車用コーティング剤のおすすめ3選

新車を購入した後の車は、見た目がピカピカでとても気持ちの良いものですが、走行を続けるごとに空気中の汚れや油分、排気ガスのススや雨などによる水アカが付着し、見た目がくすんできてしまいます。

これを防止するのがコーティング剤やワックスです。

カー用品店やネットショップのカー用品カテゴリーには、数多くの車用コーティング剤が並んでいるので、どれを選んだらよいか迷ってしまう人も多いはず。

今回は車用のコーティング剤を使うメリットやおすすめ品について紹介します。

 

車用コーティング剤を使うメリット

車を見るとその瞬間に艶や光沢が目に入ってくるもの。表面が綺麗でピカピカの車はどことなく高級感があり手入れされているという清潔感が伝わってきます。

それぞれ個性あるカラーリングが施された塗装面を保護してくれるのがコーティング剤やカーワックスです。

最近では、カーワックスよりもコーティング剤の方が主流になってきたような気がしています。

コーティング剤を使うと車体塗装面を空気中にある汚れやドアの開け閉めや人の通行による手垢といった汚れから保護してくれるので、艶や光沢感を一定期間キープしてくれるメリットがあります。

コーティング剤は車体塗装面に薄い皮膜面を作り、車体塗装面を保護します。

走行して付着する汚れや水アカを付きにくくしてくれるだけでなく、汚れが付いてしまっても皮膜面の上に付着するので、水洗いで簡単に汚れが落ちるのも利点です。

洗車をするときに、カーシャンプーを使って一生懸命汚れを落とす必要もなく、水洗いでも十分に汚れが落ちるので、日常のメンテナンスも非常に簡単になります。

またコーティング剤による薄い皮膜面が細かなキズを防いでくれる役割も果たしてくれます。

洗車気にいれれば洗車気のブラシによる細かなキズや走行中に飛んでくる虫や小さな石、雨に混じる砂、ドアの開け閉めで接触する手の爪など、塗装面を傷つけてしまう要素はいろいろとあります。

コーティング剤の施工により、細かなキズを防ぎいつまでも輝きある見た目をキープできると気分も良いですね。

余談ですが、筆者の住む新潟県は車社会であり、日常的に乗るもの。ところが春先に降る雨には黄砂が混じり、冬は消雪パイプからでる鉄分が多い井戸水など、車の塗装面には天敵となる物質がつきまといます。よって、マイカーにコーティング剤は欠かせないアイテムとなっています。

毎日生活する自宅と同じように、いつも清潔に見た目を綺麗にしておきたいので、せっかくの愛車ですからコーティング剤を使用した方が良いですよね。

 

車用コーティング剤を選ぶポイント

ポリマーコーティングとガラスコーティング

市販されているコーティング剤は、大きく分けてポリマーコーティングガラスコーティングに大別されます。

ポリマーコーティングは比較的に手軽で施工できるコーティング方法で、塗装面にシリコンや油分の薄い被膜を形成することにより、ツヤを出すことができます。一度薄い皮膜を形成すると3ヶ月手程度は持ち、汚れがついても水洗い洗車で簡単に落とすことが可能です。

一方、ガラスコーティングは文字通りガラス皮膜によって車体表面を覆うコーティングです。

塗装面に強固に定着するため、コーティング剤が持続する期間がポリマーコーティングよりも長いのが特徴。保護能力の高く、汚れが付きにくくなります。

本格的なガラスコーティングともなると、自分自身での施工はなかなか厳しいものがあり、専門の業者にやってもらうのがベストなり、施工費用が高くなることがデメリットでもあります。

 

撥水性能

コーティング製品によっては、撥水剤が混ぜ込まれているものがあります。

車体表面にコーティング施工すると、ツヤを出す被膜を形成するのと同時に、撥水剤の効果により、雨などの水分が車体に当たると粒状に綺麗はじいてくれます。車体が濡れても綺麗な光沢感を感じることができるでしょう。

 

効果持続期間

先ほど述べているように、一般的なポリマーコーティングでは1ヶ月から3ヶ月程度の持続期間があります。それに対して、専門のガラスコーティングであれば1年ほどの長期間持続するようなものもあります。

ただし、コーティング剤によって持続期間は全く異なってくるものです。

コーティング施工する時には、ある程度の時間はかかるものなので、それを踏まえた上で、最適な持続期間がある製品を選ぶと良いでしょう。

また、持続期間が続いているからといって、洗車もせずに放置しておいても良いわけではありません。どんなコーティング剤であっても定期的な洗車をはじめとしたメンテナンスは必要です。

 

コンパウンド入りの取扱いには注意

コーティングの中には、表面をキレイにするというフレーズで、コンパウンドと呼ばれる成分が含まれているものがあります。

研磨剤が中に含まれるため、車の細かなキズやシミを取り除くことができるメリットがありますが、使い過ぎると車が研磨されすぎてしまい帰ってキズが目立ってしまうこともあります。

