子猫ちゃん、成猫ちゃん、シニア猫ちゃんにとって必要不可欠なトイレです。ただし、トイレだけを準備しても効果がありません。あなたの大切な猫ちゃんには猫砂がないと、そこでしてくれないことにもなるでしょう。しかも神経質なので汚れや匂いに敏感です。
我が家には3匹の猫ちゃんがいるので、トイレの数が4つ、隠れたところに2つあります。合計6つもあることになるのである意味トイレだらけですね(笑)
全てに猫砂を使用していますが、子猫の頃と成猫ちゃんになってから変化もあります。それは何か、そもそも猫砂とは、タイプやポイントをランキングと併せてご覧ください。
猫砂って何?
「え、猫ちゃんのトイレに砂を敷くの?」と思われることもあるかもしれません。猫砂は最近ではシステムトイレなど、尿が下に染み込むタイプで必要です。では下に染み込まないタイプは、というとこちらでも必要になります。我が家ではどちらもありますが、掃除の仕方が違うだけで必須アイテムでしょう。
システムトイレでは、網目になっている上に猫砂を敷きます。そうでないタイプでは直に敷くのですが、猫ちゃんが心地よくトイレをするためです。掘る習性があることはご存知かもしれません。
そこで、猫砂は尿や便をしたあと、またはする前に掘る行動を取るとき必要になります。人間がトイレを流して隠したいのと、同じ行動に近いのではないでしょうか。
猫砂の素材のタイプは5つ
実際に商品を使うことを想像すると、やっぱり砂が浮かぶでしょうか。我が家でも昔は土や砂がトイレだったことがありました。現在では便利になって、猫砂として変化しています。トイレに敷く素材は「紙製」「鉱物」「木製」「シリカゲル」「おから」の5つです。では、細かくどういった種類の猫砂なのかを参考にしてください。
吸収力抜群の「紙製」
トイレに流すことも可能になるのがポイントです。それだけに吸収力もとても良く、紙製はお掃除でも簡単に持ち運びができます。片付けが簡単で、トイレに流すことができるタイプが多いのも特徴です。
気を付けたいのが「詰まること」ですが、少しずつ、トイレットペーパーと同じでしょう。たくさん流すとダメなので、少しずつ流すと良いです。アレルギー体質でも、商品によっては問題のない場合があるでしょう。
砂のような感覚の「鉱物」
吸収性が良い商品になり、猫ちゃんが砂の感覚を感じ取ることができます。猫ちゃんが尿などをしたのち、セメントのように固まる商品もあるでしょう。ベントナイトと呼ばれる猫砂ですが、表示される場合は様々です。ただし鉱物は舞い散る心配があり、お手入れに注意が必要になります。
猫砂によって差がありますが、最初に埃が立つ場合もあるので注意です。猫ちゃんの肉球にとっては優しい商品になっています。ベントナイトの名に不安がある場合は、獣医さんに相談しましょう。
消臭性の高い「木製(チップ)」
我が家では子猫の頃から今に至っって使用しています。吸水力と消臭性は良い猫砂ではないでしょうか。システムトイレでも、そうでなくても消臭性の高い商品では匂いが気になりません。木製(チップ)は、ザザッとかく音を立てることが気になる方がいる場合もあります。
猫ちゃんにとっては、いかにも「掃除してます」を表しているような商品です。トイレの外まで飛ばしてしまう心配を、考慮する必要があるでしょう。場所によりますが、木製なので捨てる際には燃えるゴミで問題はありません。
乾燥力が高い「シリカゲル」
吸水力や消臭性も良い商品になっています。1番のポイントは猫砂の中でも、乾燥力が高いことにあるかもしれません。商品によっては消臭剤が入っている場合があるでしょう。シリカゲルとは、シリコンのゼリー状の現れなのでその名の通りになります。
純度は高いですが、気になる方は獣医さんに相談をした方が良いです。ゼリー状になるとはいえ、猫ちゃんが踏んでしまえば形は崩れます。固まる効果もあまりありません。また猫砂を捨てるときは場所によっては、燃えないゴミ扱いなので気を付けましょう。
意外にも効果がある「おから」
猫砂に使用するとき、不思議に思うかもしれない商品もあります。意外に吸水力や消臭性に効果があるのが、おからです。コーンスターチから作られていることも多いのですが、そのためか固まります。猫ちゃんが踏んだら崩れますが、食物からできているので最初に埃は立ちにくいです。
おからの匂いに驚いても、猫砂の効果で猫ちゃんの尿は消臭されています。アレルギーでも商品によっては、心配する必要がありません。意外な効果が期待できますが、お掃除を頻繁にしないと虫が湧く場合もあります。食物から選ばれているので、仕方がありませんので注意しましょう。
