですよ!
子供の遊びという範疇を超えて、現在では世界中にけん玉プレーヤーも数多く出現し、けん玉は競技としての地位を確立しています。
さらに、けん玉は全身を使って練習をするので、高齢者の運動としても見直されてきているということですよ。
ここでは、「けん玉がアツイ理由」「けん玉の選び方」「レベルに合ったけん玉」について説明していきたいと思います。
そして、ランキング形式で「初心者向けおすすめけん玉」と「段位認定用おすすめけん玉」を御紹介させていただきます。
目次
けん玉がアツイ!
けん玉と言えば、昔は子供の遊びという位置づけでしたが、近年では競技としてのけん玉が大人の間でもブームとなっています。
紅白歌合戦では、昨年、人気歌手の三山ひろしさんが、けん玉の基本技の「大皿」で124人連続成功という快挙を成し遂げ、ギネス認定に至ったシーンが全国放送されました。
このことから、けん玉の基本技や競技としてのけん玉に興味を持った方も増えているようです。
けん玉検定
けん玉検定と呼ばれる、級、段位認定試験があります。
この検定試験は、日本けん玉協会が主催しており、「協会認定競技けん玉」を使用することが条件となっています。
それぞれの級、段位認定試験では、大皿のような技から、ろうそく、とめけん、世界一周、灯台などの技はもちろん、もしかめを連続で行わなければならないというルールが決められています。
紅白歌合戦で見事にギネス認定された、三山ひろしさんは、けん玉検定3段の実力者なのだそうです。
けん玉ワールドカップ
けん玉は日本だけでなく、世界中で注目されています。
競技としてのけん玉は人気が高く、けん玉ワールドカップも開催される程の盛況ぶりです。
世界各国のけん玉プレーヤーが、研ぎ澄まされた技を競い合う、世界での晴れ舞台がこのけん玉ワールドカップなのです。
2018年で5年目を迎えた、けん玉ワールドカップでは、400名ものけん玉プレーヤーがけん玉バトルを繰り広げ、観客動員数も5万人以上を記録するなど、世界的なけん玉ブームとなっていると言えるでしょう。
けん玉の選び方
けん玉に興味を持ったら、自分に合うけん玉を選んでみたくなりますね。
でも、けん玉と言っても様々なタイプ、素材、形状があって、どれを選んだら良いのかわからなくなってしまいませんか。
民芸品のような、レトロな形状のけん玉から、ストリート用のスタイリッシュな商品まで様々なけん玉が見られます。
ここでは、初心者の方向けに、けん玉を選ぶ際にチェックしておきたい事柄を1つ1つ挙げていきましょう。
糸はナイロン素材を選ぼう
けん玉の糸に注目してみましょう。
けん玉についている糸には、ナイロン素材と、たこ糸素材とがあります。
民芸品のようなインテリアに向いているけん玉には、たこ糸素材が使われている場合が多いのですが、たこ糸は切れやすく競技や練習向けではありません。
ナイロン素材の糸を使ったけん玉であれば、難易度の高い技を練習していても、絡みづらいという特徴があるのでスムーズに練習できるというメリットがあります。
ナイロン素材の糸であれば、ヨレた時にもすぐに元通りにすることが出来るのでストレス無く練習に取り組めます。
汚れが気になるなら濃いカラーの木製かプラスチック製
けん玉本体素材としては、圧倒的に木製が多いのですが、子供用けん玉やストリート系けん玉ではプラスチック製素材の商品も多く出ています。
段位を目指している方であれば、日本けん玉協会認定のけん玉を使うことになるので、大抵は木製素材を使うことになると思います。
木製素材の中でも、使う木によりカラーが様々あるので、練習していくうちに持ち手の汚れが気になってくるという方は、濃い目のカラーを選ぶと良いでしょう。
濃い目のブラウンやブラックのカラーの商品を選ぶと、汗による汚れもそれほど気にならず長く使えると思います。
プラスチック製素材のけん玉は、ストリート系けん玉に多く見られますが、初心者の練習用としても最適で、軽量でいつでも水拭き出来るため、衛生的に保てる点が良いですね。
柄付き玉でコツをつかもう
