私が初めて猫を飼い始めたのは、結婚してからでした。主人が突然子猫を引き取ってきたのです。
それまで犬を飼った経験しかなかったので、初めての子猫に大変戸惑ったことを覚えています。
子猫のために必要なものを揃えていくうちに、必然的に必要となったのが子猫の離乳食です。
子猫の離乳食と言っても、種類がとても多く、選ぶのも一苦労でした。
離乳食を買っても、嫌いな味だったらどうしよう、食べてくれなかったらどうしようと悩みましたが、幸いにも我が家の子猫は好き嫌いがなく、なんでも美味しそうに食べてくれました。
最近また子猫を引き取ったので、私の経験を踏まえてオススメの離乳食をご紹介させていただきます。
目次
子猫用離乳食は成猫用のキャットフードと何が違う?
子猫用離乳食と成猫用のキャットフードの違いですが、人間も成長しちくうちに歯が生え変わり、母乳から離乳食、食事へと変わっていくと思います。
猫も同じように、お母さんのお乳やミルクから離乳食、そして成猫用のキャットフードを年齢を重ねるごとに変わっていきます。
成長に必要な栄養はその時々で違ってくるので、年齢に合わせた食生活が必要になってきます。
子猫時代の離乳食選びは大切?
子猫の時に良い離乳食を選んであげることで、その後の猫ちゃんたちの生活に大きく関わってくると思いますか?
私は、子猫の頃から良い食べ物を食べさせることで、健康状態も良い状態が保てるのではないかと、そんな願いも込めて離乳食選びを行っています。
安いものが駄目だとは思いません。しっかりと自分の目で確かめて信頼のできる離乳食を購入することで私たち自身も少しの安心を手に入れられると思っています。
長く一緒にいるために、出来ることはしてあげたいと思っています。
子猫用離乳食の種類
ドライフード
ドライフードの特徴は、総合栄養食なのでしっかりと栄養がとれることです。また、小粒なのでまだ乳歯が生えたばかりの子猫でも噛みやすくなっています。
そして、運動量が多く、成長するために多くのエネルギーを必要としている子猫のために高カロリーなドライフードが多いです。
しかし、初めて食べ始める時にはふやかして食べさせてあげた方が子猫もミルクからの変化に対応しやすいと思います。
ふやかさないといけないのが少し手間にはなりますが、子猫のためを思うとなんの苦にもなりません。
ウェットフード
私は比較的子猫のときはウェットフードから始めることが多いです。
一番良い点は、パッケージから出してお皿に入れるだけでいいので飼い主にとっては楽です。朝寝坊した時もサッとエサを与えることが出来るので何度も助かりました。
また、とてもやわらかいので乳歯が生えたばかりの子猫でも大変食べやすくなっています。種類も多く、香りも美味しそうなのでドライフードよりもウェットフードの方が圧倒的に食いつきが良いです。
しかし、ウェットフードに慣れ過ぎてしまうとドライフードをなかなか食べてくれなくなるのでお手軽だからといってウェットフードばかりに頼らずドライフードも混ぜながらうまくエサを使っていきましょう。
離乳食とミルクの関係
子猫に乳歯が生えてきて、ミルクも哺乳瓶を使わなくてもお皿から上手にミルクが飲める様になったら、離乳食に切り替えられるか試すタイミングです。
目安としては、生後1ヶ月ほどで乳歯は生えてくるので、何度か確認し乳歯が生えてきたなと確認できたら離乳食にもトライしてみましょう。
成長するにつれて、ミルクだけでは補えない栄養が増えていきます。初めての離乳食は、ペーストタイプの離乳食とミルクを混ぜてあげてみてください。徐々に慣れさせることが大切です。
今までミルクしか飲んでいない子猫は胃腸がまだ丈夫ではないので、いきなりたくさんの量を与えてしまうと消化できずに下痢をしてしまいます。
最初は様子を見ながら無理せずに与えていきましょう。
子猫用離乳食は生後からいつまで?