施工時に押さえすぎずに優しく伸ばすといった配慮も必要になるので、注意しましょう。

 

コーティング剤の価格

安価なコーティング剤だと1,000円〜2,000円程度で購入できます。それに比べてプロ使用の高価なものになると10万円ほどするような商品もあります。

値段が高ければ必ず良いというわけでもないですが、少なからず相関関係はあり、価格の高い製品になるに連れ、コーティング剤施工による仕上がりや効果はより満足のいくものとなることが多いです。

仕上がりを重視するのであれば、アマチュア施工でもキレイに仕上がるようなプロ仕様の製品を選ぶのも良いと思います。

 

コーティング施工に必要な道具

コーティングを自分で施工する場合、コーティング剤の他に、塗り広げるタイプであれば、ならすためのスポンジ、拭き上げるためのマイクロファイバークロスが必要になります。

中には、これらメンテナンス道具一式とコーティング剤がセットで販売されているような成否もあります。

コーティング剤に記載された施工方法をよく確認し、コーティング剤と同時に買いそろえておくと良いでしょう。

 

筆者おすすめの車用コーティング剤「キーパーファイナル1」

キーパーファイナル1は車用コーティングでは、業界でも有名なKeeper技研株式会社が扱うコーティング剤です。

コーティング施工をしているようなガソリンスタンドやカーショップではよく使われている業務用の製品ですが、Amazonなどのネット通販で購入可能です。

キーパーファイナル1はポリマーコーティング剤で、塗装面にポリマーの犠牲被膜を作り上げ車体にかかる汚れから保護してくれます。

施工後はかなり光沢感のある仕上がりとなり、見た目がかなりキレイになります。

あまりおすすめはしませんが、施工後の車体本体を手で触ると施工前とは全く違うなめらかな表面になっていることが感じられます。

また、汚れがついてしまっても水洗い洗車で簡単に落とすことができるので、わざわざカーシャンプーを使った洗車も必要ありません。毎回の洗車手間が驚くほど簡単になります。

夏場の高速走行で付着してしまう虫の死骸は頑固の亜汚れの1つともいえますが、ジェット噴射の水流を浴びせるだけで簡単に剥離させられ、キレイな状態へと戻せます。

スプレータイプの本体をスポンジに吹き付け、車体に力を入れずにまんべんなく塗り広げたあとは、乾いたマイクロファイバークロスで拭き上げるだけ。

筆者はコーティングのプロではありませんが、簡単に仕上がりの良いコーティング施工ができています。

大体の効果持続期間は3ヶ月程度。

季節が変わるとごにこのキーパーファイナル1を使って再び被膜形成させ、コーティングを行うような段取りで、1年中きれいな愛車を保つことができます。

 

他にもまだある!おすすめの車用コーティング剤

CCI スマートミスト ボディコーティング撥水タイプ W-117

出典: Amazon.co.jp

CCI スマートミスト ボディコーティング撥水タイプ W-117
ブランド

撥水タイプの簡単コーティングを施すことができ、濡れたままのボディーにスプレーを吹きかけ簡単に拭き取るだけで光沢感を得ることができます。

施工が簡単なので平均的に10分から15分ほどあれば1台分のボディーに塗布可能です。

効果持続期間として体感的にそこまで長くはありませんが、手軽に施工できる点と安価な製品価格を考えると費用対効果は高いものであると思います。

 

SOFT99 フッ素コート鏡艶 ミラーシャイン

出典: Amazon.co.jp

SOFT99 フッ素コート鏡艶 ミラーシャイン
ブランド

出典: Amazon.co.jp

SOFT99 フッ素コート鏡艶 ミラーシャイン ダークカラー
ブランド

コンパウンドは使用していないフッ素オイルとフッ素樹脂により本体に被膜を形成するコーティング剤です。

施工方法も簡単で、本体に付属するクロスに適量を塗り、ボディ上に優しく塗り込むだけの簡単手順です。

施工後は本体にキレイな艶がでます。塗り重ねをすると艶や被膜の付着強度がさらに増し効果的です。

製品仕様では9ヶ月耐久とありますが、毎日走っている車だと体感的には3ヶ月から6ヶ月程度の持続力ではないかと思います。

ボディーカラーによって製品が分かれていて、ライトカラー専用とダークカラー専用のコーティング剤が展開されています。

 

まとめ

コーティング剤は、大切な愛車を毎日の汚れからしっかりと守ってくれるもの。

常に外の環境にある愛車は、紫外線、酸性雨、砂、ホコリ、飛び石、虫の付着、鳥のフン、空気中の油やスス、排気ガスといったあらゆる汚れにさらされるリスクがあります。

定期的にしっかりとコーティングしておけば、いつまでもキレイなままの愛車を維持できますし、毎日乗るものであれば、乗車するたびに気持ち良い気分になりますね。

ぜひともコーティング剤を使って、キレイで艶のある仕上がりを実感してみてはいかがでしょうか。

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