けん玉の技には、玉を引き上げて玉の穴にけん先を入れる「とめけん」という技や、小皿~大皿~中皿~けん先の順番で玉を乗せていく「世界一周」のような技があります。
どちらも初心者向けの技ですが、練習する時には、玉に柄が付いている等の特徴があると、自分の練習時のクセがわかるので上達も早くなりそうです。
日本けん玉協会認定のけん玉も、玉色は本体と違っている商品が多くなっていますが、玉にストライプやラインが入っているとより見やすくなると思うので、柄付きの玉がついているけん玉は練習用におすすめです。
レベルに合ったけん玉を選ぼう
けん玉選びでは、自分のレベル、目的に合う商品を探していくことが重要になります。
これから、けん玉を練習してみたいという方向けの商品や、段位を取得したいという本格派の方向けの商品、ストリート系けん玉まで、幅広いラインナップが存在しています。
初心者・子供用なら皿と穴が大きいけん玉を選ぼう
初心者の方やお子様には、まずはけん玉を練習することが一番の目的になります。
最初に練習する技は、玉をまっすぐに引き上げ「大皿」に乗せる技になると思いますが、この時に使用する皿が大きいと玉が乗りやすくなります。
小皿や中皿が大き目のけん玉であれば、初心者向けの技全般の練習がしやすくなり、成功率も高くなるため楽しめること間違い無しです。
玉に穴があいていますが、この穴が大き目になっていると、けん先を使う技も決まりやすくなるので自信が付いてきます。
競技として上を目指すなら段位認定用がおすすめ
けん玉に慣れてくると、級や段位を取ってみたい、と思う方も多いのではないかと思います。
競技としてけん玉の練習をするのであれば、日本けん玉協会認定の段位認定用けん玉を使うことになります。
段位が認定されるには、段位認定用けん玉を使用することが条件に記載されているので、これは必須アイテムとなりますね。
級の技としては、「とめけん」「日本一周」「世界一周」「灯台」等の基本的な技が出来るように練習することになります。
さらに段位を取得するには、「地球まわし」や「うぐいす」等の難易度の高い技の習得が必要です。
段位認定時に、いきなり使い慣れないけん玉を使用しても、けん玉によってクセがあるので、普段から段位認定用のけん玉を使うようにすると良いでしょう。
ストリート向けけん玉ならスタイリッシュな商品
ストリートカルチャーとしても世界的に人気が高まっているけん玉ですが、そういったストリート向けけん玉であれば、やはりスタイリッシュな外観の商品が良いでしょう。
カスタマイズがしやすい商品、LEDライトで内側から光る商品などは非常に人気があり、プラスチック製商品が多いのが特徴的です。
トリッキーな技を披露したり、同じ技を数人で同時に成功させる「シンクロ」も、ストリートけん玉を使う事でより楽しめると思います。
夜間でも、LEDライトで光るけん玉を使えば、技を披露することが出来るので、便利さという点でも抜き出たものがあります。
初心者向けけん玉おすすめランキングTOP4
初心者の方向けのおすすめけん玉をランキング形式で御紹介いたします。
4位 はじめてのけん玉
出典: Amazon.co.jp
4歳からはじめられる小さいサイズのけん玉
名前の通り、「はじめてのけん玉」ということで小さなお子様向けのけん玉です。
4歳からでも使える仕様で、一般的なけん玉をアレンジしてあります。
日本けん玉協会の21世紀認定規格をもとにしているというから、小さいながらも本格仕様が良いですね。
正しいけん玉の持ち方や、簡単な技がわかるようになっている「あそびかたガイド」が付いているので楽しくけん玉の練習が出来そうです。
小さなお子様でも持ちやすくなっており、玉の重さも30%軽くなっているので、持ち上げやすいところが嬉しいですね。
本体サイズは、幅62mm×高さ165mm×奥行47mmとなっています。
「日本けん玉協会 推奨品」のシールが貼られているのも安心感がありますね。
素材は、本体も玉部分も木製で、昔ながらのオーソドックスなけん玉です。
価格帯も非常にリーズナブルで、買いやすい点も良いと思います。
子供用限定のサイズということで、ランキング4位とさせていただきました。