猫砂の選び方のポイント
素材によって変わることもありますが、あなたが選ぶときに注意したい点はどこでしょう。それは猫砂の消臭力や掃除のしやすさ、猫ちゃんが感じ取る触感かもしれません。実際は気になるのはあなた自身ではないでしょうか。
猫ちゃんは清潔なことを望むので、掃除の頻度も気になるポイントでしょう。猫砂を選ぶとき、あなたが感じる感覚で探すことが1番なのでいくつか挙げてみます。
消臭力が最も大切
猫ちゃんのトイレの匂いが気になることがあるでしょう。猫砂で1番気になる点は、消臭力かもしれません。独特な匂いはどこから発生するのでしょうか。まずはアミノ酸に含まれる「フェリニン」ですが、それだけではありません。タンパク質の中の「コーキシン」という、猫ちゃんの独特な匂いからです。
尿の中に含まれていますが、猫砂で完全に防ぐことは難しいでしょう。抑えることは可能なので、まずは脱臭し、消臭力を高める必要があります。清潔さは猫ちゃんも人間も好むので、最も大切な部分ですよね。
掃除のしやすさで選ぼう
我が家でももちろんそうですが、トイレをしてからどうするでしょうか。猫ちゃんは終わったあと、猫砂で隠そうとします。隠せていなくても、匂いのあった場所を徹底的に掻くような仕草を取るでしょう。1匹でも、多頭猫でもトイレ掃除は欠かせません!
猫ちゃんの頑張りのあと、今度は人間が猫砂を片付けます。どれだけ掃除がしやすいか、ここは大切なポイントになるでしょう。システムトイレでも、そうでなくても掃除の仕方が違うだけで必ず必要です。私は髪を束ねて、薄着になり「いざ掃除!」と取り掛かります。いくつトイレがあるかによりますが、我が家は数が多いので覚悟が必要です(笑)
トイレ掃除の頻度
種類によって異なりますが、猫ちゃんの数でも変わるかもしれません。または種類でも違いがあります。システムトイレは下がシートになっているので、猫砂自体は1ヶ月程度です。そうでないタイプは頻度が高く、猫ちゃんの数にもよりますが1匹で1週間程度になります。
我が家では猫砂の数を大量に使うので頻度は高いです。だからこそ覚悟が必要になりますが、一気に6つなので良い運動になりますね。4つはシステムトイレ、2つは子猫の頃から使っていた普通のタイプです。なので頻度が分かれることもあります。
トイレをしてすぐに掃除はしないほうがベスト!様子を伺って落ち着いてから、猫砂を片付けるようにすることをおすすめします。トイレ掃除はおおよその目安なので、気になったら落ち着いてから掃除!がポイントです。
馴染んでもらうための方法
あなたは新しい猫砂を一気に開けていますか。ここで我が家で行なっている方法です。掃除をしたあとは、前に使用していた猫砂を少し新しい商品に馴染ませるため加えます。猫ちゃんが以前した匂いを感じ取ってもらうためですが、試してみてはいかがでしょうか。匂いに敏感なので「ここでしたんだ!」と分かってもらえるでしょう。
猫砂には様々なタイプがありますが、初めての場合でもトイレが気にいるとそこでします。もちろんそのあと掃除をするタイミングがあるでしょう。そのとき、以前の捨てるはずの使用後の猫砂を少しだけ混ぜると良いですよ。
清潔好きなので、ほんの少しで問題ありません。人間の何万倍の嗅覚で、匂いをキャッチして分かってもらえます。
触感も大切
大きさによって選ぶ場合もあります。あなたの大切な猫ちゃんが子猫ちゃんで、選んだタイプが大きかったら触感が問題です。猫砂は種類によっては大きさも大切になってきます。肉球があたるのを不快と感じ、別の場所でトイレをしてしまうこともあり得るからです。
きちんとトイレでしてほしいのは当然なので、触感も猫砂を選ぶには必要になります。中には足に挟まってしまうなどもあるので、大きさで猫砂のタイプを選ぶことも良いです。大切な猫ちゃんが痛い思いをしないために、サイズや素材だけでなく触感も大事でしょう。
猫砂おすすめランキングTOP10
あなたがこれから商品を探すとき、ポイントはどこにあるでしょうか。我が家では子猫の頃、咄嗟に探した猫砂がありましたが大きさで選びました。やっぱり沈んでは意味がありません。
様々なタイプやポイントから探すことは大切です。ただし猫ちゃんには種類があるので、あなたの猫ちゃんに合ったおすすめを選びましょう。愛猫ちゃんにぴったりの猫砂を、いくつかランキングでご覧ください。
第10位 アイリスオーヤマ シリカゲルの猫砂
出典: Amazon.co.jp
素材 | シリカゲル | 消臭力 | ◎ |
活性炭が配合されている!
