フランス大好きライターが目的別に教える!フランスWWOOFでおすすめの持ち物5選

フランスでウーフ(WWOOF)を経験してきました。

私がフランスに長期滞在を決めた理由はフランス語を勉強するためです。

それなのに学生ビザではなく、ワーキングホリデービザを取得したのは、学生だとどうしても学校に行く時間や仕事をする時間が制限されてしまうからです。

フランス語は勉強したい。でも語学学校ではフランス人と接する機会があまり無いので行

きたくない。都市よりも地方のフランスらしい街で生活をしてみたい。

せっかくフランスに行くのに自炊ではなく、フランスの家庭料理をたくさん食べてみたいのでホームステイを経験したい。

しかし生活費のためにはできれば働きたいけれど地方では語学力に不安がある自分に仕事が見つかるか分からない。

もうこんな長期で行ける機会が無いかもしれないのでフランス中の色んな場所に旅行にも行きたい。

行く前から決めている現地ですることリストの消化はもちろん、現地で見つけた自分のやりたいことは全部やってみたい。

そういうわがままな事を全部叶えたいという思いがあったので、制限のある学生ビザではなくて、ワーキングホリデービザを選びました。

そしてフランス生活で選んだ手段の1つがウーフ(WWOOF)でした。

ウーフは、World Wide Opportunities on Organic Farms、『世界に広がる有機農場での機会』という意味です。

有機農場を行っているホスト(受け入れ)側が食事と宿泊場所を提供し、そこで手伝いたい人が住み込みで働く、というのが基本的なものです。

ウーフを体験する人はウーファー(WWOOFer)と呼ばれ、ホストに「力」を提供する人、ホストを助ける人、という認識であり、労働力・従業員ではないとされています。

しかし、実際には労働力としてみなされているということ、食・住を提供してもらっているので働かないわけにはいきません。

外国でのことなので、どうしても語学力の問題で難しい場合がありましたが、自分にできることを行い、力になれることをすることが大事です。

 

フランスのWWOOFって?

マルシェ

フランスでのウーフの内容は多岐に渡ります。

農業大国フランス。農家の仕事はたくさんありました。

農家では種を蒔くことから始まり、収穫、そしてマルシェ(市場)での販売まで。

酪農家では牛の放牧から乳しぼり、食肉加工など。羊の毛を刈ってウールに加工する仕事も募集がありました。

ノルマンディー地方ではシードル用のりんごの収穫。ブルゴーニュ地方ではワイン用のブドウの収穫、南部では養蜂家など、とてもフランスらしい仕事ができる機会が見つけられます。

 

そんな中で私が行ったのが自分たちでエコな家を作っていて家庭菜園も行っている家と、酪農家で牛を飼っているところ、そして野菜をメインに作っている農家の3件です。

各家庭で数週間から数か月の間滞在をさせてもらいました。

自分たちで家を作る、ということは日本ではあまり聞かないことですが、なんとフランスでは自ら家を建てている方にたくさん出会いました。

節約のためと、プロでも仕事があてにならないこと、自分たちの思う通りの家が出来ること、そして何といっても自分たちが『ブリコラージュ』、家の手入れをすることが好き、という事がその理由です。

日本では考えられない位大きなホームセンターには種類豊富なコンセントやコード類からシャワールームやトイレ、バスタブなども売っています。

日本ではショールームに売っているようなものが簡単に買えるようになっていて、家の修理は基本的に自分たちで行うという文化があるようです。

 

私が初めに行ったウーフ家庭は『ストローベイル・ハウス』と呼ばれる藁でできた家を建築中の家でした。

仕事内容は家づくり全般です。

藁を運び、泥を付けて壁として設置。窓枠を作り壁に設置。

天井や壁の板にオイルを塗っていく作業。乾いたら壁を設置。電気コードも買いに行って自分たちで設置しました。

家の中だけの作業ではなくて、屋根に上って外から壁を作っていく作業もありました。

 