3位 KDX ケンダマクロス
出典: Amazon.co.jp
可愛いけん玉!大皿部分が大きくて先行率アップ♪
バンダイのケンダマクロスシリーズで、女の子向けの可愛らしいデザインのけん玉です。
対象年齢が7歳以上なので、小学校低学年のお子様向けですね。
日本けん玉協会認定のけん玉では、なかなか上手く練習が出来ない、という方にもおすすめです。
大皿が大き目に作ってあるので、まずはこういった練習しやすい形状のけん玉で楽しむと良いですね。
穴が大きく作られており、従来の穴の大きさの145 %を実現しています。
また、けん先が長くなり、スパイクトリック(とめけん)が容器に出来る仕様となっています。
デザインが透明感がありキレイなので、上達したら数人で同じ技を行う「シンクロ」などを披露しても盛り上がりそうですね。
サイズは、幅100mm ×高さ260mm ×奥行75mm となっています。
糸がナイロン製なのも良いと思います。
価格帯もリーズナブルなので、お子様やお孫さんへのプレゼントに良いのではないでしょうか。
非常に練習しやすいけん玉なので、初心者の方向けだと思いますが、デザインがお子様向けということでランキング3位とさせていただきました。
2位 キャンショー けん玉
出典: Amazon.co.jp
木製でレトロ感満載☆スティックペイントで滑りにくい
昔ながらの木製のけん玉で練習したいという方におすすめです。
素材は、剣先と皿部分はカエデ材、玉部分はパープルハード材となっています。
滑り止めのためにスティックペイントが施されているところが練習しやすくなっていて良いと思います。
玉部分にもスティックペイントが施されているので、プレイ中にキャッチしやすい仕様となっているので、技がなかなか決められない初心者の方に向いています。
対象年齢は6歳以上との記載がありますが、子供から大人まで十分使えます。
玉部分は若干暗めのカラーになっており、横にラインがあるので、技を決める時の目安にしやすいところが良いですね。
疲れにくい作りになっているので、連続もしかめ等の長時間練習にも向いています。
玉のビーズがメタルベアリングなので、ねじれを気にすることもなくストレスフリーで練習出来ます。
価格帯は一般的で、初心者向けのけん玉として非常に良いと思います。
初心者向けではありますが、だんだんと難しい技に挑戦する段階までに至ると、糸の長さが気になるという方もおられるようなので、ランキング2位とさせていただきました。
1位 DAMAKEN けん玉
出典: Amazon.co.jp
基礎技から応用技まで!ストリートモデルで練習してみよう
DAMAKENのストリートけん玉で、USA準拠仕様となっています。
数々の技を決めやすいようにこだわりの設計で、初心者や楽しく練習したいという方に最適のモデルです。
基礎技から応用技までチャレンジ出来る本格的な作りなので、上達しても長く使い続けることが出来るのが良いと思います。
ストライプの模様が施されている玉なので、回転をつかみやすいデザインになっています。
ハンドル部分に軸を通り、固定にすることで強度があがり、ホールに紐を通すという新しい構造も実現されています。
こだわりの設計により、斬新なトリックも可能になり、楽しみの幅が広がるけん玉だと思います。
左利き用の紐が付いているのも親切です。
価格帯もリーズナブルなので、初心者の練習用としても丁度良いと思います。
玉の重量が若干重めということですが、皿にのせる時の安定感が増すというメリットもあるので、技によって成功率が上がるものもありそうです。
Amazon での口コミも非常に高評価なのも安心感があります。
デザイン、練習のしやすさ、価格をトータルで考えてランキング1位とさせていただきました。
段位認定用けん玉おすすめランキングTOP4
ある程度、けん玉が上達してきたら級や段位取得に興味を持つ方も多いと思います。
段位認定用けん玉にも様々な種類があるので、ここではおすすめの4選を御紹介いたします。
4位 日本けん玉協会認定品 けん玉
出典: Amazon.co.jp
インテリアにもなる美しさ!