シリカゲルの粒だけがあるわけではありません。活性炭が配合されていることで、脱臭力に優れています。尿だけでなく便の湿気も除去してくれる効果が期待できるでしょう。問題点としては、地域にもよりますが燃えるゴミでは出せません。燃えないゴミとして出すことをおすすめします。
またシリカゲルはアスベストの次にランクされている点です。そのため、誤飲しないように気をつける必要があるので注意!約6mmほどの大きさなので、肉球に挟みにくくなっています。
1匹では1ヶ月程度お掃除は不要ですが、猫ちゃんの数によって回数を変えましょう。猫ちゃんの数によって掃除のタイミングが変わるので、10位にしました!
第9位 プレシャスキャット Dr.エルスレイ ウルトラ
出典: Amazon.co.jp
素材 | 鉱物 | 消臭力 | ◯ |
埃が立ちにくい!
固まる力にも優れている商品です。固まりやすいのでお掃除がしやすいでしょう。何より埃が立ちいくい猫砂なので、使用前もその後でも役立ちます。埃が気になる場合には、何かと便利に扱いやすいです。踏むと崩れてしまうことはありますが、鉱物に限ったことではありません。
様々な猫ちゃんに対応している猫砂です。肉球に食い込むことも少ない、約8mmの大きさを維持しています。無香料なので、下手に匂いの混じりを気にする必要がなく使用可能です。細かい部分も混じることがありますが、基本的に中くらいの大きさになっています。お値段を考慮して少し高めなので、9位にしました!
第8位 ペッツビレッジクロス おからDEサンド 中空タイプ
出典: Amazon.co.jp
素材 | おから | 消臭力 | ◎ |
トイレに流せる中空タイプ!
長年使用している方も多い猫砂の脱臭タイプです。中が空洞になっている中空構造になっています。中空タイプは吸収力も良く、おからが匂いをかき消してくれるでしょう。
トイレにも流せますが、少しずつがベスト!注意は、浄化槽トイレには流さないようにすることです。各自治体によって違いはありますが、燃えるゴミで出すこともできます。
問題点はこちらの猫砂は、おからの匂いに初めは慣れないこともある点です。大豆の力のイソフラボンによって、おからの力で脱臭力をもっと感じることができます。慣れてくると気になりませんが匂いを考慮して、8位にしました!
第7位 アイリスオーヤマ 猫砂 ペーパーフレッシュ トイレに流せる
出典: Amazon.co.jp
素材 | 再生パルプ | 消臭力 | ◎> |
円柱状のタイプで固まる!
トイレットペーパーのような再生パルプを使用しています。猫ちゃんの尿の部分は青くなり固まるので、匂いの心配は必要ないでしょう。猫砂の尿の部分だけを掃除できるので、トイレにも少しずつなら流せます。プニョプニョ感のある、色の変わった部分だけを掃除すればOK!
ただし、単独浄化槽タイプには流せません。燃えるゴミとしても扱えるので、簡単に捨てられます。円柱状のペレットタイプなので飛び散りにくい猫砂です。猫ちゃんの肉球にも挟まりにくいでしょう。硬くなるのではなく、固まるような感覚が優しいので、7位にしました!
第6位 デオサンド 猫砂 複数ねこ用
出典: Amazon.co.jp
素材 | 再生パルプ | 消臭力 | ◎ |
長時間効果が持続!
多頭猫ちゃんの場合はとにかく掃除が大変です。トイレには流せませんが、素材が軽いので簡単に持ち運びができます。燃えるゴミで出せるこちらの猫砂は、数が多くても安心です。消臭力も良いので長時間匂いが気になりにくいでしょう。しっかり固まり、その上崩れにくいです。
もちろん猫ちゃんが踏んだ後の多少の崩れは、猫砂のどの商品でもあります。トイレをした後から匂いが吸収されるので、問題なく使用できるでしょう。軽い素材なので、片付けやすいのもメリットです。1匹でも使用できますが、あくまで多頭猫向けなので、6位にしました!
第5位 クリーンミュウ システムトイレ用 国産天然ひのきのチップ
出典: Amazon.co.jp
素材 | 木材 | 消臭力 | ◎ |
システムトイレで抗菌も!
あくまでシステムトイレ向けです。ひのきの香りで消臭してくれるので、自然のような感じを体感!消臭性が良く、飛び散りにくい猫砂になっています。さらに抗菌効果もあるので、まさにひのきの新鮮な香りです。
お掃除はトイレには流さないように、気をつけましょう。地域によりますが、木材なので燃えるゴミとして出すことが可能になっています。
湿気の少ない場所にトイレを置いて、猫砂を使用すると良いです。もしもチップが飛んだら掃除機で片付けもできます。猫ちゃんも人間も誤飲には注意が必要です。システムトイレにだけ向いているので、5位にしました!