2件目は酪農家でした。

乳牛を飼っていて、毎日機械で乳しぼりをして牛乳を出荷する作業がメインです。

朝は牛を散歩させるところから始まります。そして機械のある部屋に入れて乳しぼり。えさやりや掃除、子牛の乳やりなども行いました。

偶然にもそのお家に行った時に牛が出産するところを見られました。こんな機会はあまりあるものではありませんし、とても感動しました。

牛以外にも猫やウサギやロバなども飼っていて、動物が好きな私にはたまらない場所でした。

 

3件目は農家のお家です。

こちらは初夏に1度滞在し、秋にもまたお邪魔しました。

最初の時の仕事は野菜を育てて収穫してマルシェで販売することでした。

南部の暑い地域だったので、仕事は午前から午後まで、お昼休みがあって次は午後3時ころから仕事というペースでした。

 

収穫するところまでは、種を蒔いて水やり、草引きをして害虫を逃がしてひたすら黙々と作業が出来ます。

マルシェでの販売は対面での仕事で、もちろんお客さんは地元のフランス人なのでフランス語を話さないといけません。

マルシェの日はフランス語を話さないといけないので毎回ドキドキしながらの販売です。

 

ここのウーフ家庭を再び訪れたのは『ヴァンダンジュ(Vendange)』と呼ばれる、ワイン用のブドウの収穫のためです。

 

ブドウ畑

 

このヴァンダンジュ、とてもきつい仕事とは聞いてはいましたが、フランスらしい仕事で是非やってみたいと思っていました。

ブドウは低い位置に生っていて、しゃがんだ状態でずっと移動して収穫していくので大変ではありましたが、とても思い出に残っている仕事の1つです。

 

フランスの特徴まとめ!

都市によっては豪雪地帯、比較的温暖な地域がありますが、日本とさほど大きな気候の違いはありません。

紫外線は日本と比べると強いので年中サングラスが必要だと感じました。

 

日曜は基本的にお店は休みで日本のようなコンビニはありません。

日本でよく言われる『フランス人は英語を話さない』という噂ですが、実際は『話せない』、『得意ではない』人が多いという印象です。

 

ヴァカンスを過ごすために生きているといっても過言ではないほど休暇を楽しむことが大事で、冬はスキー、夏は海で過ごす方が多いです。

フランス人はとても話好きで、食事をする際は夜遅く、深夜まで話をすることがしょっちゅうあります。

 

『パリ』というと思いつくイメージというものがあると思いますが、フランスはイメージ戦略がとてもうまい国で、実際に行くと衝撃を受けることが多々あります。

詐欺だと思うかそれも旅の醍醐味だと思うか、商売がうますぎて驚くか、人それぞれだとは思いますが現地に行くと見えることがあるので是非楽しんできてもらいたいです。

 

【成功談編】フランスのWWOOFで持って行ってよかったもの3選

1      電子辞書

カシオ 電子辞書 エクスワード フランス語モデル XD-K7200

出典: Amazon.co.jp

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フランス語学習に欠かせないのが電子辞書です。

フランス人家庭で滞在していて最低でも仕事の指示については理解しないといけないということ、そして仕事が終わってからの会話でも分からない単語ばかりだったので使わなかった日は無いというくらい毎日本当に大活躍しました。(仏語上級者は不要です。)

 

2      和食の材料

味の素 ほんだし 300g

 

オタフクソース 焼きそばソース 500g

出典: Amazon.co.jp

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各ウーフ家庭で和食を披露することが何度かありました。

ウーフで滞在するところは大抵田舎の街でアジア食材屋さんが無くて日本食を作りたくても食材が購入できないことが多々ありました。

持参していた和食の材料がとても役に立ったので持って行って良かったです。

 

3 お箸

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和食を食べてもらう時にお箸を渡すとレストランみたいだと喜ばれました。

そんなにたくさん持って行く必要はありませんが、家族の人数が事前に分かると思うので家族分くらいは持って行っておいて損はないと思います。

 

【失敗談編】フランスのWWOOFで持って行けばよかったもの3選

1 マスク

ピッタマスク(PITTA MASK) 3枚入

 

ユニチャーム ソフトーク 超立体マスク 100枚入

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建築作業をするにも外で作業をするにもマスクがあれば良かったと思うことがありました。