離乳食は生後3~4週間ごろから始め、生後2か月を目安に完了させるとよいとされています。乳歯が生えそろっているかどうかも判断材料となります。
離乳食をスタートさせるのは乳歯が生え始めたころですが、完了させるのは生えそろってきたころです。子猫の成長を日々チェックして、徐々に離乳食から子猫用フードへと移行させましょう。
離乳食から子猫用フードへの切り替え時期としては、生後3か月ごろまで時間をかける場合もあります。猫にもそれぞれ成長スピードが違ってくるので明確な期間があるというわけではありません。あくまでも目安なので、子猫の成長スピードに合わせて食べものも変えていきましょう。
子猫用離乳食を選ぶときのポイント
まだ乳歯が生えてきたての子猫は噛む力、消化する力が未熟です。その為、成長過程に合わせた離乳食を準備し、与えてあげることはとても大切なことです。
離乳食を選ぶときのポイントですが、ウェットタイプの離乳食でもムース状やペースト状のものなどがあります。初めての時はウェットタイプの中でもムース状やペースト状のものがおすすめです。
そして、添加物なども人と同様に気にしてあげています。
フードの品質を守る為にも必要なものですし、ごく少量しか入っていないと思いますが無添加のものも中にはありますので、価格やその子猫に合った離乳食を選びましょう。
猫好きライターが選ぶ!子猫用離乳食のおすすめ6選
カルカン パウチ 12か月までの子ねこ用 まぐろ
出典: Amazon.co.jp
メーカーによる推奨年齢:0~1歳
ペットの成長段階:幼時期/成長期
フレーバー:まぐろ
パッケージタイプ:パウチ
容量:70g
カルカンの子猫用離乳食は、初めて飼った猫が保護されていたお家で与えられていた為、私たちもカルカンの離乳食を与えていました。知った味だったのか、初めて我が家に来た時も美味しそうに食べていました。最初の頃は、保護先やペットショップで与えられていた離乳食などを食べさせた方が、子猫も安心すると思います。
種類がとても豊富で、通販やドラッグストア、スーパーなどで取り扱っていることが多いので手に入りやすいことも最大の魅力です。
急にエサを変えてしまうと食べなくなってしまう猫もいるので、購入しやすいということはとても重要なことだと思います。
カルカン ドライ 12か月までの子ねこ用 かつおと野菜味ミルク粒入り
出典: Amazon.co.jp
メーカーによる推奨年齢:0~1歳
ペットの成長段階:幼時期/成長期
フレーバー:かつおと野菜味ミルク粒入り
素材構成:タンパク質:30.0%以上、脂質:12.0%以上、粗繊維:3.0%以下、灰分:9.0%以下、水分:12.0%以下、365kcalkcal/100g
パッケージタイプ:袋
サイズ:1.6kg
始めにご紹介したカルカンのドライフードタイプになります。慣れ親しんだ味だったのか、2匹ともスムーズに食べていました。価格も比較的お手ごろです。
1.6kg入りですが、400gづつの小袋に入っているのでとても保管がしやすく、愛用していました。
上記と同じようにどこでも手に入りやすいのでおすすめです。
ロイヤルカナン FHN -WET ベビーキャット 猫用
出典: Amazon.co.jp
メーカーによる推奨年齢:0~4ヶ月
離乳期の子猫のために、食べやすいムース状になっています。ホームセンターなどでよく販売されています。
我が家の猫たちは、初めはよく食べていましたが、味の種類がないので途中で食べる速度が落ちてました。その為、カルカンに戻したという経験があります。
捨てるのはもったいないので、どうしたものかとお思いましたが、他の離乳食とうまくローテンションさせて食べさせて完食してくれました。あきさせないことも大切ですね。
ミャウミャウ ジューシー 子ねこ用
出典: Amazon.co.jp
ブランド | |
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ペットの成長段階:幼時期/成長期
フレーバー:あじわいまぐろ
サイズ:70g
ゼリータイプのレトルトパウチです。骨格の発達をサポートするカルシウムや脳の発達に必要なDHAがしっかり配合されています。
ゼリータイプの離乳食はとても美味しいのかパウチを明けた瞬間に匂いに喜んで、すり寄ってきます。猫たちも大好物です。
フィリックス やわらかグリル 子ねこ用 ゼリー仕立て ツナ
出典: Amazon.co.jp
ブランド | |
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ペットの成長段階:幼時期/成長期
フレーバー:ツナ
素材構成:粗たん白質13%以上、粗脂肪3.4%以上、粗繊維1.2%以下、粗灰分3%以下、水分77%以下、代謝エネルギー(ME値)83Kcal/100g
サイズ:70g
お皿に出して少しほぐしてからあげていました。子猫ようにやわらかくしてあると思いますが、見た目はかみごたえのありそうなお肉でなので、まだ固いものがうまく噛めない時期には少し不向きだと思いました。少し成長してしっかりと噛めるようになった今、は大喜びで食べています。
メディファス 子ねこ 12か月まで
出典: Amazon.co.jp
メーカーによる推奨年齢:0~1歳
フレーバー:チキン味
サイズ:1.5kg
メディファスは、猫の下部尿路に関する麻布大学との共同研究によってつくられています。新しい臨床栄養学の成果をフルに活かした国産のライフステージ・フード として成猫用のフードも高い評価を得ています。
上質な素材が使用されているので、私たち飼い主も安心ですし、成長過程に応じて必要な栄養素を必要な分配合されています。
子猫の頃から今後の成長に目を向けて食べさせるならこのメディファスのフードがおすすめです。
まとめ
子猫を初めて買い始めてから毎日がとても賑やかに楽しくなりました。
長い時間を共にする家族として、しっかりと成長に合わせたフードを食べさせていきましょう。
猫は美食家ともよく言われていますが、本当にその通りだと思います。反応がとてもわかりやすいので、猫のために美味しいキャットフードを探したい!と主人と休日によく出かけるようになりました。
みなさんも子猫との生活をぜひ楽しんでください。