第4位 デオトイレ 1週間消臭・抗菌 飛び散らない消臭・抗菌サンド
出典: Amazon.co.jp
素材 | シリカゲル | 消臭力 | ◎ |
ミクロの穴で消臭効果UP!
密室の中でも1週間消臭効果が続きやすい猫砂です。天然鉱物タイプですが、素材はシリカゲルになっています。システムトイレでシートとサンドすると、より消臭効果がUP!約8kgまでの1匹くらいの猫ちゃんなら、速乾性があるでしょう。飛び散りも埃も立ちにくくなっています。
猫ちゃんの尿だけでなく、便をした際にも効果がある猫砂です。お掃除も簡単ですが、トイレには流せません。地域によって燃えるゴミかどうかが分かれるので、捨てる際は確認が必要でしょう。消臭面だけでなく、ミクロの穴で抗菌作用もあるので、4位にしました!
第3位 常陸化工 おからの猫砂グリーン
出典: Amazon.co.jp
素材 | おから | 消臭力 | ◎ |
汚れた部分の除去で長持ち!
全量2〜3ヶ月の交換とありますが、猫ちゃんの数によって変わります。大体の目安は1ヶ月に1度がベスト!天日干しをすると長持ち効果もあるので便利な猫砂です。食品と同じおからなので、安心して取り扱いが可能になります。ただしトイレを使用したあとに誤飲したら注意しましょう。
消臭力があり、すぐに固まるので安心です。お掃除はトイレに流すことが可能ですが、浄化槽タイプには流せないので注意しましょう。地域によりますが、基本的には燃えるゴミに出すことができます。長持ちタイプで、天日干しもできる優しい仕組みなので、3位にしました!
第2位 常陸化工 トイレに流せる木製猫砂
出典: Amazon.co.jp
素材 | 木のおが屑粉末 | 消臭 | ◎ |
木製タイプで固まっても崩れにくい!
肉球に当たっても優しい木製なので、猫ちゃんに負担があまりかかりません。固まったら崩れにくい猫砂なので、部分的に片付けられます。トイレをしたあと固まったら、お掃除が簡単!部分的に取り除いても簡単に崩れにくいでしょう。トイレに流せますが、浄化槽タイプでは流すことができないので注意が必要です。
木製ではありますが、おが屑仕様なので地域によっては燃えるゴミで可能でしょう。散らかったり、埃も舞いにくいので取り扱いが簡単です。消臭力もあり、ひのきの匂いが広がります。猫砂の独特な匂いもあまりなく、掃除も簡単なので、2位にしました!
第1位 ニャンとも清潔トイレ 脱臭・抗菌チップ
出典: Amazon.co.jp
素材 | 木材 | 消臭力 | ◎ |
埃が立たずサイズも豊富!
我が家では子猫の頃から使用していますが、サイズがたくさんあります。子猫の頃は小さめ、成猫では大きめなど分けて使用することも可能な猫砂です。脱臭力だけでなく、抗菌チップが入っていることで掃除をすると新たに良い香りが復活!お掃除はトイレに流せませんが、地域によっては燃えるゴミとして捨てることが可能です。
我が家では、パッケージが変わっていますがずっと購入しています。消臭力と抗菌効果でトイレ掃除が簡単です。猫ちゃんは3匹とも気に入って使っています。我が家では少なからず重宝している猫砂です。埃が立たないのも、肉球に挟まらな点も考慮して、1位にしました!
猫砂の売れ筋ランキングもチェック!
なおご参考までに、猫砂の売れ筋ランキングは、以下のリンクから確認してください。
Amazon売れ筋ランキング 楽天売れ筋ランキング Yahoo!ショッピング売れ筋ランキング
愛猫ちゃんのサイン!
我が家では猫ちゃんが3匹いますが個性があります。あなたの家の愛猫ちゃんも、トイレの仕方に個性がありませんか。我が家の1匹の女の子の猫ちゃんは、隠れていないとトイレをしません。ただ、怒るときは目の前の毛布などであえてして、反発などを見せたりなど(笑)
もう1匹の女の子もあまり気にしません。猫砂の音で分かるのですが、男の子は堂々としています。その男の子はトイレが汚れていると、すぐに他の子のために鳴きますが自分はしません。あなたの家の愛猫ちゃんも、猫砂によって現れるサインでなにかが分かることもあります。表情で現れることもあるでしょうが、トイレのあとに他のことでサインを出しますよね。