フランスでは日本で売っているような安くて高性能なマスクが手に入らないので、持って行けば良かったです。

私はアレルギー持ちですが、普段はほとんど症状がでません。しかし環境が変わって急に咳が出るようになったので、作業のためだけでなくアレルギー持ちの方は念のために持って行っておいた方が良いと思います。

 

2      軍手

軽作業に!細かい作業の出来る柔らか薄手

出典: Amazon.co.jp

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農家で借りられるとは思いますが、自分の手のサイズに合うものを持って行けばもっと作業がしやすかったと思います。

草引きだけでなく、収穫時にトゲのある野菜で手を怪我しないためにも便利で夏の日焼け防止にもなります。冬の外での作業の時には防寒にもなります。

 

 

3 ハンドクリーム

ロクシタン(L’OCCITANE) シア ハンドクリーム 30mL

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とにかく手が汚れるので毎日何度も丁寧に手を洗います。

石鹸をあまり使わないようにしていても手が荒れていくのでハンドクリークがあれば良かったと思います。

フランスでは高性能のハンドクリームが安くで手に入るのでウーフ家庭に行く前に買い物が出来るなら現地で調達するのもおすすめです。

 

フランスでWWOOFを経験したライターが教えるフランスWWOOFの持ち物おすすめ5選

農家では外での作業が基本です。野菜を育てて収穫する時期は夏がメインになるので、日焼け対策ができるものを持って行くと便利です。

 

1 アームカバー

アームカバー 腕カバー

 

Eadali アームカバー 腕カバー

農家での作業は基本的に外なので日焼け防止アイテムは必需品でした。

南仏は日差しがとても強く痛いほどなので、アームカバーがあれば便利だと思います。

 

2 ボディバッグ

MORN CREATIONS シャークウエストポーチ グレー SK-110

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[ムスタッシュ] ボディバッグ・ワンショルダー JLG4650 BLK ブラック

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農家での作業は土地が広いので移動が大変です。端から端まで作業をしているとかなりの距離になります。水分補給の水を持ち歩くのにボディバッグがあれば良かったと思います。

普通のバッグは作業の邪魔になるので、両手が開くタイプのバッグが便利です。

マルシェで販売の時にも、お金を入れて持ち歩ける小さなバッグがあれば良かったと思うので次の機会には持って行きたいです。

 

3 電卓

シャープ 電卓 シャープ ナイスサイズタイプ 10桁 EL-N431-X

 

マルシェで商品の値段の計算はできてもそれをすぐにフランス語でいくらかお伝えするのは私には難しかったので電卓があればすぐにお見せできて便利だったと思います。

 

4 作業着

LAD WEATHER トレッキングパンツ

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汚れてもいい服は持って行っていましたが、水やりで濡れる事や、雨の日も仕事はあるので撥水加工のされた作業着があれば便利だったと思います。

 

5 レインブーツ

超軽量ショートレインブーツ

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アレクソン レディースガーデンブーツ

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雨の日の作業に必要だったと思います。靴は1足しか持って行っていなかったので濡れても翌日履くものは同じで不便でした。

仕事用の靴と、雨用の靴があれば良かったと思います。レインブーツは汚れもすぐ落ちるので普段から作業用の靴として使えそうです。

 

フランスならではの推奨持ち物で快適なフレンチライフを!

3件の家庭でのウーフで、渡仏前と比べてフランス語能力はだいぶ伸びました。

 

語学力アップを目的として滞在したのですが、単純に知らない世界を知るのは面白いですし、とてもいい経験になりました。

話し好きなフランス人。話のネタになるものは持って行っておいて損はないと思います。

特に家族の話題や普段の生活のこと、日本が好きという方も多いので色々話すと喜ばれます。

自国について話すと、もっと知りたいと言ってくれる方が多かったので写真を持って行けば良かったと思います。

 

作業自体は初めてのことばかりで大変でしたが、大変だと思う暇もないくらい毎日が充実していました。

1日の仕事が終わるとみんなでゲームをしたりスポーツをしたり、休みの日には観光に連れて行ってもらったり。

言葉の問題よりもコミュニケーションをとれるかどうかが一番大事だと思うので、これから行かれる方はどんどんホストと会話を楽しんでフランス文化に触れてきてほしいと思います。

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