日本けん玉協会認定のけん玉なのですが、デザインが美しいのが特徴的な逸品です。
夜桜をイメージした商品ということで、荘厳な雰囲気が感じられます。
インテリアとして飾っておけるけん玉で、けん玉を使うにも美しい商品が良い、という方におすすめです。
サイズは、7cm×18.5cm×6 cmとなっていて、一般的なサイズ感です。
多くの種類の技に対応出来るよう精度と品質にこだわり、スキルアップに応じて挑戦出来るけん玉となっているのだそうですよ。
けん先と皿には、床材や家具に用いられる木で、肌目が綿密でやや重硬ながら加工に向く国産ブナ材が使われています。
玉には、主に家具で用いられる木で、やや重硬で反りや曲がりが少なく加工性に優れた国産桜材が使われています。
美しく日本らしいデザインなので、海外の方へのお土産にしても喜んでもらえると思います。
楽しくけん玉の練習をしながら、段位検定にのぞみたい、という方にぴったりです。
価格帯も一般的なので、デザイン性が高い分お値打ち感があります。
練習用としては勿体ないと感じることから、ランキング4位とさせていただきました。
3位 山形工房 競技用けん玉
出典: Amazon.co.jp
使いこむ程に味が出る!練習しやすいと人気
日本けん玉協会認定品で、山形工房の商品です。
サイズは、長さ18 cmと一般的な大きさで男女兼用で使っていけるところも良いと思います。
素材は、けん先、皿部分はブナ素材で、玉部分はサクラ素材です。
塗装が一切施されておらず、使い込む程に木の味わいが感じられるけん玉です。
昔ながらのけん玉を使って練習したい、という方におすすめです。
塗装されていないため、プレイ中に滑ることも無く、練習に集中出来ると思います。
傷がついても木目そのままの仕様なので、目立つことも無くきれいな状態で長期間使えるそうです。
Amazon での評判も非常に高評価なのも信頼出来ると思います。
素朴なデザイン、形状が魅力で、シンプルなけん玉を探している方にぴったりではないでしょうか。
価格帯もとても安く、買いやすい点も良いと思います。
個人的には非常に気に入っているけん玉ですが、玉部分にカラーが付いている商品が一般的だと思うので、ランキング3位とさせていただきました。
2位 日本けん玉協会認定 大空ストリートけん玉
出典: Amazon.co.jp
汚れが気にならないカラー!どんどん練習しよう
日本けん玉協会認定のけん玉で、山形工房さんの商品です。
ブラックのカラーが、従来のけん玉と違って斬新です。
長時間、けん玉を練習していると汗などで汚れてきてしまうのですが、このカラーであれば汚れは気にせずに済みます。
糸部分のカラーがレッドなのも、とてもバランスの良いデザインで嬉しくなりますね。
スタイリッシュなけん玉なので、楽しみながら色々な技を練習しようという気になると思います。
ただ、カラーがブラックなので、年配の方等には見えにくくなっているため、比較的視力の良い方向けのけん玉ではないかなという印象です。
けん先と皿部分には、国産ブナ材が使用されており、玉には国産桜材が使用されています。
塗装が強いので、投げ技にも長く対応出来る仕様となっています。
価格帯もリーズナブルなところが嬉しいですね。
デザイン性、品質、価格等を合わせて非常に良いと思いますが、視力の悪い方向けでは無いため、ランキング2位とさせていただきました。
1位 競技用けん玉 大空
出典: Amazon.co.jp
王道の競技用けん玉ならこれ!
山形工房の日本けん玉協会認定けん玉です。
競技用としては、こちらを使う方が圧倒的に多く、まさに王道の競技用けん玉という位置づけです。
本体サイズは、幅70mm× 高さ185mm と一般的な大きさとなっています。
男女ともに使う事が出来る仕様で、6歳以上のお子様でも持つ事が出来ます。
玉部分だけがカラーが付いている、単色モデルで、好きなカラーは5色から選べるようになっています。
ピンクの他、緑、赤、青、黒の5カラーのラインナップ。
日本玩具協会の安全基準ST試験合格商品という面も持ち合わせているので、お子様やお孫さんへのプレゼントにしても喜ばれると思います。
日本けん玉協会認定のシールが貼ってあるところも信頼出来ます。
価格も非常に安いので、シンプルなけん玉で練習したいという方にはこちらがおすすめです。
機能性、品質の高さ、価格を考えて、ランキング1位とさせていただきました。
けん玉の売れ筋ランキングもチェック!
なおご参考までに、けん玉の売れ筋ランキングは、以下のリンクから確認してください。
Amazon売れ筋ランキング 楽天売れ筋ランキング Yahoo!ショッピング売れ筋ランキング
気に入ったけん玉でクールな技を練習してみよう
けん玉は、地道に練習していくだけで、驚くような難易度の高い技が出来るようになっていきます。
意外と知られていませんが、けん玉に一所懸命に取り組むと、全身運動になるところも人気の理由の1つです。
お子様の遊びとしてはもちろん、大人の趣味としても、お年寄りの健康維持にも、けん玉は一役買ってくれるというわけです。
けん玉検定にチャレンジしても楽しいですし、技が披露出来るぐらいに上達したらストリート系けん玉でのプレイも可能ですね。
ランキングで紹介したけん玉は、人気がある王道タイプ、スタイリッシュなモデル、初心者用タイプ等、様々なけん玉を集めてみました。
もし、気になるけん玉があれば是非詳細を見て下さいね。
趣味の1つに、けん玉を取り入れることで、より楽しい日々が送れますように。